専業トレーダーM.Kentの『専業が教えるトレードの極意』 第1回 -トレードにおけるメンタルの考え方-

専業トレーダーM.Kentの『専業が教えるトレードの極意』 第1回 -トレードにおけるメンタルの考え方-

初めまして、M.Kentです。

今回、初めての寄稿ということでかなり緊張しております。

仮想通貨界隈では無名中の無名ですから、まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。

M.Kentってどんな人?

名前:M.Kent
投資歴:たぶん8年目。仮想通貨は2017年7月~。
趣味:Twitter(重度のツイ廃)、カラオケ、楽器(ベース)
自称、究極のインドア派人間です(引きこもり)
Twitter:@BinaryMKent
更新頻度高めですが、それなりに役に立つこともつぶやいているので、是非フォローしてください。

経歴と自己紹介:
大学在学中、為替の世界にのめり込み、大卒と同時に専業デビュー。
序盤はスロット、服飾品の輸入販売で食いつなぎながら、FX、バイナリーオプションで資産を増やす。卒業した翌年に総資産3000万円到達。同時期より、アフィリエイトにも取り組み始める。

2017年3月に総資産1億到達
2017年7月~原資1000万円にて本格的に仮想通貨投資を始める。
一時300万まで落ち込むも、現在の仮想通貨資産4000万円弱(2018/2/4 時点)
トレードスタイルはデイトレ~スイングの完全テクニカル主義者。
MAとストキャスを利用した順張りトレードがメインですが、ビットコインFXではライントレードをベースにした転換狙い。

トレードにおける座右の銘は「平均は全ての事象を織り込んでいる」。

仮想通貨歴でいえばそこまで長くないですが、この業界では「専業」というのも比較的珍しいと思います。

専業ならではの視点や切り口からテクニカル分析やメンタル論についてお話しをしていこうと思っております。

トレードで一番大切なのはメンタル

最近Twitterを見ると、全体的な下げ相場というのもあり、ビットコインFXやアルトFXで運用をしている方も多く見受けられます。

しかし、その半数以上は、「焼けてしまった」「勝てない」、そういったネガティブなものです。

「テクニカル分析について、ちゃんと勉強しているのに、なんで負けるの・・・」そう凹んでらっしゃる方も多くいらっしゃることでしょう。

そういった方は、一度「メンタル」を見直してみてはいかがでしょうか?

当サイトの他寄稿者様もお話しされていると思いますが、メンタルというのはトレードにおける「土台」です。

その土台の上に、テクニカル分析やファンダ分析という「積み木」と乗せていくわけです。

つまり、「この土台が不安定であればあるほど、上に積んでいく積み木は不安定になってしまう」わけです。

「いやいや、勝ち負けにメンタルは関係ないでしょwww」

そう感じる方もいらっしゃると思います。

ここで、ひとつ例を出してみましょう。

現在、あなたは10万円の含み益を抱えていたとしますこの時、恐らくあなたが考えるのは2パターン。

「利益を確定させて安心したい」もしくは、「小銭はいらねぇ、倍プッシュだ」のどちらかでしょう。もちろん、この時どちらがベストなのか?は状況にもよります。

では、逆に10万円の含み損を抱えていた場合にはどうでしょう?

「いち早く損切りして楽になりたい」と考える方が多いのではないでしょうか?

もちろん、これはみなさんの運用資金によって変わると思います。

しかし、多くの方はここで「損失を消したい」と考えてしまいます。

これは、FXや株でよく引き合いに出されるプロスペクト理論という人間の心理状況です。

「損失を解消して、精神的苦痛から開放されたい」という自己防衛本能から、抱えている損失を確定して楽になろうと、ついそのように行動してしまうわけですね。

しかし、損切りをしてしまえば損失を確定させるわけですから、当然利益は減り、損失は増えてしまいます。こうして陥ってしまうのが、「損切り貧乏」です。

では、どうすれば損切り貧乏にならずに済むのでしょうか?

ここで出てくるのが、「メンタル」です。

当然、損切りをするタイミングは、自分で決めることが出来ます。

つまり、「切るべきところで切れるか?」そして、「持つべきところで我慢して持てるか?」

これこそが損切り貧乏にならないための秘訣であり、「勝ち負けにはメンタルが大きく影響する」という根拠です。

どうやってメンタルを鍛えればいい?

このように、メンタル状況はトレード結果に大きく影響してきます。つい軽視しがちなメンタルですが、一番大切な土台です。是非、時間をかけて見直してみてください

さて、ではそのメンタルをどう鍛えるのか?についてですが、市販の書籍を読まれるのが一番だと思います。

書籍を通して、「どうあるべきか?」という心構えについて学び、その後トレードを通して修正していくのが理想的です。

最後に過去私が読んだ中でも、「この本は参考になる!」と感じたオススメ書籍をご紹介します。是非そちらも読んでみてくださいね。

○稼ぐギャンブル 5000万円稼いだ芸人が教える50の法則

競馬やパチンコ、麻雀などの利益でマンション1棟をキャッシュで購入したことで有名なギャンブラー兼お笑い芸人の「じゃい」さんの著書です。

相場に関しての知識が皆無な人でも資金管理やメンタル論について、話し口調でとてもわかりやすくまとめられています。特に投資経験0の初心者さんにオススメです。

 

○デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術

本書では株式投資を前提にお話されていますが、つい見逃しがちな「マーケットの本質」に対する気付きやメンタル論についてわかりやすくお話しされています。
こちらの書籍は、どちらかというとすでにある程度の投資経験がある人が読んだほうがより大きな効果があると思います。

特に、インジケーター病の初心者さんは必読です。

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