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現物型ビットコインETF、約10カ月で”金”ETFの半分の資産規模に

現物型ビットコインETF、約10カ月で”金”ETFの半分の資産規模に

ビットコイン現物ETFの資産総額が700億ドルを突破し、米国上場のゴールドETFの総資産(1,370億ドル)の約50%に達したことが明らかになりました。

ビットコイン現物ETFは2024年1月に登場したばかりですが、わずか10カ月で急速に資産を積み上げており、ゴールドETFに対する投資家の関心の高まりが伺えます。

SoSoValueのデータによると、BTC ETFは運用開始後、総額242億1,000万ドルの純流入があり、この急速な成長は投資家の間でビットコインが「デジタルゴールド」としての地位を確立しつつあることを示唆しています。

ゴールドは歴史的に安定した資産として認識されてきましたが、ビットコインは有限な供給と既存金融システムからの独立性という特徴から、新たな安全資産として注目を集めています。著名ヘッジファンドマネージャーのポール・チューダー・ジョーンズ氏も、高インフレ時代における投資先としてビットコインを推奨しています。

ビットコイン投資家のアンソニー・ポンプリアーノ氏とアナリストのサム・キャラハン氏は、企業のバランスシートにおけるビットコインの役割について議論を展開し、キャラハン氏は、MicroStrategy社の成功事例を挙げ、企業価値向上に貢献する可能性を示唆しました。

ビットコインは金と異なり、企業会計上での保有が容易であることも企業のバランスシート戦略において有利な点と同氏は指摘。

インフレリスクが高まる中、ビットコインは企業のポートフォリオにおける重要な資産としてますます注目を集めることが予想されます。

記事ソース:SoSoValue

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