ニューヨーク大教授も務める経済学者、「ブロックチェーンはエクセルよりも劣っている」と批判

ニューヨーク大教授も務める経済学者、「ブロックチェーンはエクセルよりも劣っている」と批判
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ニューヨーク大学(NYU)で教授も務める経済学者で、仮想通貨の批評家でもあるヌリエル・ルビーニ氏が、1月26日に開催されたイベント中のパネルディスカッションで「ブロックチェーンはエクセルよりも劣っている」と発言し、注目を集めました。

ルビーニ氏が登壇したのは、仮想通貨取引所のLaTokenが主催したイベント”Blockchain Economic Forum”で、パネルディスカッションの全容はこちらから見ることができます。

ルビーニ氏は冒頭に「ブロックチェーンはこれまでの歴史で一番誇張されたテクノロジーである」と発言し、さらに「ブロックチェーンや仮想通貨がフィンテックやプライベートDLTに影響を及ぼすことは少ないだろう」と述べました。

また、プライベートDLTに対してはさらに具体的に「トラストレスでなければ非中央集権型でもない、単なる思い付きのようなデータベースである」と述べました。

ルビーニ氏は、ブロックチェーンや仮想通貨に対してはこれまでも懐疑的な立場をとっていますが、フィンテックや新しい経済のあり方については正当に評価しており、「フィンテックのこれからの進歩はブロックチェーンや仮想通貨ではなく、AIやマシンラーニング、IoTなどの技術によってもたらされるだろう」と発言しました。

記事ソース: LaToken

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