マイクロソフトがNBAのプレイヤーであるコービー氏の写真を利用したマイニングウィルスを発見
2020/02/02・
Crypto Times 編集部
ニュース
マイクロソフトのセキュリティエキスパート部門は、先日事故で亡くなった伝説のNBAプレイヤーであるコービーブライアント氏の写真を用いた悪質なトロイの木馬コードを発見しました。
While the world mourns the loss of an NBA legend, cybercriminals are, as expected, taking advantage of the tragedy. We found a malicious HTML file posing as a Kobe Bryant wallpaper that contains a coin mining script. pic.twitter.com/w2JwPvqFy5
— Microsoft Threat Intelligence (@MsftSecIntel) January 30, 2020
このウィルスは、コービー氏の写真にHTMLファイルを隠したものであり、ユーザーの許可なしに暗号資産のマイニングを行うようにプログラムされていました。
マイクロソフトは、マイニングを行ったファイルを以下のように発表しています。
HTML/Brocoiner.N!lib (SHA-256: 86031a7d35968a1ff1f20441afce6eee504cdb98c1fbee9a4708ad989a5f2269)
過去にも著名人の写真を用いた詐欺が発見されており、アーティストTaylor Swiftの写真を用いて匿名通貨モネロのマイニングを行った事例があります。
記事ソース:Microsoft