Grayscale、5.2億ドル規模の「複合型」仮想通貨ファンドのETF転換を申請
Crypto Times 編集部
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デジタル資産運用大手Grayscale Investmentsは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、リップル、アバランチを含む複合型の仮想通貨ファンドを上場投資信託(ETF)に変換するための申請を行いました。
今回、同社がETFへの転換を目指す「Digital Large Cap Fund(ティッカー:GDLC)」は現在店頭取引されており、運用資産(AUM)は5.2億ドルに達しています。
GDLCは約75%がビットコイン、約19%がイーサリアムで構成されており、残りがソラナ、リップル、アバランチで構成されています。
Grayscale Investmentsは10月初旬にAAVEトークンへのエクスポージャーを提供する新たなファンド「Grayscale Aave Trust」を立ち上げるなど、積極的に取り組みを進めています。
Grayscale Aave Trust gives investors exposure to $AAVE, a digital currency for the @aave platform, which aims to enable decentralized borrowing and lending through smart contracts without intermediaries.
Learn more, see important disclosures or reach out: https://t.co/rDNWEly7rA pic.twitter.com/VVCGMXun74
— Grayscale (@Grayscale) October 11, 2024
今年5月、元CEOのマイケル・ソネンシャイン氏が退任を発表し、現在はブラックロック、インベスコ、ゴールドマン・サックスなどの金融大手企業での経験を持つピーター・ミンツバーグ氏がCEOに就任しているGrayscale。
ミンツバーグ氏就任後、同社は手数料をより低く抑えた現物型ETF、Bitcoin Mini Trust ($BTC)とEthereum Mini Trust ($ETH)をリリースし、順調にその規模を拡大させています。
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