メタプラネット株、mNAV「1」割れ｜BTC価値を下回る株価へ

「日本版マイクロストラテジー」としてビットコイン（BTC）を財務資産の中核に据える株式会社メタプラネットの株価が10月14日、大幅に下落。これに伴い同社の企業価値を測る重要な指標であるmNAVが、重要な節目である「1」を割り込み0.99となりました。

14日の東京株式市場では現在、メタプラネット株は前日比67円安（-12.18%）の483円で取引されています。この株価下落がmNAVの低下に直接的な影響を与えました。

mNAVはメタプラネットが保有するビットコイン（BTC）の価値を株式の時価総額と比較して算出される指標です。

この数値が1を上回っている状態は同社の株価が保有ビットコインの価値に対してプレミアム（割高）で取引されていることを示します。逆に1を下回ると株価が保有ビットコイン価値に対してディスカウント（割安）な状態にあることを意味します。

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今回、mNAVが1を割り込んだことは同社をビットコインへの代理投資と見なす投資家にとって重要な変化点となります。市場が同社の株価を保有資産価値より低く評価し始めたことを示唆しており、今後の株価とビットコイン価格の動向がより一層注目されます。