Magic Eden、4月のNFT取引高で首位を獲得|Blurを追い越し
Crypto Troll
DappRadarの4月レポートによると、Magic Edenの取引高がBlurを約1億800万ドル上回り、NFTマーケットプレイスの首位を獲得しました。
4/ 🖼️ NFT trading volume dipped to $1.35 billion but saw over 4 million sales. @MagicEden took the top spot from @Blur_io as the leading NFT marketplace, largely due to its strong performance in Bitcoin Ordinals trading. pic.twitter.com/HZONWMuLh1
— DappRadar Insights (@InsightsByDR) May 9, 2024
Magic Edenが首位を獲得した理由として、Bitcoin Ordinalsへの注力が挙げられます。
現在、Ordinalsの取引は、マーケットプレイス全体の70%を占める大規模なものであり、Magic Edenはその流れに乗った形といえるでしょう。
その他にも、新しい報酬プログラムや、Yuga Labsとの継続的なパートナーシップを行なっていることも、Magic Edenが好調な理由として挙げられます。
NFTマーケットプレイスの行方を左右するOrdinals
Magic Edenの首位獲得には、Ordinalsが大きな影響を与えていますが、事実、最も取引されているNFTはRunestoneであり、DappRadarによると取引高は1億2700万ドルとなっています。これは、第2位のBAYCの取引高8400万ドルを4000万ドル以上突き放した取引高となっています。
数年前までは、NFTマーケットプレイスといえばOpenSeaの一強であったものの、2023年にはBlurが台頭し首位を獲得しました。これには、ロイヤリティプログラムが影響していました。
そして今回は、Ordinalsへの積極的な取り組みによってMagic Edenが首位を獲得しています。UniSatがNFTマーケットプレイスとして第3位に入っていることも、OrdinalsやRunesといったビットコインNFTの勢いを示していると言えるでしょう。
NFTマーケットプレイスのシェア獲得には、そのマーケット単体の取り組みだけでなく、チェーンの隆盛やどのようなプロダクトを取り扱うかに非常に大きな影響を受けます。今後もNFTマーケットプレイスのシェア争いに注目が集まります。
記事ソース:dappradar