米不動産上場企業、仮想通貨ソラナを約110億円分購入

米不動産上場企業、仮想通貨ソラナを約110億円分購入

引用元: Dennis Diatel / Shutterstock.com

仮想通貨ソラナ ($SOL) を財務戦略として取得するDeFi Development Corp.(ティッカー:DFDV)が、407,247 SOLを7,700万ドル(約110億円)で新たに購入したと発表しました。1トークンあたりの平均価格は188.98ドルでこの購入資金は最近実施した増資によって賄われました。同社は追加購入のために4,000万ドル以上の純収益を依然として保有しているとしています。

DeFi Developmentは、AIを活用した商業用不動産業界向けのオンラインプラットフォームを提供する企業です。データとSaaS型ソフトウェアを提供し、物件オーナーや開発業者、全米の銀行の10%以上を含む数千の融資機関などを接続。複雑化する不動産エコシステムの管理を支援しています。

今回のSOLの購入で同社の貸借対照表上の保有高は1,831,011 SOL(現在約560億円)となり、これは以前の備蓄量から29%の増加に相当します。同社は「1株あたりSolana」という指標(SPS)を示しており、その数値は0.086となっています。

DeFi Developmentは新たに取得したSOLを長期保有し同社自身のSolanaバリデーターを含む様々なバリデーターにステーキングすることで利回りを生み出すと述べています。

今月中旬に株主向けに発表された情報によると当時1,300,000 SOL以上を保有している同社のステーキング収益は1日あたりSOL建てで約63,000ドルとされており、保有量が増加した現在はさらなる収益が発生していることが予想されます。

ストラテジー(旧マイクロストラテジー)社から始まった仮想通貨財務企業の流れは、昨今ビットコイン以外の通貨(イーサリアム、ソラナ、ハイパーリキッド等)まで広がっています。

先日、トランプ大統領が関与するトランプ・メディア・グループは仮想通貨クロノス ($CRO) の取得と保有を目的とする新会社を設立することで合意したと発表。新会社は発表時点でCROの市場総額の約19%にあたる約10億ドル相当のCROを保有し、さらにパートナー企業から約4億2000万ドルの現金などが拠出されるほか、将来の追加購入のために50億ドルの与信枠が設定されています。

米国を中心に仮想通貨に関する規制整備が進むなか、これらDAT (Digital Asset Treasury) と呼ばれる取り組みを行う企業の動向に注目が集まります。

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記事ソース:globenewswire.com

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