Plasm NetworkがOKExより資金調達を完了、OKExがPolkadotエコシステムに投資を行なうのはPlasm Networkが初となる
アラタ | Shingo Arai
日本発のパブリックブロックチェーンであるPlasm Network(プラズムネットワーク)の開発をリードするStake Technologies Pte LtdがOKExが組成した約100億円ファンドであるBlock Dream Fundから資金調達を実施しました。
今回、OKExがPolkadotエコシステムのプロジェクトに投資を行なうのはPlasm Networkが初となります。
We are thrilled to announce that Block Dream Fund, an investment institution under OKEx, has invested in Plasm. OKEx will serve as a gateway for their numerous users who hold DOT and Kusama tokens, granting them easy access to our Parachain Lease Offering.https://t.co/473qGHYUou
— Astar Network (@AstarNetwork) March 2, 2021
Plasm Networkは2021年2月9日にBinanceをリード投資家にした資金調達を発表した後、以下の技術的な進捗を発表しています。
● 世界初、Polkadotのコア機能となるクロスチェーントランザクションをテストネットで成功
● Web3財団の助成金プログラムに採択されたスケーリングソリューションであるZK Rollupsの実装を行いマイルストーン1を提出
● EthereumとPolkadotのブリッジを実装開始、Secret Network(旧エニグマ)とPolkadotのブリッジのデモを発表
● ハードウェアウォレットのPolkadot、Plasm Networkへの対応を実装
上記の進捗を鑑み、将来的な技術的・ビジネス的な協業のシナジーから世界的な暗号資産取引所であるOKEx傘下のBlock Dream Fundの資金調達を実施完了しました。
Plasm Networkは今後、2021年内に予想されるPolkadot/Kusamaメインネットへの接続、エコシステム内でのプレゼンスの確立、プロダクトマーケットフィットに向けOKExと協業を行い、日本発のパブリックブロックチェーンを世界のパブリックブロックチェーンにすべくプロダクト開発を加速させるとしています。
CRYPTO TIMESではPlasm NetworkのCEOである渡辺創太氏へのインタビューを実施しており、記事内ではBinanceの資金調達や今後に関してを語っていただいています。
記事ソース : Plasm Network Medium