米テキサス州上院でビットコイン準備金法案が可決|経済規模はロシアやカナダ超え?

米テキサス州上院でビットコイン準備金法案が可決|経済規模はロシアやカナダ超え?
ct analysis

米テキサス州上院において、戦略的ビットコイン準備金法案(SB-21)が25対5の賛成多数で可決されました。これはチャールズ・シュワートナー州上院議員によって提出されたもので、ダン・パトリック副知事が上院の優先課題として指定し、積極的に支援してきたとされています。

Satoshi Action Fundの共同創設者兼CEOであるデニス・ポーター氏は、テキサス州の経済規模は2.6兆ドルでこれは世界第8位であり、ロシアやカナダ、オーストラリアを上回ると指摘。もし今回のビットコイン準備金法案が下院で通過すれば、その影響は世界的に大きな衝撃をもたらすとの見方を示しています。

トランプ大統領は本日3月7日に、刑事・民事事件で押収したビットコインを戦略的準備金として扱うよう指示する大統領令に署名したことが明らかになっています。

米国では現在、政府単位と各州単位で戦略的ビットコイン準備金の施策が進められています。

直近では、モンタナ州、ノースダコタ州、ワイオミング州で戦略的ビットコイン準備金法案がいずれも否決されており、依然としてそのハードルが高いことが窺えます。しかし、経済大国である米国においてビットコインを戦略的準備金として保有する動きが広まれば、他国へその取り組みが波及する可能性もあり大きな注目を集めています。

企業の財務戦略としてビットコインを保有する例はすでに存在しており、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)やメタプラネット社などがその代表的な事例となっています。今回の法案可決をはじめとする動きが続けば、こうした企業の動きがより一層加速する可能性もあり、今後のテキサス州の下院審議を含め、ビットコインの戦略的準備金に関する動向に注目が集まります。


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