Ledger社が新型ハードウォレット「Nano X」を発表!Bluetooth搭載でモバイルアプリと連動!
Crypto Times 編集部
![Ledger社が新型ハードウォレット「Nano X」を発表!Bluetooth搭載でモバイルアプリと連動! Ledger社が新型ハードウォレット「Nano X」を発表!Bluetooth搭載でモバイルアプリと連動!](https://crypto-times.jp/wp-content/uploads/2019/01/DwDpc_jX4AE9K5E-1.jpg)
この記事の3つのポイント!
- Ledger社が新型ハードウェアウォレット「Nano X」を発表
- Bluetooth搭載でモバイルアプリとの連動が可能、対応通貨は1100種類以上など
- 販売価格15,800円、発売に伴いNano Sの値下げも
記事ソース:Ledger Nano X|Ledger、CoinDesk
仮想通貨ハードウェアウォレットLedgerシリーズを手掛けるLegder社は現地時間7日、米ラスベガスにて開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)にて、新型ハードウォレットとなる「Nano X」を発表しました。
今回発表された新型ハードウォレット「Nano X」にはBluetoothが搭載されることでスマートフォンなどのモバイルデバイス上のアプリとの連動が可能になります。
これまでのLedgerウォレットシリーズではPCでの操作が必要でしたが、モバイルアプリとの連動が可能になることで利便性が大きく改善されることが期待されています。
秘密鍵はLedgerデバイス内に保管され、取引を行うにはモバイルデバイス上での操作が必要なため、セキュリティ面での改善も望めるといいます。
モバイルアプリは現地時間1月16日よりGoogle Play StoreとiTunes Storeにてダウンロード可能となるとされています。
また、ひとつのデバイスで管理できる通貨の銘柄はLedger Nano Sの6倍となる100種類にもなり、対応通貨は1100種類以上と発表されており、さらに今後随時追加されていくとしています。
その他にも、より大きなメモリ容量を有していることも大きな特徴です。
CoinDeskによると、メモリ容量の拡大の背景としては仮想通貨エコシステムの複雑化があり、それぞれのソフトウェアがあらゆるプロトコルとインタラクトする必要がある中でLedgerデバイスの高いセキュリティ水準を維持するために、通貨の送受金にそれぞれ異なるアプリを開発することになったとされています。
また、通貨ごとに異なるアプリがあることで、ユーザは誤って違うプロトコルにトランザクションを行うことがないこともメリットのひとつとされています。
また、同メディアによると、「今回のNano X発売に伴いNano Sの値段が下がるだろう」とLedger社CEOのEric Larchevêque氏が明かしたことも報じられています。
Ledger公式ウェブサイトによれば、Nano Xの販売価格は日本円にして15,800円とされており、3月より発送開始となる見込みです。