米国務省「ビットコインはエルサルバドルの観光復活に貢献」
2024/07/29・
Crypto Troll
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米国務省は、エルサルバドルのビットコイン導入が同国の観光ブームにプラスの影響を与えていることを認めました。
ビットコイン法定通貨化により国際的な注目
米国務省は、エルサルバドルを扱った2024年投資環境報告書の中で、2021年にビットコインを法定通貨として採用したことが、同国が国際的な注目を集める一助となったとしています。
同報告書では、ビットコインが「エルサルバドルに大きな宣伝効果をもたらし、観光地としての同国の人気上昇に貢献した」と述べられています。一方で、エルサルバドル経済への影響は「最小限」であるとも指摘しています。
エルサルバドルはビットコイン以外にも多くの観光投資を実施
また、国務省は、エルサルバドルが観光客数で4番目に急成長している国となり、2019年から2023年にかけて訪問者数が35%増加したことを強調しています。
しかしながら、これはビットコインだけによるものではありません。エルサルバドルは、ミス・ユニバース世界大会、中央アメリカ競技大会、サーフィン大会など、2023年に多くのイベントを開催し、このリブランディングに投資してきました。
報告書によると、2023年には340万人以上の観光客がエルサルバドルを訪れ、地元経済に28億ドルをもたらしたとしています。
エルサルバドルへの仮想通貨業界からの注目はビットコイン法定通貨化がきっかけであるものの、ビットコイン投資はあくまでもエルサルバドルのリブランディングのための包括的な投資の一つであることが窺えます。
これからのエルサルバドルの取り組みに注目が集まります。
情報ソース:Bitcoin.com News