Chainlink FunctionsがBaseチェーンで稼働
hapi
分散型オラクルネットワークのプロトコルの銘柄で時価総額トップのChainLinkの製品であるChainLink FunctionsがBaseチェーン上で稼働したことが発表されました。
#Chainlink Functions is now live on @base—the layer-2 network incubated by @coinbase.
Base devs can now access real-world API data, AI models, cloud services, and legacy systems—all in a serverless manner👇https://t.co/mHMK22eTDG
— Chainlink (@chainlink) April 10, 2024
Chainlink Functionsとは?
Chainlink Functionsは、ブロックチェーンのスマートコントラクトと外部のデータやサービスを簡単に接続できるようにする機能です。Web3の開発者は、独自のインフラを運用することなく、スマートコントラクトからオフチェーンリソースへの接続をセルフサービスベースで迅速かつ安全に構築できます。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で自動的に実行されるプログラムですが、通常はブロックチェーン内部のデータしか扱えません。
Chainlink Functionsを使うと、スマートコントラクトから外部のWebサイトや API、クラウドサービスなどにアクセスできるようになります。つまり、トランザクションコストを最小限に抑え、スマートコントラクトの機能の大幅な拡張が可能となります。
活用例
- 金融指標の取得
- IoTデバイスからのデータ収集
- AIモデルの呼び出し
- クラウドストレージの活用
- 決済処理の実行
このようにブロックチェーンアプリケーションの可能性を引き出すことができます。
Baseチェーンへの影響
Chainlink Functionsを使えば、Baseのスマートコントラクトから外部のデータやサービスにアクセスできるようになります。
上記の活用例に挙げたようにWebサイトの在庫情報を取得したり、AIモデルを呼び出して需要予測を行ったり、決済処理を実行が可能になります。
Chainlink Functionsの導入により、Baseのデベロッパーはスマートコントラクトの機能を大幅に拡張できるようになりました。
Baseチェーンは高速で低コストであることが特徴でしたが、外部データやサービスとの連携が簡単にできるようになったことで開発者にとってより魅力的なチェーンとなったと評価されています。
MEMEコインブームで取引量が増えているBaseチェーンですが、実用的なプロジェクトが増えることによってBaseチェーンの新たな道が広がることを期待したいです。
記事ソース:PR Newswire