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ビットコイン、2028年までに最低でも133,000ドル|米資産運用会社が予想

2024/09/05・

ユッシ

ビットコイン、2028年までに最低でも133,000ドル|米資産運用会社が予想

ビットコインは一時的に56,000ドルを下回った後、現在は安定した値動きを見せており記事執筆時に58,070ドルで取引されています。

イーサリアムは約0.5%の上昇をみせるなか、今後数週間で米ドル建てステーブルコインRipple USD (RLUSD) が発行されるという報道を受けたリップルのXRPトークンは-0.6%のわずかな下落をみせています。

仮想通貨市場全体の時価総額は305兆427億円を記録。ビットコインのドミナンス(市場占有率)は57.56%と依然として高水準となっており、本格的なアルトコインの強気相場の到来が待ち望まれる状況です。

ビットコインの先物市場のOI(未決済建玉)は299億ドルで、今年2月以降の急激な増加後、依然として高水準が維持されています。

ビットコイン先物取引におけるOIの推移|画像引用元:Coinglass

現物型ビットコインETFの資金フローに関して、昨日9月4日の判明分でBitwiseの$BITBに950万ドルの資金流入が、Grayscaleの$GBTCでは3420万ドルの資金流出が発生しています。

ビットコインマイニング株は一部上昇

JPモルガンがビットコインマイナーのマイニング収入が過去最低の1EH/sあたり約43,600ドルに落ち込んだと発表したものの、ビットコインマイニング企業の株価は上昇しています。

RiotとCore Scientificはそれぞれ1%と5%上昇。先月8月に673 BTCのマイニングに成功した業界最大手のMarathon Digitalは2.5%の下落を見せています。

アルトコインは$AAVE、$STRK、$HNTが急騰

時価総額上位100のうち、最大の価格上昇を見せているのはレンディングサービスを提供するAaveの$AAVEトークンで、直近24時間で+12.7%を記録しています。

先日、米大統領選に立候補中のトランプ氏が支援する新たな仮想通貨プロジェクト「World Liberty Financial」は、分散型金融(DeFi)プラットフォームとしてAaveとEthereum上に構築されることが明らかとなっています。

他にはEthereumレイヤー2であるStarkNetの$STRKが+9.7%、ワイヤレス5Gの接続提供等を目指すプロジェクトHeliumの$HNTが+9.2%の価格上昇を見せています。

ビットコイン「2028年までに最低でも133,000ドル」

glassnodeの最新レポートによると、ビットコインは過去最高値から約22%の下落にとどまっており、これは過去のサイクルと比較して浅い下落幅となっています。そのため、平均的なビットコイン投資家は依然として大きな利益を上げており、彼らのポジションの堅実さが示唆されているといいます。

画像引用元:insights.glassnode.com

一方で、短期保有者のグループは依然として高い未実現損失を抱えており、今後の下落局面での売り圧力の源泉となる可能性が高いと同社は指摘。利益確定と損失確定の活動は依然として非常に低調であり、現在のレンジでの飽和状態を示唆しているといいます。

長期の視点では、2028年までにビットコインは最低でも133,000ドルになると資産運用会社のCoinSharesは予想しています。

同社は「従来の資産評価モデルは比較的新しい資産クラスであるビットコインには適用できない」との考えから、ビットコインの将来の普及率や貯蓄率などをインターネットの普及率や各国のGNI(国民総所得)を元に新たに算出。導き出された数字を乗算した結果、2028年までに6億6900万人がビットコインを保有し時価総額は10倍になると予想しています。

米大統領選での仮想通貨に対する姿勢に注目が集まるなか、現地時間9月6日には8月の米雇用統計が発表予定となっており、今後の市場動向を予想する上で重要な材料となる見込みです。


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記事ソース:CoinGecko、Coinglass

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