ワールドコインが「ワールド」へ名称変更|独自L2チェーンも始動
Crypto Times 編集部
人間の虹彩スキャンを基盤としたデジタルIDプロジェクト「ワールドコイン (Worldcoin) 」が、「World」へのリブランディングを実施しました。同時に同社が開発するEthereumレイヤー2ブロックチェーン「World Chain」もローンチされています。
World Chain is now open to every human 🫡 pic.twitter.com/5lVdVM9Em0
— World (@worldcoin) October 18, 2024
World Chainは、Worldが目指す分散型IDと金融サービスを融合させたエコシステムの中核となるものです。日常生活で役立つDeFiやID分野のアプリケーションが中心となる予定で、World ID認証ユーザーはトランザクションの優先処理や一部ガス代無料などの特典が受けられます。
World Chain上での手数料支払いは、Worldcoin(WLD)トークンが使用できます。Worldは既に約1500万人のWorld ID保有者を擁しており、これらのユーザーのWorld Chainへの移行及び対応は完了しているとしています。
Optimism、Alchemy、Uniswap、Safe、Dune、Etherscanといったブロックチェーンサービスやアプリも、World Chain立ち上げと同時にサポートを開始しています。
World Chain 🤝 @Uniswap pic.twitter.com/6o2w0gm2Id
— World (@worldcoin) October 17, 2024
CoinGeckoのデータによると、WorldのL2ネットワーク発表後のWLDトークン価格は軽微な下落を見せており、大きな価格変動は見られていません。
記事ソース:World