THEKEY(キー/TKY)の特徴を徹底解説!取引所・チャート情報まとめ
さっちゃん
THEKEYはブロックチェーン技術を用いて、身分証明を簡単・便利にするプロジェクトです。
こちらのページでは、THEKEYの特徴や概要から、競合プロジェクトとの比較などについてまとめています。
THEKEYがどんなプロジェクトなのか、今後どんな可能性を持つのかについて解説しているので、参考にしてみてください。
目次
仮想通貨THEKEY(キー/TKY)の概要を簡単に把握しよう
THEKEYの概要
通貨名/ティッカー | THEKEY(キー)/TKY |
---|---|
総発行枚数 | 5,100,000,000 TKY |
創業者(CEO) | Catherine (Xueli) Li |
主な提携先 | NEO,中国联通,紫光集团 その他の提携先 |
特徴 | 個人証明プロジェクト 中国市場向け |
公式リンク | Webサイト |
Telegram | |
Medium | |
github(ソースコード) |
THEKEY(キー/TKY)の特徴を詳細解説
THEKEYプロジェクトはBDMI技術を使って、オンラインでの個人証明を簡単・便利にするためのプロジェクトです。
これまで、個人証明といえば、書類を取り寄せたり窓口に出向いたり…ということが必要でした。
でも、THEKEYの技術を利用すれば、高安全性・低コスト・ミスのない個人証明ができるようになります。
- BDMI技術とは
- 簡単にいうと、ブロックチェーン技術を利用したオンライン個人証明技術のことです。BDMIは「Blockchain based Dynamic Multi-dimension Identification:ダイナミック多次元認証」の頭文字からきています。
少し難しいと感じる人は「THEKEYの将来性・使われ方を解説」まで読み飛ばしても十分にTHEKEYの魅力が理解できます。
デジタル個人証明(デジタルアイデンティティ)のプラットフォーム
THEKEYはデジタル個人証明のプラットフォームをつくるプロジェクトです。
オンラインでの個人証明は”データの改ざんができない”ブロックチェーン技術との相性がとても良く、THEKEYはここに目を付けています。
また、オンラインで個人証明ができれば低コスト化・人為的なミス防止にもつながります。
THEKEYが開発しているのは、透明性が高いブロックチェーン技術を基盤にしたBDMI技術と、政府当局のみが認める個人識別情報(PII)とを併用した個人検証ツールです。
個人証明の市場が拡大しているので期待が大きい
The global market for Personal ID credentials was valued at $8.7 billion in 2016, and is forecast to reach $9.7 billion by 2021.
引用元: SecureID NEWS
個人証明の世界市場は2016年には87億ドルと評価されており、2021年には97億ドルに達すると予測されています。
また、アジアはデジタル個人証明市場の約60%を占めており、THEKEYが拠点とする中国はアジアの中でも市場が大きいことはいうまでもありません。
発展市場のなかにあるプロジェクトというのはお金が流れてきやすいので、成長市場というのはとてもメリットが大きいです。
NEOベースのプロジェクトなので中国に強い
THEKEYはNEOベースのプロジェクトで、中国の政府からも優遇されやすくなっています。
一般的に、中国では国内の技術・製品が優遇されやすいです。
THEKEYはすでに中国政府が認める個人識別情報(PII)と連携しており、信頼度・期待度の高さがわかります。
- 個人識別情報(PII)とは
- 個人識別情報(PII)とは、いわゆる個人情報のことをいい、個人を特定できる情報のことです。PIIは「Personally Identifiable Information」の頭文字からきています。
また2017年にはTheKeTHEKEYのCEOが、中国の女性連盟から最優秀女性起業家を始め数々の賞を受賞しています。
(出来レースという噂もありますが…)
今後も中国政府との共同プロジェクトが次々と実行される予定となっていて、政府との連携はばっちりです。
すでに中国行政との共同プロジェクトが稼働済み
THEKEYは2016年に中国広州の医療保険局と協力し、医療機関の選択と本人確認をオンラインでできるサービスを開始しました。
- サービスの詳細
- 専用サイトで受診したい医療機関を選択すると、登録されている保険情報が連携されて自動的に本人確認が完了するサービスです。本人確認は広州オンラインヘルスケア保険サービスプラットフォーム通じて行われます。
THEKEYは同サービスのアプリも開発し、中国最大のチャットアプリWeChat(日本でいうLINE)と連携しています。
サービス開始発売以来、THEKEYのDMI技術は約100万人に使用されています。
【THEKEY(キー/TKY)の将来性】使われ方・ユースケースを解説
THEKEYがどのように市場に貢献できるのかを具体的な事例をあげながら解説します。
こちらでは、技術的・仕組み的なことよりも、THEKEYで何が出来るようになり、それがどう生活に関わるのかをまとめています。
身分証明がTHEKEYだけで簡単にできるようになる
THEKEYの技術が普及すれば、日常生活のあらゆる本人確認が不要になります。
例えば顔・指紋認証、カード利用、保険サービスの利用、出国審査などです。
いちいち書類を取りに窓口に行き、写真を張って…のような手間がなくなります。
身分証明の改ざん・盗難ができなくなる(ブロックチェーン技術の透明性)
ブロックチェーン技術を使うことで、データの改ざんはできなくなります。
また、データが分散管理されていれば、だれかのデータ(個人情報)を盗み出すこともできません。
このように、ブロックチェーン技術を利用したTHEKEYの個人証明技術を使えば、より正確で効率的な個人証明ができるようになります。
口座開設やカード発行、キャッシングなどが簡単になる
THEKEYは個人情報に加えて、信頼スコアのようなものを付けたりすることもできます。
この情報を銀行やカード会社が利用すれば、審査をより簡略化することが可能です。
将来的にはAIと連携することも視野に入れているので、カードの審査が即日どころか数秒で完了する日が来るかもしれません。
保険料が安くなる(THEKEYの技術を保険会社が使うとコスト削減できる)
保険会社は審査のときに、個人個人のリスクを判断して保険加入の可否や保険料を決定しています。
つまり、保険会社は個人情報を集めて、管理する必要があるということです。
もし保険会社がTHEKEYの技術を採用して、個人情報の収集・管理を外部(THEKEY)に委託できるようになれば、保険会社は個人情報の収集・管理コストをさげることができます。
このように保険会社のコストを下げることが、巡り巡ってユーザーの保険料を下げることにつながります。
医療・保険と連携して薬情報や保険料・保険金の管理が簡単になる
医療機関や製薬会社・保険会社がTHEKEYを通じて連携することで、治療情報から処方箋情報、保険金の支払い・受け取り情報までが簡単に管理できるようになります。
これが広まれば、事故や病気のときに書類を揃えたりする必要はありません。
そして、保険料はアプリ(ネット)だけで請求できるようになります。
ユーザー自身が個人情報を商品として販売できるようになる
個人情報を販売して利益を出しているような会社があるのは事実です。
なぜか使ったこともないような会社から自分あてに書類が届く、というような経験をしたことがある人も少なくありません。
でも、THEKEYを使えば、自分の個人情報を自分自身で商品として売ることができるようになります。
スマートコントラクトを使うことで公開したいところだけに公開することができますし、それの対価として報酬(TKYトークン)をもらうこともできます。
THEKEY(キー/TKY)の優位性は?競合・類似プロジェクトとの比較
ここでは同じく個人証明系プロジェクトである「SelfKey」と「Civic」を比較しています。
THEKEYプロジェクトについて理解を深めるために、競合についても把握しておきましょう。
デジタル証明系プロジェクト「SelfKey」との違い
THEKEY | SelfKey | |
---|---|---|
目的 | 個人証明を通じた分散型エコシステム構築 | 個人情報の利用・管理のためのプラットフォーム |
ベース | NEO | ETH |
メイン市場 | 中国 | 世界 |
個人情報管理 | 外部(政府機関など) | 自分自身(ウォレット内) |
THEKEYとSelfKeyは似ているようで、調べれば調べるほど違うプロジェクトだということがわかってきます。
(優劣をつけることは難しいですが…)
大きな違いは、SelfKeyはイーサリアムベースになっていて、THEKEYよりも世界市場をターゲットにしているということです。
プロジェクトの内容としては
- THEKEYは個人証明のためのシステム
(ユーザー主導で市場(エコシステム)を作る) - SelfKeyは個人情報の管理ツール
(ツールを通じて個人証明を簡単してサービスを円滑にする)
という違いがあります。
THEKEYではユーザーが個人情報を企業やサービスに”自ら”提供・販売していくことで市場が活発になります。
対してSelfKeyでは個人情報の売買はしません。個人証明の際にKEYトークンを利用することで市場が活発になります。
ほかにも細かな違いはいくつかありますが、ここで取り上げた「ターゲットの違い」「トークン経済の違い」この2つは最低限覚えておきましょう。
デジタル証明系プロジェクト「Civic」との違い
THEKEY | Civic | |
---|---|---|
目的 | 個人証明を通じた分散型エコシステム構築 | 個人情報管理・KYCアプリ |
ベース | NEO | ETH |
メイン市場 | 中国 | 世界 |
個人情報管理 | 外部(政府機関など) | 自分自身(アプリ内) |
CivicはTHEKEYやSelfKeyと目的・方向性が微妙に違います。
- THEKEYとCicivの目的の違い
- THEKEY・SelfKeyは個人証明を通じて暮らしを豊かにする
(保険料を安くする・個人証明を簡単にするなど) - Cicvicは個人情報を保護する
- THEKEY・SelfKeyは個人証明を通じて暮らしを豊かにする
THEKEYのように「即座に個人証明をする」という点では同じですが、Civicは個人情報管理アプリと考えると分かりやすいです。
Civicと連携しているサービスの利用者は、CivicアプリでログインしてKYC(個人証明)をすることで、サービス側に直接個人情報を渡さなくても個人を証明することができます。
THEKEYやSelfKeyは個人情報が相手側にわたるので、ここは大きな違いですね。
THEKEY(キー/TKY)への意見・ツイートまとめ
THEKEYに関する意見・Tweetをまとめています。
THEKEYに対するどんな考え方があるのかにも目を通しておきましょう。
$TKY
ネオ系は何でも拾っちゃいかんと思うけど、一番中長期で良さそうなのはTKYですかね。政府系ってのは強みだワン。— ポテチうすしお味最強@丸の内お兄さん (@potechi_saikyou) 2018年4月22日
$TKY はICOに中国人が参加できない所が上場後における上昇要素の一つかと思ってましたが、今回のさらなる中国規制がどう影響するか、ですね…
FintruXは参加予定でしたが、今回は様子見で見送ろうと思います。
— 草犬 (@kusawanwan) 2018年2月6日
今年中に大きく動けば、それこそTKYホルダーが望む未来が待ってると思います。そうじゃない場合は、NEO発進に遅れると国が判断し、弾かれる可能性が高いです。
かなり危険度が高いコインではありますが、うまくいけばneo dappsの中でもっとも死なない、将来が約束されてます。祈りながら待ちます。— pero (@vetky_invest) 2018年4月20日
あれ、あんまり期待してなかったこいつが当たりパターン?$TKY https://t.co/a0YqLNX0oZ
— BINGO (@BINGO777BINGO) 2018年2月13日
あれ、あんまり期待してなかったこいつが当たりパターン?$TKY https://t.co/a0YqLNX0oZ
— BINGO (@BINGO777BINGO) 2018年2月13日
THEKEY(キー/TKY)のチャートを確認しよう
THEKEYのチャートは、Webサイトのリアルタイムチャートに対応していませんでしたので、こちらでは割愛しています。
リアルタイムチャートはKucoinで確認することができます。
TKYトークンは、Kucoinでの取引高が一番大きいので、より参考になるチャートを見ることができるはずです。
チャートを参考にしつつ、できるだけ底(安い価格)で仕込むようにしましょう。
THEKEY(キー/TKY)が購入できる取引所一覧!おすすめはKucoin
THEKEY(キー/TKY)の取引所一覧
国内取引所 | 海外取引所 | DEX |
---|---|---|
なし | Kucoin(BTC,ETH,NEOペア) Lbank(ETHペア) | Switcheo(NEOペア) |
THEKEYを購入・トレードするなら海外取引所を利用する必要があります。
一応DEXでの取り扱いもありますが、取引高は少ないです。
Kucoinなら取引ペアも豊富で取引高も多いので「安く買う・高く売る」がしやすくなっています。
THEKEY(キー/TKY)プロジェクトまとめ
有望なプロジェクト(アルトコイン)「THEKEY」について解説しました。
プロジェクト自体はきちんと進んでいますし、政府との連携もすでに始まっているので、いつのまにか「中国の個人証明はTheKey」という時代がくるかもしれません。
THEKEYってすごいなと思った人はホワイトペーパーなどを読んだり、公式Telegramなどをチェックしたりしてみてください。