AaveのステーブルコインGHO、2000万枚以上が発行|デペッグは継続

AaveのステーブルコインGHO、2000万枚以上が発行|デペッグは継続
ct analysis

レンディングプロトコルAaveが手がける分散型ステーブルコインGHOが、2000万ドル(約30億円)以上生成されました。

先月15日にEthereumのメインネット上にリリースされたGHOは、USDと連動するステーブルコインで、AaveのV3プールでトークンを供給し、担保とすることで借入(借入時に生成)が可能となる仕組みが採用されています。

Dune Analyticsのデータによると、GHOの生成量はローンチより右肩上がりで増加中。一方で価格は長期間に渡り下方に乖離中で、現在は1 GHO = 0.966 USDとなっています。

GHO Price Chart (GHO)|画像引用元:CoinGecko

今年5月に公開された分散型取引所Cruveが手がけるステーブルコイン「$crvUSD」の時価総額は現在約8500万ドル(約124億円)となっており、ペッグの乖離は発生しておらず、1 crvUSD = 0.998ドルとなっています。

先日、大手送金企業ペイパルが米ドル連動のステーブルコイン$PYUSDを公開しました。

上記は、米ドル預金、米国短期国債、及び同様の現金同等物によって100%裏付けられており、ステーブルコイン$BUSDの運営に携わるPaxos Trust Companyによって発行されます。

今後、異なる種類のステーブルコインや各国でのステーブルコインに対する規制の枠組みに関する動向に注目が集まります。

記事ソース:Twitter、Dune、DeFi Llama

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