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2024/10/09クジラのビットコイン大量購入で専門家は強気相場が数日以内に始まると予想、Pepe Unchainedの資金調達総額は1800万ドルに迫る
今年は仮想通貨市場の値動きが激しく、Bitcoin(BTC、ビットコイン)を始めとする様々な仮想通貨にとって油断できない状況が続いています。 過去2週間は仮想通貨市場には強気なセンチメント(心理)が流れており、BTCは5万ドル台から6万5000ドル近くまで回復しました。 しかしながら、先日イラン政府がイスラエルに対して空爆を行ったことで中東情勢が悪化し、再び市場全体で売りが発生、マーケットセンチメントは恐怖へと変わりました。 そんな中、クジラと呼ばれる市場の大口投資家はBTCや有望な最新ミームコインであるPepe Unchained($PEPU、ペペアンチェーンド)を大量に購入していることが確認されており、一部の専門家は数日以内に強気相場が始まるだろうと予想しています。 クジラがビットコインを大量購入 資産が限定的な個人投資家が中東情勢の悪化を懸念してパニック売りをする一方で、BTCを大量購入するクジラが確認されています。 Santimentのデータによると、10BTC以上を保有するウォレットは6月以降で3万4200BTC以上を追加しており、その総額は約21億5000万ドルに上ります。 このような大規模な購入を考慮して、一部の専門家は市場にまもなく強気相場が起こる可能性が高いとコメントしています。 歴史的に、このようなクジラの際立つ行動は大規模な強気相場の前触れとなることが多く、今回も取引所に置かれているビットコインの量が減少していることから、より多くの投資家がコインをコールドウォレットに移動させて、強気相場における高値を期待していると考えられます。 さらに、毎年第4四半期(10〜12月)はBTCを中心に仮想通貨の価格が上昇しやすいシーズンとされています。 実際に、中東情勢の悪化で6万ドルにまで下がったBTCは現在6万3617ドルにまで価格を戻しており、時価総額が550億ドルにまで復活したミームコイン市場でも多くのプロジェクトが再び高騰する動きが見られます。 過去24時間を見てみると、dogwifhat($WIF、ドッグウィフハット)は21%、Popcat($POPCAT、ポップキャット)は20%、Pepe($PEPE、ぺぺ)は14%、Bonk($BONK、ボンク)は12%、Floki($FLOKI、フロキ)は8%と、トップミームコインが軒並み高騰をしており、強気相場に向けて市場の勢いが増していることがわかります。 そのため、戦略的な投資家たちは次の強気相場からより大きなリターンを得ようと、時価総額の低い有望なミームコインを模索しており、Ethereum(ETH、イーサリアム)のレイヤー2技術を用いた独自ブロックチェーンを開発するPepe Unchainedに注目しています。 クジラはPEPUも大量購入、プレセールの資金調達総額は1800万ドルに迫る Pepe Unchainedは、BTCを追加購入するような市場で強い影響力を持つクジラの人気も集めています。 現在プレセールを実施しているPepe Unchainedは、資金調達総額が1780万ドルと、1800万ドルに迫る勢いがあり、$PEPUのブロックチェーンデータでは数人のクジラによる大量購入も確認されています。 9月27日には、クジラが21.75ETH分の520万$PEPUトークン(約5万1000ドル相当)の購入を行いました。 これは、9月9日に確認された、約5万6000ドル相当の大規模な購入に続く、9月で2回目のクジラの出現となりました。 また、10月3日には21.75284ETH分の500万$PEPUの購入も確認されています。 $PEPEの改良版として知られるPepe Unchainedがこのようにクジラを魅了する特徴の1つに、「Pepeチェーン」と呼ばれるレイヤー2独自ブロックチェーンの開発があります。 この技術は、高いセキュリティなどEthereumのメリットを引き継ぎながらもスケーラビリティ(拡張性)を向上させ、取引を高速かつ低コストで実行することができます。 そして、このように下げたコストをコミュニティへ還元するために、チームは現在122%と業界トップレベルに高利回りなステーキング報酬も提供しています。 開発チームは、プロジェクトの実用性を高めるために、このPepeチェーンに加えて対応仮想通貨と$PEPUを安くスワップできるカスタムDEX(分散型取引所)機能、Pepeチェーン上の取引をリアルタイムに確認できる専用ブロックエクスプローラー機能、EthereumネットワークとPepeチェーン間でトークンをスムーズに移行できるブリッジ機能も稼働させるとしています。 さらにPepe Unchainedチームは、Pepeチェーン上での新規プロジェクト開発者に対して、dApp(分散型アプリ)・NFT(非代替性トークン)・DeFi(分散型金融)ツールを開発するための資金援助を行うプログラム「Pepeの友達以上恋人未満・特典(Pepe Frens With Benefits)」を開始することを決定しました。 プログラムへの参加希望者は、まもなく開始されるプログラムの募集において、新規プロジェクトのアイディアを申請書に記載して提出し、Pepe評議会による投票で資金援助対象者に選ばれる必要があります。 Pepe Unchainedプロジェクトは、業界大手のCoinsult社およびSolidProof社の専門家から厳格な監査を受けているため、その安全性も保証されています。 Pepe Unchainedの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。 Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 [no_toc]
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2024/10/09Scroll、$SCRのローンチ計画を発表|初回エアドロップは総供給量の7%に
イーサリアムレイヤー2ソリューション「Scroll」が、独自トークン$SCRのローンチ計画を発表しました。 関連:Scroll上のTVL No.1「Pencils Protocol」AMAレポート Scroll is embarking on its first step towards decentralization. $ . Our vision is to provide everyone, everywhere, access to a global distributed network of applications and… pic.twitter.com/SLR4UMJvXb — Scroll (@Scroll_ZKP) October 8, 2024 $SCRの総供給量は10億$SCRで、エアドロップには全体の15%が割り当てられています。エアドロップは2回に分けて実施され、最初のエアドロップでは7%、将来のエアドロップでは8%が配布される予定。最初のエアドロップのスナップショットは2024年10月19日、トークンのローンチとエアドロップ分の請求開始日時は2024年10月22日が予定されています。 [caption id="attachment_123058" align="aligncenter" width="799"] $SCRの配布比率[/caption] さらに、ScrollはBinanceのローンチプールでも$SCRを配布します。 Introducing @Scroll_ZKP Scroll (SCR) on Binance Launchpool and Pre-Market. Read more ⤵️https://t.co/DXCpZ0clOE — Binance (@binance) October 8, 2024 ユーザーは2024年10月9日9時から2日間、$BNBまたは$FDUSDをプールに預け入れることで$SCRが獲得可能。$BNBプールには46,750,000 $SCR、$FDUSDプールには8,250,000 $SCRの合計55,000,000 $SCR(トークン総供給量の5.5%)が報酬として用意されています。 Scrollは、zkEVM (Zero-Knowledge Ethereum Virtual Machine)を採用したレイヤー2ソリューションでこれまでにPolychain CapitalやSequoia Chinaなどから合計8000万ドルの資金調達を実施しています。 L2Beatのデータによると、ScrollのTVLは現在12.2億ドルとレイヤー2の中で第6位の規模となっています。 記事ソース:Scroll、Binance、L2BEAT
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2024/10/09BAYCがBAPE、BMWとコラボ|限定スニーカー&NFCチップ搭載ジャケットが登場
NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」が、ストリートウェアブランドの「A BATHING APE®(以下BAPE®)」、そして自動車メーカー「BMW」とのコラボレーションを発表しました。 BAPE®とのコラボレーションでは、同ブランドを代表するスニーカー「SHARK STA」をベースにした限定スニーカーが登場します。カラーはグリーンとブルーの2色展開で、どちらも1,000足限定、ナンバリングが施されます。 Sneakers made for the swamp. The BAPE® X BAYC SHARKSTA will drop on October 12th, 10AM ET. Both colorways (green are holder exclusive) ship with dust bags, an extra set of laces, and will be individually numbered to /1000. pic.twitter.com/qxRQkxwYSx — Bored Ape Yacht Club 🍌 (@BoredApeYC) October 8, 2024 グリーンはBAPE CARD GOLD会員限定、ブルーはオンラインと店舗で同時発売予定。価格はメンズ、レディースともに41,800円(税込)で発売日は10月12日が予定されています。 一方、BMWとのコラボレーションでは、NFCチップが埋め込まれたジャケットが提供されます。 To the 227 Apes who claimed the 2023 Hong Kong BMW X BAYC POAP… welcome to the Bored Ape Bimmer Club. As founding members, you’ll receive a 1/227 physical iron-on patch. The official BABC jacket, our first NFC-chipped apparel, will drop in limited supply for all apes at… pic.twitter.com/grBUKt1EkT — Bored Ape Yacht Club 🍌 (@BoredApeYC) October 7, 2024 NFCチップにより、パーソナライズされた所有権の提供が可能になるとのことです。このジャケットは、現地時間10月18日から開催されるイベント「APEFEST LISBON」で提供開始予定です。 さらに、2023年に香港で開催されたイベントで獲得できたPOAPを所有しているユーザーには、限定のアイロン接着パッチがプレゼントされます。所有者は、Tokenproofから申請できる模様です。 BAYCは、NFTコレクションにとどまらずアパレルや自動車など、様々な分野とのコラボレーションを積極的に行っています。今回のコラボレーションもNFTの新たな可能性を示す事例として注目が集まります。 記事ソース:PR TIMES、BMW
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2024/10/09米仮想通貨規制、専門家が提言 – ステーブルコイン法案を最優先課題に
Polygon Labsの最高法務・政策責任者を務めるレベッカ・レティグ氏は最新のインタビューで米国における仮想通貨規制の進展を語り、特にステーブルコイン法案の成立が最優先課題であると強調しました。 関連:コインベース、欧州でのMiCA準拠に伴いUSDTなど主要ステーブルコインを上場廃止へ Polygon Labs Chief Legal and Policy Officer Rebecca Rettig says crypto is a nonpartisan issue and we may need to see a change in the approach of the SEC toward crypto regulation https://t.co/kGKs5ozTaU pic.twitter.com/0ygLisjXkm — Bloomberg Crypto (@crypto) October 8, 2024 レティグ氏は証券取引委員会(SEC)のアプローチについて、ユーザーや消費者を保護するという本来の目的を果たせていないと批判しています。 現在のSECの姿勢は仮想通貨分野におけるイノベーションを阻害する可能性があると同氏は指摘し、アプローチの見直しを求めました。 実際、SECは仮想通貨の規制強化を進めておりCrypto.comに対しても法的措置を予告するウェルズ・ノーティスを送付しています。これに対しCrypto.comはSECを相手取って訴訟を起こし、SECの権限を超えた規制行為であると主張しています。 Today, https://t.co/pFc4Pz9nFR filed suit against the SEC to protect the future of crypto in the U.S.: https://t.co/kXxyhF7zFe — Kris | Crypto.com (@kris) October 8, 2024 レティグ氏は、仮想通貨規制の優先事項としてステーブルコイン法案の成立を挙げています。民間のステーブルコイン発行企業に対する明確な道筋を示すため、ステーブルコイン法案の成立を最優先課題と同氏は位置付けています。 米下院では、米商品先物取引委員会 (CFTC) に米国における仮想通貨の監督権限の一部を明確化し付与する法案「FIT 21」が可決されており、今後の進展が期待されています。 業界の急速な変化に伴い、他国の仮想通貨規制も注目を集めています。特に欧州連合(EU)のMiCA(Markets in Crypto-Assets)規制の導入が、米国の規制に影響を与える可能性があるという見方もあり、今後も各国の動向に注目が集まります。 記事ソース:Bloomberg
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2024/10/09ビットコイン、年末最高値更新の可能性|中国の金融政策緩和が鍵か
暗号通貨ヘッジファンドAsymmetricのCEO兼CIOであるジョー・マッキャン氏は、CNBCのインタビューでビットコインが年末までに史上最高値を更新する可能性について言及し、中国の金融政策緩和が重要な鍵を握っているとの見方を示しました。 マッキャン氏は、世界的な金融緩和がリスク資産、特にビットコインや他の暗号通貨にプラスの影響を与えていると指摘。その上で、中国人民銀行が10月のゴールデンウィーク前に発表した金融緩和策に注目しました。 中国では、最も容易に使用できる現金通貨と預金通貨の量を示す指標である「M1マネーサプライ」の動きが注目されています。マッキャン氏はこのM1マネーサプライの拡大とビットコイン価格の間には強い相関関係があると分析。中国が国内需要喚起のために金融緩和を強化し、人々や企業がすぐに使えるお金が増加した場合、ビットコイン価格にも好影響が及ぶ可能性を示唆しました。 また、同氏はビットコインETFへの資金流入も価格上昇の要因となり得ると言及。ETFの存在は機関投資家によるビットコイン投資を促進する効果があると説明し、実際に第1四半期には中国のM1マネーサプライ縮小にも関わらず、ETFへの資金流入がビットコイン価格を押し上げたと分析しました。 一方、イーサリアムについてはビットコインのような明確なユースケースが確立されておらず「アイデンティティの危機」に陥っていると指摘。イーサリアムETFはビットコインETFのような成功を収めることは難しいとの見方を示しました。 マッキャン氏は世界的な金融緩和に加え、中国の金融政策とビットコインETFへの資金流入が組み合わさることでビットコイン価格が史上最高値を更新する可能性は十分にあると結論付けています。 記事ソース:CNBC
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2024/10/08SuiでのネイティブUSDC – NAVIプロトコルを通じて利用可能に
先日のToken2049イベントにおいて、Sui財団はSuiネットワーク上でのネイティブUSDCの間近のサポートに関する重要な発表を行いました。 現在、NAVIはUSDCの流動性が1億2000万ドルあり、SuiのトップDeFiプロトコルとなっています。これはAaveとCompoundに次ぐ業界第3位のUSDC供給量です。Suiの最初の流動性プロトコルとして、NAVIは1日目にCircleのネイティブUSDCアセットを統合します。 より多くのブロックチェーンネットワークがUSDCを採用し、Suiが最新の追加となるにつれ、Web3の基本原則の1つであるパーミッションレス・コンポーザビリティの役割がますます重要になります。この原則は、既存のオープンテクノロジーを活用することで、新しいアプリケーションやブロックチェーンネットワークの急速な拡大に拍車をかけています。 CircleのステーブルコインコインUSDCをSuiネットワークに直接統合することで、資本効率が向上し、いくつかの次元にわたってユーザー体験が改善されます。 このマイルストーンはブロックチェーン業界におけるSuiの地位を強化し、NAVIは一連の移行機能と資本効率の高いネイティブUSDCリクイディティ・プールを提供することで、ネイティブUSDCを完全にサポートします。 SuiにおけるネイティブUSDCとブリッジUSDCの比較 ネイティブUSDCはブリッジUSDC(wUSDC)と比較して明確な利点を提供します。ネイティブ発行は、資産が完全にリザーブされ、常に米ドルと1対1で償還できることを保証します。これにより、開発者とユーザーは、原資産の完全性を信頼することができます。 SuiネットワークへのネイティブUSDCの導入は、取引プロセスを簡素化し、エコシステム内の流動性を高めます。ユーザーはSui上で直接USDCにアクセスできるようになり、ワークフローが合理化され、参加者の全体的な価値が高まります。 さらに、Cross-Chain Transfer Protocol (CCTP)の採用により、ユーザーはブリッジ引き出しに通常伴う遅延をなくすことができ、ブロックチェーンの効率性の新たな基準を確立することができます。 NAVIで利用可能なネイティブUSDC Suiネットワーク上で最高レベルの資産コンポーザビリティを提供することを追求し、NAVIプロトコルはネイティブUSDCを貸借流動性プールとして完全に統合します。より広範なエコシステム構想の一環として、NAVIはユーザーがブリッジUSDCから移行し、ネイティブUSDCを完全に採用するインセンティブを与えることを目指しています。 この移行を促進するため、NAVIはネイティブUSDC流動性のサポート、フラッシュローン機能、その他の機能など、移行を合理化するように設計されたいくつかのアプリケーション内機能を導入する予定です。シームレスな移行に必要なステップの概要を示した包括的な移行計画は、近日中に共有される予定です。 この完全な移行は、ユーザー・エクスペリエンスを大幅に向上させ、Suiエコシステムの幅広い採用を促進する態勢を整えています。 結論 SuiへのネイティブUSDCの導入は、ブリッジ版からの大幅なアップグレードを意味し、機能強化と優れたユーザー体験を提供します。 NAVIプロトコルは、米ドルに完全に裏打ちされ、1対1ベースで償還可能なネイティブUSDCの統合を含む、貸し借りのための可能な限り最高のエクスペリエンスを提供することにコミットしています。今後の移行計画により、ネイティブUSDCの導入が加速し、Sui DeFiのエコシステムの成長と向上に貢献することが期待されます。 Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 [no_toc]
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2024/10/08ビットコイン、先週一時6万ドル割れも「健全な再編成」との見方
先週、中東情勢の緊迫化を受けてかビットコイン(BTC)の価格は10%近く下落し、一時6万ドルを割り込みました。仮想通貨取引所Bitfinexはこの下落を「健全な再編成」であるとの見解を示しています。 Markets are finely balanced after last week's rebound! All eyes are on spot traders positioning themselves early this week, especially with #CPI due on Thursday. We see last week’s $BTC pullback as healthy. The outlook for this week is delicately poised.https://t.co/2rOHIXHqat pic.twitter.com/iYoi912B5V — Bitfinex (@bitfinex) October 7, 2024 ビットコインは9月27日に66,587ドルの直近高値を記録した後、急落しました。特に重要なサポートラインと見られていた65,200ドルを割り込んだ後は、ロングポジションの投げ売りが連鎖的に発生し、6万ドルまで値を下げました。 この下落は、中東エリアの地政学的緊張の高まりによってさらに加速したとするBitfinex。緊張の高まりはリスク回避の動きを強め、10月1日には4億5000万ドルに達するロングポジションの清算に繋がったと同社は結論付けています。 米国で発表された雇用統計が市場予想を上回ったことが影響してか、その後、ビットコインは10月4日に62,500ドルまで回復しその後も上昇を続けました。 Bitfinexのレポートでは、今回の調整は過熱感のあった市場にとって健全なものであり、今後の市場の方向性については、今週の米国市場の動向が注目されると述べています。 10月は好調なパフォーマンスとなることが多いとされる仮想通貨市場ですが、中東エリアの緊張や米大統領選、米政府が保有する大量のビットコインの行方などの動向に引き続き注目が必要です。 記事ソース:Bitfinex
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2024/10/08米最高裁、シルクロード事件の審理却下|6470億円相当のビットコイン売却可能に
米国最高裁判所は、閉鎖されたダークウェブ「シルクロード」に関連する約6472億円(現在価格)の69,370 BTC(ビットコイン)に関する訴訟の審理を却下しました。 今回の訴訟は「シルクロード」が破綻した際、債権を購入したバトル・ボーン・インベストメンツ社が起こしたものでした。同社は自身らのビットコインがシルクロードから盗まれたとしており、その所有権を主張していました。 今回の決定により、2022年にカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所が下した判決が事実上有効となる見込みです。この判決では、米国政府に対し「押収した被告人の財産を法律に従って処分すること」が命じられています。 これを受けて、米国連邦保安官局などの機関がシルクロード事件で押収された巨額のビットコインを売却するよう裁判所から指示を受ける可能性もあります。引き続き市場の動向に注目が集まります。 記事ソース:Protos
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2024/10/08イーロン・マスク氏、分散型予測市場Polymarketを支持
イーロン・マスク氏は、分散型予測市場であるPolymarketを支持し、従来の世論調査よりも2024年の米国大統領選挙の結果をより正確に予測できると主張しました。 Trump now leading Kamala by 3% in betting markets. More accurate than polls, as actual money is on the line. https://t.co/WrsqZ2z8pp — Elon Musk (@elonmusk) October 7, 2024 マスク氏はトランプ前大統領への支持を表明しており、先日、トランプ氏の集会にも参加し壇上でスピーチも行いました。 ELON AT TRUMP’S RALLY: FULL VIDEO AND TRANSCRIPT "Hi everyone. As you can see, I'm not just MAGA, I'm dark MAGA. First of all, I want to say what an honor it is to be here. You know, the true test of someone's character is how they behave under fire. And we had one… pic.twitter.com/WIPY6yKsdr — Mario Nawfal (@MarioNawfal) October 6, 2024 マスク氏は、一般的な世論調査よりもPolymarketの数値が正確である理由として、実際のお金が懸かっている点を指摘。 Polygonチェーン上に構築されるPolymarketは、ステーブルコインのUSDCを基軸とし、展開されている様々な予測に対してYes/Noで賭けることができるWeb3プラットフォームとなっています。 [caption id="attachment_122994" align="aligncenter" width="734"] Polymarketの予想画面[/caption] 現在、同プラットフォームではトランプ氏が53%と優勢となっています。
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2024/10/08香港、年内に複数の仮想通貨取引所へライセンス付与なるか
香港証券先物委員会(SFC)は、多くの仮想資産取引プラットフォーム(VATP)に対し、年内に向けたライセンス発行プロセスを進めています。これは、香港がグローバルな仮想資産ハブとしての地位を強化しようとする動きの一環と見られています。 関連:「韓国と香港、機関投資家主導で仮想通貨が普及」Chainalysis分析 現在、11社のVATPを運営する香港企業は第1段階の立ち入り検査を終え「みなしライセンス業者」となっており、SFCはこれらのVATPに必要な調整を求めているとしています。さらに16社が申請を提出しており、審査の結果待ちとなっています。 SFCのジュリア・レオン最高経営責任者(CEO)は、コンプライアンスを確保するためにライセンスを一括して交付する方針を現地メディアのインタビューの中で示しています。 先日、香港証券先物委員会(SFC)は、HKVAXを3番目の仮想通貨取引所として認可しました。これは、OSL Exchange、Hashkey Exchangeに続く事例となっています。 取引所の承認で大きく前進していることが窺える一方でSFCは、投資家保護を重視した厳しい規制を設けており、OKX、Gate.io、HTX(旧Huobi)といった大手取引所は、香港でのライセンス取得の申請を取り下げています。 記事ソース:hk01.com、SFC