DeFiデータツール「DefiLlama」、トークン発行巡り分裂か?
noob botter
Defillamaチームの突然の発表
DeFiLlama(DL)プロジェクトチームが乗っ取りを受けたとして、プロジェクトをフォークし、新しい名前とドメインで再スタートを切ると発表しました。
The DefiLlama team is forking Defillama@Defillama is undergoing a hostile takeover
There is an ongoing attempt to launch a token that does not represent us. We don’t want to be associated with it
Use https://t.co/G0h4uBo2mL and @llamadotfi instead!
— 0xngmi (llamazip arc) (@0xngmi) March 19, 2023
トークン発行の可能性と分裂
DeFiLlamaは、運営元のLlamaCorpの中で最も成功したプロジェクトの1つであり、他のプロジェクトに比べて100倍以上の価値を持っていると別の関係者は述べています。しかし、DLチームがトークン発行を巡って分裂する可能性が浮上し、新プロジェクトへの移行が検討されているようです。
Going to try my best to give a TLDR on whats happening at DeFiLlama in an unbiased way
remember, i’m just a small unpaid contributor, not on any official team, etc. I just like the llamas and want to see them succeed
So here’s my best attempt:
— Tendeeno (@Tendeeno_) March 19, 2023
このトークン発行に際して、DLチームと共同創業者との間で対立があった模様です。
上記ツイートによると、DLチームの反対を押し切った形でトークンの発行が目前まで迫っていたことをきっかけとして、チームはプロジェクトをフォークし、新しいドメイン「Llama.fi」と新しいツイッターアカウント「@llamadotfi」で再スタートを切ることを決定したと述べています。
また、チームは、@DefillamaやDefillama.comからのコミュニケーションやトークンを信用しないよう呼びかけています。
一枚岩ではないLlamaチーム
今回のフォークに際して、Llamaチーム内部では、フォーク側(0xngmi含め数名の従業員)が不正確な情報に基づき、DefillamaのIPとコミュニティを乗っ取ろうとしているとの意見も出ています。
0xngmi and a few team members have gone rogue, they are actively looking to seize Defillama IP and community while inaccurately claiming the rightful owner to be doing a hostile takeover https://t.co/rc5Fx68KD4
— LlamaIntern.eth (@llamaintern) March 19, 2023
Defillamaのデータは、米国財務省のレポートに引用されるなど、仮想通貨業界以外からの信頼も厚く、今回のお家騒動がどういった影響をもたらすか注目です。
DefiLlama data was used on a US treasury report!https://t.co/OsWihbDGHx pic.twitter.com/sGfr6Ln225
— 0xngmi (llamazip arc) (@0xngmi) October 4, 2022
記事ソース:Twitter