株式会社gumi主催「web3 Futures Meetup」イベントレポート
boarding bridge
株式会社gumiによるweb3ミートアップ「web3 Futures Meetup」を、boarding bridge(bb)およびCryptoTimesのサポートにより開催しました。
gumiが主導する次世代の推し活プラットフォーム「OSHI3」に焦点を当てたこのイベントでは、今後のエンターテイメントの展望を話し合うパネルセッションや、ゲスト同士で親交を深めるディナーパーティーが行われました。
本記事はイベントの概要と当日の様子をまとめたレポートです。
目次
イベント概要
「web3 Futures Meetup」
日時:3月15日(金)Start 18:00 – Close 21:30
会場:CryptoLounge GOX(東新宿駅徒歩3分)
規模:60名(完全招待制)
イベント内容
オープン
本イベントは事前に登録されたゲストだけが参加可能な半クローズドイベントとなっており、約60名の業界関係者ならびにインフルエンサーが参加しました。
会場は東新宿のweb3向けのイベントスペース「CryptoLoungeGOX」で、OSHI3のイメージカラーである赤を基調に華やかな空間が演出されました。
18時の開場とともに多くのゲストが来場し、受付では今回のメインプロジェクトであるOSHI3のロゴクッキーとノベルティが配布されました。
OSHI3の紹介
トークセッションの前半では、gumiが推進する新しいエンターテイメントプラットフォーム「OSHI3」の説明が行われました。
これまでは、現実世界での “推し活” が主流でしたが、OSHI3はブロックチェーン技術とコンテンツプラットフォームを掛け合わせてデジタル領域での“推し活” をアップデートすることを目的としています。
「作る」「選ぶ」「集める」「広げる」新たな “推し活” 体験を国内外に届けていくことを掲げており、すでに「ファンキルオルタナ」や「ブレイブフロンティアバーサス」などのコンテンツがOSHI3から公開されています。
パネルセッション
後半は「Web3エンタメの展望と課題」をテーマに、パネルセッションが行われました。以下に登壇者と内容の一部を紹介します。
登壇者(敬称略)
・Jison | 株式会社gumi Head of Blockchain Business
・アサカ | OSHI3 統括責任者
・ゆりてぃ | web3 MC
Web3ゲーム業界が伸びるためにどのような課題があると考えていますか?
寺村
今回ファンキルオルタナをリリースしてみての感触として、まずは多くのweb2ユーザーにも触れてもらえる機会を作ることができました。
また、web2ゲームと遜色ない売上水準が作れることを示すことができ、大きな転換点になると考えています。
安積
2024年は、去年から仕込んできた企業が続々と大型タイトルをリリースし、Web3ゲーム業界は大きく盛り上がるでしょう。
その中でスマホゲームにおけるパズドラ、モンストのような幾つかのキラーコンテンツが出てくれば、世の中の見方も大きく変わり、Web3ゲームへの追い風になると思います。
これを更に拡大するための課題としては、ゲーム外の取引所を使用する障壁を減らし、ゲームの延長線上でWeb3体験が出来るようになることが理想です。そこでファンキルオルタナでは、ゲーム内で引いたキャラに課金すると報酬を得ることができる仕組を採用しています。
今後Web2ユーザーを巻き込んで広く普及していく為に必要なことは何だと思いますか?
寺村
Web3であることを意識しなくても良いインフラの整備か、Web3の壁を超えるほどのキラーコンテンツの存在だと思います。政府や大手新聞社・テレビ局等のメディアを通じた普及活動も必要です。
安積
Web3サービスを作る場合、「なぜWeb3なのか?ブロックチェーンを使う意味はあるか」というところを確りと考えないと広がりません。しかしエンタメ分野では、ファンの熱量が高ければそうしたWeb3の必要性を超えてくる可能性はあると思っています。
例えば「あのアイドルのチケットが買えるから」「あのアニメの限定グッズが買えるから」という理由から、それまでWeb3に触れたことのない人が参入するケースは大いにあり得えます。これこそエンタメのポテンシャルです。
大手IPやアイドルなどがWeb3的な試みを始めればパラダイムシフトは起こると考えており、そのためには今後のロビイングも必要です。
ディナーパーティー
パネルセッションの後には、ゲスト同士で交流を深めて今後の機会を模索するためにネットワーキングの時間が設けられ、近江牛をメインにしたディナーが振る舞われました。
まとめ
当初は金融分野での利用を目的として発展してきたブロックチェーンですが、今日ではゲームやソーシャルといったさまざまな分野で活用されるようになりつつあります。一方、日本はアニメやアイドルといった豊富なコンテンツを抱えており、Web2を牽引してきた様々な企業がweb3への参入を試みています。
gumiが推進するOSHI3はそのパイオニアとして、エンタメ業界にパラダイムシフトをもたらすことが期待されます。今後OSHI3からリリースされるコンテンツやアップデートについては、公式ウェブサイトならびにソーシャルメディアをご確認ください。
関連リンク
OSHI3
gumiが主体となって推進するリリースする「OSHI3」では、ブロックチェーン技術とコンテンツプラットフォームの掛け合わせでデジタル領域での“推し活” をアップデート。「作る」「選ぶ」「集める」「広げる」新たな “推し活” 体験を国内外に届ける。
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