韓国、仮想通貨投資家が778万人に|前下半期から21%増
2024/11/01・
Crypto Times 編集部
ニュース
韓国で暗号資産投資の熱が高まっていることが、金融情報分析院の最新調査で明らかになりました。2024年上半期の暗号資産投資者数は778万人を突破し、前年下半期と比較して21%増加したとしています。
日平均取引ボリュームは6兆ウォンと67%増加、同国内21の暗号資産事業者の営業利益に関しても前年下半期比で106%増加し、5900億ウォンを記録した模様です。
投資者の年齢分布は30代男性が最も多く、次いで40代男性、20代以下男性と続きます。男性投資家が全体の68%(529万人)を占めており、暗号資産投資が特に男性の間で広がりを見せていることが分かります。
投資額については50万ウォン(約55,000円)未満の少額投資家が全体の67%(528万人)と大多数を占めています。一方、1000万ウォン以上を保有する投資家も10%(78万人)存在し、1億ウォン以上の高額保有者も1.3%(10万4000人)います。さらに、10億ウォン以上の資産家も3500人いることが明らかになり、投資家層の幅広さが伺えます。
韓国では現在、仮想通貨所得への課税を行っておらず2025年から開始するとしていた課税の取り組みも2028年まで延期する提案がなされています。