Google PlayがNFTコンテンツ利用を許可する方向へ|新たなポリシーを発表
Crypto Times 編集部
Google Playが新たなポリシーを発表し、ブロックチェーンとNFTに関する活用をアプリ内で許可する方針を明らかにしました。
この新しいポリシーでは、ブロックチェーンベースのデジタルコンテンツを活用する新しい方法を提供し、開発者がこれらの利用を可能にするためのガイドラインを設けるとのことです。さらに、NFTの利用に関しては、ユーザーの透明性と安全性を高めるための要件が用意されていました。
しかし、Google Playのポリシーセンターには、ブロックチェーンベースのコンテンツ利用(NFT等)を許可するための一定の条件が記載されていました。
- 暗号通貨の取引およびソフトウェアウォレットの使用に関して
- クリプトマイニングに関して
- トークン化されたデジタル資産の配布に関する透明性
- ギャンブルアプリの資格要件
ギャンブルアプリの資格要件に関しては、例えば以下のものが規制されるようです。
- NFT の具体的なコンテンツや価値を開示することなく NFT をセット販売するアプリ。
- NFT を報酬として与える、スロットマシンなどの有料ソーシャル カジノゲーム。
これらの詳しい情報に関しては、公式ブログ、ポリシーセンターをご覧ください。
さらにAndroid Developers Blogには、「デベロッパーはプレイや取引活動から得られる可能性のある収益を誇大広告することが禁止されます。」と記載もありました。
今後、Google Playは開発者と協力してブロックチェーン技術を利用した持続可能なビジネスの構築をサポートする方法を引き続き探求すると発表しています。業界パートナーとの対話を通じて、セカンダリーマーケットを含むブロックチェーンベースのアプリ体験のサポートをさらに向上させるための次のステップについても議論が進んでいるようです。
これにより、Google Playは新たなデジタルエコノミーの波に対応することで、ブロックチェーンとNFTの普及と発展を助ける方向に進んでいく可能性が考えられます。
記事ソース:Android Developers Blog、ポリシーセンター
画像:rafapress / Shutterstock.com