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ビットコインマイニング大手のマラソンデジタル社、競合や関連インフラの買収を計画か

ビットコインマイニング大手のマラソンデジタル社、競合や関連インフラの買収を計画か

ビットコインマイニング事業を手がけるマラソン・デジタル・ホールディングスが、今後2年以内にライバルのビットコインマイニング事業者や関連インフラを買収する計画を立てていることがBloombergより報じられました。

2024、2025年に事業拡大の実施計画しているとする同社。CEOのFred Thiel氏は「我々は業界を統合する存在になる」とコメントしています。

ビットコインマイニング事業社としてナスダックにも株式が上場している同社は先日、2023年第3四半期の決算を発表しており、2023年Q3で6,410万ドルの純利益を計上しています。また、同期間でのビットコインマイニング量は3,490枚で、そのうちの66%を売却したことが報告されています。

同社CEOのFred Thiel氏は昨今注目を集めるビットコインETFについて「ビットコインにて貯蓄を積み重ねたいなら素晴らしい手段」としたうえで、ビットコインのマイニングを行うマラソンのような株式はさらなるアップサイド(上振れする可能性)をもたらすとコメント。現物型ETFを作成するには公開市場からビットコインを購入するしかなく、そのビットコインをマイニングしていることを改めて強調しました。

同社の株価は10月初旬から右肩あがりで上場しており、約2ヶ月で約2.5倍の価格パフォーマンスを発揮しています。

マラソン・デジタルの競合で同じくナスダック上場企業のRiot Platformsは先日、最新の事業成績を公開。同社は先月11月に552 BTC(ビットコイン)のマイニングに成功し、540 BTCを売却したことを明かしています。

同社は、テキサス州コーシカーナのマイニング施設向けに99,840個のマイニングマシンを追加購入しており、マシン配備の完了が予定される2025年後半には38 EH/sのポテンシャルが獲得できると見込んでいるとしています。

記事ソース:Blooberg

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