株式会社スクウェア・エニックス「資産性ミリオンアーサー」のティザーサイトを公開

株式会社スクウェア・エニックス「資産性ミリオンアーサー」のティザーサイトを公開
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資産性ミリオンアーサー ティザーサイト公開

ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどで知られる株式会社スクウェア・エニックスは、株式会社LINEとの連携で2021年夏に販売予定のNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」のティザーサイトを発表しました。

資産性ミリオンアーサー ティザーサイト

使用するのは、LINE株式会社が運営するブロックチェーン「LINE Blockchain」です。NFTデジタルシールの取引は、LINE株式会社が提供しNFTマーケットプレイスが開設される予定です。

NFTの管理はLINE BITMAX Walletで行われる予定で「ユーザー認証(鍵管理)」や「ユーザーのGas負担が不要」などの大きな特徴が備わっています。ユーザーはこのウォレットを通じてNFTなどのデジタル資産を管理することができます。

今回のプロジェクトでは、マイクリ、マイサガ、ブレヒロなどで有名なdoublejump.tokyo株式会社が株式会社スクウェア・エニックスとの共同開発の行われていることも報じられています。

ミリオンアーサーシリーズ

ミリオンアーサーは、スクウェア・エニックスが制作したゲームシリーズであり、漫画、アニメ、実写版も発売されました。2012年に無料で遊べるオンラインカードバトルゲーム「拡散性ミリオンアーサー」としてスタートし、その直後に続編の「乖離性ミリオンアーサー」をリリースしました。

2017年には、Steamで「乖離性ミリオンアーサーVR」というバーチャルリアリティゲームを発売しています。2017年末、スクウェア・エニックスは『アルカナハート』の開発元であるTeam Arcanaとフランスのゲーム会社であるUbisoftと協力して、『アルカナブラッド・ミリオンアーサー』というアーケード版をリリースしました。その後、Playstation 4とPC版が発売されました。

2018年から2020年には、スクウェア・エニックスは『反逆性ミリオンアーサー』と『交響性ミリオンアーサー』というシリーズのロールプレイング・モバイルゲーム版をリリースしました。

2012年にリリースしてから、様々な展開をしてシリーズタイトルとして活躍しているゲームです。

資産性ミリオンアーサー

資産性ミリオンアーサーは、NFTで提供されるデジタルシールです。NFTはNon-fungible Tokenの略で、それぞれのトークンがユニークのものであることを意味しています。NFTデジタルシールは購入、トレードなどで集めた際にブラウザ上の「シールホルダー」で管理することができる予定です。

発売日、価格、購入方法、シールホルダーなどの仕様の詳細については、今後決定していくとのことです。

まとめ

株式会社スクウェア・エニックスは質の高いゲームの開発に力を入れており、近年ブロックチェーン技術が盛んになっていることから、ゲームやデジタルアートですでに広く使われているNFTを新シリーズのゲームに取り入れることは驚くことではありません。

その中でNFTに対して多くの知見を持つdoublejump.tokyo株式会社と競合することは、とても業界にとって安心材料になるのではないでしょうか。

さらにプラットフォームとしては、LINE Blockchainが参画するので、日本のブロックチェーン業界で最もユーザーが期待できる布陣となっていると言っても過言ではありません。

資産性ミリオンアーサーが、ただのコレクションNFTなのか?ユースケースも備わっているのか?続報を楽しみに待ちたいと思います。

記事ソース:スクウェア・エニックス ニュースリリース

画像:shutterstock

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