43,000ドル突破のビットコイン、CMEのOIも約5%増加
Crypto Times 編集部
一時約49,000ドル付近まで上昇した後に38,000ドル台まで下落を見せるなど、今月1月に激しい値動きを見せているビットコインは現在価格上昇を見せており記事執筆時1月30日時点で43,000ドル台を推移しています。
オンチェーン分析プラットフォームCrypto Quantの創設者兼CEOのKi Young Ju氏が「昨今のビットコイン市場は先物市場が主導している」と述べるなか、ビットコイン先物取引のOI(未決済建玉)は直近24時間で*4.3%増加。ボリュームランキング首位のCMEのOIも*4.8%増加しています。*記事執筆時coinglass参照
ビットコイン市場に影響を与えるトピックとして注目されるETFに関して、CoinSharesは先週グレイスケールのGBTCからは合計22億ドル(約294億円)が流出しているものの、そのボリュームは減少傾向にあると指摘。その他の運用会社が手掛ける現物型ビットコインETFに関しては、同期間で18億ドルが流入していることが報告されています。
US$500m outflows last week, US$2.2bn of that being Grayscale. Outflows look to be slowing though. While new US ETF issuers saw US$1.5bn inflows.https://t.co/THr3N7DNaP
— James Butterfill (@jbutterfill) January 29, 2024
先日、香港で現物型ビットコインETFの申請が行われるなどあらたな動きも観測されており、引き続き同市場に注目が集まります。
香港初、現物型ビットコインETFが申請|中国大手Harvest Fund Management
記事ソース:Coinglass、CoinShares