旧シグネチャーバンクの買収、ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ傘下の子会社が実施へ
2023/03/20・
noob botter
ニュース
シグネチャーバンク、仮想通貨事業以外の預金の引き継ぎ及び買収へ
米連邦預金保険公社(FDIC)は公式声明で、ニューヨーク・コミュニティ・バンコープの完全子会社であるフラッグスター銀行が、旧シグネチャーバンク(現シグネチャーブリッジバンク)の預金および一部のローンポートフォリオの実質的買収・譲受契約を締結したと発表しました。
Today, we entered into an agreement with a subsidiary of New York Community Bancorp, Inc., to purchase and assume deposits and assets out of Signature Bridge Bank. Read more ➡️ https://t.co/bSshY93lBh. pic.twitter.com/b9RBvYtGF7
— FDIC (@FDICgov) March 19, 2023
引き継ぎ内容にデジタルバンキングサービス(仮想通貨事業)の預金は含まれず
FDICによると、旧シグネチャーバンクの預金者(デジタルバンキング事業に関連する預金者を除く)は、自動的にフラッグスター銀行の預金者となり、保険限度額までFDICによる保険が継続されるとのこと。
今回のフラッグスター銀行の入札には、旧シグネチャーバンクのデジタル・バンキング事業に関連する40億ドルの預金は含まれていません。
また、FDICはこれらのデジタルバンキング事業の預金の40億ドルを、デジタルバンキング事業に関連する口座を持つ顧客に直接提供する予定としています。
仮想通貨事業を展開する銀行の破綻が相次ぐ中、今後の銀行を中心とする信用不安がどこまで影響をもたらすのか注目です。
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記事ソース:FDIC