OMTradeで話題のコピートレードをやってみた!取引結果と使い方まとめ

2024/02/02・

さっちゃん

OMTradeで話題のコピートレードをやってみた!取引結果と使い方まとめ

OMTradeは2023年にサービスを開始した比較的新しい仮想通貨取引所です。

コピートレードをメインに置いた特徴的な取引所で、ハイパフォーマンスのトレーダーの取引を簡単にコピートレードできる点が大きなメリットです。

  • OMTradeのコピートレードは本当に簡単なの?
  • OMTradeのコピートレードで実際に稼げる?
  • OMTradeのコピートレードで利益を得るためのコツは?

こういった疑問を持っている人に向けて、この記事ではOMTradeのコピートレードについて解説しました。

使い方だけでなく、実際にコピートレードを2週間試した結果も公開しています。さらにその経験をもとにしたコツや注意点もまとめました。

最後まで読めば、OMTradeのコピートレードをしっかり活用できるようになりますよ。

目次

OMTradeのコピートレードとは?5つの特徴を解説

最初にOMTradeのコピートレードに関する基本的な事項を確認します。

特徴的な部分を5点あげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。

OMTradeのコピートレード5つの特徴

仮想通貨の売買が自動でコピーされるので初心者でもOK

OMTradeのトレーダー情報画面

OMTradeのコピートレードは、選択したトレーダーの投資戦略をそのままコピーして取引ができるトレード方式です。

信頼できるトレーダーを選んでフォローすれば、そのトレーダーが行う発注・決済をトリガーにして、同じタイミングで自分の資金を使った発注・決済が自動的に行われます。

注文のタイミングをチャートや取引板を見て自分で判断する必要はなく、参入や利食い・損切りのタイミングも含めたトレーダーの戦略がそのまま反映された取引ができます。

トレードの経験が浅い初心者や、チャートに長時間張り付く時間が取れない人でも、パフォーマンスが高いトレーダーを選ぶことができれば利益を上げることが可能です。

トレーダーのトレードの内容や統計情報が詳細に公開されている

トレーダーに関して参照できる主な情報
  • 損益(金額・比率)
  • 勝率
  • ドローダウン
  • フォロワー数
  • フォロワー収益
  • エントリー頻度・ポジションの保持期間
  • 利益配分比率
  • 個々の取引の履歴

OMTradeのコピートレードでは、コピー対象のトレーダーに関する様々な情報を参照できます

損益の総額や勝率などの統計情報だけでなく、個々の取引の内容まで詳細に確認可能です。

フォローできるトレーダーは多くリストされていますが、損益や勝率によるランキング形式で見ることができるので、優秀なトレーダーを簡単に選ぶことができます。

トレーダーを選びがコピートレードで勝つための最重要ポイントなので、しっかりと情報が公開されていることは大きなメリットですね。

コピーしたトレーダーへの利益配分が発生する

トレーダーに支払う利益配分のパターン
パターンの区分利益配分比率説明
日次決済10%一日単位で損益を計算し、利益配分額を決定する
ハイウオーターマーク20%1か月単位で損益を計算し、利益配分額を決定する

OMTradeのコピートレードでは、フォロワーに利益が出た場合にその一部をフォローされたトレーダーに配分する必要があります。

配分の比率は利益配分の計算の仕方によって10%あるいは20%に設定されます。どちらにするかはトレーダーが選択可能です。

個々のトレーダーの利益配分の比率は、トレーダーごとの情報を開示したページで確認できますよ。

トレーダーを選んでボタンひとつでコピートレードを開始できる

OMTradeのコピートレードは、非常に簡単に始められるのが特徴です。

フォローするトレーダーを選んだあとは、コピートレードに割り当てる資金の額を入力して、「コピートレードを実行」のボタンをクリックするだけで手順が完了します。

細かい設定を不要にしているのは、コピートレードの約定数量をトレーダーの資金とフォロワーの資金の比率をもとに自動的に決定しているからです。

これにより、約定数量が過多になるリスクを適正に抑えたトレードが可能になります。

コピートレード比率や利食い・損切りの指定でリスクをコントロール

コピートレードに関して設定できる主な項目
  • コピートレード比率
  • 注文金額の最小/最大値
  • 月あたりの証拠金の上限
  • 利益確定比率
  • 損切り比率

OMTradeのコピートレードは「コピートレードを実行」のボタンをワンクリックするだけで始められますが、細かい設定をすることもできます。

コピートレードの参入数量を決めるコピートレード比率や、注文金額の最小/最大値、損切り比率などを詳細に設定可能です。

コピートレードを始めた初期は、トレーダーのトレードの傾向を確認しながら、設定を調整していくのがおすすめの使い方ですね。

コピートレード比率とは?
コピートレードの参入数量を決定する比率です。×1の場合はトレーダーの参入数量に「フォロワーの資金量 ÷ トレーダーの資金量」を掛けた結果がコピートレードの参入数量になります。×2の場合はコピートレードの参入数量はその2倍です。

【PC版】OMTradeでのコピートレードのやり方

ここまでOMTradeでのコピートレードの特徴を説明してきました。次はコピートレードの実際の手順を説明しましょう。

まずはPCからOMTradeのWebサイトを使う時のコピートレードの手順を解説します。

【PC版】OMTradeでのコピートレードのやり方

STEP1:コピートレードの資金を準備する

OMTradeへの入金

コピートレードに利用できる仮想通貨はUSDTです。最初にコピートレードの資金をOMTradeの口座に準備しましょう。

最も簡単な方法は、USDTをOMTradeの口座に入金することです。

入金するにはOMTradeのWebサイトにログインして、トップページの上部にある「入金」を選びましょう。

USDTの入金先のアドレスがQRコードと文字列で表示されるので、そちら宛てにUSDTを送ります

送金に使用するブロックチェーンも指定されているので、こちらも間違えないようにしましょう。

STEP2:フォローするトレーダーを選択

OMTradeのトレーダー情報参照

次は、コピートレードできるトレーダーに関する情報を検討して、フォローするトレーダーを選択します。

OMTradeのWebサイトにログインして、上部のメニューの「コピートレード」を選ぶと、コピーできるトレーダーがリストされます。

「損益」「勝率」などによるランキング形式で表示されているため、パフォーマンスが高いトレーダーを選ぶのは簡単です。

この画面で各トレーダーのエリアをクリックすると、そのトレーダーに関するより詳細な情報を確認できますよ。

STEP3:トレーダーごとのコピートレードの設定とトレードの開始

OMTradeのコピートレード設定

フォローするトレーダーが決まったら、そのトレーダーの詳細情報の画面の右側にある「コピー取引額」を入力して、「コピートレードを実行」を選択しましょう。

「コピー取引額」は自分が保有する資金のうち、このトレーダーのコピートレードに割り当てる資金の総額です。

「コピートレードを実行」を選択するとコピートレードが開始され、トレーダーが参入・決済したタイミングで自動的に参入・決済が行われるようになります。

OMTradeのコピートレード設定

コピートレードの詳細を設定したい場合は、「高度なオプション」をONにしましょう。

コピートレードの比率や最小・最大の証拠金額、利食いや損切りの比率などを指定できます。

「コピートレードを実行」を選択してコピトレ開始です。

【スマホ版】OMTradeでのコピートレードのやり方

コピートレードはOMTradeのスマホアプリからでも行うことができます。

ここからはスマホアプリでのコピートレードの始め方を、操作画面を交えて説明します。

【スマホ版】OMTradeでのコピートレードのやり方

STEP1:コピートレードの資金を準備する

OMTradeへの入金

OMTradeのスマホアプリからでも、コピートレードの資金をOMTradeの口座に入金できます。

OMTradeのスマホアプリにログインして、ホーム画面の最下段の「残高」を選択しましょう。資産管理の画面に切り替わるので「入金」を選択します。

アプリはAndroidのみ
2024年1月時点でiOSのアプリはリリースされていません。Androidのみです(GooglePlayのダウンロードページ)。iPhoneユーザーはスマホのブラウザでコピトレしてくださいね。

OMTradeの入金

入金する銘柄を選択する画面が開くので、「USDT」を選びます。

USDTの入金先のアドレスがQRコードと文字列で表示されるので、そちら宛てにUSDTを送付します。

送金に使用するブロックチェーンも指定されているので、こちらも間違えないようにしましょう。

STEP2:フォローするトレーダーを選択

OMTradeのトレーダー情報参照

次は、コピートレードできるトレーダーに関する情報を検討して、フォローするトレーダーを選択します。

OMTradeのスマホアプリにログインして、下部のメニューの「コピー」を選びましょう

フォローできるトレーダーがリストされた画面が表示されるので、ここで興味のあるトレーダーのエリアをタップすると、そのトレーダーに関するより詳細な情報を確認できます。

統計的な情報だけでなく過去のトレードの詳細なども確認できるので、しっかりと検討しておきましょう。

STEP3:トレーダーごとのコピートレードの設定とトレードの開始

OMTradeのコピートレード設定

フォローするトレーダーが決まったら、そのトレーダーの詳細情報の画面の下部にある「コピートレードを確認」をタップしましょう。

コピートレードの設定画面に切り替わるので、「コピートレード金額」と「コピー取引比率」を入力します。

画面下部の「コピートレードを確認」をタップしてコピートレード開始です。

金額と比率について
「コピートレード金額」は自分が保有する資金のうち、このトレーダーのコピートレードに割り当てる資金の総額です。
「コピー取引比率」は、すでに説明したコピートレード比率と同じものです。

OMTradeのコピートレード設定

コピートレードの詳細を設定したい場合は、「高度なオプション」をONにしましょう。

最小・最大の証拠金額、利食いや損切りの比率などを指定できるので、リスクを抑えながらコピートレードを進めることできますよ。

OMTradeでコピートレードを2週間やってみた結果を公開!

OMTradeのコピートレード実績

OMTradeでのコピートレード実績
コピートレード期間14日間
初期資産額164.92USDT
終了時資産額187.89USDT
損益+22.97USDT (+13.9%)
フォローしたトレーダー数2名
トレード回数44回(3.1回/1日) 買い21回 売り23回
勝敗勝ち21回 負け23回 勝率47.7%

OMTradeのコピートレードを実際に試してみました。2人のトレーダーをフォローして2週間実施し、+13.9%の収益が今回の実績です。

ただし、ここからフォローしたトレーダーに対する利益配分が差し引かれます

私が選択したトレーダーはハイウオーターマークなので月間の利益の20%が分配されるため、利益はその分減少します。

トレードの勝敗はほぼ5割で均衡していますが、大きめの勝ちが2回あり、トータルではプラスです。

しっかり損切りをして大負けをせず、少ない勝ちを拾っていくことができる堅実なトレーダーを選ぶことができたようです。

リスクをあまりとらないトレーダーを選んだので、トレードのレバレッジはすべて5倍でした。その分利益は大きくはありせんが、2週間の成果としては満足できる結果です。

OMTradeのコピートレードは、信頼できるトレーダーを選ぶことができればしっかり収益を上げることができるトレード方法ですね。

OMTradeのコピートレードをやってみてわかった安定的に稼ぐコツ

OMTradeでコピートレードをやってみた結果、約14%のプラスになりましたが、安定的に稼ぐにためには留意すべき点が複数あることを実感しました。

ここからは、やってみて分かったOMTradeでのコピートレードのコツや注意点を説明しましょう。

OMTradeのコピートレードをやってみてわかった安定的に稼ぐコツ

フォロワーに利益が出ているトレーダーを選ぶ

フォローするトレーダー選びのポイント
  • 多くのフォロワーにフォローされている
  • フォロワーに利益が出ている
  • 損切りがしっかりできている
  • 高すぎるレバレッジの取引を行わない

コピートレードで最も重要なのは、安定的に利益を積み上げることができるよいトレーダーを選ぶことです。

OMTradeでは、フォロー対象のトレーダーに関する詳細な情報を参照できるので、しっかりと比較検討しましょう。

トレーダー選びで特に重要なポイントは、フォロワーに確実に利益を還元できているかどうかです。

多くの人にフォローされており、フォロワー損益がしっかりプラスになっているトレーダーを探しましょう。

もうひとつのポイントは、トレードのリスク管理ができているトレーダーを選ぶことです。

損切りしているかも重要
50倍を超える高いレバレッジの取引は避け、トレードがマイナスになったときの損切りがしっかりできているトレーダーを選べば、大きく負け越すことなく安定した成果を得ることができます。

フォローした直後はトレーダーの傾向をしっかり確認する

OMTradeで開示されている情報をしっかり検討してトレーダーを選んだ後でも、実際にコピートレードが始まると新たに気がつくことが多くあります。

  • トレーダーが参入・決済するタイミング
  • ポジションの大きさによるトレードの強弱のつけ方
  • どのぐらいの含み損まで許容するのか

こういった細かい部分は、実際にコピートレードを始めないと実感できません。

フォローを開始した当初は、トレーダーの動きに注意を払ってしっかり観察しましょう。

自分のスタイルとは合わないと判断したら、他のトレーダーに乗り換えるのも良い案です。

トレードの数量を抑えてリスクをコントロールする

OMTradeでのコピートレードの数量を抑える方法
  • コピートレード比率を低く設定する
  • 注文時の証拠金の最大値を低めに設定する
  • トレーダーに割り当てるコピー取引額を少なくする

仮想通貨は価格の変動が激しいのが特徴です。様々なニュースに反応して、急に価格が大きく動くことが頻繁にあります。

急な値動きの際には、数量が大きなトレードは大きな損失を被ることがあります。特に、保有資金に対して約定数量が大きい場合には、ロスカットの発生を警戒することが必要です。

トレードの数量は、保有する資金に対して十分に低い額に抑えておきましょう

コピートレード比率を下げ、トレードごとの証拠金の上限を低く設定しておくのがおすすめです。

損切りの設定は確実に実施する

OMTradeのコピートレードでは、含み損益が大きく膨らんだときに備えて、利食いや損切りを強制的に行うタイミングを設定できます。

ポジションの大きさに対する利益や損失の比率を指定するもので、その比率に達したら自動的に決済が行われます。

過度のリスクを回避するという観点では、特に重要なのは損切り比率の設定です。

仮想通貨に大きな値動きが発生した場合や、レバレッジの高いコピートレードを行った場合に備えて、損切り比率の設定は必ず実施しておきましょう。

リスクが大きすぎるコピートレードは早めに決済する

OMTradeのトレーダーによっては、トレードごとのリスクに強弱をつけることがあります。

リスクが許容できないと感じた場合は、早めに決済することが必要です。

中にはリスクが大すぎるトレードが混じることがあるので、コピーされたポジションの状況は頻繁に確認しましょう。

使い分けトレーダーも多い
一部のポジションの約定数量を多くしたり、トレードごとにレバレッジを変えたりして、様子見のトレードと勝負をかけるトレードを使い分けるのです。
そういったタイプのトレーダーをフォローしている場合には、コピーしたトレードごとにリスクに強弱が出ます。

まとめ

OMTradeロゴ

この記事では、OMTradeの最大の特徴であるコピートレードについて解説しました。

コピートレードの使い方の詳細だけでなく、実際に2週間コピートレードを試してみた結果も報告しています。

OMTradeのコピートレードは、良いトレーダーを選ぶことができれば、しっかりと利益を得ることが可能です。

トレーダーをじっくりと比較検討して選択した上で、最初は少額からコピートレードを試してみましょう。


免責事項

・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
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