
2017年5月に仮想通貨への投資を開始。ブロックチェーンや仮想通貨の将来に魅力を感じ、積極的に情報を渋谷で働く仮想通貨好きITリーマンのブログを通じて発信するように。
最近書いた記事
ニュース
2018/05/28DateCoin最新情報 – Denim日本ローカライズ版・Andromeda Capitalとのパートナーシップ
先日、CRYPTO TIMESでもインタビューを突撃したDateCoinのCEOであるNikitaよりDateCoinに関する前向きな情報が出ているからと連絡をもらったので、今回の記事ではこちらにDatecoinの最新情報をまとめていきたいと思います。 アラタとNikitaによるマッチングアプリの対談も下記の記事から読めるので是非ともお読みください。 【d10e】DateCoin CEO Nikitaへプロジェクトインタビュー - CRYPTO TIMES DateCoin 「Denim」日本ローカライズ版7月ローンチ 現在ロシアで80万人のユーザーを誇るマッチングアプリ「Denim」を開発したDateCoinプロジェクトでは、世界で初めてブロックチェーンに基づいた人工知能とニューラルネットワークを取り入れています。 そのDenimの日本ローカライズ版が2018年7月に日本向けのスマホアプリをリリースすることを発表しました。 マッチングアプリに人工知能?と思う人もいるかも知れません。しかし、Denimではユーザーの好みや連絡履歴などを分析し、最適なマッチングのパートナープールを提供します。さらにブロックチェーンの技術を活用することにより、信頼できる環境を作り、ユーザーの識別と認証の問題を解決しようとします。 日本だけでなく、今後もDenimの数カ国に向けたローカライズのアプリがリリースされます。 DateCoin x Andromeda Capitalとの戦略的パートナーシップを締結 また、DateCoinはロシアにあるAndromeda Capitalと戦略的パートナーシップを締結したようです。 マッチングアプリDenimを運営するDateCoin Limitedは、スイスに本拠地を置くアンドロメダキャピタルと戦略的パートナーシップ契約を締結しました。この契約のポイントの1つは、ファンドによる100万ドル以上のトークン購入です。ICO終了の9日前にこの取引が行われました。 <アンドロメダグループ共同創業者パヴェル・コルニロフ氏> 「私たちはこれまで数か月間DateCoinの動向を見ており、注意深く研究してきました。今日ついに、DateCoinチームとの長期的パートナーシップについて公に通知でき、非常に嬉しく思います。彼らはプロジェクトの経済的成長可能性や上場後のトークン価格上昇に関して十分納得のいく根拠を示してくれました。さらにDateCoinプロジェクトは既に市場で広く認知されており、他のICOとは一線を画すプロジェクトです。」 <DateCoin CEO兼共同創業者ニキータ・アヌフリエフ> 「私たちにとってアンドロメダとの協業はとても優先度が高いと考えています。今回の投資により、私たちは自分たちのICO目標調達額に近づきます。これによりさらに多くの国々での事業展開が可能になります。私たちのサービス普及に伴いトークンの需要は高まるでしょう。」 アンドロメダキャピタルは、アンドロメダグループに属する投資企業で、世界の状況を変えられると考えられるブロックチェーン分野のプロジェクトを専門に投資を行っています。 DateCoin Limitedは現在ロシアで80万ユーザーを誇るマッチングアプリDenimを開発した実績を持ち、DateCoinプロジェクトとして世界で初めてブロックチェーンに基づいた人工知能とニューラルネットワークを取り入れ、グローバル展開を目指しています。2018年7月には日本市場向けスマホアプリリリース予定です。 まとめ DateCoinはICO終了まで残すところ期間も短いですが、TidexやAllcoinなどの取引所への上場も決まっています。 今後日本市場やその他のグローバルマーケットへも積極的に進出するようなので、どうなっていくか見守っていきたいところです。 公式リンク Webサイト(英語) Twitter Telegram(英語) Telegram(日本語) GitHub
特集・コラム
2018/05/28週刊少年クリプト創刊号発刊!世界初!仮想通貨の漫画雑誌爆誕!
CRYPTO TIMESでもコラムを書いているコンソメ舐め太郎さんが編集長となり、5/25(金)20:00に世界初の仮想通貨漫画雑誌の「週刊少年クリプト」が創刊されました。 値段は500円、noteから購入できます。 週刊少年クリプト創刊号 ちょっと中身を見てみたいという方向けにのお試し版は、以下より立ち読みが可能です。 週刊少年クリプト創刊号 お試し版 週刊少年クリプト!気になる内容は? さて、気になる内容ですが、以下のようなコンテンツが掲載されています。 順に紹介していきたいと思います。 クリプトヒーローズ 絵 : おにぎりまん(@onigiriman1998) 脚本:コンソメ舐め太郎(@Ether_takuya) 仮想通貨をモチーフとしたキャラクターの王道格闘漫画 仮想通貨のヒーローたちが敵をバシバシ倒していく姿は必見 ~暗号戦線~ クリプトくん 絵:D@クリプトくん(@D_Critical ) 脚本:Koishi(@kitraum ) 仮想通貨に関する過去の歴史や事件を紹介した漫画 主人公のクリプトくんによるかわいい解説で、初心者でも仮想通貨の歴史を学べます。 マンガでわからなくなる?仮想通貨 絵:風野なつき(@Kazanock ) 脚本:いおんぶてぃっく(@BticIon ) 仮想通貨の概要をチャーミングなキャラクターとともに学べる漫画 無茶苦茶な性格の“はかせ”と冷静沈着な“かれんちゃん”によるクスっときてしまうやり取りが面白いです。 ゼロからはじめるBTCFX 絵:えびてん(@Quubelcrypto ) 脚本:コンソメ舐め太郎(@Ether_takuya) Bitcoin FXをやりたい方、実際にやっている方向けの解説漫画。 マスターノード、その生き様 (記事) 記者:ぐぬぐぬたい(@pukupuyotai ) 仮想通貨における“マスターノード”がどういったものか、その一生を説明した記事。 ぐぬぐぬたいさんは日本におけるマスターノードの第一人者であり、右に出るものはいません。 スマホではじめるDapps ~イーサエモン~ (記事) 絵:コイモン(@soco_illusts ) 記者:はやた(@hayata_sc ) Dappsゲーマー第一人者のはやたさんが、スマホでのEtheremonの始め方を解説。 挿絵にはコイモンもいて、非常に楽しくDappsゲームをはじめることができる内容になっています。 気になる反応は? https://twitter.com/nanzyara/status/1000081264337084416 https://twitter.com/kichigaineco/status/1000516766240509953 https://twitter.com/cancan___can/status/1000045620441235456 https://twitter.com/sabachancoin/status/1000173313434374144 https://twitter.com/blooyetii/status/1000448221158805505 日本だけでなく、海外からも反応があるようです。すごい! まとめ 以上、週刊少年クリプト創刊号の紹介でした。 今までになかった分野への挑戦であり、これからどのように展開していくのか非常に気になりますね。 初心者の方も、仮想通貨に精通している方も読める非常に面白い雑誌になっています。 さて、次回は編集長でもあり、CRYPTO TIMESでもコラムを書いてくれているコンソメ舐め太郎さんへのインタビュー記事もあるとか、ないとか。 乞うご期待!!!
通貨
2018/05/27EOSメインネット移行が近づくも、ユーザーの65%が未登録。EOSトークンスワップ方法まとめ
EOSは6月頭に1年間実施していたICOを終了し、その後メインネットへと移行します。 メインネットへの移行前に現在のERC20のEOSトークンを保有しているユーザーはEOSメインネットトークンの登録を行いトークンスワップの準備をする必要があります。 メインネットへ移行後にEOS上のブロックチェーンで利用できるトークンを手に入れるには、トークンスワップは必須になるので、EOSのホルダーは必ずトークンスワップを行いましょう。 EOSトークンスワップ登録割合 EOSのメインネットへのローンチがもう間もなく近づいていますが、EOSのBlock Producerの候補であるEOS Authorityによると、現在、トークンスワップは望ましいペースには達していないようでユーザーの65%が未登録の状況のようです。 現在では、約50%の登録しかされておらず、6月2日のメインネットの開始前に登録されていないERC20のEOSトークンは、EOSチェーンのスナップショットにはカウントされません。 つまり、ここで登録されていないトークンはEOSネットワーク上で互換性がなく、全く役に立たないものになってしまいます。 トークンのスワップを行わなかった場合、現在のERC-20のEOSトークンは一切の価値がつかなくなり、取引所でもおそらく利用できなくなってしまうので、忘れずに登録を行いましょう。 メインネットへのトークンスワップ対応方法 それでは、EOSのメインネットへの移行時のトークンスワップ対応方法に関して説明します。 方法としては主に二種類が存在します。 対応取引所へEOSトークンを保管しておく EOSのメインネット移行を対応している取引所に現在のEOSトークンを置いておけば、取引所が自動でトークンスワップを行ってくれます。 今回、EOSトークンのメインネットへのトークンスワップは、Binance、Huobi、Bithumb、OKex、Bitfinexなどが対応すると発表しています。 https://twitter.com/binance/status/973153486249455616 自分でトークンスワップを行うことに不安がある人は、対応の取引所に置いておくのが良いでしょう。 メインネットへの登録 取引所へEOSトークンを保管しておきたくないという方は、自分のMyEtherWalletやMetaMaskにEOSトークンを保管しておき、自身でメインネットへの登録を行う必要があります。 ただし、自身でのトークンスワップは取引所へ置いておくのとは違い、少々手間もかかります。 下記の動画を参考にしながら、登録を行ってください。 個人的には、EOSのトークン登録を行うのであれば、対応取引所へ保管しておくことをおすすめします。 まとめ EOSは持っているけど、まだトークンスワップの登録をしていなかったという方は今回の記事をもとに是非とも実施してください。 あなたの持っているトークンが無価値になってしまうなんて、悲しいですよね。
ニュース
2018/05/27Apple提供の株式アプリにRipple / $XRP、Tron / $TRX の法定通貨ペアが追加
Appleが提供している株式アプリにXRP、TRXの通貨ペアが10種類追加されました。 これにより、世界中のユーザーが株式アプリを利用して、XRPやTRXの価格を知ることができるようになりました。 今回、XRP , TRXにて追加された通貨ペアは以下の通りです。 USドル [USD] ユーロ [EUR] ポンド [GBP] カナダドル [CAD] インドルピー [INR] 豪ドル [AUD] 日本円 [JPY] ルーブル [RUB] ウォン [KRW] Chinese Yuan [CNY] また、上記の法定通貨ペア以外にもEthereum (ETH) や Bitcoin (BTC) のペアも追加されています。 株式アプリ内の価格追跡はNASDAQが行っており、Bitstampによって提供されているようです。 TronixのFounderであるJustinは自身のツイートでも、Apple提供の株式アプリがTRXのペアを追加したことをツイートしていました。 https://twitter.com/justinsuntron/status/999861843400187904 これらの通貨がAppleの株式アプリに追加されたことは、今後もアプリ内にて、色々な通貨が追加されていくことが考えられるでしょう。
インタビュー
2018/05/10【d10e】DateCoin CEO Nikitaへプロジェクトインタビュー
CRYPTO TIMESが今回メディアパートナーになったd10eに着ていたDateCoinというプロジェクトのCEOであるNikitaとマッチングアプリ談義をしていて、話が盛り上がったので、そのまま突撃でインタビューをしてまいりました。 残念ながら、マッチングアプリに関しての内容は全て割愛wしておりますが、DateCoinがどんなプロジェクトなのかをお読みいただけたらと思います。 Nikitaへのインタビュー -- マッチングアプリのお話面白かったです。ここからは真面目にインタビューさせてください(笑)自己紹介をお願いいたします。 Nikita : Nikitaです。大学時代にはロシアのフリースタイルというスポーツチームに入っていました。スキーがとてもうまいんですよ?(笑) フリースタイルは2年生になったときにやめて、その後は中国語の勉強をしてました。因みに18歳になった瞬間からFOREXというFXの取引所の口座を作って、日本円とかフランとか、金とかの取引を行っていて、20歳のときに20万ドルまで資産が増えました。ただ、2011年に、全てお金を失いました(笑) しょうがないので、普通に働きながら自営業も考えだしました。 -- なかなか波乱万丈ですね(笑)因みに当時はどういう事業をやっていたのでしょうか? Nikita : 2012年にはモバイルサイトを作っていました。早い段階から参入できたので、シェアはかなり多く取れていました。モバイルサイトも色々なサイトを作り、展開もかなりできたと思います。2015年にAlexy(共同創業者)が私のところに来て、オンラインデーティングのサービスを作りました。最初は収益の10%を貰って、受託として作っていたのですがサービスが徐々に大きくなっていき、一緒にやることにしました。Datecoinだけに目が行きがちですが、5個ほど事業もやっています。 -- DateCoinってどんなプロジェクトなんでしょうか? Nikita : DateCoinはいろんな地域に合わせたアプリをつくり、そのアプリ内でエコシステムを作りたいと考えています。 現在、マーケットにでているのはローカルのものか、グローバルで使えるけどローカライズされていないものしかないですよね。例えば、日本のPairsやOmiaiは海外では使えないですし、Tinderなんかは各国の仕様にあっていないです。 私たちは市場に合わせて、グローバルでもローカルでも利用できるようなアプリを作っていきたいと考えています。 -- 因みに日本で何かマッチングアプリとか使ってみたりしましたか? Nikita : Tinderを使ってみました(笑)ただ、全くマッチングしなくて、悩んでしまいますね(笑) 上海でもTinderを利用したけど、全くマッチングしなくて。しょうがないから有料でTinderを利用するといくらくらいかかるのか見ようと思って、課金ページに進みました。 半年間でかなりの料金が取られることがわかったから、スクリーンショットを取ろうと思ったら、そのまま間違って買ってしまいました。 ※iPhoneのスクリーンショットは電源+ホームボタンなので、ホームボタンを押して課金がされた模様 -- (爆笑) Nikita : 災難でした(笑) -- DateCoinは既にDENIMというプロダクトに実装されるてますが、コンセプトとかはありますか? Nikita : DateCoinでは3つのことをもとに作っています。ユーザーエクスペリエンス、トークンエコノミー、そして、ブロックチェーンです。 去年、FileCoinというICOが行われて、大量の資金を調達しましたが、全く使われてないですよね?私達のマッチングアプリは実際に使われています。 日本でも大量にマッチングアプリは使われていると思いますが、アラタも使ったことはありますよね? -- あります(照) Nikita : それが普通ですよ(笑) 私たちは現在DENIMにDateCoinを実装しています。利用されたトークンは徐々にBurnされていくので、ユーザーが利用すればするだけ、価値は上がっていきます。 -- それだと、最終的にトークンは0になりますがそうなったらどうなるのでしょうか? Nikita : 正直な話、0を目指しています。トークンがバーンされると、価格の価値は徐々に上がります。最終的にはフィアットにスイッチするかもしれませんが、そんなすぐになくなっていくという事は考えていません。 -- なるほど。トークンは、DENIMでしか使われないのでしょうか? Nikita : さっきも話したようにDENIMのようなアプリを現在、各地域70カ国に合わせて作る計画でいます。各アプリの中でDateCoinが利用することができます! 因みに日本版も今、力を入れて開発中です。DENIMの日本版と言われるのだけは嫌なので、日本に合わせたUI/UXを作っていて、日本だけの独特の機能も搭載予定です。 -- それでは、日本のマッチングアプリとかオンラインデーティングサービスの研究とかしました? Nikita : 色々と研究はしました。OmiaiとかPairsはかなりユーザー数も多く、UIも使いやすいですね。特徴的だなと思ったのは、これらのアプリは大体1ヶ月単位でしか課金できないのが厄介だなと思いました。例えば、DENIMでは3日間、2週間、1ヶ月のようなプランを用意してます。3日、2週間を利用するユーザーが全体の半分です。 -- 実際問題、僕も過去に利用してたことありますが、1ヶ月とかだと長くて、そんなに使わないんですよね...短いプランが用意されてるのは良いですね! Nikita : そうなんです。サブスクリプションモデルではないので、利用しないと料金も発生しません。自分の好みの女性にいっぺんにメールを送れる機能があったり、現在はパートナーが居るユーザー向けにアプリを開いても何もしてないダミー画面の機能とかも考えていますよ(笑) -- アハハ(笑)色々とユニークな機能も多いんですね。日本でも隠れてコソコソやってる人は多そうなので、ニーズはありそうですね。でも、このコンセプトならブロックチェーンを利用する意味ってあるんでしょうか?別に単なるマッチングアプリとしてのみで良いですよね? Nikita : トークンエコノミーを作るという以外にも、ブロックチェーンを利用するべきだなと考える点はあります。現状、マッチングアプリの最たる課題はサクラやフェイクアカウントが非常に多いことです。それらのユーザーが本当に実在する人間なのか、5年前の写真を使っていないかなどのような情報を全てブロックチェーンに書き込んでいきます。 実際に写真の人と同一人物で信頼できるという情報を、会ったユーザーから認証をしてもらって、3人以上から認証されるとその情報も記録に残ります。認証を受けた人だけを絞り込むとかもできます。 -- 確かに僕も過去に会った人が、何年前の写真使ってんのこれ?みたいなことは経験があります。。。 Nikita : そうなんです。なので、最初の登録時にもセルフィー写真を送ってもらい、こちらで全てチェックもしてますし、情報は全部ブロックチェーンにのせています。 ブロックチェーンは改ざんもできないので、信頼性も担保できると思っています。更に今後はIdentify系のサービスも利用していきたいと考えていて、Civicなどのツールも利用していきたいと考えています。 -- 色々とお話聞けて良かったです!良かったらDENIMも触ってみたいと思います!今回はありがとうございました! 公式リンク Webサイト(英語) Twitter Telegram(英語) Telegram(日本語) GitHub
インタビュー
2018/05/02World Wi-Fi (ワールドワイファイ) へプロジェクトインタビュー
以前、CRYPTO TIMESでも紹介したWorld Wi-Fiというプロジェクトに関して、今回はチームのメンバーにプロジェクトのインタビューを行いました。 World Wi-Fiは世界中のWi-Fiを無料で使用できるようにするプロジェクトです。 彼らが、今、現在プロジェクトをどうやって実施しようとしているのか、ブロックチェーンを利用する意味などの内容に突っ込んで聞いてみました。 【ICO】World Wi-Fi(ワールドワイファイ) 世界中でWi-Fiを誰でも無料で利用できる社会を作るプロジェクト - CRYPTO TIMES World Wi-Fi インタビュー -- 今回はインタビューを引き受けていただきありがとうございます。World Wi-Fiはどんなプロジェクトなのか概要を教えてください Tim : 現在、ロシアではWi-Fiが公共の場所での利用が可能です。同じように、日本でもWi-Fiは自由に使うことができる場所は多いと思います。 しかし、まだ世界にはWi-Fiが普及してない国や地域が沢山有ります。そのような国でもユーザーが無料で自由にWi-Fiを利用できるようにするプロジェクトです。 -- 確かに海外に行っても専用のSIMカードの契約が必要だったり、Wi-Fiの整備がされていなかったり、電波が弱かったりと結構不便なことが多いですね。 Tim : その通りで、各国のWi-Fiの整備状況には現在、色々と問題があります。 因みに、日本においてはプロジェクトを進めていく上で、現在、非常に良い時期だと思っています。 理由としては、2020年にオリンピックが東京で開催されます。 その際に、海外の旅行者が日本に沢山押し寄せて来ることが考えられます。 いちいちSIMカードを契約したり、どこでもWi-Fiが使えないということは旅行者に取っては残念なことだと私たちは考えています。 私達のプロジェクトでは現在、消費者目線を最も念頭に考え、プロジェクトを進めています。 -- 日本の市場はかなり重要ということですね。因みにこのプロジェクトの仕組みを日本に取り入れることはできるのでしょうか? Tim : ロシアではWi-Fiが公共の場所で自由に使えます。どこでも自由に使えるようになったのは、ロシアにWi-Fiを提供する大きな会社が4つあって、それらの会社がWi-Fiを提供しています。 私たちはその会社のうちの1つで、既にWi-Fiを提供する技術を持っています。 なので、仕組み自体を日本に向けて取り入れることは容易であると考えています。 -- 最初はどのようにプロジェクトの普及を進めていくことを考えているのでしょうか? Tim : 最初に私達が考えているのは、World Wi-FiのポケットWi-Fiを空港において、それを貸し出すようにします。 私達のWi-Fiをどこかの会社に預け、会社から旅行者に提供する。 ポケットWi-Fiを利用すると、ユーザーは短い広告をみることで無料でWi-Fiを利用することが可能になります。 また、ユーザーがテザリングを利用することで、他人にWi-Fiをシェアすることもでき、さらにお金を稼ぐこともできます。 ※ユーザーがWi-Fiをシェアすることで仲介者にはインセンティブが入る仕組み -- ユーザーは無料でWi-Fiを利用することもでき、シェアすることで、インセンティブも入るなら非常に良いですね! Tim : はい。更に私達の提供するWi-Fiでは一度接続を行うと、その先、World Wi-FiのWi-Fiと提携しているお店に行けば自動的につながる仕組みになっています。 -- 質問ですが、日本では既にWi-Fiを提供しているお店は沢山有ります。そのお店がわざわざ新しく、World Wi-Fiにリプレイスすることによるメリットはあるのでしょうか? Tim : 基本的に、World Wi-FiのWi-Fiを提供する際に、お店側は余分なお金を払う必要はありません。 Wi-Fiを提供するお店はユーザーにWi-Fiを繋いでもらうことで、インセンティブが入ってくる仕組みとなっています。 -- 因みに今回、この仕組みをブロックチェーンを使ってやるのは何故でしょうか? Tim : 大きく理由は3つあります。1つ目に、マイクロトランザクション、2つ目は透明性、そして、3つ目はテレコムライセンスです。 例えば、1回のインセンティブで100円を得たとします。それをいちいち銀行に振り込むのは面倒ですよね。 ですが、ブロックチェーンを利用すればこれは容易に付与ができます。また、ブロックチェーンをユーザーも確認することができるので透明性が担保されています。 また、インターネットの回線を売る際は現状では、テレコムライセンスが必要になります。 しかし、ブロックチェーンを利用し、トークンを用いることで、シェアリングインターネットが可能になります。 基本的にWi-Fiのシェアだと、現在も各国のあらゆる場所で無料で提供されているので、法規制には引っかかりません。 -- シェアリングエコノミーとして、提供する際に、トークンが必須になるということですね。 Tim : その通りです。我々のこの仕組を利用するにはトークンを使うことが必要不可欠であると考えています。 また、Wi-Fiを利用するユーザーは仮想通貨の仕組みを知らなくても、広告を見るだけでWi-Fiが利用できるので仮想通貨を特に気にせずに使うことができます。 -- 因みに日本でこの仕組を取り入れるには許可とか必要ないのでしょうか? Tim : 私たちは日本に限らず、現在既に国から許可を受けている団体も含めて、パートナーを探しているところです。そして、公式な政府とも色々話を進めている段階です。 また、先程も話したようにWi-Fiを提供することは現状では特に問題はありません。 今後、NTT回線のようなインフラとして、もっと大規模に使われるようになったら、その際は考える必要があります。 -- World Wi-Fiの競合として、FONがあると思うのですが、どう考えているのでしょう Tim : FONは、ユーザー数もたくさんいますが、私たちは競合だとは考えていません。 FONではアプリのインストールが必要になりますが、World Wi-Fiではアプリのインストールも無く利用することができるので、ユーザーにとっては簡単に利用できます。 -- 色々と詳しくお答えいただいてありがとうございました。最後に日本に向けてコメントをお願いします。 Tim : 日本は仮想通貨においても、情報においても、技術においても先進国だと考えています。 しかし、Wi-Fiという面では、まだまだ改善点が有るように私たちは考えています。 私達が、このプロジェクトを提供することで、安心かつ無料なWi-Fiを日本全国に提供することができるようになります! -- 今回はありがとうございました!! 公式リンク Webサイト Twitter ホワイトペーパー Telegram ワンページサマリー Facebook ANNスレッド
ニュース
2018/04/23d10e – The Leading Conference On Decentralization 開催 (2018年4月28日-2018年5月1日)
寒かった冬も終りを迎え、もう春の陽気が漂っています。 クリプト市場においても、短いようで長かった冬も終わり、徐々に市場に盛り上がりが戻ってきたようにも感じております。 そんな春を迎えはじめた日本において、d10eというカンファレンスが開催されることになりました。 今回、CRYPTO TIMESではd10eのイベントに関して、メディアパートナーとして、ご協力させていただくことになりました。 d10eとは? d10eは、fintech、ブロックチェーン、シェアリングエコノミー、未来の働き方、破壊的な文化の未来を探るためのDecentralizedに関する主要なカンファレンスです。 2014年以来、アムステルダム、ブカレスト、ケイマン諸島、ダボス、ジブラルタル、キエフ、リバーランド、リュブリャナ、プエルトリコ、ソウル、シリコンバレー、テルアビブ、ビリニュス、ワルシャワで世界中で20回開催されています。 今回、東京にて開催されるのは、日本というのは世界最大のCRYPTOCURRENCYの市場で、海外から注目されている為です。 d10eはもはやブロックチェーンに関しての最新の情報を学ぶためのカンファレンスだけではなく、投資機会のための主要なハブにもなっています。 通常のカンファレンスで行われるような単なるスピーチだけでなく、Startupピッチコンテストなどが行われる予定であったりとなかなか面白いイベントになっております。 イベント詳細 日程 : 2018年4月28日(土) - 2018年5月1日(火) 会場 :ヒルトン東京ベイ d102 EventPage
ニュース
2018/04/07RSK Blockchain Conference in JAPAN 開催 (2018/4/10)
4月はブロックチェーンのミートアップや大型イベントが特に多い月のような気がします。 海外から日本に様々なプロジェクトがやってくるということは、それだけ日本が注目されているということが伺えます。 そして、4月10日にRootStockが大規模なカンファレンスを日本で行います。 RootStockのようなプロジェクトが日本で話すことはなかなか無いと思います。 当日は、RootStockだけでなく、様々なプロジェクトが登壇予定となっています。 RootStockとは? RootStockはビットコインが持つ ・スケーラビリティ問題 ・コスト ・スピード ・拡張性 上記問題を解決しようとするプロジェクトです。 RootStockはBitcoinのブロックチェーン上で ・サイドチェーン ・スマートコントラクト ・マージマイニング の実装を実現しようとしています。 RSK Website イベント詳細 日程 : 2018年4月10日(火) 時間:9:00~17:30(受付9:00- イベント開始10:00-) 会場 :東京日本橋ベルサール 一般:25000円 VIP:40000円(イベント後にパーティーがあり、業界関係者も出席します。) RSK Blockchain Conference イベント概要 私たちが2年間の時間をかけて開発したRSKはBitcoinでの双方向のペグを備えた最初のオープンソーススマートコントラクトプラットフォームです。ビットコインのマイナーにマージマイニングを通じて報酬を与えスマートコントラクトの革命に積極的に参加することができます。 RSKの目標は、スマートコントラクトの即時実行と高いスケーラビリティを実現する事によってBitcoinエコシステムの価値と機能を追加することです。 このカンファレンスでは私たちのビジョンやストーリー、RSKを使ってのユースケースやインフラの発表、デモなども行い広く皆さんにRSKの事を知って頂ければと思っています。 この1日間しかないイベントでは、世界中の有名な企業、パートナー、テクノロジーの専門家が一気に集まります! Bitcoin Networkに基づいた初のスマートコントラクトのカンファレンスを私たちRSKチームと共に盛り上げて行きましょう! CRYPTO TIMESユーザー限定ディスカウントコード 本イベントは有料イベントとなっております。 今回、CRYPTO TIMESはメディアパートナーとなっており、ユーザー向けに10%ディスカウントのクーポンコードをいただいています。 参加される方は、チケット購入の際に下記のプロモコードをぜひご活用ください。 Promo code: RSKCT RSK Blockchain Conference
レポート
2018/04/05【BeyondBlocks初日レポート】bitFlyer 加納氏 日本の現状 ブロックチェーン全体に関する進展の概況
4月4日 恵比寿のウィストンホテル東京にて行われたBeyond Blocksに関して、CRYOPTO TIMESではメディアパートナーとして参加させていただいております。 世界各国から集まっている注目プロジェクトやブロックチェーンの関係者によるイベントで会場は満員です。 bitFlyer加納社長も講演!Beyond Blocks 東京サミット開催 (2018年4月4日-5日) - CRYPTO TIMES 今回はBeyond Blocks Summit Tokyoの初日の基調講演を飾った、bitFlyerの加納さんによる講演に関してのレポート記事です。 日本の現状 ブロックチェーン全体に関する進展の概況 bitFlyerは世界で最もコンプライアンスが高い取引所と言われている。という言葉から講演は始まりました。 現在では、日本だけではなく、アメリカでもヨーロッパでも認可を受けた取引所になっています。 現在、bitFlyerはブロックチェーンと仮想通貨取引の両方をやっていますが、設立した2014年頭所から、両方の事業をやろうと考えていたと述べています。 ブロックチェーンとは? 日本ブロックチェーン業界では、ビザンチン問題を含む幾つものノード間で時間の経過とともに取引が覆る可能性が0に近づく実装がされていることと定義されています。 実際の所、定義自体は人により変わってくるものの、 ・ブロックがあること ・トランザクションのチェーンが存在すること がブロックチェーンには必要と言われていると加納さんは語っていました。 データを一つのブロックで変えるとすると、残りのブロックも全て変えなくてはいけないというものがブロックチェーンで、実際問題、不正が一切できないということです。 ブロックチェーンが、国際的な規格ができるまでには時間がかかると思いますが、世界を変えるものになるのではないかと考えているようです。 ブロックチェーンの可能性 ブロックチェーンの市場は世界では300兆円、日本政府も67兆円の市場だと試算しているようです。 現在では、主にデジタル通貨だけに注目が集まっていますが、今後は仮想通貨だけでなくトレーサビリティーやProof of Documentにもなり得る可能性があります。 そして、bitFlyerでは現在、プライベートチェーンであるMiyabiの開発に力を入れているようです。 従来のままだと、セキュリティは高いが、処理が遅いという問題がありました。 処理速度をあげることで、金融機関で使えるのではないかというところからmiyabiはスタートしているようです。 次世代のブロックチェーン型データベースmiyabi - bitFlyer 日本のICOの現状 現在、ICOでの資金調達は、VCと比べてもかなり規模が大きいと言われています。 VCによる資金調達では、書類を書いたり、事前準備をしても断られることもあるようで、その点から考えると、ICOというのはプロジェクトにとっては楽な資金調達方法であるといえます。 VCによる調達では、100万ドルの調達でも大変なのに、ICOではそれ以上の金銭を集めることできます。勿論、その中の9割以上は怪しいものが多いようです。 ICOに関する日本の法律 ICOを実施する場合は、日本にある企業か、日本向けに提供するサービスであるなら日本の法律に乗っ取らなければいけないようです。 主に日本人向けのサービスを提供したり、日本にオフィスがなければ関係はありません。 現状では、仮想通貨法が最もICOに関する法律となっていますが、仮想通貨として認知されていない、登録されていないものも多数あると語っています。 日本のICOに関する仮想通貨タイプは下記の通りです。 法定通貨型 → 銀行のみで、一般の人はやらない。 仮想通貨型 → 仮想通貨法に基づく。 配当型 → 金融商品法にて規制。配当を法定通貨で払うと配当型に該当 e-Money型 → Suicaなどの電子マネーでもデポジットが必要。 No-rewardタイプ → トークン出してるだけなら法律は必要がない。 現在では、日本では消費者保護が一番の問題となっており、会計士や弁護士が研究会を開き、消費者保護を担保するかに関してを話しているようです。 まとめ 以上が、加納さんによるキーノート講演のまとめになります。 講演の中でも、加納さんはブロックチェーンやICOの両方共に可能性があると何回も話していました。 現在は、色んなユースケースについても議論をしているようですし、個人的には日本を代表するキーノート講演にふさわしい内容だったと思います。 Beyond Blocks 初日のレポートはまだまだ続きます!
ニュース
2018/04/03【CRYPTO TIMES共催イベント】Crypto Media Collection Vol.1 -仮想通貨メディアが本気でディスカッション-
今回、COIN JINJAさまと共同でCRYPTO TIMESがイベントを開催することになりました。 仮想通貨のメディアを4媒体集めて、ディスカッションを本気でいたします。 仮想通貨の情報を発信するメディアを集めてのイベントというのはおそらく、初ではないでしょうか。 今回は、モデレーターにALISの安さん、ゲスト講演としてVeChainをお呼びしてと、なかなか豪華なイベントになるかと思います。 仮想通貨市場というのは、最近でこそ盛り上がってきたものの、まだまだこれからの市場であると考えています。 その中で、我々がどういう情報を取り扱い、発信して届けるのかというのは非常に重要であると考えています。 今回は、COIN JINJA様をはじめ、どのメディア様も素敵なメディア様なので色々と面白いイベントになるといいなと思っております。 イベント概要 ■日時:2018/4/14 (土) 16:00 - 19:15 ■会場:渋谷ヒカリエ 21階 DeNAオフィス/セミナールーム ※会場スポンサー:DeNA TECH STUDIO ( https://denatechstudio.connpass.com/ ) ■登壇: ゲスト講演 : VeChain モデレーター : 安 昌浩 (ALIS) パネラー : CRYPTO TIMES (クリプトタイムズ) スピーカー : アラタ COIN JINJA (コインジンジャ) スピーカー : 沼崎悠 CoinOtaku (コインオタク) スピーカー : 下山明彦 BITDAYS(ビットデイズ) スピーカー : 三矢晃平 イベントに参加する(無料)