マイニング大手Marathon社、ビットコイン生産量が僅かに減少|8月の事業報告
2024/09/05・
Crypto Troll
ニュース
大手ビットコインマイニング企業Marathon Digital社は、2024年8月のビットコイン生産量とマイニング事業に関する最新情報を発表しました。
8月の稼働ハッシュレートは前月比11%増の35.2 EH/sとなり、順調に能力を増強しています。一方で、ビットコインの生産量は673 BTCと前月比3%減少しました。これは、獲得ブロック数が196と前月比2%減少したことが影響しています。
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同社は、2024年末までにハッシュレートを50 EH/sに引き上げる目標を掲げており、その達成に向けて順調に進捗していると強調しています。テキサス州グランベリーのデータセンターでは、空冷式から効率性の高い液浸式コンテナへの移行を進めており、9月にはさらに30台の移行を計画しています。
また、自社所有・運営サイトの割合を増やすことで、ペタハッシュあたりのコスト削減を目指しており、業界で最もコスト効率の高い事業者としての地位を確立することを長期目標としています。
8月末時点での保有BTCは25,945 BTCで、8月中の売却は行っていません。
フレッド・ティール(Fred Thiel)会長兼CEOは、ハッシュレートの増加と4,000ブロック目のマインング達成を強調。マイニング事業への継続的な投資と成長戦略、そしてコスト効率の高い運営を目指す長期目標について言及しました。
情報ソース:Marathon Press Release