ライトコイン財団がUFCタイトルマッチの公式スポンサーになったことを発表
Crypto Times 編集部

この記事の3つのポイント!
- ライトコイン財団が米総合格闘技団体UFCタイトルマッチの公式スポンサーになったことを発表
- 仮想通貨の普及に向けた取り組みの一環であるとしている
- 世界のスポーツ市場の規模は大きく、仮想通貨関連のスポンサーシップは広がりつつある
記事ソース:Cointelegraph
ライトコイン財団は27日、米国の総合格闘技団体である「アルティメット・チャンピオンシップ(UFC)」の公式スポンサーとなったことを発表しました。
今回ライトコイン財団が公式スポンサーとなったのは、「UFC 232: ジョーンズ vs. グスタフソン 2」のタトルマッチです。
このタイトルマッチは、元UFCライトヘビー級チャンピオンであるジョン・ジョーンズ選手とUFCライトヘビー級アレクサンダー・グスタフソン選手のリマッチであり、12月29日に米カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムにて開催されました。
ライトコイン財団は今回のスポンサーシップは仮想通貨の普及に向けた取り組みの一環であるとしたうえで、公式発表では「ブロックチェーン技術が主流に近づいていることを示している」と述べています。
ライトコイン(LTC)はコインベースの元エンジニアディレクターであるチャーリー・リー氏によって2011年にリリースされ、PoWを採用、供給量は84,000,000LTCとされています。
非中央集権的な管理がなされていますが、ネットワークの開発はライトコイン財団が行っており、リー氏は財団のマネージングディレクターでもあります。
The Business Research Companyの調査によると、2017年の世界のスポーツ市場はおよそ5570億ドル相当の規模とされており、特に北米地域は33%と最大の市場占有率でした。
スポーツ市場での仮想通貨関連のスポンサーシップは徐々に広がりを見せており、これらのスポンサーシップがまた新たなスポンサーシップを呼び込むものと考えられます。
12月にはブラジルのサッカークラブチームであるアトレチコ・ミネイロがイーサリアムブロックチェーン上のプラットフォームであるFootcoinをベースに「GaloCoin」と呼ばれるファンコインをローンチし、ファンはファンコインを使用してゲームチケットや公式アパレルの購入、ディスカウントプログラムへの参加が可能です。
9月にはフランスのクラブチームであるパリ・サンジェルマン(PSG)がブロックチェーンプラットフォームSocios.comとのパートナーシップのもとトークンエコシステムをローンチし、ファンはファントークンオファリング (FTO) を通してPSGのクラブトークンを獲得することができ、様々な特典が付与されるということです。
6月には世界最大の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)がブロックチェーンベースのeスポーツ投票プラットフォーム「chiliZ」への投資を開示しています。