DeFi大手MakerDAOのトークンMKR、機関投資家による蓄積の兆候か

DeFi大手MakerDAOのトークンMKR、機関投資家による蓄積の兆候か

ブロックチェーン上のデータを分析情報を提供するlookonchainは、DeFiの代表的プロジェクトであるMakerDAOのガバナンストークン「MKR」が機関投資家によって買い集められている可能性を指摘しました。

報告によると特定の二つのウォレットが機関投資家向けの暗号資産取引サービスを提供するFalconXから大量のMKRを受け取っていることが確認されています。一つのウォレットは直近で14,000 MKR(約2425万ドル相当)を取得。もう一つのウォレットは過去2ヶ月間にわたって合計8,753 MKR(約1537万ドル相当)を取得しています。これらを合わせると合計で約3962万ドル(約58億円)規模の蓄積となります。

MKRはMakerDAO(現在はSky Protocol)のガバナンストークンとして機能していましたが、現在は新たなSKYトークンへの移行プロセスが進行中です。MKRからSKYへの変換比率は1 MKR = 24,000 SKYと設定されています。

Sky Protocolでは従来のDAIステーブルコインに代わるアップグレード版であるUSDSを手掛けています。また、SKYトークンによる改良されたガバナンスメカニズムやステーキング報酬とセービング機能など複数の機能強化が図られています。

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