世界初の仮想通貨でイスラム過激派を支援するクラウドファンディングサイトが確認される
2018/08/28・
Crypto Times 編集部
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ニュース
この記事の3つのポイント!
- イスラム過激派の活動を仮想通貨で支援する世界初のクラウドファンディングサイトが出現
- ビットコイン (BTC) 、モネロ (XMR) 、イーサリアム (ETH) で匿名で支援できる
- 支援された資金は武器や物資の調達、サイトの運営等に使われている模様
記事ソース:World’s first Jihadi crowdsourcing platform on the dark web, SadaquaCoins
イスラム過激派の活動を仮想通貨で支援することができる世界初のクラウドファンディングサイト「SadauqaCoins」がダークウェブにて確認されました。
同クラウドファンディングサイトでは、「ジハードを遂行する者」という意味の「ムジャーヒディーン」と呼ばれる民兵が敵対勢力と戦闘を行う武器や物資を調達するための資金を集めています。
支援を希望する人は仮想通貨を用いて匿名で資金援助を行うことができ、ビットコイン (BTC) 、モネロ (XMR) 、イーサリアム (ETH) での援助が可能だとされています。
同サイトのバナーには
”支払わなければ、アラーからの御加護を得ることはない。
そしてあなたがいくら払おうとも、アラーはそれを知っている。”
というような内容の文言が書かれているとされています。
同サイトを通して援助された資金は四輪駆動車、50口径ボルトアクションライフル、消音器、カメラ、弾薬などの武器や物資の調達に使われており、サイト上にはそれぞれの値段と購入理由が説明されています。
さらに、援助された資金はクラウドファンディングサイトの拡散に必要なTorサーバー、インテルのラップトップPC、コールドウォレットなどのハードウェアの購入に加え、サイトやサービスの翻訳作業などの報酬にも使われているとされています。
Daichi
仮想通貨での匿名の寄付や購入といえども、オープンソースの情報を使用して追跡することが可能な場合もあるようです