仮想通貨スマホメーカーのSikurがモバイルバンキングプラットフォームをローンチ

仮想通貨スマホメーカーのSikurがモバイルバンキングプラットフォームをローンチ

CNETは仮想通貨スマートフォンメーカーのSikurがモバイルバンキングプラットフォームをバルセロナで開催されているMWCにてローンチしたと2月25日に報じました。

同プラットフォームはすでに市場に存在するデジタルバンキングアプリのユーザーフレンドリーな側面を組み合わせ、ハイスタンダードなセキュリティと共に提供するものとなっています。

セキュリティに特化した製品を得意とするSikurはその専門知識を用いて、決済アプリにおけるPOSデータ漏洩による被害を防ぐ事を目的としています。

SikurのCEOであるAlexandre Vasconcelos氏はCNETに対して、「人々は従来の銀行からこのようなプラットフォームに移行しており、口座の開設も非常に簡単になっている」と話しています。

Sikurはブラジルを拠点とする企業で、昨年にはセキュリティに特化した仮想通貨ウォレット付きスマートフォンを発表しています。

同社はフィンテック企業のLogBankと提携して、金融規制に完全に準拠したエンドツーエンドプラットフォームを開発しています。今後は、同社のセキュリティを備えたバンキングアプリが開発できるSDK(ソフトウェア開発キット)もリリースする予定です。

また、同社のSDKを使って開発されたアプリがダウンロードできるSikur App Storeも公開されており、ユーザーはセキュリティ面が強化されたアプリを利用する事ができます。

記事ソース: CNET, Sikur

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