Lightning LabsがLightningネットワーク上で流動性市場をローンチ

Lightning LabsがLightningネットワーク上で流動性市場をローンチ

ビットコインのレイヤー2チャンネルネットワーク「Lightning Network」を構築するLightning Labsが、新たな流動性市場を同ネットワーク上にローンチしました。

今回のLiFiのローンチはLightning Networkの課題であった流動性の欠如を克服するための取り組みです。

LiFiと名付けられた流動性市場はノンカストディアルのP2P市場で、Lightningの流動性をトレード可能な資産としてLightning Pool上で扱うことを可能にします。これにより、ユーザーは流動性へのアクセスを売買することができると説明されています。

Lightning Labsは「料金を払って安全にネットワーク上の新たな資産にアクセスしたい買い手から得たイールドを売り手が受け取ることができるシステムであり、売買は第三者機関に頼ることなく実行できる」とコメントしています。

Lightning Networkはブロックチェーンのスケーラビリティ問題を解消し、スループットを向上させるためにオフチェーンで安全なトランザクションを可能にします。

Lightning Networkはマルチシグを用いてペイメントチャンネルという二者間のプライベートなネットワークを構築するので、他のチャンネルでの流動性の情報を伝達することができませんでした。LiFiにより、流動性の売買が可能になるだけでなく、流動性の売り手がイールドを稼ぐことができる新たなシステムが出来上がりました。

記事ソース:The Block

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