【PolkaAMA Week 第4弾】『Neukind』概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説
   公開日 : 2021/02/06

【PolkaAMA Week 第4弾】『Neukind』概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説

ユッシCRYPTO TIMES公式ライター

2017年11月に仮想通貨投資を始めたことをきっかけにDAppsやブロックチェーンゲームなどに興味を持つように。仮想通貨メディアのライターとして約3年間活動する実績の中でブロックチェーン・仮想通貨の基礎的な知識から専門的な内容まで幅広く発信中。

PolkadotはParachainに繋がるプロジェクトやアプリケーションレイヤーなどのトークン発行体が注目されがちです。

しかし、ネットワークを支えるValidatorノードの存在がないとPolkadotエコシステムは実現しません。

本記事では、ノード立ち上げを簡易化するサービスなどを提供しているNeukindについて、先日行われた『PolkaAMA Week hosted by CRYPTO TIMES』の内容を元にQ&A形式で解説していきます。

PolkadotのノードやNeukindについて興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。

当日のYoutubeはこちらで確認が可能です。

目次

Neukindの概要

Neukindの概要

特徴日本企業。ステーキングノードやフルノードの開発や運用を行ってきた。
ノードを簡単に立ち上げられるサービスを提供。
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Neukind社は、ステーキングノードやフルノードの開発や運用を行ってきた日本の企業です。

直近ではNode as a Serviceとして、ノードを簡単に立ち上げられるサービスを提供しています。

NeukindはPolkadotのValidatorノードとしてPolkadotのエコシステムに参加しています。

NeukindのAMA

今回のAMAにはBusiness HeadのLai Yutung氏とTech LeadのHikaru氏が参加してくれました。

1. Neukindが行う事業内容に関して説明してください

Neukindは、2018年に設立された会社です。

私達はいままでに6000台ほどのステーキングノード・フルノードを開発・運用してきました。

また「Node as a Service」として、イーサリアム2.0をはじめ、ブロックチェーンのフルノードを簡単に立ち上げられるサービスを提供しています。

Nodeの運用を簡単にすることで、Blockchainエコシステムの分散化のお手伝いをしています。

1-1. Neukindが顔を出さない理由

まず前提としてBlockchainの概念として「Trustless」があります。

そして、ブロックチェーンに関してのフレーズ「Don’t trust. Verify.」を私達はとても良い言葉であると考えています。

昨今の社会現象として、VTuberやSoundCloud上の匿名アーティスト等、容姿などの表面的な部分に囚われずコンテンツそのもので評価されることが多くなってきています。

例えば、ミュージシャンだとヨルシカ、ファッションデザイナーだとマルタン・マルジェラだったり、アーティストだとバンクシー、VTtuberはほとんどがそうですよね。

私達Neukindのチームは、様々な国籍の人が集まってできています。

私達が顔を出さないのは、

「社員の国籍・宗教・性別・外見にかかわらずプロダクトへの検証を行っていただき有能な会社かどうかを判断して貰いたい」

「もしチーム自体が匿名だった場合でもプロダクトがよければブロックチェーンの重要な概念であるTrustlessが成り立つのではないか」

などを考えた上での一種の社会実験の一環です。

1-2. フルノード6000台

Neukindでは、シングルボードで分散的に稼働するノードを管理・運用してきました。

なぜこれらのようなものを作っているのかと言うと、2018年は仮想通貨の価格がすごく下がったのでステーキングのノードをクラウドで運用するとステーキング報酬が赤字になってしまっていたからです。その為、ハードを作りました。

しかし、その後この方法はノードの完全な分散化を進めるためにとても良い方法であると気づきました。

なぜなら、ハードであれば色々な場所に設置でき、もしクラウドがダウンしても影響を受けないからです。

先日、Ethereumで大規模な障害が起きた時はインフラが停止しその影響で取引所などのサービスが停止しました。ちなみにEthereumではノードの約60%が大規模なクラウドセンターに格納されています。

私達はこのような事態を避けるためにもハードウェアでの開発を行いノードの完全な分散化を目指しています。

とは言っても、分散型ノードの管理はものすごく大変です。

そこでNeukindでは、分散型でありながら比較的かんたんにノードを管理する方法として「Node as a Service」というサービスを2020年末に提供開始しました。

現在、同サービスでは、

  • BitcoinのLightning node
  • EthereumのValidator node
  • PolkadotのValidator node

の3つを取り扱っており、他のプロトコルノードも順次提供していく予定です。

現在はLCNEMのようなノードも手伝っていて、我々はノードの分散について様々なプロジェクトの手伝いをしたり、プロジェクトと提携を結んだりしています。

我々が提供するサービスのNode as a Derviceと一般的なステーキングサービスは何が違うのか?とよく聞かれますが、

  • Node As a service
    →Validatorノードを立ち上げたい人が自分たちでNodeを所有することができるサービスで
  • ステーキングサービス
    →3rdパーティーのノードに自分のトークンを預けてステーキングができるサービス

となっており両者は異なります。

今、Ethereum2.0のノードを提供しているのですが、これはノンカストディアルとなっています。

ノードとはどういったものか?という質問もよく貰うのですが、ノードはWeb3のインフラです。

Polkadotに関していうと、今はPolkadotのValidatorノードをもっと多くしていかなければいけません。

そのため、私達はエンジニアでなく普通の人でもノードを建てられるようなサービスを提供できることを目指しています。

1-3. Neukindの今後の方向性

Neukindのメインの事業は、Web3=分散型のインターネットです。

分散型のインターネットの中には、

  • オフチェーンのコンピューター
  • オンチェーンのコンピュータ、
  • 分散型のストレージ

の3つが含まれます。

なぜ、NeukindがPolkadotエコシステムに魅力を感じているのはPolkadotを作るために使われている「Substrate」とそのSubstrateに実装されている「WebAssembly(WASM)」の2つが理由です。

これらがどうしてすごいかというと、イメージとしてPolkadotのブロックチェーンの上でいま皆さんが使っているようなネイティブアプリが、ブラウザ上で同レベルのアプリをそのまま使えるのです。

今までなぜこのようなことが出来なかったかというと、javascriptが遅くて使いにくいからです。

現在、アプリはApple store、Google playといった中央集権的なプラットフォームに登録しなければならず、そうなると手数料が30%程取られてしまいます。

webassemblyを使えば中央集権的なプラットフォーム通す必要がないため手数料がほぼ0になります。また、暗号通貨での支払いも可能です。(すごいと思いませんか?)

これは次世代の大きな革命と信じており、私達のプロジェクトはこの方向性に進んでいきたいと思っています。

不確定な情報になってしまいますが、また、Node as a Serviceを利用して、Stakingしている人向けに、ロック方式のクリプトマネーを、Liquidityのある他のコインを提供するサービスを考えています。

2. 今回のPolkaAMA WeekではPolkadotエコシステムのプロジェクトが多い中で、Neukindはノードを提供する企業ですよね。今後Neukindは具体的にどのような価値を提供していこうとしているのでしょうか?

昨年、Web3Fが 「Polkadot Thousand Validators Programme」という1000個のValidatorノードを集めるという告知を出しました。

そのため、私達はValidatorノードをサポートすることを決めました。ノードに関して、

・一部のノードが大量のトークンを保有しているプロジェクトはネットワークに不当に影響を及ぼし、トークンのメカニズムを不安定にする可能性がある

・上記のようなプロジェクトでノードを建てることは独立しているValidatorからするとリスクが高く、サポートも特に受けられないため多くの人が有名なプロジェクトばかりにノードを立てようとして結果、比率が偏ってしまう

という2つの問題があります。

そこでWeb3FがValidatorノードをサポートすることを決めたように、Neukindでもエンジニアでなくとも、ノードを建てられるような形でインフラとなる部分をサポート出来たらを良いなと思っています。

3. Polkadotの採用するNPoSで、NeukindがValidator Poolに選ばれるためにはユーザーからDOTをStakeしてもらうことが必要ですが、Neukindに投票してもらうために実施していることは何でしょうか?

現時点で能動的に投票を集めてはいません。

NeukindのPolkadotのノードは、自分たちのサービスの検証用として立てています。

私達にとってはNode as a serviceがメインであり、ノミネーターを集めるのはメインではありません。

あくまでPolkadotのValidatorとしてノードを運用したい人をサポートをするのが私達の目的です。

ただ、これまで宣伝を特にせずにノードを立ててから現在までで5.8億集めているのはびっくりしています。

Dotjsの中で、みなさんのデータを検証するのでその中で安全性などを重視して投票するので、今は会社のプロモーションよりも安定性の部分に注力しています。

また、少し感じたところとして、Polkadotはネットワークに参加するというのはハードルが高いと思っています。

その1つの原因として、ドキュメントや情報が日本では不足していることが挙げられると思います。

そのため、PolkadotのエコシステムにNeuKindが入ることで、Polkadotのネットワークや概念を広めていきたいと考えているためNeuKindでは、

・PolkadotのValidatorとしてアカウントの作成の手順

・ノミネーターのアカウントを作成して複数のValidatorを選ぶ手順

などのドキュメントを作っています。

4. Validator NodeではSlashの危険などもありますが、NeukindではNodeの管理をどのように行うのでしょうか。

-SLASHについての前提-

SlashとはPolkadotのネットワークに関して悪い行動を取った人に対する罰金のようなものです。

Polkadotのネットワークでは、個人営業のノードを動かす上で気をつけないといけないSlashの原因が2つあります。

1つ目が「ノードがダウンして、ブロックを生成しない」というものです。

バリデーターにはノードが必要で、そのノードはPolkadot ブロックチェーンに常にアクティブに接続していなければいけません。

ノードがダウンしてブロックが生成できないと”ネットワークに害を与える行為”とみなされSLASHされる可能性があります。

この基準として、Polkadotネットワークのバリデーター Instanceの総数の10%以上がダウンしていた場合、SLASHがされます。

ただ、これはすごく稀なケースで、なぜかというと総数の10%以上がダウンするのは現実的に考えてほぼありえないケースだからです。

ダウンしているとみなされるのは、1つのセッションで1度もブロックを生成してないか”ノードが生きている”というシグナルすら送らない場合です。

Polkadotの1セッションは4時間なので、分散式なネットワークチェーンにおいて総数の10%以上が4時間落ちる状態が発生するというのは限りなくゼロに近いと言えます。

なのでこのケースは知識として覚えておいてください。

SLASHされる2つ目の原因がネットワークに対して不利益に当たる行動を取ってしまうケースです。

不利益に当たる行動の例として、同じキーで複数のブロックを生成するEquivocationというものがあります。

このEquivocationはステーキングノードを2つ同時に動かして、ネットワーク上で識別できるIDを一緒にしてしまうことで起こります。

前提としてPolkadotのノードをバックアップして、複数のノードを1つのValidatorノードとして動かすのはよくあることです。

というのも、動いているお金の額が高いので常にアクティブな状態でキープしておきたいと考えるからです。

例えば、2つのノードを持っていてNode1がダウンしたのでバックアップとしてのNode2を起動したとします。

ここで1セッション(4時間)の間に、Node1が回復して動き出してしまうと、同じインスタンスでブロック生成の指示を出してしまうことになってしまいます。(これをダブルSyningといいます)

この場合、キーが同じなので不正に複数のブロックを生成しているとみなされSLASHされてしまいます。

そのためノード管理で最も気をつけないといけないのがキーの管理になります。

Neukindでは、SLASHの原因の中でも特にこのダブルSyningを危険視しています。

-Neukindの管理方法-

Neukindでは、ダブルが起きないために1つのインスタンスに付き1つのキーを作成するようにしています。

「Stakingしてくれる人達のDOTが最も重要だ」というのが私達の考えです。

そのためサポートするノードはUPTIMEが多少犠牲になったとしても安全性を重視していかなければいけないと私達は考えています。

具体的な管理方法として、

・RAMやCPUを確認できるモニタリングツール

・実際のネットワーク上でどのくらいブロックを生成してるか、Synchingしているのかなどをチェックできるリアクティブモニタリングというシステム

の2つを使ってノードの状況を管理しています。

5. 現在、世界中でPolkadotに限らず他のブロックチェーンプロジェクトでも、ステーキングエコノミーが広がりつつあります。今後、ステーキングがより世界に広まっていく上で、どのような未来を目にしていくことを考えていますか?

私達は既存の金融の仕組みの自動化だけでなく、あらゆる産業で自律分散型の金融化が進むと思っています。

マイニングのスピードが足りないことなどもあり、これまでのビジネスを実際にパブリックチェーン上で動かすということはまだできていないですよね。

今後3〜5年の間でステーキングのプロトコルの開発が進んでいき、既存のビジネスも全てパブリックチェーンに繋がるのではないかと考えています。

6. 最近、仮想通貨の相場が上昇してることもあり、初心者がステーキング市場に入ってくるかと思います。ユーザーがステーキングを行う上でのメリットとリスクを教えて下さい。

-メリットに関して-

まず、基本的なメリットとしてPolkadotのネットワーク構築に貢献することでリワードが貰えます。

そして、Polkadotには特有の面白いメリットがあります。

それはノミネーターが自動的でなく能動的にバリデータを判断することで報酬金額が変わってくるため色々と試行錯誤ができるということです。

これに関して少し画像を交えながら解説します。

上のValidator1ではステークするDOTが3M(ミリオン)DOTで、この3MDOTのうち1MDOTをLAIさんがノードにノミネートし、ステークしているとします。

それに対して、下のValidator2では2MDOTのうちHIKさんが1MDOTをステークしています。

もしこのような状況で、各Validatorに1000DOTずつのリワードが配られるとなった場合、

・LAIさんは333DOT→1MDOT/3MDOT、総量の1/3をステークしていた

・HIKさんは500DOT→1MDOT/2MDOT、総量の1/2をステークしていた

となります。

HIKは、総合ステーキング額が低いValidatorを選んだことでより多くのDOTを獲得できています。

このようにPolkadotネットワークの報酬は、ステークされている額が1番高いからといって1番多く貰えるわけではなく、貢献度やステークしている額など複数の要素によって左右されます。

これはメリットになるかデメリットになるかはわかりませんが、私としては自分で考えて色々と試行錯誤できるのでメリットと考えています。

-リスクについて-

リスクとしては、NominatorがValidatorを選ぶので、選んだValidatorが悪いことすると、SLASHされ罰金を課せられてしまい、Nominator、Validator共に損する仕組みになっている点が挙げられます。

また、資産を一度ステークすると28日間は引き出すことできないので、その期間中はトレード等ができず機会損失が起きてしまうため、こちらもリスクだと思います。

7. なぜ、Validatorノードが必要で、ユーザーにステークしてもらうことが大事なのかを教えて下さい。

Polkadotでは「ValidatorとNominator」というように役割が完全に区別されていますが、私が思うにこれはノード運営には事前知識を持っている人だけが参加しないとネットワークが成り立たないからです。

ノード運営の知識が不足した状態でシステムを動かし始めてしまうと、仮にたくさんのノードが一気にダウンした場合、ネットワーク全体に悪影響を与えてしまいますよね。

そのため、Polkadotではノード運営の知識を持っている人だけがValidatorとしてノードを運営し、それに貢献したい一般のユーザーは”お金”という一種の力を使って手助けすることで、力関係のバランスが取られているのだと思います。

ここでも面白い点が1つあって、

分けることによってValidatorはValidatorでNominatorにアピールしないといけないので、より良いネットワーク環境や良いスペックのインスタンスをずっと回していて、NominatorはNominatorで自身の利益のために色々吟味しているので、常に流動的で活発なネットワークが出来上がっているということです。

このような意味でも区別は必要だと思っています。

また、そもそもValidatorを制限することによっ今は297で将来は1000、これはEthereumと比べると全然少ないが、ネットワーク全体にデータを走り巡らせるスピードがかなり早いものになり、そういう意味でブロック生成速度が上がるという利点があると思っています。

(また、ノード運営者と投票者を区別することにより、従来のPOSよりも速いスピードでネットワークを構築することが出来ます。

ブロックを生成するノード数を制限することにより、ネットワーク全体に普及する時間を最小限に抑えることが出来るからです。)

8. これからPolkadotやKusama Networkがどういう未来を作っていくことを考えますか。

PolkadotとKusamaに限定してしまうと、明確なビジョンはわかりません。

しかし、個人的にPolkadotが構築したエコシステムはかなり興味深いです。

Polkadotのセキュリティを担保しているメインのRelay Chainに参加することを条件にしてParachain開発させることによって、今後コミュニティが大きくなったとしても常にRelayChainが中心にあります。

これによって、RelayChainの処理スピードも減速させる事なく、全体のネットワークのセキュリティーも確保出来る形にしています。

また、Ethereumはフォークして発展していきますが、Polkadotは横展開していくのも興味深い点です。

こういった理由からPolkadotエコシステムは強力だと思うので、今後のNPoSブロックチェーンに対する新しい基準になって行くような気がします。

9. Parachainとして接続を目指すPolkadotプロジェクトはWeb3 Foundationからも多大なサポートを受けていますが、Neukindも受けているのでしょうか?その場合、どのようなサポートがあるのでしょうか?

現在は受けていません。ただ、Polkadotネットワークを掘り下げて開発していくにあたって、Web3 Foundationの役割は重要だと思っています。

現在、Web3 Foundationとの話し合いをスタートしたところです。

Web3 Foundationと話し合う中で感じたのは、エコシステムに対して強力なサポートをしてくれるので安心感があるということです。

最後になりますが、Neukindではこれまでのロックドロップとは違うトークンの配布方法を考えているので、もしよかったらフォローしてください

Twitter :@neukindinc

PolkadotのValidatorノードになるための条件はあるのでしょうか?

ノードになるには非常にシビアです。動かすことはだれでもできますが、アクティブノードとして実際にステークするかは全く別問題です。

今動いてるValidatorは600台走っているのですが、私達のノードはWating listという別のリストの中にあって、そのWating Listには最低ステーク額というものがあり、それを満たさないとアクティブリストに入れないんですね。

そして今現在、その最低ステーク額は1.6MDOTです。

これはValidatorノードだけで補わなければならないわけではなく、ノミネートされさえすれば自分達自身のDOTの量はあまり関係ありません。(実際私達のノードは20DOT程で成り立っています。)

例えば1.6MDOTをステークしてアクティブになったとして、3日後に0.1MDOTに減ってしまいましたという場合はWaiting listに戻るのですか?

1.6MDOTから0.1MDOTに落ちるというのはSLASHされた場合にしかありえません。

そしてSLASHされた場合はChiling listなどの別リストに入ってしまい、その瞬間Active listからは外されてしまいます。

補足として、1.6MDOTというのは今現在の値で常に変化しています。

昔は0.01MDOTでよかったですがどんどん上昇して、今では1.6MDOTとなっているのが現状です。

SLASHだけが原因ということですが、一気に引き出されたことが原因でActive Listから外されるケースはないのですか?

一度、DOTを預けると28日間は動かせません。

もちろん、28日後に一斉に引き出されて0.1MDOTに落ちてしまった場合は、Active Listからは外されます。

これが、Validatorとしてもしっかり活動し続けなければいけないインセンティブになっているのだと思います。

Validatorノードだとどのようなメリットがあるんですか?ステーキング報酬よりも利率が高いなどがあるのでしょうか?

Polkadotに関してはステーキング報酬以上のメリットがあります。

それはPolkadotのValidatorノードを持つことでParachainの開発ができるということです。

逆に言うと、PolkadotのValidatorノードを持っていないとParachainの開発はできません。

企業が開発を行いたい場合は、前提条件としてValidatorノードを動かしておく必要があります。

また、ノードを運営するとCommision Feeを設定することができます。

30億Stakeしているなかで、15%くらいのRewardがもらえて、そこからCommision Feeが更にもらえるんです。

これは結構な金額になります。30Commison Feeが 3%の場合、「30億 x 15% x 3% 」で年間約1500万がもらえます。

これもノードを運営するメリットです。

まとめ

Neukindについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

本記事を読んだ方は実際にPolkadotエコシステムに関わっている人だからこそ分かるPolkadotの専門的な部分まで知れたかと思います。

今後もCRYPTO TIMESやPolkadot Labs. JPでは、Polkadot関連プロジェクトのAMAや記事を提供していきます。

プロジェクトを通してPolkadotについて学ぶことで、普通とはまた違った角度でPolkadotに対する理解を深められるかと思います。

Polkadotに興味がある方は是非LINEのオープンチャットにも参加してみてください。

Polkadot Labs. JPはこちら

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