暗号資産ETF延期は朗報?10月「一括承認」への布石か

2025/09/11・

よきょい

暗号資産ETF延期は朗報?10月「一括承認」への布石か

引用元: Tada Images / Shutterstock.com

米証券取引委員会(SEC)は3つの暗号資産関連の上場投資信託(ETF)に関する判断を延期しました。対象となったのは、ブラックロックが申請したイーサリアム(ETH)のステーキングETFと、フランクリン・テンプルトンによる現物のリップル(XRP)およびソラナ(SOL)のETFです。

今回の延期はSECが将来のETF承認プロセスを簡素化するための包括的な上場フレームワークを策定している中で行われ、10月の一括承認に向けた動きと見られています。

SECは現在、米国の取引所と協力しトークンベースのETFに関する標準化された上場フレームワークの構築を進めています。この新しい枠組みが導入されれば、時価総額や取引量などの所定の基準を満たす暗号資産は個別のルール変更申請を経ずにETFを上場できるようになります。

ETFの発行者は登録届出書を提出し標準的な75日間の審査期間を終えれば商品を市場に投入できます。これによりこれまで複雑だった承認プロセスが大幅に合理化され、期間も短縮される見込みです。

ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート(James Seyffart)氏は4月から、多数の申請が最終期限を迎える10月に暗号資産ETFが一括で承認される可能性を指摘していました。

SECによる今回の判断延期は短期的な遅れではあるものの、より効率的で透明性の高い承認プロセスへの移行に向けた準備期間と見られています。市場関係者は10月に訪れる可能性のある大きな進展に注目しています。

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