Razer(レイザー)がマイニングソフトをリリース、独自通貨Razer Silverが採掘可能に
Crypto Times 編集部
大手ゲーミング機器メーカーのRazer(レイザー)が、マイニングソフト「Razer Softminer」をリリースしたことがわかりました。
Razer Softminerでは、コンピュータがアイドル状態のときに、独自の通貨「Razer Silver」をマイニングすることができるといいます。
Have a gaming rig on idle at home? Here’s a new way to score Razer Silver: launch Razer SoftMiner on your PC and start racking up Silver—one step closer to the reward you want, for doing nothing at all.
Check out Razer SoftMiner now: https://t.co/PRND2BQ3xU pic.twitter.com/qrHXCdQrjC
— R Λ Z Ξ R (@Razer) 2018年12月12日
Razer Silverは暗号技術を利用した仮想通貨ではなく、Razerのウェブサイトでゲーミング機器やグッズの購入に利用できるバーチャルクレジットのようです。
当マイニングは高性能なGPUを搭載したコンピュータで実行することが推奨されており、適切な環境を設定した前提で一日あたり約500 Silverを獲得できるようです。
Razer Silverで購入できる商品の中で高価なものは、同社が開発した高性能ゲーミングキーボードとなっており、その価格は280000 Silverと設定されています。
しかし、当デジタルクレジットの有効期限が一年間であることを考えると、推奨環境で毎日マイニングを行っても最大182500 Silverしか獲得できないことになります。
電気代も考慮すると、このマインングが赤字になる可能性が出てくると言えるでしょう。
これを受けツイッター上では、「マジ?エイプリルフールのジョークだよね?」「おそらくこれは、歴史上の貿易取引の中で最悪のものになるだろう」などといった多くの批判が寄せられています。
記事ソース:Razer Softminer