オリジナルのコレクタブルをデザインしてEthereum上に発行できるサービス『Mokens』の紹介!

2018/11/21・

Shota

オリジナルのコレクタブルをデザインしてEthereum上に発行できるサービス『Mokens』の紹介!

こんにちは!Shota(@shot4crypto)です。

現在、『CryptoKitties』や『Gods Unchained』など、EthereumのERC721規格を利用したDAppsは様々ですが、コレクタブルを自分でデザインして作れるサービスをご存知ですか?

本記事では、『Mokens』と呼ばれるERC721規格のNFTを自身でデザインしてEthereum上に発行できるサービスの概要を紹介していきたいと思います。

Mokensとは? 自身のコレクタブルをデザインし発行できる!

Mokensは、Nick Mudge氏、Haley Summers氏、Brian Flynn氏の3名によって開発が進められているサービスです。

Mokensのウェブサイトで提供されているサービスを利用することで、ユーザーは数クリックで自身のオリジナルのコレクタブルをデザインすることができます。

このウェブサイトでデザインしたコレクタブルはMoken(?)と呼ばれ、Ethereumのブロックチェーン上に発行されます。

ここで発行したMokenですが、同じ名前のMokenを後から発行(偽造)することはできず、仮に酷似したものが発行された場合でも、コピーMokenに対しオリジナルのMokenへのリンクが表示されるなどと偽造対策なるものも施されているそうです。

こうして、個人が発行することのできるMokenですが、現在DAppsのゲームでしばしば採用されているトークン規格であるERC721が、Mokenでも採用されています。

公式サイトによれば、現在は、自身で発行したMokenの様々なDAppsゲーム内での利用に向けた改良や開発を行っているそうです。

shota
自分が発行したトークンが何かしらのアルゴリズムでカードゲームなどで使えるようになると非常に面白いですね!!

3分でできる!Moken発行までの流れを説明!

『オリジナルのコレクタブルを発行する』と聞くとかなり複雑で難しいイメージですが、mokensを利用することで簡単に自身のコレクタブルを発行することができます。

本項では、その流れも簡単に解説していきます。

また、Moken発行には主に以下が必要となりますので事前に準備をしておくとスムーズに発行が完了します

  • Metamask(使い方はこちらをご覧ください)
  • 少額のEther(トランザクション手数料として少額のGASが求められます)

まず、mokensのトップページにアクセスすると、いきなり画面左にMint a Moken(Moken鋳造)の文字列が現れますので、各項目の入力を進めていきます。

  • Choose a name
    Mokenの名称を決定します。基本的に文字数に制限はないようですが、初回以降の発行には0.02ETHのコストが発生してくるため、適当すぎない名前がいいかもしれません。
  • Provide a description of your token (optional)
    Mokenの概要を記入します。空欄でも大丈夫らしいですが、せっかくなので何か記入しておきましょう!
  • Select an image for your moken (optional)
    こちらもオプショナルですが、Mokenのイメージを決定します。
    『Choose Image』を選択して、好みの画像をアップロードしましょう。
  • Provide a comma separated list of tags
    Mokenに紐づけたいタグを設定します。例えば愛犬の画像でしたら”dogg”などのタグが適しているかもしれません。

入力が完了したら『Submit(提出)』する前に『Preview(プレビュー)』で、完成したトークンのイメージを確認してみましょう。

例えば、こんな感じになります!

確認が完了したら、『Submit(提出)』をクリックしてMetamaskでトランザクションを発行しましょう。

まとめ

簡単に自身のデザインしたコレクタブルをEthereum上に発行することのできる『mokens』と呼ばれるサービスを紹介しました。

本記事執筆時はEthereumの価格も下がっており、非常に安価で発行を行うことができますので、自身のmokenを発行してみてはいかがでしょうか?

ありがとうございました。

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