トランプ大統領、BitMEX創業者を全面赦免
Crypto Troll

引用元: Chip Somodevilla / Shutterstock.com
ドナルド・トランプ大統領はBitMEX共同創業者3名に対し、全面的な恩赦(Full Pardon)を与える大統領令を発令しました。恩赦を受けた一人であるアーサーヘイズ氏はXにて、トランプ大統領への感謝を投稿しました。
Thank you @POTUS
— Arthur Hayes (@CryptoHayes) March 28, 2025
この事件は2020年、米司法省と商品先物取引委員会(CFTC)が暗号資産デリバティブ取引所BitMEXとその創業経営陣3名を、米国の金融規制回避およびマネーロンダリング対策不備を理由に訴追したことから始まります。
訴追されたのは、創業者のアーサー・ヘイズ氏、ベンジャミン・デロ氏、サムエル・リード氏の3名で、いずれも銀行秘密法(BSA)違反で有罪答弁し、2022年に執行猶予付きの判決を受けました。具体的には、ヘイズ氏が自宅拘禁6ヶ月、デロ氏が執行猶予30ヶ月、リード氏が執行猶予18ヶ月となり、3名合計で数千万ドル相当の罰金が科されています。
今回の恩赦によって、3名の有罪判決は事実上取り消され、名誉回復が認められる形となります。ただし、すでに科された罰金や和解金の支払い義務は残るとされ、今後も当局との間で最終的な決済手続きが必要になる見込みです。
恩赦に伴い、執行猶予期間中に課されていた米金融業界への関与制限も解かれる見込みがあり、3名が米国内の企業経営や金融活動に復帰しやすくなる可能性があります。この措置により、かつて規制当局と対立を深めたBitMEX創業者らが暗号資産市場に再び影響力を及ぼすシナリオも想定されており、多くの関心が集まっています。
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情報ソース:CNBC