兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【3月15日】
   公開日 : 2020/03/15

兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【3月15日】

M.kent

M.kent

投資歴8年目の専業。FXとBO、アフィリエイトで生計を立てています。2017年7月~原資1000万円にて仮想通貨投資開始。現在仮想通貨資産4000万円弱(2018/2時点)資産運用に関するブログも書いています。

ct analysis

みなさん、こんにちは!えむけん(@BinaryMkent)です。

コロナウイルスの感染拡大を受け、各地で緊急事態宣言が発令されたり、それにより物流がストップしてしまったり…と、混沌としている金融市場ですが、同様にビットコインも1週間で5000ドル以上の歴史的大暴落を見せましたね。

年始のお祭りムードから打って変わってのお葬式ムードではありますが、逆に考えればこれは安く仕込むチャンスにもなり得ます。ということで、今回もきたるチャンスを逃さぬよう、しっかり分析をしていこうと思います!ぜひ最後までお付き合いください。

それでは早速、BTCの分析から進めていきましょう。

BTCチャートの分析

BTCチャート(長期)

こちらが、現在のBTC(日足)になります。まずは、ここまでの流れをおさらいしてみましょう。

黄色チャネル下限到達後、大きく上昇し、黄色チャネルの上限を突破。その後、前回記事でもお話ししたよう、黄色ゾーンにて押し目形成⇒逆三尊に向かうかと思われましたが、直後安値を更新し、大きく下落してしまいました。

結果、一時4000ドルを下回る特大下落となりましたが、これまで基準となってきた黄色チャネルの下限周辺にて日足終値を確定させ、現在に至ります。

ここから再度下げ始めるか?それとも一旦リバウンドを挟むのか…?といった状況ですが、金融市場全体が暗い雰囲気になってしまっているだけでなく、久しぶりの特大下落直後というのもあり、しばらくは「様子見ムード」が続くのではないかと思われます。

では、次に中期足(4時間足)を元に、より細かな動きを見ていきましょう。

BTCチャート(中期)

こちらが中期チャート(4時間足)になります。

今回は、再度黄色チャネルが基準となる可能性も考えられるため、黄色チャネルをフィボナッチチャネルに切り替えて表示してみました。

特大下落直後ですから、一時調整に入るとは思いますが、先ほどお話ししたように、一旦は買いが入りづらい様子見ムードに移行すると思われます。

となれば、意識すべきは「戻り売りゾーン」です。

参考となるライン・価格帯も少ないですが、現状有力なのは2018年の間、何度も大きな下落を支えてきた「6000ドル」ですね。そしてこの「6000ドル」はフィボナッチチャネルで見ても、ちょうど戻り売りが発生すると思われる38.2-61.8%ゾーン(青)に当たります。

現状黄色チャネルからのリバウンドも考えられますが、ハイリスクにロングを突っ込むのではなく、一時「この青ゾーンにて戻り売られるか?」を見届けてからの判断が妥当でしょう。

では、これらを元に現状から考えられる今後のシナリオ、その考察に移りましょう。

BTCチャートの総評

さて、それではBTCチャートについてまとめていきましょう。今回想定されるシナリオはざっくり2通りです。

  • 青ゾーン到達(白)
    ⇒ダブルボトム成立へ
  • 青ゾーン到達(緑)
    ⇒ディセンディングトライアングルへ

現状から考えられるシナリオとしては、以上2通りでしょう。

もちろん、青ゾーン到達、そのままこれを跳ねのけて上昇…、という可能性もあり得ますが、垂直直下後の買いに対してそこまで積極的になれない状況のため、恐らくここは一旦揉むような展開になると見ています。

それを踏まえると、このような白〇周辺にて、ダブルボトムやディセンディングトライアングルのような一時調整パターンの形成に動く展開が妥当だと思われます。ですから、個人的な立ち回りとしては、一時ここのパターン形成を待ちたいと思います。

では、次にアルト市場を分析していきましょう。

ドミナンス分析

ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考することにしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/

BTC価格がこれでもかと急降下しているにもかかわらず、なぜかBTCドミナンスは微動だにしていませんね。むしろ少し上昇しているのが気がかりです。

ということで今回は、「BTCが大きく下落しているにも関わらず、ドミナンスが維持できている理由」について考察しながら、市場内での資金の動きを推測していこうと思います。

まずは、直近のBTCドミナンスと時価総額を比較してみましょう。2020年以降、この2つの逆相関が確認できますね。では次に、この逆相関の開始ポイントから遡り、資金の流れ、逆相関となった理由について考察していきましょう。

2020年に入って以降、時価総額はしばらく上昇を続けていましたが、これは当時のBTCドミナンス下落、アルトドミナンス上昇からも分かる通り、BTC価格安定によるアルト市場への資金流入、それに伴うアルトの軒並み上昇が起因していると思われます。

これを踏まえると、その後現在に至るまでの緩やかなBTCドミナンス上昇は、「アルトに流れた資金が再度BTCに出戻りしたことによる推移」と考えるのが妥当ですね。

では少し拡大して、各主要アルトのドミナンス推移も踏まえて分析を進めていきましょう。

先ほどは、『時価総額とBTCドミナンスの逆相関から、「BTC価格安定⇒アルト上昇⇒アルトへの資金流入⇒時価総額上昇⇒資金がアルトからBTCへ」という流れで資金が移動しているのでは?』とお話ししましたが、それだけではBTCが下落しているにもかかわらず、ドミナンスが維持できていることの理由になりません。

ここで一度、主要アルトのドミナンス推移を見ていきましょう。

BTC価格が大きく下落した3月9日周辺を見てみますと、主要アルトの多くは資金抜けによりドミナンス下落を見せていますが、この流れに反して、大きく上昇しているアルトが2つあります。

「Others(緑)」「Tether(紫)」です。

この点も踏まえると、仮想通貨市場から資金が撤退しているというよりかは、現状「一時避難状態である可能性が高い」と思われます。

もし仮に、現在の状況が「USDTやBTCと逆相関を示しやすいヘッジ系アルトへの一時避難状態」であると仮定した場合、以降カギとなるのは、『BTC安定化による避難からの出戻り』です。

つまりここから先は、「上記2通貨のドミナンスが下落した際、BTC、もしくはアルトへと資金が戻るのか?それともfiat(法定通貨)へと流れるのか?」が重要となるわけです。

そのため以降は、上記2通貨のドミナンス、そしてそれらの推移を踏まえた主要アルト、BTCの動きに注目しながら様子見を行うのが最も妥当だと思われます。

総評(まとめ)

さて、それでは最後にまとめに入りましょう。

  • 【BTC】
    ⇒様子見状態(やや戻り売り優勢)
  • 【アルト】
    ⇒USDT・Othersへ一時避難状態
    ⇒上記2通貨からどこに資金が動くのか?に注目

大体こんな感じでしょうか。

今回は、大きく動いた直後というのもあり、価格に対する分析というより、主に資金の流れに対する分析となりましたが、資金に対する分析は市場の大きな流れを掴むためにも非常に重要です。

当然、目に見えるものではないため、すべて仮定や可能性のお話しにはなってしまいますが、あらかじめいくつかの仮説や可能性を見ておくことで、今回のように「何に注目すべきなのか?」を把握することができますし、それを知っているのと知らないのとでは、その後の動きに対する判断速度も大きく変わってきます。

これまで資金の動き等をあまり見てこなかった方は、ぜひ

今回は以上とさせていただきます。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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