【地方創生】岡山県岡山市にて「ご当地アトムNFT」が実施
Crypto Troll
現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。
それは一般企業だけにとどまらず、各自治体においても同様であり、Web3プロジェクトが活発化してきています。また、Web3技術以外でも、メタバースなど最新技術を活用した取り組みが行われています。
Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体主導プロジェクトを紹介していきます。
今回の記事では、岡山県岡山市が実施した「ご当地アトムNFT」について紹介していきます。
岡山市とは
岡山市は、岡山県の南東部に位置しており、人口は70万人を超る政令指定都市です。
瀬戸内の温暖な気候を活用した果樹栽培が盛んとなっており、マスカット・オブ・アレキサンドリア、シャインマスカット、白桃、愛宕梨といった高級フルーツの産地として有名です。
また、中心部には岡山城や、日本三名園の一つである後楽園を擁しており、文化的にも深い歴史を有しています。
「ご当地アトムNFT」のコラボ第二弾に岡山市が選出
岡山県岡山市は、NFTゲーム「NFTDUEL」において使用できる「ご当地アトムNFT」でコラボを実施しました。
ご当地アトムNFTプロジェクトは、手塚プロと、J&J事業創造、NOBORDER.zの3つの事業体が共同で行うプロジェクトです。
「XANA」 & 「NFTDUEL」とは?
XANAは、独自のカスタムレイヤー2XANAブロックチェーン上で稼働しているメタバースです。XANAブロックチェーンは、BSC、Polygonなど、主要なブロックチェーンとブリッジされています。
XANAメタバースでは、ユーザーは3Dヒューマノイドアバターで表されます。これらのアバターは、服、靴、アクセサリーなど、さまざまなウェアラブルでカスタマイズ可能となっています。また、XANAでは、アニメ、マンガ、衣料品ブランドとコラボレーションし、豊富なウェアラブルオプションが提供されています。
そして、「NFTDUEL」は、メタバース「XANA」上のNFTトレーディングカードゲームです。NFTDUELでは、ユーザーは有名IPのカードを集めデッキを構築し、対戦を行うことが可能です。
今回特集する「ご当地アトムNFT」は、このNFTDUELで使用可能なNFTカードとなっています。
岡山市の名物を特集したカードデザインが採用
「ご当地アトムNFT」は、日本全国の自治体とコラボを行っています。第一弾は鳥取市と行われ、第二弾は岡山市と行われました。
岡山市とのコラボNFTカードは30種類が発行され、イラストは岡山市の名物にちなんだものが採用されました。
ご当地アトムNFTは積極的な活動が行われているプロジェクトであり、第三弾では長野県と、第四弾では愛媛県とコラボしています。
まとめ
今回の「地方創生」記事では、岡山県岡山市が実施した「ご当地アトムNFT」を紹介しました。
NFTやDAOを採用したプロジェクトは多数ありますが、ご当地アトムNFTはメタバースとNFTの融合という点で他プロジェクトと差別化を図れていると言えます。
ご当地アトムNFTは現在も多くのコラボが続けられているプロジェクトですが、岡山市はその第二弾に登場しており、先進的な取り組みを行った自治体と言えるでしょう。
岡山市の今後の取り組みに注目が集まります。
岡山市公式サイト:https://www.city.okayama.jp/