独自のコンセンサスメカニズム「Proof of Believability(PoB)」を実装したブロックチェーン・プラットフォームIOSTのノード投票が今月15日より始まりました。
投票はトークン保有者であれば誰でも行うことができ、投票したノードが選出された場合は配当が発生するほか、メインネット公開前の今期に限りステーキング報酬も獲得できることになっています。
IOSTのノード申請・投票ルールや申請方法や報酬システムまで徹底解説!
投票期間は1月15日〜3月10日
立候補者は210万IOST(当初の1050万IOSTから変更)以上の票を獲得することでノードになることができ、投票は1IOST=1票としてカウントされます。
ノードの数に上限を設けていないIOSTは、1000以上のパートナーが選出されることを目指しているとしています。
今回のノード投票では、CRYPTO TIMESを含む以下の日本企業・団体も立候補しています。
ノード投票には専用のウェブサイトが用意されており、ユーザー登録を行い、マイページにある個々のウォレットにERC20のIOSTトークンを送金した後、同ポータルから投票を行うことが可能になっています。

ユーザー登録・IOSTデポジット画面 | IOST Mediumより
実際の投票ページは、各ノード立候補者の詳細情報などを見ることができるようになっており、容易に投票ができるデザインになっています。
投票に使用したトークン、および投票を通して発生した報酬は投票期間の終了日(2019年3月10日)から引き出すことが可能とされています。

投票画面。表示されている立候補者をクリックすると詳細を閲覧することができる。| IOST Mediumより
ノード投票には報酬・配当アリ

IOST Mediumより
IOSTのノードを選定する投票は、ノードになった団体だけが報酬を得られるわけではありません。今回はIOSTを利用して、ノード投票を行うことで最大2種類のリワードを獲得することができます。
1つめは来月25日に実装されるIOSTメインネットローンチを記念した早期投票報酬で、今回投じた票数の年利25%分(キャンペーンは3月10日まで)を報酬として獲得できるというものです。
2つめは投票したノード候補者が実際に選出された場合に発生する配当で、ノード運営によって発生する報酬の50%を投票者間に分配することになっています。
投票報酬の例投票者Aが立候補者Bに100万IOSTを投票し、Bは210万IOST(Bに投じられた全票数の1%)を獲得してノードに選出されたと仮定。さらにBの獲得票数が平均して他のノードの獲得票数より50%多いと仮定すると、Bのノード運営報酬は初年度で840万IOSTとなる。
この場合、投票者Aが獲得できる報酬・配当は
- 早期投票報酬: 3月10日に投票期間が終了し、ERCトークンが自動的にメインネットトークンに移行されると共に、Aは1,000,000票 × 25%(年利) × (53/365) = 36,301 IOSTの早期投票報酬を獲得できる
- ノード報酬の配当: 1/21(Bに投じられた票の総数におけるAの票の割合) × 8,400,000(ノードが得る報酬) × 50% (ノードが投票者に分配する報酬) = 200,000 IOST
となります。
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