ユニスワップのユニチェーン発表後にUNIの価格が高騰、クリプト・オールスターズが次に続く可能性はあるのか
Crypto Times 編集部
世界大手の分散型取引所の1つであるUniswap(ユニスワップ)は10月10日、レイヤー2で独自のネットワークであるユニチェーン(Unichain)立ち上げを発表したことから、同取引所のネイティブトークンである$UNI(ユニ)の価格が先週にかけて大幅に上昇しました。
一方で仮想通貨市場のトレーダーたちは、ミームコインのDeFiプロジェクトともいわれるCrypto All-Stars($STARS、クリプト・オールスターズ)にも注目しており、同プロジェクトは現在行われているプレセールで220万ドル以上の資金を調達し、$UNIに続くトークンとして$STARSが取り上げられています。
UNIの価格は一時8.4ドルを突破
10月10日にUniswapがユニチェーンの立ち上げを発表したことで$UNIトークンの価格は高騰し、一時8.4ドルを突破し、値動きが少し落ち着いた本稿執筆時点でも過去1週間で約6%の価格上昇を記録しています。
8日には7ドル台だった$UNIの価格は15%上昇、ピーク時には20%の高騰を記録しました。
CoinMarketCapのトレンド仮想通貨リストで$UNIは上位にランクインし、取引量でも仮想通貨市場全体で12位の地位につきました。
また、オープンインタレスト(未決済建玉)は21%急増し、一時1億1400万ドルと6月中旬以来の水準に達しました。
一部の仮想通貨専門家は、この強気相場が続くようであれば$UNIトークンは予想よりも早く10ドルに到達するかもしれないと前向きな予想をしています。
Uniswapが今回発表したユニチェーンは、市場でトレンドとなっている新しいレイヤー2ソリューションで、Ethereum(ETH、イーサリアム)のメインネットに比べて最大で95%の取引(トランザクション)手数料を削減し、1つのブロックを処理するのに必要なブロックタイムを250ミリ秒に短縮できるとされています。(1ミリ秒=0.001秒)
これは、電話回線を用いた従来のダイヤルアップ接続から、光ファイバーを利用して大容量かつ高速にデータを処理できる光回線にアップグレードするようなものです。
そのためユニチェーンは、DeFi(分散型金融)市場に大きな変革をもたらす可能性があると考えられています。
また、ユニチェーンはOptimism Superchain(オプティミズム・スーパーチェーン)の一部となっており、異なるブロックチェーン(ベースチェーンなど)を繋げて、他のレイヤー2ネットワークから流動性を確保してDeFiをよりスムーズにすることを目指しています。
Uniswapのテストネットが既に稼働しており、メインネットのリリースも近づいていることから、市場の投資家たちは大きな期待を寄せています。
このように、$UNIトークンに対する需要は急増しており、ユニチェーンの技術的な進展が今後、投資家の熱狂を再び押し上げる可能性が高まっています。
次のDeFiプロジェクトミームコインとしてクリプト・オールスターズが浮上
Uniswapの$UNIトークンが市場で話題になるにつれて、次のDeFiプロジェクトミームコインとしてクリプト・オールスターズが、その新しい統一ステーキング・プロトコルで注目を集めています。
業界初となるクリプト・オールスターズの統一ステーキング・プロトコルは「MemeVault(ミーム金庫)」と呼ばれており、$STARSトークンの保有者はすでに保有しているミームコイン資産をステーキングすることで追加の報酬($STARSトークン)を稼げるようになっています。
ミームコイン市場では、ほとんどのトークンがSNSなどをきっかけとした話題性や拡散性に依存しているのに対し、クリプト・オールスターズは高い実用性を提供し、トレーダーが自分の収入を効率よく増やせる機会を提供しています。
現在MemeVaultが対応しているミームコインは、ぺぺ($PEPE)・ボンク($BONK)・ドージコイン($DOGE)・シバイヌ($SHIB)・フロキ($FLOKI)・ブレット($BRETT)・ターボ($TURBO)・ミレディ($LADYS)・トシ($TOSHI)・モッグコイン($MOG)・コックイヌ($COQ)の11種類となっており、ユーザーはこれらのトークンから好きなものを複数同時にステーキングすることが可能です。
このように、ミームコイン市場の投資家は自分の資産を使って収益を最大化することができ、複数のステーキングプールを管理する手間が省けます。
というのも、従来のステーキング・プロトコルでは1つのプロトコルに対して1つのトークンしかステーキングすることができませんでした。
さらに開発チームは、$STARSトークンそのものをロックできるステーキング機能も備えており、現在のAPY(年間利回り)は652%、すでに11億2912万6216$STARSトークンが預けられています。
クリプト・オールスターズのこのような二重収益アプローチは急速に広まりつつあり、実施中のプレセールはすでに220万ドル以上の資金を調達しています。
本稿執筆時点では、$STARSトークンあたり0.0015007ドルで取引が行われていますが、早期参入者にインセンティブを与えるため、開発チームはプレセールのステージが進むごとに価格を少しずつ上昇させています。
クリプト・オールスターズは、Uniswapを含めて年内に大規模なDEX(分散型取引所)上場を実現するだろうともいわれており、投資家たちは今後の動向を注視しています。
クリプト・オールスターズの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。
Press Released Article
※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。