BSCのレイヤー2「opBNB」が開発者向けにメインネットを公開

2023/08/16・

あどまん

BSCのレイヤー2「opBNB」が開発者向けにメインネットを公開

8月16日、BNBスマートチェーン(BSC)のレイヤー2であるopBNBが、インフラストラクチャ プロバイダー向けにメインネットを公開しました。ただし、現時点では一般ユーザー向けにはまだ公開されておらず、opBNBメインネットの一般公開は8月末から9月初旬を予定しています。

opBNBは、イーサリアム(ETH)との互換性を持ち、BNBスマートチェーン(BSC)のレイヤー2(L2)として動作する予定です。このプロジェクトは、BNBチェーンのスケーラビリティの問題に対処するために開発されています。

開発に際しては、イーサリアムのレイヤー2である「Optimism」の技術を導入しており、opBNBは1秒あたり4,000を超えるトランザクションを処理できる能力を持ち、トランザクションの平均コストを0.005ドル以下にまで削減できるとされています。そのため、ゲームやソーシャルネットワークなど、さまざまなアプリケーションでの利用を見込んでいます。

すでにopBNBメインネットへの資金を移行するためのブリッジも稼働しており、opBNB上への資金入金が可能となっています。

 

また、opBNBは開発者コミュニティを重視しており、先月の7月13日にはHackvolutionハッカソンがスタートしました。

現在、既に500以上のプロジェクトがopBNBのテストネットに提出されており、メインネットが公開されると共に、多くのdappsがopBNB上で展開されることが予想されています。

opBNBの一般ユーザー向けメインネットのリリースは8月末から9月初旬を予定

冒頭で述べた通り、現在の段階では開発者向けの環境下にあり、一般ユーザー向けの公開はまだ行われていません。

先月、メインネットがローンチされたBaseも最初は開発者向けに公開され、そのタイミングで多くのトークンやDappsが導入されました。その際には大きな価格変動が起きるなど、リスクが高まる状況でした。

したがって、opBNBも同様の現象が発生する可能性があるため、注意が必要です。

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