Ripple(リップル)が中国市場進出を予定していることを明かす
2018/08/18・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!
- リップルが中国市場進出を予定
- 今年2月には中国大手決済サービス会社「連連 (LianLian)」と提携
- 今後中国で大きな影響力を持つには中国企業の提携先が一つではまだ不十分との見方も
記事ソース:Ripple ‘definitely’ wants to target China with its blockchain-based payments tech, exec says
リップル社が同社の分散型台帳技術 (DLT) を使った国際決済の普及を加速させるべく中国市場への進出を計画していることがCNBCによるインタビューからわかりました。
同社の欧州戦略的アカウンタント部門の副代表であるJeremy Light氏はCNBCからの電話インタビューに応じ、中国市場への進出を予定していることを明かしました。
今年2月、リップルは米国、欧州、中国間での国際取引を強化するため、中国の大手決済サービス会社「連連 (LianLian)」と提携を結びました。
中国では昨年からICOの禁止をはじめ仮想通貨に厳しい規制を課していることから、リップル社による今回の中国進出の狙いはXRPの普及ではないと考えられます。
現在リップルのネットワークには、サンタンデール、ユニクレジット、UBSやスタンダードチャータード銀行などを含む100以上の金融機関が参加していますが、中国市場で大きな影響力を持つには中国企業の提携先が一つではまだ不十分との見方もあります。
Daichi
リップルは日本ではすでにMoney Tapという送金アプリを展開していますが、中国ではどのようなサービスを展開するのか注目です