ビットコインNFTプロトコル「Ordinals」の利用が継続
2023/05/29・
Crypto Times 編集部
ニュース
BitcoinチェーンでNFT生成を可能にするプロトコル「Ordinals」が継続的に利用されています。
Dune Analyticsのデータによると、Inscription(ビットコイン最小単位satoshiに動画や画像などのコンテンツを追加する行為)の総数が989万で、累積手数料収入は1570 BTC(約61億円)に達しています。
今年3月には、人気NFTプロジェクト「DeGods」がビットコインのネットワーク上でミントされ、最初のNFTオークションでは約1000万円で落札されるという結果が出ています。
関連:ビットコインDeGods、最初のNFTオークションが終了|落札価格は約1000万円
さらに、Magic EdenがBitcoinネットワーク上NFTに対応するマーケットプレイスを公開するなど、同ネットワーク上のNFTの流動性やアクセシビリティが向上。Crypto Slam!のデータによると、直近24時間のNFT販売ボリュームでBitcoinはEthereumに次ぐ第2位を記録しています。
3月上旬には、Ordinalsプロトコルを用いたBRC-20規格のトークンが作成が可能となり、記事執筆時点でのBRC-20の時価総額は4.3億ドルに。
Binanceへの上場を果たしたミームコイン$PEPEが誕生し、盛り上がりを見せるなどOrdinalsやそれに基づくBRC20エコシステムの拡大は続いています。
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記事ソース:Dune、brc-20.io