ビットコイン、一時68,000ドルに迫る|ボラティリティは今後上昇か

ビットコイン、一時68,000ドルに迫る|ボラティリティは今後上昇か
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一時68,000ドルに迫ったビットコインは現在67,400ドル前後で取引され、直近24時間で2.4%の価格上昇を見せています。仮想通貨全体の時価総額は2.43兆ドルに達し、ビットコインはその約53%を占めています。

昨日15日、米国で提供される現物型ビットコインETFへの資金流入は8,220万ドルとなり、$FBTC (3,500万ドル)、$ARKB (1,470万ドル)、グレースケールの$BTC (1,340万ドル)が流入額上位3銘柄となっています。

「近い将来ボラティリティが高まる」glassnodeが予想

データプラットフォーマーのglassnodeは、最新のレポートの中で近い将来ビットコインのボラティリティが高まるとの見方を示しました。

同社によると、ビットコインは今年3月の市場最高値更新以降、日次ベースの新規資金流入量がピーク時の29.7億ドルから7.3億ドルまで減少するなど、市場への新規資金流入は著しく減少。さらに、「アクティブな供給量」を示す指標は軒並み低下しており、これは市場で活発に取引されるコインの数が減少していることを意味していると述べています。

長期保有者のビットコインの量が増加傾向にあることから供給の逼迫は進行しており、過去のサイクルでは、ビットコインの供給量が逼迫するとその後ボラティリティが上昇する傾向があるとglassnodeは指摘しています。

新規投資家の市場心理を示す指標は中立の範囲内にとどまるなか、2019年~2020年、2021年の市場と比較するとセンチメントは比較的良好であり、実現損失も少ないことから、市場参加者の心理的プレッシャーは低い状態であり深刻な弱気相場への転換は考えにくい状況であると同社は主張しています。

ドナルド・トランプ氏が支援するWeb3プロジェクトで新たにトークンセールが実施されるなど前例のない取り組みも行われるなか、今後の市場の動向に注目が集まります。


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記事ソース:glassnode

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