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2023/05/14NFT音楽プラットフォーム「Gala Music」登録方法と使い方を解説
この記事では、P2E(Play-to-Earn)ゲーム開発を手掛けるGalaが新たにリリースしたNFT音楽プラットフォーム「Gala Music」について解説します。 この記事のポイント Gala MusicはP2Eゲーム開発を手掛けるGalaがリリースしたNFT音楽プラットフォーム 分散型エコシステムにより仲介者を排し、アーティストとファンの双方に適切な報酬が発生する仕組み トラック (楽曲NFT) 購入やノードへのペアリング、再生回数などに応じてトークン報酬を獲得できる トークンをホールドすることでさらに特典やポイントを獲得、ポイントを使用してグッズやイベントパスを購入できる Gala Musicの登録からウォレット接続、具体的な機能や操作方法について写真付きで解説 Gala Musicとは? 画像:Gala Music 「Gala Music」は、P2E(Play-to-Earn)ゲーム開発を行うGalaがリリースしたNFT音楽プラットフォームです。 ブロックチェーンを利用することで、仲介者を介することなくアーティストとファンの双方に適正な報酬が発生する分散型エコシステムを目指しています。 Web3における音楽エンターテイメントの新たなあり方を提案するプロジェクトとも言えるのでないでしょうか。 And so it begins ...https://t.co/m8tGuMuGSH#ANewWayToPlay #Web3Music #Web3 #Day1 pic.twitter.com/K0WjqX6sgd — Gala Music (@GoGalaMusic) March 29, 2023 公式リンク集 Gala Music ウェブサイト music.gala.com Gala ウェブサイト gala.com Gala Music 各種SNS Discord Twitter Medium Instagram Youtube Gala Gamesや$GALAのプロジェクト概要については以下の記事で詳しく解説しています。 Gala Games / $GALA とは?プロジェクトの概要を徹底解説! Gala Musicの特徴 画像:Gala Music Gala Musicの主な特徴を2つご紹介します。 分散型プラットフォームによる音楽体験の価値向上 現代の音楽体験というと安価なストリーミング商品などが浸透しており、しばしばアーテイストへの報酬が適正ではないのではないかという議論も耳にすることがあるでしょう。 Gala Musicでは分散型プラットフォームによって仲介者を排し、アーティストとファンがより近い距離で交流し、双方が適正な報酬を得ることができるエコシステムを目指します。 このような変化により、音楽体験そのものの価値の向上や、新進気鋭のアーティストの促進などが期待されます。 システム貢献で獲得できるトークン Gala Musicではシステムへの貢献に対する報酬としてトークン(BEAMS)を獲得することができます。 トークンは主に以下のような行動の報酬として獲得することができます。 トラック(楽曲NFT)を購入する トラックをノードにペアリングする これらの報酬に加え、所有するトラックの再生回数に応じた報酬も発生します。 さらに、このトークンをお気に入りのアーティストに対してホールドすることで同等のポイントを獲得することができ、ホールドし続けることでそのポイントが一定倍率で増加していく仕組みとなっています。 こうして貯めたポイントは「ALL ACCESS」という機能(リリース予定)を介して、アーティストのグッズやイベントパスの購入に使用することも可能になるようです。 このようにトークンを介してアーティストとファンがよりインタラクティブな関係となるエコシステムの実現を目指しています。 Gala Musicの使い方 画像:Gala Music ここからはGala Musicの主な使い方について、以下の通りに順を追って解説します。 1.アカウント登録からウォレット接続 3.アーティスト/トラック/アルバムを検索する 3.トラックを購入する 4.購入したトラックをノードにペアリングする 5.トークン (BEAMS) をホールドする 6.その他の主な機能や操作 1.アカウント登録からウォレット接続 まずはGala Musicへのアカウント登録から始めましょう。 1.Gala Musicへアクセス 2.右上の「Sign Up」をクリック 3.以下の情報を入力/選択したら、最下部の「Create an Account」をクリック ① First Name/Last Name・・・氏名(名/性) ② Email・・・Eメールアドレス ③ Display Name・・・ディスプレイネーム(文字/数字/アンダースコアのみ使用可能) ④ Password・・・パスワード(最低8文字、小文字/大文字/数字/特殊文字のすべてを1つ以上使用) ⑤ Referral Code・・・紹介者がいる場合はリファラルコードを入力(任意) ⑥ 利用規約とプライバシーポリシーを確認したらチェック(リンクを開いて最後までスクロールして読まないと次の画面で再確認されます) ⑦ ニュースやオファー、プロモーション等を受け取りたい場合はチェック 4.メール認証を求められるため、受信したメールから「Verify My Account」をクリック(届かない場合は「Resend email」をクリック) 以下の画面になればアカウント登録完了が完了です。 次にウォレット接続を行います。 6.「Connect Wallet」をクリック 7.設定画面に切り替わるので、再度「Connect Wallet」をクリック 8.表示される選択肢から接続するウォレットをクリック 9.ウォレット側で確認や署名を進める 10.以下の画面が表示されればウォレットの接続が完了です。 以上でアカウント登録からウォレット接続までが完了です。 2.アーティスト/トラック/アルバムを検索する さっそく気になるアーティストやトラック (楽曲NFT)、アルバムなどを検索してみましょう。 ホーム画面上部のタブから「Discover」をクリックします。 Tracks (トラック)、Artists (アーティスト)、Albums (アルバム) のタブがあるので、探したいものをクリックしてみましょう。トップには注目のトラックが表示されています。 下にスクロールするとランキングが表示されます。右側のアイコンからはチェーンの切り替えや、フィルターでの絞り込みが可能です。キーワードで直接検索したいときは、左側の検索窓を利用できます。 トラックをクリックすると詳細を確認できます。スクロールするとたくさんの情報が表示されますが、主な情報は以下の通りです。 ① トラックのアートワーク・・・マウスオーバーすると再生ボタンが表示され、クリックすると再生できます(トラックのコントロールは画面下部に表示されます) ② アーティスト名・・・クリックするとアーティストページに遷移します ③ トラック名 ④ Date Available / Available NFTs・・・購入期限 / NFT残数 ⑤ Like / Share・・・ライク / 共有 ⑥ Purchase・・・購入 ⑦ Total Listens / Total Likes・・・再生数 / ライク数 ⑧ Genres・・・ジャンル ⑨ Rarity・・・レアリティ(ダイヤモンド/ゴールド/シルバー/ブロンズ) ⑩ Top 10 Collectors・・・トラックのコレクター(所有者)トップ10 ⑪ Description / List of utility・・・説明 / ユーティリティ ⑫ Blockchain / Token Standard / Token ID・・・チェーン / トークン規格 / トークンID 3.トラックを購入する 気に入ったトラックがあれば、以下の手順で購入することができます。 1.気に入ったトラックの詳細画面を表示 2.「Purchase (購入)」をクリック 3.購入内容を入力/選択 ①Quantity (数量)、②Selected wallet (ウォレット選択)、③Payment Method (支払方法) の順に入力し、④Review order (購入内容確認) をクリックして購入を進めます。 4.購入したトラックをノードにペアリングする トラックを購入したら、さっそくノードにペアリングしてみましょう。 ノードにペアリングすることで報酬としてトークンを獲得でき、さらに自分が所有するトラックの再生回数に応じてさらにトークンを獲得できるチャンスもあります。 まずは購入したトラックを確認してみましょう。画面右上の人形マークをクリックし、表示されたリストから「My Collection」をクリックします。 購入済みのトラックがある場合はここに表示されるので、個々のトラックへの操作からノードへのペアリングを進めてみましょう(下記画像には購入済みトラックがないため何も表示されていません)。 ペアリングしたトラックとそのパフォーマンスを確認するには、画面右上のタブから人形アイコンをクリックし、表示されたリストから「My Player Nodes」をクリックします。 左上のタブから「Overview」と「Your Music」を切り替えながら、ペアリングした自分のトラックのパフォーマンスなどを確認できます。 「Your Music」で確認できる項目は左から順に以下の通りです。 Track hosted・・・ホストしているトラック Last day rewards・・・前日の報酬 Weekly rewards・・・週間の報酬 Total rewards・・・合計 (全期間) の報酬 5.トークン (BEAMS) をホールドする トークンが貯まってきたら、次はホールドを試してみるとよいかもしれません。 お気に入りのアーティストに対してトークン(BEAMS)をホールドすることで、以下のような様々なメリットを得ることができます。 トークン (BEAMS) の主な仕組み トークンをホールドすることで同等のポイントを得ることができ、ホールドしつづけることで時間経過とともにポイントが一定倍率で増加していきます。 時間経過によるポイントの増加倍率はアーティストのレアリティ (ダイヤモンド/ゴールド/シルバー/ブロンズ) に基づいており、レアリティが低ければ低いほど倍率も高くなります。 貯まったポイントは「All Access」機能 (リリース予定) においてアーティストのイベントパスやグッズの購入に使用できます。 ホールドしたトークン量に基づいた3段階のレベル (Level 1〜3) が設定されており、各レベルが要求する量以上のトークンをホールドすることで一定の特典を得ることができます。(詳細は後述) ホールドはいつでも解除できますが、ホールドによる特典と貯まったポイントも同時に失われます。 すこし複雑な印象を受けるかもしれませんが、実際に見てみるとよりわかりやすいかと思います。 まずはアーティストページから「Hold BEAMS」をクリックしてみてください。 例えばこのアーティストであれば、500トークンでレベル1、1000トークンでレベル2、1500トークンでレベル3の特典を得ることが確認できます(下記画像の赤枠内を参照)。 試しに1500トークンを入力してみるとレベル3の特典が反映されました(下記画像の右赤枠内を参照)。 また、1500トークンをホールドしたとすると、 Yearly rewards (年利):16% Estimated balance after 365 days (365日後の推定残高):1740ポイント (16%増) であることも確認できます(下記画像の左赤枠内を参照)。 トークンが貯まってきたら、お気に入りのアーティストに対してホールドし続けることでポイントを継続的に貯めることができ、より多くの特典や報酬を得ることができるようになるということですね。 また、ホールドしたトークンやアーティストの確認や解除をする場合は、画面右上の人形アイコンをクリックし、表示されるリストから「My Access Pools」をクリックします。 すると、現在ホールドしているアーティストやポイント報酬などを確認することができ、ホールドの解除もここから行うことができるとのことです。 6.その他の主な機能や操作 All Access 画面右上のタブの「All Access」をアクセスできます。 現在はまだリリースされていませんが、獲得したポイントを使ったお気に入りのアーティストのグッズやイベントパスの購入などが可能になるとのことです。 Charts (チャート) 画面右上のタブの「Charts」からアクセスできます。 当日/週間/月間/全期間ごとのトラックやアーティストの様々なランキングを確認できます。 ランキングはトップトラック/トップアーティスト/再生回数などがあります。 各アーティストへのホールドによる報酬の推移や、各トラックの再生回数の推移、トレンド比率なども確認可能です。 テーマ切り替え (ダーク/ライト) 画面右上のタブの太陽/月のアイコンからテーマ (ダーク/ライト) の切り替えが可能です。 サーチ (虫眼鏡アイコン) 画面右上の虫眼鏡アイコンから素早く全体へのサーチ (検索) が可能です。 アーティスト、トラック、アルバムなどなんでもここからクイックサーチができます。 My Notifications (通知) 画面右上のタブのベルアイコンから通知の確認が可能です。 ここにはトラックの購入や報酬の獲得などの様々なアクティビティの通知が届きます。 パーソナルメニュー (人形アイコン) 画面右上のタブの人形アイコンをクリックするとパーソナルメニューが開きます。 表示される各項目でできることは以下の通りです。 My Collection・・・購入したトラックなどの確認 My Access Pools・・・トークンをホールドしたアーティストの確認や解除、ポイント報酬などの確認 My Player Nodes・・・ノードにペアリングしたトラックとそのパフォーマンスの確認 My Notifications・・・アクティビティの通知 Account Settings・・・アカウント設定 Refer A Friend・・・リファラル(友達紹介) まとめ 音楽NFTプラットフォーム「Gala Music」の概要や使い方について解説してきました。 安価なストリーミングでしか味わうことがなくなってしまった音楽という体験の価値が、Web3によって新たに塗り替えられる日が来るかもしれません。 Gala Musicはまだリリースされていない機能も残しており、これからのアップデートも見逃せません。 アーティストとファンがよりインタラクティブに関わり合いながら、ともに音楽という体験の価値を取り戻すエコシステムの挑戦に注目です。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2023/05/06ユニスワップウォレットとは?機能や特徴、使い方を徹底解説【NFT対応】
分散型取引所(DEX)を展開するUniswap Labsから、モバイルウォレットアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」のリリースが発表されました。 本記事ではUniswap Walletの概要や特徴、使い方を解説します。 Uniswap Walletとは? 画像:Uniswap Wallet Uniswap Wallet アプリHP wallet.uniswap.org Uniswap - HP uniswap.org Uniswap - Twitter @Uniswap Uniswap Walletは、分散型取引所(DEX)のUniswapを展開するUniswap Labsからリリースされた、オープンソースの自己管理型モバイルウォレットアプリです。 NFTを含む暗号資産の管理に加え、Uniswapでのスワップ、WalletConnectによるDApps接続、法定通貨による仮想通貨の購入など、様々な機能が実装されています。 2023年5月現在ではiOS版アプリのみが提供されており、Android版については開発が進められているようです。 1/ THIS IS NOT A DRILL 🔥🔥🔥 The Uniswap mobile wallet is out of Apple jail and now live in most countries 🎉✨ Download our self-custody, open-sourced app today! 👇https://t.co/yWxuw79xTY pic.twitter.com/QhK06icKBL — Uniswap Labs 🦄 (@Uniswap) April 13, 2023 Uniswap Walletの特徴 画像:Uniswap Wallet 様々な機能が搭載されているUniswap Walletですが、そのなかでも3つの特徴をご紹介します。 シームレスなスワップ機能 Uniswapでお馴染みのスワップ機能がアプリ内でシームレスに利用でき、トランザクション完了の通知の受け取りも可能です。 2023年5月現在、以下の4つのネットワークがスワップ機能にてサポートされています。 Ethereum Polygon Arbitrum Optimism WalletConnectによるDAppsへの接続 WalletConnectにより、メインネットやレイヤー2のDAppsへの接続ができます。 Uniswap Walletでは、任意のアプリのQRコードスキャンにより簡単に接続が行えます。 強固なセキュリティとオープンソース化 Uniswap WalletにはFace IDによるロック解除や、iCloudによるバックアップ(任意)など、より強固なセキュリティを実現する機能が搭載されています。 また、アプリのコードはオープンソースとして公開されているため、誰でも確認することができます。 Uniswap Walletの使い方 画像:Uniswap Wallet ここからはUniswap Walletの使い方を解説します。 ※2023年5月現在、iOS版アプリのみが提供されています アプリダウンロードと初期設定 1.まずはアプリHP<wallet.uniswap.org>からアプリをダウンロードし、完了したらアプリを開きます。 2.「Get started」をタップします。 3. ウォレットの初期設定方法を以下の3つから選択します。 ① Import my wallet・・・リカバリフレーズを入力して既存のウォレットを復元 ② Watch a wallet・・・確認したいウォレットのアドレスを入力して資産を確認 ③ Create a new wallet・・・新規のウォレットを作成 今回は①のリカバリフレーズを入力してウォレットを復元する方法を選択します。 4. リカバリフレーズを入力し「Continue」をタップします。 5. リカバリフレーズに紐付けられたウォレットから復元するものを選択します。 6. リカバリフレーズのバックアップ方法を以下の2つから選択し、指示通りに進めます。すでにバックアップ済みの場合は「I already backed up」をタップして先に進みます。 iCloud backup・・・iCloudでバックアップ Manual backup・・・従来通りのマニュアルバックアップ 7. 通知設定を行います。オンにする場合は「Turn on notifications」、オフのままにする場合は「Maybe later」をタップします。 8. Touch IDを設定します。オンにする場合は「Turn in Touch ID」、オフのままにする場合は「Maybe later」をタップします。 9. ウォレットのQRコードと「You're ready to go!」のメッセージが表示されたら初期設定の完了です。「Let's go」をタップします。 これでアプリダウンロードと初期設定が完了です。 保有している暗号資産を確認する 初期設定が完了したらアプリのホーム画面が表示され、左上に保有資産額の合計が表示されます。 画面中央あたりの Tokens / NFTs / Activity のタブを切り替えることでそれぞれの情報を確認できます。 Tokens・・・保有している仮想通貨 NFTs・・・保有しているNFT Activity・・・トランザクションの履歴 仮想通貨の購入 Uniswap Walletでは法定通貨で仮想通貨を購入することができますが、残念ながら日本ではこの機能は利用できません。 アプリ内の「Buy」をタップすることで購入でき、MoonPay(オンライン決済サービス)を介したデビットカードでの決済となります。 手数料は2.55%と、他の主要なウォレットと比べて安いという点も魅力です。 仮想通貨の送受信 送信 仮想通貨の送信は以下の手順です。 1. 「Send」をタップします。 2.送信先のウォレットアドレスを検索窓に入力し、該当するアドレスをタップします。検索窓の右にあるアイコンをタップすると、QRコードのスキャナーを起動することができます。 3. 通貨や金額を入力したら「Review transfer」をタップし、内容に間違いがなければ「Confirm」をタップします。 受信 仮想通貨の受信が以下の手順です。 1. 「Receive」をタップする。 2. ウォレットアドレスおよびQRコードが表示されるので、アドレスをコピーするか、QRコードをスキャンする。 あとは送信側での操作となります。 スワップ機能 スワップの手順は以下のとおりです。 1. 「Swap」をタップします。 2. スワップする通貨の情報を入力し、「Review swap」をタップします。 3. スワップの内容を確認し、問題なければ「Swap」をタップします。 通貨, NFT, ウォレットなどの情報を検索する ホーム画面左下の「Search web3」をタップすると、あらゆる情報を検索できます。 1. 「Search web3」をタップします。 2. 様々な情報が表示されます。画面上部の検索窓をタップします。 3. キーワードを入力して情報を検索できます。 ここで検索できる情報は大きく分けて、①通貨、②NFTコレクション、③ウォレットの3種類です。 通貨とウォレットに関しては、右側のハートマークをオンにしておくと、「Search web3」をタップすると表示される画面にお気に入りとして常時表示させることが可能です。 また、「Search web3」をタップすると表示される画面から、各項目右側の「・・・」アイコンをタップすると、お気に入りを編集することも可能です。 ウォレットの追加・切り替え ウォレットの追加は以下の手順です。 1. ホーム画面左上のウォレットアイコンをタップします。 2. 切り替えたいウォレットをタップします。ウォレットを追加したい場合は「Add wallet」をタップします。 3. 以下の3つの選択肢から好きなウォレット追加方法をタップして、指示通りに進めます。 Create a new wallet・・・新規ウォレットを作成する Add a view-only wallet・・・確認専用のウォレットを追加する Import a new wallet・・・新しいウォレットを復元する(リカバリフレーズが必要) 各種設定 各種設定へは以下の手順でアクセスします。 1. ホーム画面右上の歯車アイコンをタップします。 2. Settings(設定)メニューが表示されます。 3. さらにウォレットごとの設定メニューを開くには、該当のウォレットの名前が表示されている箇所をタップします。 設定メニューで変更できる設定項目は以下の通りです。 Wallet settings・・・ウォレットごとの設定を行う(後述します) Appearance・・・アプリの見た目のテーマ(ライト/ダーク)を変更する Touch ID・・・Touch IDのオン/オフを切り替える Send Feedback・・・フィードバックを送信する Get Help・・・ヘルプメニューを開く Privacy Policy・・・プライバシーポリシーを開く Terms of Service・・・利用規約を開く また、ウォレット設定で変更できる設定項目は以下の通りです。 Nickname・・・ウォレットごとのニックネームを編集する Notifications・・・ウォレットごとの通知設定を変更する Hide small balances・・・細かな残高を非表示にする Hide unknown tokens・・・不明なトークンを非表示にする Manage connections・・・WalletConnectで接続されたアプリを管理する Recovery phrase・・・リカバリフレーズを表示する iCloud backup・・・iCloudバックアップを設定する まとめ Uniswap Walletの概要や特徴、使い方について解説しました。 シンプルですっきりとしたデザインや、直感的でわかりやすい操作性、Face IDやiCloudバックアップなどによるセキュリティなど、非常に魅力的なウォレットになっています。 2023年5月現在はiOS版のみの提供となっていますが、Android版のリリースも楽しみです。 分散型取引所「Uniswap(ユニスワップ)」とは?始め方や使い方を解説 Uniswap NFT 使い方完全ガイド | 今すぐ始める方法と注意点
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2023/04/30ノーコードでNFTが発行できる|Manifoldの使い方を解説
この記事では。NFT市場で注目されている「Manifold」の概要とその使い方について解説します。 この記事のポイント Manifoldの概要 Manifoldの登録方法と使い方 Manifoldとは?= 独自コントラクトでNFTをミントできるツール 出典:Manifold Manifoldの公式リンク集 公式サイト manifold.xyz Twitter @manifoldxyz Discord discord.com/invite/y7eyzgwEdJ ドキュメント docs.manifold.xyz/v/manifold-studio 「Manifold」とは、独自コントラクトを作成してNFTをミントできるツールです。 独自コントラクトは、OpenSeaなどのマーケット側のコントラクトアドレスに紐づく共有コントラクトとは違い、自分で作成し所有するコントラクトアドレスに紐づくものです。 マーケット側に依存しない独自コントラクトによるNFTのあり方はWeb3において注目されており、著名なNFTコレクションにも独自コントラクトのものが多いことも事実です。 その一方、自己所有のコントラクト作成は複雑なプログラミング等の知識を必要とし、誰でも気軽にできるとは言えない側面もありました。 しかし、今回紹介するManifoldでは、独自コントラクトの作成からNFTの発行まで、誰でもノーコードかつ手数料無料でできてしまいます。 さらに豊富なアプリケーションをインストールすることでオークションサイトやSBT(ソウルバウンドトークン)の作成が可能になるなど、その拡張性も魅力のひとつです。 Manifoldの特徴 独自コントラクト作成からNFT発行までノーコードでできる手軽さ 手数料無料 豊富なアプリケーションによる拡張性(オークションサイトやSBTの作成など) Manifoldの主な使い方(独自ドメインの作成〜NFTのミント) 出典:Manifold ここからはManifoldの主な使い方について、以下の通り順を追って解説します。 ① Manifoldへの登録 ② 独自ドメイン作成とデプロイ ③ NFTのミント ① Manifoldへの登録 まずはManifoldへの登録からはじめましょう。 1.Manifold<manifold.xyz>にアクセスし、右下の「STUDIO LOGIN」をクリックします。 2.「Connect Wallet」をクリックします。 3.ウォレット側で接続や署名を進めます。 4.プロフィール設定が表示されたら、①「YOUR NAME」に名前、②「YOUR EMAIL」にメール(任意)を入力し、下の③「SUBMIT」をクリックします。 これで登録は完了です。 ② 独自ドメイン作成とデプロイ 登録が終わったら、早速コントラクトの作成を始めます。 1.「New Contract」をクリックします。 2.コントラクト作成画面が表示されるので、以下の項目を入力・選択します。 ① CONTRACT NAME・・・コントラクト名を入力 ② TYPE・・・トークン規格をERC-721もしくはERC-1155から選択 ③ SYMBOL・・・トークンシンボル(ティッカー)を入力 ④ ASCII MARK・・・アスキーマークを入力 アスキーマークはコントラクト作成時にソースコードのコメントとして記録されるアスキーアートのことで、コントラクトを視覚的に識別するために使用されるとのことです。 ここで設定するアスキーアートは幅120字未満が推奨されており、それ以上になるとテキストの折返しなどで形が崩れてしまう可能性があるとのことです。 アスキーアートはこちらのツールを使って作成することができます。もちろん他のツールや自作のものでも構いません。 5.さきほどの①〜④すべてが入力できたら、右上の「Deploy on Goerli」をクリックします。 6.ウォレット側でネットワークの切り替えを許可します。 7.Goerliテストネットで使用するGoerli ETH(gETH)を持っていない場合は下記のようなメッセージが表示されるため、Faucetから無料でGoerli ETHを入手を進めます。すでにお持ちの方は手順14まで飛ばしてください。 8.表示されているリンク<goerlifaucet.com>にアクセスし、右上の「Alchemy Login」をクリックします。 9.画面下部の「Sign up」をクリックした後、氏名、メールアドレス、パスワード等の必要情報を入力して登録します。 10.受信したメール本文の「VERIFY EMAIL」をクリックしてメール認証を行います。 11.メール認証が終わったらアンケート(全5問)が始まるので進めます。 12.アンケートが完了したら手順8の画面に戻りますので、①ウォレットアドレスを入力し、②reCAPTCHA(私はロボットではありません)をチェックし、③「Send Me ETH」をクリックします。 これでウォレットにGoerli ETHが入金されているはずです。Goerli ETHを入手したらManifoldに戻りましょう。 13.手順5と同じく「Deploy on Goerli」を再度クリックします。 14.進行状況が表示され、ウォレット側でガス代などの確認を進めます。 15.下の画像のような画面になればGoerliテストネットでのデプロイが完了です。 「View On Etherscan」をクリックし、「Contract」を選択すれば、作成したコントラクトの詳細を確認できます。 Contract Creator(コントラクト作成者)が自分のウォレットアドレスになっていることや、Contract Source Code(コントラクトのソースコード)に設定したアスキーアートが反映されていることを確認してみてください。 ③ NFTのミント 次はNFTのミントに移りましょう。 1.前回の続きから、「Go to Dashboard」をクリックします。 2.ダッシュボードが表示されるので、「MINT TOKENS TO A WALLET」をクリックします。 3.トークン管理画面が表示されるので、「Create」をクリックします。 4.ミントの方法が4つ表示されるので、実行したいものを選択します。今回は「Single Token」を選択します。 Single Token・・・1つのNFTをミントする Batch of Tokens・・・複数のNFTをミントする(ガス代の節約) Edition・・・同じNFTの複数のコピーをミントする 5.NFT情報の入力や設定の画面になりますので、以下の情報を編集します。 ① ・・・ここをクリックして画像/動画/音声/PDF/3D/HTMLファイルなどをアップロード ② ARTWORK TITLE・・・アートワークタイトルを入力 ③ CREATED BY・・・作者名を入力 ④ EXTERNAL URL (OPTIONAL) ・・・外部URLを入力(任意) ⑤ DESCRIPTION・・・説明を入力 6.下にスクロールすると「PROPERTIES(プロパティ)」を設定できます。右側の「New Property」をクリックし、プルダウンから追加したい項目を選択します。 Text・・・テキスト Number・・・数値と上限 Hidden・・・OpenSea上には表示されず、NFTのメタデータの記述を確認した場合にのみアクセス可能なプロパティ(詳細) Boost number・・・OpenSea上で円グラフで表示される数値とその上限(詳細) Boost percent・・・OpenSea上で円グラフで表示される割合とその上限(詳細) 7.NFTの情報やプロパティの入力・設定が終わったら、右上の「Mint to Goerli」をクリックしてNFTを発行しましょう。 8.受取方法を選択します。自分のウォレットにミントする場合は「Myself」、他者にエアドロップする場合は「Airdrop」をクリックします。今回は「Myself」を選択します。 9.ウォレットアドレスを確認し、「Mint」をクリックします。 10.進捗が表示され、ウォレット側で確認を進めます。 11.トランザクションが実行され、ミントが完了しました。 12.OpenSeaやLookRareのテストネット版にアクセスしてみましょう。「OpenSea」をクリックします。 13.ミントしたNFTが表示されていることを確認します。 14.準備が完了して問題なければ、最後にメインネットへデプロイしましょう。「Go to Dashboard」をクリックし、ダッシュボードからメインネットへデプロイしたいNFTを選択したら、「Mint to Mainnet」をクリックします。 これでNFTをメインネットへデプロイすることができました。 コントラクトの編集 コントラクトの編集の方法は以下の通りです。 1.画面左上の「マ」アイコンをクリックし、ホーム画面を表示する。 2.ホーム画面に作成済みのコントラクトが表示されるので、編集したいコントラクトをクリックする。 3.「Edit contract」をクリックし、コントラクト情報を編集する。 ※コントラクトがすでにブロックチェーンにデプロイされている場合は、コントラクトを編集しても古いコントラクトが残ってしまい、新しいコントラクトが作成されてしまいます。 ※すでにトークンがデプロイされている場合、コントラクトを編集することはできません。 トークンの削除, コピー, 設定 トークンの削除、コピー、設定などの方法は以下の通りです。 1.コントラクトのダッシュボードから「Tokens」をクリックする。 2.一覧から目当てのトークン(NFT)の「 ︙ 」アイコンをクリックして、以下の操作を選択できます。 Create a copy as draft・・・下書きとしてコピーを作成する Token Settings・・・トークン設定を開く Delete token・・・トークンを削除する 3.トークン(NFT)のアイコンをクリックすると、トークン情報を編集することができます。 アプリケーション Manifoldではアプリケーションをインストールすることで様々な機能の拡張することができます。 アプリケーションメニューへは以下の手順でアクセスできます。 1.画面左上の「マ」アイコンをクリックし、ホーム画面を表示する 2.「Apps」タブをクリックし、アプリケーションメニューを開く 多数のアプリケーションが利用可能ですが、以下にその一例と概要を挙げます。 Claim Page・・・NFTをクレームできるミントサイトの作成 Burn Redeem・・・ミントしたNFTを交換するサイトの作成 Gallery・・・NFTオークションサイトの作成 Curate・・・NFTのギャラリーサイトの作成 Souldrop: Soulbound Claims・・・SBT(ソウルバウンドトークン)をクレームできるサイトの作成 その他の設定 各種設定へは以下の手順でアクセスできます。 1.画面左上の「マ」アイコンをクリックし、ホーム画面を表示する 2.「Settings」タブをクリックし、設定メニューを開く 設定メニューからはプロフィール設定や、TwitterやDiscordとの連携、アドレス、コントラクト、トークンの管理などができます。 まとめ Manifoldの概要とその主な使い方について解説しました。 誰でも簡単に独自コントラクトでNFTを発行できる手軽さと、豊富なアプリケーションによる拡張性が魅力的ですね。 この機会にオリジナルのNFTをセルフミントしてみてはいかがでしょうか。
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2023/03/04Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説
この記事では、NFTマーケットプレイスとして注目のCoincheck NFT (コインチェックNFT) について、その概要や特徴、使い方を解説しています。 この記事のポイント Coincheck NFTは暗号資産交換業者が運営する国内初のNFTマーケットプレイス Coincheck NFTは、出品/購入手数料が無料であること、決済対応通貨の豊富さ、金融庁認可業者による運営などが特徴 Coincheck NFTの使い方を、口座開設から入庫/出庫、出品/購入まで画像つきで解説 Coincheck NFTの利用は詐欺などのリスクへの注意も忘れずに Coincheck NFTとは?=国内初のNFTマーケットプレイス 出典:Coincheck NFT Coincheck NFT(β版)<nft.coincheck.com>は2021年3月にローンチした、仮想通貨交換業者による運営される国内初のNFTマーケットプレイスです。 コインチェックに口座開設をすることで、ユーザー同士で仮想通貨とNFTの交換取引(出品/購入)が可能になります。 コインチェックの口座とウォレットがあれば簡単に利用を開始できるうえ、出品/購入時の手数料(ガス代)が無料であることや、決済に対応する通貨が豊富であることなど、様々な面で注目のマーケットプレイスです。 本記事執筆時点(2023年2月)での取り扱いNFTタイトルは以下の通りです(全15タイトル)。 ・CryptoSpells(関連記事) ・The Sandbox ・NFTトレカ ・Sorare(関連記事) ・Meebits ・TOMO KOIZUMI ・Decentraland ・Art Blocks ・Generativemasks ・Otherside(関連記事) ・Moonbirds ・3D Generativemasks ・ENS ・NOT A HOTEL NFT(関連記事) ・元素騎士オンライン-META WORLD- Coincheck NFTの3つの特徴 Coincheck NFTについておさえておきたい特徴を3つに分けて説明します。 出品/購入時の手数料 (ガス代) が無料 一般的なNFTマーケットプレイスではガス代が必要になりますが、Coincheck NFTでは出品時の手数料(ガス代)は無料となっています。 イーサリアムなどの高騰に伴うガス代の高騰に頭を抱えたユーザーも少なくないかと思いますので、これはうれしいポイントですね。 ※その他細かな手数料区分の設定がありますので、より詳しい説明は下記サイトをご確認ください。 関連:NFTマーケットプレイスに関する手数料|Coincheck 決済に対応している通貨が多い 一般的なNFTマーケットプレイスではイーサリアム(ETH)での決済が基本ですので、ユーザーはまずETHを準備する必要があります。 一方、Coincheck NFTは仮想通貨取引所Coincheckとの一体化により、決済に使用可能な対応通貨はなんと10種類以上もあります。 本記事執筆現在(2023年2月)、決済に対応している通貨は以下の通りです。 BTC, ETH, MONA, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, PLT 運営会社が金融庁認可を受けている Coincheckの運営母体であるコインチェック株式会社(マネックスグループ)は金融庁の認可を受けているという点も重要ですね。 2018年のNEM流出事件からの立て直しを経て、翌2019年には改正資金決済法に基づく仮想通貨交換業者として認可登録されるに至りました。 関連:金融庁がCoincheck(コインチェック)を仮想通貨交換業者として正式登録!ハッキング事件から実に約1年 とくに海外の取引所やDEX(分散型取引所)にまだ慣れていないという方でも、国内の認可登録業者のサービスであれば始めやすいのではないでしょうか。 Coincheck NFTの使い方 ここからはCoincheck NFTの具体的な始め方や使い方について順番に解説していきます。 事前準備 Coincheck NFTの利用開始の前に、以下2点の準備が必要です。 事前に必要なもの ① ウォレットの作成(メタマスクなど、ERC721規格に対応するもの) ② Coincheckの口座開設(新規登録) ①が済んでいない方はこちらの記事を参考にウォレットを作成し、その後②へ進んでください。 ②が済んでいない方はこちらの記事を参考に口座開設(新規登録)を進めましょう。 ①②ともに済んでいる方はさっそく次に移りましょう。 ※ここからは例としてブラウザ版Coincheck NFT (β版) とメタマスクを使用します。 ウォレット接続 まずはコインチェックとウォレットを接続するところから始めます。 1.コインチェックホーム画面の左端のメニューから「Coincheck NFT (β版) 」をクリック 2.画面右上の「マイページ」をクリック 3.ウォレット未接続となっていたら「MetaMaskに接続」をクリック 4.表示されるサービス概要、取引説明書、利用規約などを確認したら、「同意してサービスを利用する」をクリック 5.再びCoincheck NFTの画面に戻るので、先程と同じく「マイページ」>「MetaMaskに接続」と進む 6.メタマスク側での確認・署名を進める 7.Coincheck NFTの画面に戻るので、接続状況とアドレスを確認する これでウォレットの接続は完了です。 入庫 ウォレットの接続が完了したら、NFTの入庫ができるようになります。自分が所有するNFTを出品したい場合も、まずは入庫が必要となります。 1.「マイページ」>「入庫前NFT」と進み、入庫したいNFTにマウスオーバーすると「入庫」と表示されるのでクリック(※Coincheck NFTで取り扱いのないタイトルのNFTは表示されません) 2.注意事項、入庫するNFT、Token IDを確認し、問題なければ「入庫」をクリック 3.「入庫しました」と表示され完了 表示されたメッセージの通り、入庫処理には数分かかる場合があるため、時間をおいて「マイページ」>「アイテム」>「すべて」を確認してみましょう。 出品 入庫したNFTを出品する場合は以下の手順で進めます。 1.「マイページ」>「アイテム」と進んで、スクロールダウンして「すべて」に表示されるNFTから出品したいものをクリック 2.出品するNFTを確認し、「出品」をクリック 3.①購入可能通貨、②出品金額 を入力し、内容を確認したら③「出品」をクリック 4.「出品しました」と表示され完了 これで出品は完了です。 出品したNFTの通貨/金額の変更や出品キャンセルをしたい場合は、出品中のNFTをクリック>「出品編集」から実行できます。 購入 NFTの購入のためにはコインチェックの残高が必要ですので、コインチェックの残高がまだないという場合はこちらの記事を参考にして残高を用意しましょう。 1.Coincheck NFTトップ画面から購入したいタイトルを探してクリック 2.出品一覧から購入したいNFTをクリック 3.「購入確認」をクリック 4.購入内容と注意事項を確認し、問題がなければ「購入」をクリック 5.「購入しました」と表示されれば完了 以上が購入の手順です。 出庫 購入したNFTを外部のウォレットへ出庫する手順です。 1.「マイページ」>「アイテム」と進んで、スクロールダウンして「すべて」に表示されるNFTから出庫したいものをクリック 3.出庫するNFTを確認し、「出庫」をクリック 4.出庫申請が開きますが、まずは出庫先を追加/削除をクリック(出庫先を追加済みの場合は手順7までスキップしてOK) 5.①チェーンを選択した後、②新規追加をクリック 6.①ラベル (識別用の名前を自由に入力) と ②出庫先のアドレス を入力。③「SMSを送信」 をクリックし、受信した認証用コードを④に入力。①〜④が完了したら、⑤「追加」をクリック 7.出庫先を追加できたら出庫先リストを閉じ、①出庫先を選択する。注意事項を確認したら、②「出庫」をクリック 8.「出庫申請が完了しました」と表示される これで出庫が完了です。正しく出庫できているか、出庫先を確認しておきましょう。 オファー 「オファー」とは、Coincheck NFTに入庫されている他人のNFT(出品/未出品を問わない)に対して希望購入価格を提示できる機能で、そのNFTの所有者が承諾すれば提示価格で購入することが可能になります。 オファーの注意事項 ・同一のアイテムに対し、申請が可能なオファーは通貨毎に1つまでです。 ・48時間以内に作成できるオファーの上限は合計20個までです。 ・オファーに使われた資産は、残高上でロックされます(売却/出金等不可)。 ・ロックが解除されるのは、オファーが「キャンセル」、「却下」、「期限切れ」、「他のユーザーによる購入」、「Coincheck NFTから出庫」となった場合となります。 ・オファーの有効期限は申請した時刻から起算して「2週間」です。 ・申請したオファーは、NFTの所有者が承諾する前であれば好きなタイミングでキャンセルすることができます。 (出典:Coincheck) 1.オファーしたいNFTの詳細ページからオファー履歴を確認したうえで、「オファーする」をクリック ※下の画像の例だと、先に4800IOST (¥7024.3) のオファーが入っているため、次のオファーはそれ以上の金額である必要がある 2.①決済通貨 と ②価格 を入力し、注意事項を確認して問題なければ、③「オファー内容確定」をクリックする これでオファーが完了です。 Coincheckを謳う詐欺に要注意 Coincheck NFTに限らずですが、自身が利用するサービス名や企業名を謳う詐欺にはとくに注意しましょう。 コインチェック公式からもフィッシングサイトやそこに誘導する偽アカウントの存在が注意喚起されています。 関連:Twitterにおける偽アカウント・偽キャンペーンにご注意ください|Coincheck ここで記したもの以外にも様々なリスクが潜んでいるため完璧な対策はありませんが、一例としては以下のような対策が考えられます。 詐欺被害に遭わないための対策例 * 知らない/怪しいアカウントからのDMやURLは不用意に開かない * 個人情報を入力する前に本物のサイトかどうかよく確認する * 利用するサービスサイトへのアクセスにはブックマークを使用する(ネット検索から偽サイトへ遭遇するリスクを排除する) ご自身の対策に不安がある場合は、まずはリスクの実態を把握し、具体的な対策方法について知ることから始めましょう。 仮想通貨のスキャム(詐欺)とは? | 事例と対策を紹介 まとめ Coincheck NFT(コインチェックNFT)の概要や特徴、その使い方や注意点を解説してきました。 最近ではニュースやテレビでも取り上げられたりと、NFTの注目度も高まっていますね。 NFT取引の経験が豊富な方はもちろん、まだまだ不慣れな方であっても始めやすいという点が大きな魅力ではないでしょうか。 Daichi ぜひこの機会にコインチェックでNFTデビューしてみてはいかがでしょうか!
初心者向け
2023/02/18Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する
この記事では、仮想通貨関連の情報収集に欠かせないツールであるDiscord(ディスコード)の特徴や、使い方、情報集のやり方などについて解説します。 この記事のポイント 仮想通貨関連の情報収集に役立つツール「Discord(ディスコード)の概要 Discord(ディスコード)の仮想通貨コミュニティの特徴 Discord(ディスコード)の使い方や情報収集のやり方の解説 CRYPTO TIMESの公式Discordコミュニティ「boarding bridge」はこちら 仮想通貨の情報収集ツール Discord (ディスコード) とは? 「Discord(ディスコード)」はチャットや通話ができるコミュニティツールで、 スマホやPCで無料で利用することができます。 無料(有料プランもあり)でありながら豊富なコミュニティ機能が利用できるため、今では仮想通貨関連のコミュニティが広く発達しており、情報収集には欠かせないツールのひとつとなっています。 スマホとPCともに日本語に対応しているため、誰でも気軽にはじめやすいツールです。 Discord(ディスコード)の各種リンク 公式ホームページ discord.com 日本語公式Twitter @discord_jp ダウンロード iOS / Android / macOS / Windows / Linux Discord (ディスコード) の仮想通貨コミュニティの特徴 Discord(ディスコード)における仮想通貨関連コミュニティの特徴を3つに分けて説明します。 ① AMAや勉強会に参加できる Discord(ディスコード)のコミュニティでは、あらゆるプロジェクトのAMAや勉強会が頻繁に開催されています。 「AMA」とは? "Ask Me Anything"の略で、仮想通貨関連プロジェクトの運営者や開発者に対して直接質問ができるライブ配信イベントのこと。 運営者や開発者に対して直接質問ができる機会は滅多にありませんので、参加者にとっては興味のあるプロジェクトについて深く知るために貴重な機会となります。 また、勉強会が開催されることで、コミュニティ全体の理解度や情報感度の向上も期待できます。 ② 様々な特典やキャンペーンの情報が集まる あらゆるSNSやアカウントを横断して情報収集するのは骨が折れますが、Discord(ディスコード)のコミュニティでは様々な情報が一箇所に集まるため、効率良く情報収集ができます。 様々なプロジェクトの特典(ギブアウェイやエアドロップなど)や各種キャンペーンに関する情報も多く共有されています。 ③ 草コインの情報が多い Discord(ディスコード)のコミュニティは草コインの情報収集がしやすいという強みもあります。 主要プロジェクトに比べて情報収集に手間がかかる草コイン情報も、コミュニティに参加することで効率的に収集することができるでしょう。 おすすめの仮想通貨コミュニティ「boarding bridge」 より質の高い情報を入手したい、知識向上に努めたい、という方におすすめのDiscordがCRYPTO TIMES公式コミュニティ「boarding bridge(ボーディング・ブリッジ)」です。 先日、boarding bridgeで行われたエアドロップキャンペーンでは、総額最大6500万円のAccess Protocolというプロジェクトのトークンが配布されるなど、情報収集だけでなく様々な機会が得られます。 総額最大6500万円が配布 | CRYPTO TIMES公式コミュニティに$ACSエアドロップが実施 boarding bridgeのおすすめポイント! 参加者1万人以上の日本を代表するWeb3.0コミュニティ 様々なプロジェクト、エアドロップ、AMAや勉強会に関する情報や、リサーチコンテンツなど多数共有 より質の高い情報に効率良くリーチでき、コミュニティメンバーの知識向上を図る環境 Discordの利用も、コミュニティへの参加も、もちろん無料です。 ぜひ一度のぞいてみてください(コミュニティへの参加方法は使い方の箇所で説明しています)。 boarding bridgeの各種リンク Twitter @bb_jpdao Discord discord.com/invite/boarding-bridge Medium medium.com/boarding-bridge 暗号通貨/WEB3.0専門メディア『CRYPTO TIMES』がDiscordコミュニティ『boarding bridge』を公式コミュニティとして統合 Discord (ディスコード) の始め方 ここからはDiscord(ディスコード)の始め方について解説します(例としてiOS版アプリを使用します)。 1.Discord公式サイトのダウンロードページ<discord.com/download>にアクセスし、アプリをダウンロード 2.アプリを開き、登録が済んでいない場合は「登録」、登録済みの場合は「ログイン」をタップ(ここでは登録から進めます) 3.電話番号またはメールアドレスどちらかを選択し入力したら「次へ」をタップ(つづく) 4.SMSまたはメールで届いた確認コードをアプリに入力し、「認証」をタップ 5.ユーザー名(ニックネーム)とパスワードを入力し、「次へ」をタップ 6.誕生日を入力し「アカウント作成」をタップ 7.指示に従ってアカウント認証を進める これでDiscordへの登録は完了です。 Discord (ディスコード) の使い方 次にDiscord(ディスコード)の基本的な使い方について解説します。 サーバーに参加して情報収集する Discord(ディスコード)での情報収集の基本は、興味のあるコミュニティのサーバーに参加することになります。 そのため、まずはサーバーに参加することから始めましょう。 サーバーに参加するには招待URLが必要ですが、これは各コミュニティ(もしくはプロジェクト)の公式サイトや公式SNSなどに記載されていることが多いので、興味のあるサーバーを検索してみましょう。 招待URLがわかったら、以下の手順でサーバーに参加します(例として先にご紹介した「boarding bridge」のサーバーに参加してみます)。 1.参加したいサーバーの招待URLをタップする(boarding bridgeの場合はTwitter<@bb_jpdao>の概要欄にURLの記載あり) 2.Discordが開くので、参加するサーバーを確認してから「招待を受ける」をタップ 3.サーバーが表示されたら参加完了 これでサーバーへの参加は完了です。 基本的な機能や画面の説明 サーバーに参加できたら、そこで共有される情報に触れることができるようになります。 そこで、基本的な操作に必要となる機能や画面についても簡単に確認しておきましょう。 ・・・ まずはDiscordを開いて左上のメニューアイコン(≡)をタップすると、下の画像のようなメニュー画面になります。 以下、画像に記された番号に対応した箇所の説明です。 ① ダイレクトメッセージ:メッセージの確認/開始 ② サーバーリスト:参加しているサーバーの表示/切り替え(複数参加している場合はここで切替可能) ③ サーバー名:表示中のサーバーの情報 ④ チャンネル:現在表示中のサーバーのチャンネルリスト ⑤ ホーム:表示中のチャンネルに戻る ⑥ フレンド:フレンドリスト表示、フレンドリストからメッセージ/通話の開始、フレンド追加が可能 ⑦ 検索:参加しているサーバーやそのチャンネルの検索 ⑧ 通知:参加しているサーバーやそのチャンネルの通知の確認 ⑨ アカウントメニュー:アカウントの詳細や各種設定の確認/変更 次に、特定のチャンネルを開いたときの画面については以下の通りです。 ① チャンネル名:表示中のチャンネル名 ② サーバー内検索 ③ タイムライン:そのチャンネルでのやりとりや共有内容が表示されている ④ メッセージの送信 ⑤ 絵文字/GIF/スタンプの送信 ⑥ その他:写真の送信、スレッドの開始、コマンドの入力...など ⑦ 特定のメッセージを長押し→様々なリアクションが可能(返信/スタンプ/メンション...など) 基本的な機能や画面についての説明は以上です。 【小技】英語チャットを日本語翻訳する(PCブラウザ版のみ) Discord(ディスコード)で海外のサーバーに参加して広く情報収集したい方もいらっしゃるかと思いますが、英語に不慣れな方にとってはなかなかハードルが高いということもあるかもしれません。 そんなときは、PCブラウザ版にてChrome拡張機能<Google Chrome™の右クリックを有効にする>を追加することで、テキストを日本語翻訳することが可能になります。 1.Chrome拡張機能<Google Chrome™の右クリックを有効にする>を追加する 2.ブラウザ右上の拡張機能アイコンから、追加した拡張機能をクリックしONにする(下記画像を参照) 3.ブラウザ版Discordにて、右クリック>「日本語に翻訳」をクリック これで英語に不慣れな方でも海外のサーバーからより情報収集がしやすくなります。 Discord (ディスコード) の利用に際して注意すべきこと 詐欺には常に警戒する Discord(ディスコード)では世界中のコミュニティに参加し幅広く情報収集できることが可能ですが、その一方、あなたの資産を狙う詐欺のリスクの存在を常に警戒する必要があるでしょう。 見ず知らずのユーザーから送信されたダイレクトメッセージや、無料で仮想通貨を配布するといった内容には、とくに注意すべきでしょう。 どのようなリスクがあるかを把握し、自らの身を守る術を心得ておく必要があります。 仮想通貨のスキャム(詐欺)とは? | 事例と対策を紹介 プライバシー設定の変更を検討する 詐欺被害のリスクを軽減するひとつの方法として、Discord(ディスコード)のプライバシー設定の基準を引き上げることを検討してみてもよいでしょう。 Discordアプリを開き、アカウントメニュー(右下のアイコン)をタップ 「プライバシー・安全」をタップ 表示されるプライバシー設定の中から、以下の変更を検討してみましょう。 * ダイレクトメッセージの警戒レベル→「安全第一」に変更 * サーバーにいるメンバーからのダイレクトメッセージを許可する→OFFにする * 知らない可能性のあるサーバーメンバーからのDMを有効にする→OFFにする * 発見の権限(他のユーザーが電話番号/メールアドレスであなたを追加できる)→OFFにする まとめ 仮想通貨関連の情報収集に欠かせないコミュニティツールであるDiscord(ディスコード)について解説しました。 自分の興味関心に会ったコミュニティに参加して、知識や情報感度の向上を目指し、より良いクリプトライフをおくりましょう。 Daichi boarding bridgeもぜひ一度のぞいてみてくださいね!
NFT
2023/01/22Uniswap NFT 使い方完全ガイド | 今すぐ始める方法と注意点
中央集権型取引所に対する懸念の高まりに伴い注目を集めているDEX (分散型取引所) ですが、最大手のUniswap (ユニスワップ) は2022年11月にNFT取引機能をローンチし話題となりました。 この記事ではUniswapのNFT取引機能の使い方や注意点について解説します。 UniswapのNFT取引機能でできること Uniswap (ユニスワップ) のNFT取引機能の使い方は? Uniswap (ユニスワップ) のNFT取引で注意すべきことは? Uniswapの概要や基本的な使い方については以下の記事で解説しています。 分散型取引所「Uniswap(ユニスワップ)」とは?始め方や使い方を解説 Uniswap (ユニスワップ) のNFT取引機能の使い方 Uniswapのブログによれば、同プラットフォームのNFT取引機能では主に以下のことができます。 UniswapのNFT取引機能でできること NFTの購入/販売 複数の主要マーケットプレイスにまたがるアグリゲーター機能による適正価格の実現 主要マーケットプレイスに比べ最大15%程度のガス代削減 また、2022年11月30日の発表時点では、Uniswapがサポートするマーケットプレイスは以下の通りです。 OpenSea, X2Y2, LooksRare, Sudoswap, Larva Labs, X2Y2, Foundation, NFT20, NFTX 2023年1月にはUniswapの1ヶ月間のNFTトレードボリュームが日本円で約4.5億円に達したとの報道もあり、その注目度合いをうかがい知ることができます。 Uniswapについては下記の記事でも詳しく解説しています。 分散型取引所「Uniswap(ユニスワップ)」とは?始め方や使い方を解説 それではさっそくNFT取引機能の説明に進みましょう。 事前に必要なもの NFT取引を始める前に、まずは以下のものを準備しておきましょう。 事前に必要なもの ウォレット・・・MetaMask, Coinbase Wallet, WalletConnectに対応 イーサリアム(ETH)・・・ガス代の支払いに必要 まだウォレットを持っていないという場合は、下記の記事を参考にメタマスクを作成してみてください。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 取引所の登録解説記事 bitFlyer(ビットフライヤー)の登録方法 Coincheck(コインチェック)の登録方法 BITPOINT(ビットポイント)の登録手順 GMOコインの登録方法まとめ! OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法 ウォレット接続 事前に必要なものが揃ったら、最初に以下の手順でウォレットの接続を行いましょう。 1.uniswap.orgにアクセスし、右上の「Launch App」をクリック 2.画面右上の「接続」をクリック 3.接続したいウォレットを選択 ウォレットが接続されたら、右上にウォレットのアドレスが表示されているはずです。 これでウォレットの接続は完了です。 検索 ウォレットが接続できたら、さっそく気になるNFTコレクションを検索してみましょう。 1.画面左上のタブから「NFT」をクリックし、画面上部の検索窓にキーワードを入力して該当するコレクションをクリック 2.クリックしたコレクションの情報とNFT一覧が表示され、①フィルターによる絞り込み、②並び替え(価格順やレアリティ順)、③名前(No,等)での検索 が可能 3.個々のNFTの詳細を確認したい場合は「Details」をクリック UniswapのNFTアグリゲーター機能ではOpenSeaやX2Y2、LooksRareなどに出品されているコレクションをまとめて表示してくれます。 そのため、複数の主要マーケットプレイスにまたがった網羅的な検索をワンストップで実行することが可能です。 NFTの購入方法 気になるコレクションが見つかったら、以下の手順で購入することができます。 1.①NFT一覧から購入したいNFTをクリック、もしくは②NFT詳細画面から「Add to Bag」をクリックし、NFTをバッグに追加 2.画面右上のバッグのアイコンをクリックし、内容を確認後、「支払い」をクリックして決済手続きへ進む ここで言う「バッグ」とは、通販サイトのカートと同じものです。 「支払い」をクリック後は、接続済みウォレットでの取引の確認を要求されます。トランザクションが通れば購入完了となります。間違ったNFTを購入しないよう注意してください。 NFTの販売方法 NFTの販売を行いたい場合は、以下の手順で出品しましょう。 1.画面右上のウォレットアドレスをクリックし、表示されるメニューから「NFTの閲覧と販売」をクリック 2.所有しているNFTの一覧が表示されるので、販売したいNFTをクリック(個々のNFTの詳細情報を確認したい場合は「Details」をクリック) 3.画面右側の「売る」リストの内容を確認し、「Continue」をクリック 4.①価格の入力、②出品先マーケットプレイスの選択、③出品期間の設定 を終えたら、「Start Listing」をクリックし、ウォレットでの確認・承認を進めます。 なお、NFTの出品にはガス代 (トランザクション手数料) が必要となります。 ウォレット接続解除 最後にウォレットの接続を解除しましょう。 1.画面右上のウォレットアドレスをクリックし、表示されるメニューから、電源ボタンのアイコンをクリック(アイコンにマウスカーソルを重ねると「接続を解除/Disconnect」と表示される) 2.画面右上にウォレットアドレスが表示されていない(「接続/Connect Wallet」と表示されている)ことを確認 これでウォレットの接続解除が完了です。 その他 ここではその他の使い方や役立つ設定について紹介します。内容は下記のものを解説していきます。 言語変更 ランキング イーサスキャンへの遷移 言語変更 Uniswapは日本語に対応していますので基本的にはデフォルトで日本語表示となっていると思われますが、必要な場合は以下の方法で言語設定を変更できます。 画面右上のウォレットアドレスをクリック 表示されるメニューから「言語」をクリック 任意の言語を選択 ランキング NFTコレクションのトレンドランキング (1位〜100位) を確認することも可能です。 画面左上のタブから「NFT」をクリック 少し下にスクロールすると「Trending NFT collections」が表示される ①期間の切り替え や ②価格表示の切り替え も可能 イーサスキャンへの遷移 イーサスキャンへの遷移も以下の手順で簡単にできます。 画面右上のウォレットアドレスをクリック 表示されるメニューから、外部サイトへの矢印アイコンをクリック(アイコンにマウスカーソルを重ねると「探検/Explore」と表示される) NFT取引の注意点 Uniswapに限った話ではありませんが、このようなマーケットプレイスの利用や取引には様々なリスクが存在しており、NFT取引を狙った盗難や詐欺の被害は後を絶ちません。 とくに中央管理者がいないDEX (分散型取引所) においては、自分の身は自分で守ることが必要不可欠です。 盗難・詐欺の手口やその被害の例は数多く、すべてを紹介することはできませんが、一例として以下のようなものが挙げられます。 NFT取引に潜むリスクの一例 ・身に覚えのないApproveを承認してしまったことで資産を盗難される ・偽物のNFTを購入してしまい詐欺的行為に遭う 2020年〜2022年にかけてのNFT盗難被害額は現在の価値で約1,200億円にものぼるとの報道もありました。 このような被害に遭わないよう、リスクを理解し、自分の身を守る術を把握しておく必要があるでしょう。 仮想通貨やNFTにまつわる詐欺の種類とその対策については下記の記事で解説しています。 仮想通貨のスキャム(詐欺)とは? | 事例と対策を紹介 まとめ この記事ではUniswap (ユニスワップ) でのNFT取引機能の使い方を解説しました。 直感的なインターフェースに加え、複数のマーケットプレイスでのNFT売買をワンストップで行えるUniswapは、今後も注目の存在となりそうです。 Daichi NFTの取引がはじめてという方にもぜひ一度体験してみてもらいたいですね! 分散型取引所「Uniswap(ユニスワップ)」とは?始め方や使い方を解説
取引所
2023/01/07分散型デリバティブ取引所「ApeX Protocol」の使い方を解説
ApeX Pro(エイペックスプロ)は、注目の分散型デリバティブ取引所であるApeX Protocol (エイペックスプロトコル)の取引プラットフォームです。 複数のネットワーク(ETH, BSC, Polygon, Arbitrum)での入金や、MetaMaskをはじめ様々なウォレットに対応しており、ブラウザ版に加えスマホアプリからもアクセス可能です。 ApeX Protocol (APEX) については下記の記事で詳しく解説しています。 ApeX Protocolの公式HPはこちら デリバティブプロトコル「ApeX Protocol」とは?概要や将来性を解説 ApeX Proの使い方 ApeX Proの使い方について具体的な手順を解説します。 メタマスクと接続する まずはApeX Protocol公式サイトへアクセスします。 トップページの右上に表示される「Launch App」をクリックするとブラウザ版が起動します。 スマホアプリを利用したい方は、そのさらに右のアイコンをクリックすると、スマホアプリの案内へ遷移します。 この記事ではブラウザ版をもとに解説を進めます。 右側に表示される「Connect Wallet」をクリックします。 使用するネットワークとウォレットを選択するよう指示されますので、任意のものを選択します。 ネットワークとウォレットを選択すると、規約の確認が表示されます。 おおまかな内容としては以下の通りです(ただし2022年12月時点での内容となります)。 国や地域の政策に従うため、以下の内容について同意・保証する。 ・米国や制限された地域に居住する個人、もしくはそれらの地域の企業ではない。 ・米国や制限された地域においてApeX Proへのアクセスや取引を行わない。 ・VPNを使用しない。 利用規約とプライバシーポリシーに同意する。 問題がなければ「I Agree」を選択して進みます。 次にウォレット接続のため、以下の署名依頼2件が表示されます。 このウォレットの所有者であることを確認 取引のためのAPIへのアクセスを許可 問題なければ「Send Requests」をクリックし、メタマスクのポップアップの案内通りに署名を実行します。 署名が完了すると設定画面に遷移しますので、以下の3つの項目を入力・選択します。 ユーザーネーム(任意) メールアドレス(任意) 通知設定 入力・選択が終わったら、「Confirm」をクリックして完了です。 メールアドレスを登録した場合、後ほど登録アドレスに届くメールからアドレス認証を行う必要があります。 これでメタマスクとの接続が完了しました。 入金する メタマスクとの接続が完了したら、次は入金です。 デポジット(入金)画面が表示されますので、以下の3つの項目を入力します。 From — ネットワークを選択 Asset — 入金する資産を選択 ※USDC以外の資産は自動的にUSDCに変換されます Amount — 入金額を入力 最低出金額は$10です。 今回は例としてETHを入金してみます。 入力後、「Confirm Deposit」をクリックすると入金が実行されます。 メタマスクで認証後、画面右上に進捗が表示されます。 入金が完了したら、入金した資産を確認しておきましょう。 画面左上のタブの「Dashboard」>「Overview」をクリックすると、現在の資産額などの情報が表示されます。 また、画面左のタブの「Transfers」から入金履歴を確認することができます。 入金の手順は以上です。 取引する 入金が完了したら、さっそく取引をしてみましょう。 画面左上のタブの「Trade」から取引画面を表示できます。 左上の通貨ペアをクリックすると、取引したい通貨ペアを選択することができます。 取引はすべてUSDCを証拠金としています。 取引画面右側で各項目を入力・選択し、注文が可能です。 Limit(指値注文)、Market(成行注文)、Conditional(条件付き注文)が選択できます。 ポジションについては、「Dashboard」>「Overview」から確認できます。 ポジションをクローズする場合は、まず「Trade」から取引画面を表示し、チャート下部に表示されるポジション一覧を確認します。 該当のポジションから、「Limit」か「Market」を選択してクローズします。 各項目を入力したら、「Confirm」を選択しポジションを解消します。 「Dashboard」>「Overview」を確認すると、今回の取引の結果が資産に反映されています。 また、注文の一覧や履歴などについては、「Dashboard」>「Orders」で確認できます。 以上が取引の基本的な操作です。 出金する 出金する場合は「Trade」から取引画面を表示し、画面右側の「Withdraw」を選択します。 出金画面が表示されるので、以下の3つの項目・選択を入力します。 To — ネットワークを選択 Asset — 出金する資産を選択 Amount — 出金額を入力 最低出金額は$10です。 内容を確認したら、「Confirm Withdrawal」をクリックし実行します。 「出金は一度実行すると取り消すことができません」という旨のメッセージとともに出金の確認を求められますので、問題なければ「Withdraw」をクリックして実行します。 出金の進捗については、入金と同じく「Dashboard」>「Transfers」から確認することができます。 出金方法については以上です。 Trade to Earnイベントへの参加方法 ApeX Proでは年間52ラウンドのTrade to Earnイベントが開催されています。 ユーザーは各ラウンドごとに計算されるスコアに応じて$BANAを獲得することができます。 画面左上のタブの「T2E」(Trade to Earnの略)を選択すると、現在のスコアや$BANAの獲得推定額が表示されています。 執筆時点ではラウンド4が実施中で、0.01ETHの取引を一度行っただけですが、およそ127BANA程度のリワードがついています。 このページでは$BANA獲得推定額の他にも、現在のスコアや、スコアに影響する数値が確認できます。 このスコアについては、各ラウンド期間ごとの支払い済み手数料、平均LPトークン保有量、アフィリエイト実績、平均建玉などに基づいて算出されるようです。 $BANAや$APEXについてはこちらでも解説しています。 まとめ ApeX Proの使い方について解説しました。 中央集権型取引所(CEX)に対する懸念が強まる昨今、分散型取引所への関心は高まっています。 また、取引を行うだけでリワードがもらえるTrade to Earnイベントも注目ですので、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。 ApeX Protocolの公式HPはこちら Daichi BANAがもらえるリワードキャンペーンも随時開催しているようですので要チェックです!
ウォレット
2022/11/29メタマスク(MetaMask)の「Portfolio(ポートフォリオ) Dapp」とは?機能や使い方を解説
メタマスク (MetaMask) の新機能「Portfolio (ポートフォリオ) Dapp」のベータ版リリースが発表されました。 Portfolio Dappを活用することで、複数のアカウントやネットワークをまたぐ保有資産をワンストップで一覧表示することができるようになります。 そんなメタマスクの注目の新機能「Portfolio Dapp」の概要や機能、使い方について解説します。 この記事のポイント メタマスクの新機能「Portfolio Dapp」って何? 「Portfolio Dapp」にはどんな機能がある? 「Portfolio Dapp」の使い方は? メタマスク「Portfolio Dapp」とは? =保有資産を一覧表示できる新機能 引用:ConsenSys メタマスク (MetaMask) の新機能「Portfolio Dapp」では、仮想通貨やNFTを含む保有資産をワンストップで一覧表示することが可能です。 また、メタマスクはスマホでの利用も可能です。メタマスクモバイルの始め方については下記をご覧ください。 MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! 複数のアカウントやネットワークに分散させている資産も、対応ネットワークであれば一覧で表示させることができるため、メタマスク上ですべての資産をひと目で管理することができます。 ConsenSysによれば、 2022年11月現在のPortfolio Dappが対応しているネットワークは以下の通りです。 対応ネットワーク(2022年11月現在) Ethereum Optimism BNB Smart Chain Polygon Fantom Abritrum Avalanche Portfolio Dappの3つの主な機能 Portfolio Dappの主な機能には以下の3つがあります。 Portfolio Dappの主な機能 Portfolio・・・ 保有資産の一覧表示 Bridge・・・トークンブリッジの最適ルート提案・実行 Watchlist・・・暗号資産の価格や供給量を確認 「Portfolio」は先にも触れた保有資産のポートフォリオ表示機能のことです。 「Bridge」は、トークンブリッジの最適ルートを提案及び実行してくれる機能です。 ConsenSysによると、ブリッジに要するコストとスピードに基づいたルートの選択肢と、それらをふまえた最適ルートを提示してくれるそうです。 「Watchlist」では、特定の通貨を追加することで、その価格や供給量を確認することが可能です。 Portfolio Dapp (β版) の使い方 ここからはPortfolio Dappの主な使い方を解説します。 Google Chromeでの利用を前提に説明していますが、他のブラウザ及びモバイルアプリでの利用も可能です。 2022年11月現在、メタマスク対応ブラウザは以下の通りです。 Chrome Firefox Brave Edge Opera まだメタマスクを利用されていない方は、下記の記事を参考にインストールから進めてみてください。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 アカウントを接続する まずはアカウントを接続しましょう。 Chrome拡張機能をクリックすると下の画像のようなポップアップが表示されますので、「ポートフォリオサイト」をクリックします。 もしくは portfolio.metamask.io/ からでもアクセス可能です。 アカウント接続画面に遷移します。 すでにお持ちのアカウントに接続する場合がほとんどだと思いますが、その場合は「Connect MetaMask」を選択します。 他のウォレットを追加したい場合は、「Watch any wallet」下部の枠にアドレスもしくはENSドメインを入力し、「Import」を選択します。 「Connect MetaMask」をクリックすると、接続するアカウントの選択を求めるポップアップが表示されます。 複数選択可能ですので、接続したいアカウントを選択し、「次へ」をクリックします。 アカウント接続の確認に遷移しますので、問題がないか確認し、「接続」を選択します。 アカウント接続が完了すると、Portfolio画面が表示されます。 複数のアカウントやウォレットを追加する 後から複数のアカウントを追加するには、まず画面上部のアカウント名もしくは「All accounts」が表示されている箇所をクリックし、表示された追加済みアカウント一覧の最下部にある「add another account」をクリックします。 その後はアカウント接続の手順と同じ要領で、「Connect MetaMask」をクリックしてアカウント接続をすることができます。 さらに、「Watch any wallet」からアドレスやENSドメインを入力し、他のウォレットの資産を表示させることも可能です。 今回は一例として、イーサリアム共同創設者Vitalik Buterin氏のウォレットのひとつである vitalik.eth を追加してみます。 この場合は他人のウォレットを追加することになるため、「watch any wallet」下部に入力し、「Import」を選択します。 すると、追加済みの複数のウォレットの資産がポートフォリオに反映されているはずですので、確認してみてください。 今回はButerin氏のウォレットを追加したため、その資産が反映されています。 資産を表示するアカウントやネットワークを絞り込む 複数のアカウントやネットワークから、ポートフォリオの資産に表示するものを絞り込むことも可能です。 アカウントを絞り込む場合は、画面上部の「All accounts」と表示されている箇所をクリックし、アカウント一覧からチェックを付け外しすることで絞り込みができます。 ネットワークについても画面上部の「All networks」をクリックし、表示されるネットワーク一覧からチェックを付け外しすることで絞り込み可能です。 NFTやトランザクションを表示する 資産表示の右上の箇所にある3つの選択肢をクリックすることで、表示する情報を切り替えることが可能です。 3つの選択肢ごとに表示される内容は以下の通りです。 ■ Tokens・・・トークンの一覧を表示 ■ NFTs・・・NFTの一覧を表示 ■ Transactions・・・取引内容の一覧を表示 トークンだけでなくNFTも一覧表示させることができるのは便利ですね。 日本円表示に切り替える 画面右上の「USD」と表示されている箇所をクリックすることで、資産額を表示する通貨を変更することができます。 デフォルトでは米ドル表示となっていますが、もちろん日本円での表示も可能です。 ガス代を確認する 画面右上のガスのアイコンをクリックすると、ネットワークごとのガス代をリアルタイムに確認することが可能です。 ネットワーク名が表示されている箇所をクリックすることで、ネットワーク一覧が表示されますので、お好きなネットワークを選択して確認してみてください。 アカウントを管理する 「All accounts」からアカウント一覧を表示した状態で、アカウント管理を行うことができます。 選択できるアクションは以下の4つになります。 ■ Download balances・・・残高をCSVファイルでダウンロード ■ Hard refresh balances・・・残高を再読み込み ■ Rename・・・アカウント名を変更 ■ Remove account・・・アカウントをPortfolioから削除 とくに複数のアカウントを管理される方の場合、「Rename」から用途別にアカウント名を変更することで、より管理がしやすくなるかもしれません。 まとめ メタマスクの新機能「Portfolio Dapp」の概要と機能、主な使い方について解説しました。 アカウントやネットワークごとに異なるサービスを利用する手間が省けるため、よりストレスフリーな資産管理を実現してくれそうです。 Daichi Portfolio Dappを使いこなして、より快適なクリプトライフを送りましょう!
取引所
2022/11/17デリバティブプロトコル「ApeX Protocol」とは?概要や将来性を解説
中央集権型取引所 (CEX) に対する懸念が高まる昨今、ブロックチェーン上で取引が可能な分散型プロトコルへの関心が高まっています。 この記事では、2022年4月にBybitにてローンチパッドが行われるなど多くの注目を集めている分散型デリバティブ取引所ApeX Protocol (APEX) について解説します。 この記事のポイント ApeX Protocol (APEX) って何? ApeX Protocol (APEX) の特徴は? ApeX Protocol (APEX) が注目される理由は? ApeX Protocol (APEX) の将来性は? ApeX Protocolの公式HPはこちら ApeX Protocol (APEX) とは?=注目の分散型デリバティブ取引所 引用:ApeX Blog まずは ApeX Protocol (APEX) の概要と、その特徴について解説します。 ApeX Protocol (APEX) とApeX Proの概要 引用:ApeX Protocol ApeX Protocol (APEX) <エイペックスプロトコル>は現在注目を集めている分散型デリバティブ取引所です。 2022年11月現在、取引が可能な銘柄は以下の通りです。 取引可能な銘柄 (2022年11月現在) BTC/USDC ETH/USDC XRP/USDC DOGE/USDC 取引プラットフォームであるApeX Pro<エイペックスプロ>では、おなじみの取引画面によるトレードが可能です。 また、ブラウザ版に加えてモバイルアプリ版もあるため、スマホでも手軽にアクセスが可能です。 MetaMaskをはじめ様々なウォレットに対応しており、2022年11月現在の対応ウォレットは以下の通りです。 対応ウォレット (2022年11月現在) MetaMask Trust Rainbow imToken BitKeep TokenPocket Coinbase Wallet Walletconnect マルチチェーン対応など、レイヤー2統合による利点 引用:ApeX Protocol ApeX Protocolは、StarkWareによるレイヤー2スケーラビリティエンジンStarkExを用いて開発されており、その利点として次のような特徴が挙げられます。 ・マルチチェーンへの対応 ・高いセキュリティとプライバシー保護 ・低コストかつ迅速な取引と、高いレバレッジ(最大20%) とくにマルチチェーン対応については、2022年11月現在、以下のチェーンに対応しています。 対応チェーン (2022年11月現在) Etherium BNB Chain (BSC) Polygon Arbitrum One ガス代の低さで人気のPolygonに対応しているという点はトレーダーの方々にとってうれしいポイントではないでしょうか。 Polygon(ポリゴン)・Matic Networkとは?概要や特徴、使い方を解説 SBT「ApeSoul」導入による信用システム構築 引用:ApeX Pro Gitbook ApeX Protocolでは、SBT (Soulbound Token: ソウルバウンドトークン) として「ApeSoul」を導入しています。 SBTの導入により、トレーダーの取引内容やその実績などを含むDID (Digital Idetity: デジタルアイデンティティ) を管理し、信用システムの構築を目指しています。 SBT (Soulbound Token: ソウルバウンドトークン) とは? SBTは、公に公開される/譲渡不可能/発行体による取り消しといった特徴を持つトークンで、SBTの保有者(アカウント)はソウルと呼ばれます。 SBTには過去の実績やコミットメント、資格情報などが記録され、これらを保有することでWeb3の世界で、より社会性を重視したアプリケーションを生み出すことができると期待されています。 引用:CT Analysis第33回レポート 無料公開 SBTについての詳しい説明はこちらをご参照ください。 CT Analysis第33回レポート『Soulbound Token(SBT)とSBTにより開かれる分散型社会(DeSoc)のデザインスペース』を無料公開 $APEXと$BANAによるトークノミクス 引用:ApeX Blog ApeX Protocolでは、そのネイティブトークンとして$APEXと$BANAが発行されます。 2つのトークンの役割と主な関係性は以下の通りです。 ※詳細な仕組みについてはApeX Proのライトペーパーをご参照ください。 ApeX Pro ライトペーパー $APEX 引用:ApeX Protocol ApeX Protocolのガバナンストークンで、最大供給量は10億APEXとされています。 トークン保有者はプロトコルのガバナンスにおける投票権を有し、またインセンティブやステーキングとしても機能します。 23%はコアチームや初期投資家に割り当てられ、残りの77%はリワードやエコシステムの構築に充てられ、また一部は$BANAの発行にも使用されます。 $BANA 引用:ApeX Protocol ApeX Protocolのリワードトークンです。 ApeX Proにて実施が予定されているTrade-to-Earnイベントに参加することで、取引実績に応じてユーザーに配布されます。 まず2500万APEXがミントされ、250億BANAが供給される見込みです。 Trade-to-Earnイベントは1週に1ラウンド、年間52ラウンドが実施される予定です。 獲得したBANAは、$USDCへのスワップや、LPトークンの獲得、APEXへの交換などが可能です。 ApeX Protocolの公式HPはこちら ApeX Protocol (APEX) が注目される背景 引用:ApeX Protocol ここからはApex Protocolが注目される主な背景を整理していきます。 成長が期待される分散型取引所 (DEX) 分散型取引所 (DEX) は現在成長中の市場であることはよく知られているかと思います。 ブロックチェーンデータ分析サービスを手掛ける米Chainalysis (チェイナリシス) はそのレポートにおいて日本や東アジア諸国でのオンチェーン取引の急増を取り上げ、DEXの成長を指摘しています。 昨今では中央集権型取引所 (CEX) を取り巻く騒動の影響もあり、分散型取引所への注目度が高まっているとも言えるでしょう。 分散型取引所(DEX)とは?特徴やメリット・おすすめ取引所5選を紹介! SBT導入によるWeb3.0時代の信用システム構築 Soulboundhttps://t.co/dHA2ki4AdB — vitalik.eth (@VitalikButerin) January 26, 2022 先にも述べたように、ApeX ProtocolではSBT (Soulbound Token) を導入し、Web3.0時代における新たな信用システムの構築を手掛けます。 2022年5月にイーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏によって論文として発表されたばかりのSBTですが、同氏はSBTが次のトレンドして注目されるだろうと予見しています。 SBTのユースケースとして考えられている分散型社会 (DeSoc) は、譲渡可能な代替性トークンを前提に構築されているこれまでのDeFiの課題を克服する可能性を秘めているかもしれません。 CT Analysis第33回レポート『Soulbound Token(SBT)とSBTにより開かれる分散型社会(DeSoc)のデザインスペース』を無料公開 著名な機関投資家などからの出資 引用:ApeX Protocol ApeX Protocolは著名な機関投資家などからの出資を受けています。 2022年11月現在で確認できる主な機関投資家は以下の通りです。 ・Dragonfly Capital ・Jump Trading ・Tiger Global Management ・Mirana Ventures ・Kronos ・M77 ・CyberX ・Cobo StarkWareやAptosに出資するTiger Globalや、Avalancheに出資するDragonflyが含まれています。 また、ApeX Protocolと同じ分散型デリバティブ取引所であるdYdX (DYDX) にも出資しているKronosが出資しているという点も見逃せません。 分散型取引所「dYdX」とは? 登録方法や使い方・手数料を徹底解説! Trade-to-Earnイベントを実施 引用:ApeX Blog 先に述べたように、ApeX Proでは週に1ラウンド、年間52ラウンドのTrade-to-Earnイベントを実施予定であることを発表しています。 このイベントに参加することでユーザーは$BANAを獲得でき、獲得した$BANAは$USDCへのスワップ、LPトークンの獲得、APEXへの交換などが可能とのことです。 今後の具体的なイベント実施予定の発表は注目ですね。 ApeX Protocolの公式HPはこちら ApeX Protocol (APEX) の将来性 引用:ApeX Protocol 最後にApeX Protocolの将来性を考える上でおさえておきたいおきたいポイントを整理します。 Bybitのローンチパッドへ上場 最新プロジェクトApeX Protocol ( $APEX )の詳細発表🎉 新たな #ローンチパッド がいよいよ始まります👀$BIT または $USDT で参加できます‼️ 計測期間は4月22日午前9時から開始🕘 詳しくはこちら🔽https://t.co/NHncaDA5Lp pic.twitter.com/EvgSvQur7A — Bybit (バイビット) (@BybitJP) April 18, 2022 2022年4月のBybitローンチパッドへの上場でも大きな注目を集めました。 Bybitのローンチパッドに上場した銘柄はその後の価格上昇が期待される傾向にあり、過去にはMove-to-Earn型NFTゲームとして有名なGenopets (GENE) などが上場しています。 OpenSeaにてNFTを出品中 引用:OpenSea ApeX Protocolは現在OpenSeaにてNFTを出品中です。 このNFTを保有するユーザーはリリース予定のNFTゲームに参加することができるとのことです。 2022年11月現在、4,347アイテムが出品されており、最も高額なもので10ETH (=約177万円) から、安価なものだと1WETH (=約17万円) になっています。 中央集権型取引所 (CEX) に対する懸念の高まり ApeX ProtocolをはじめとするDEXの将来性を検討するうえで、昨今の中央集権型取引所 (CEX) に対する懸念の高まりは大きな要素でしょう。 先にも述べたように、ブロックチェーンデータ分析サービスを手掛ける米Chainalysis (チェイナリシス) のレポートによれば、日本や東味アジアでのオンチェーン取引の急増に見るDEXの成長が注目されています。 また、直近では2022年11月のFTX騒動を受けてか、DEXでの取引高が急増しているようです。 中央集権型取引所を取り巻く騒動や懸念がクローズアップされるなかで、今後もDEXへの注目が高まることが考えられます。 DEX(分散型取引所)の取引高が急増中。FTX騒動の影響か ApeX Protocolの公式HPはこちら まとめ 分散型デリバティブ取引所ApeX Protocolについて解説しました。 現在は2022年11月現在はまだBeta版のローンチとなっていますが、公式ブログでは$BANAのTrade-to-Earnイベントがまもなくであるとの情報もありますので要注目です。 ApeX Protocol サイト ApeX Protocol ブログ ApeX Protocol ツイッター Daichi 今後のApeX Protocolの展開に注目です!
初心者向け
2022/11/05仮想通貨のステーブルコインとは?種類や今後について解説
仮想通貨ユーザーにとって必要不可欠な存在とも言えるステーブルコイン。 先日、EUやシンガポールでステーブルコインに関する制度をより明確化していくことが発表されるなど、その注目度はこれまで以上に増しています。 本記事ではそんなステーブルコインについて解説していくので是非最後までご覧ください。 この記事のポイント ・ステーブルコイン = 価格変動を抑えた仮想通貨 ・ステーブルコインは実用性を持っている ・ステーブルコインの種類は4種類 ・ステーブルコインにはメリットとデメリットがある ・今後の発展には法整備が重要 CRYPTO TIMESの公式Youtubeチャンネルでも、ステーブルコインについて取り上げているのでこちらも併せてご覧ください。 ステーブルコインとは?=価格変動を抑えた仮想通貨 ステーブルコインとは、他の資産にペッグ(=紐付け/連動)されることでボラティリティ(=価格変動)が抑えられた仮想通貨です。 名前にもある「ステーブル(stable)」とは「安定した」という意味なので、まさにその意味する通りの特徴というわけですね。 ステーブルコインの発行者は、基本的にその価値と同額の資産(米ドルや金など)を担保として保有しなければなりません。 ステーブルコインの価格はその担保を裏付けに決定される仕組みであるため、価格の暴落などが起きにくく、より安定性に優れた設計となっています。 なぜステーブルコインが注目されるのか? 従来の仮想通貨の課題 ビットコインをはじめとする従来の仮想通貨は、その価値を裏付ける担保がないため価格変動が激しい(=ボラティリティが高い)という特徴があります。 仮想通貨の価格の暴落などがニュースに取り上げられることも少なくないので、なんとなく不安定なイメージを持つ方も多いことでしょう。 こうした不安定な特徴により、従来の仮想通貨は投機的な保有の傾向が強くなり、決済手段としてなどの「実用性」に欠けていると考えられてきました。 そこで考え出されたのが、より安定的かつ実用的な仮想通貨としてのステーブルコインだったのです。 ステーブルコインの「実用性」 従来の仮想通貨の不安定さという課題に対し、ステーブルコインは安定性に優れているという点は先にも簡単に触れました。 この安定性こそが、通貨としての「実用性」につながると考えられています。 価格の変動が激しくない(=ボラティリティが低い)通貨であれば、資産として長期保有もしやすく、決済手段としても利用しやすいと考えられます。 日常生活でも利用される米ドルや金を担保とすることで価格変動が抑えられるため、ステーブルコインはより安定性と実用性に優れた仮想通貨と考えられているのです。 4種類のステーブルコイン ここからはステーブルコインの種類について解説します。 ステーブルコインは下記の2つの観点で、4つの種類に分類されます。 資産を担保にしているか どのような資産を担保にしているか ① 法定通貨担保型 引用:Tether 法定通貨担保型はその名の通り、実際に利用されている法定通貨(ドル、ユーロ、円など)を担保に発行されるステーブルコインです。 発行者はステーブルコインと同額の法定通貨を保有することが求められ、それによってステーブルコインの信頼性を維持しています。 一点、USDTを発行するTether社の準備金に関して、米国財務省短期証券がその多くを占めていることが分かっている点は留意しておく必要があります。 しかし、後述のステーブルコインと比較しその安定性から現在最も主流なステーブルコインとも言えます。 法定通貨担保型の代表的な例 Tether(USDT) TrueUSD(TUSD) USD Coin(USDC) JPY Coin(JPYC)・・・1JPYC=1円として利用できる日本円ステーブルコイン ② 仮想通貨担保型 引用:MakerDAO 仮想通貨担保型もその名の通り、仮想通貨(ビットコインやイーサリアム)を担保に発行されるステーブルコインです。 仮想通貨はボラティリティ(価格変動性)が高いため、法定通貨担保型と比べると安定性や信頼性に欠けてしまいます。 仮想通貨担保型の代表的な例 DAI ③ 商品担保型(コモディティ型) 引用:Tether Gold 商品担保型(コモディティ型)は、金や原油などの現物の商品の価値を担保に発行されるステーブルコインです。 とくに金は経済が不安定な状況においてもその影響を受けにくく、価値が安定している資産のひとつとして知られています。 代表的なステーブルコインはTether Gold(XAUT)、Digix Gold(DGX)があります。 商品担保型の代表的な例 Tether Gold(XAUT) Digix Gold(DGX) ④ 無担保型(アルゴリズム型) 引用:Terra 無担保型(アルゴリズム型)は、通貨や商品による担保は行われず、アルゴリズムによって価格の安定を図る手法です。 この手法では、別途用意されたトークンの供給量をアルゴリズムによって自動調整することで、価格の変動を抑える仕組みとなっています。 仮想通貨担保型の代表的な例 TerraUSD(UST) TerraUSD(UST)は2022年5月のディペッグ騒動(後述)による価格暴落でも知られており、この一件で無担保型の信頼性に対する懸念は強まる傾向にあります。 【ステーブルコイン崩壊】今回のUST暴落は一体何だったのか?今後を考察 ステーブルコインの3つのメリット ステーブルコインの特徴についてはすでに触れましたが、ここではステーブルコインのメリットをさらに細かく見ていきます。 ボラティリティが低く価格が安定する ステーブルコインは法定通貨などの比較的安定した資産を裏付けに発行されるため、ボラティリティ(価格変動性)が低く、通貨の価格が安定しやすいという特徴があります。 そのため、決済手段など、日常的な実用性に優れると考えられます。 このような普及例はまだあまりないのが現状ですが、仮想通貨を法定通貨とする国の事例が増えてきているように、今後の発展次第では実現の可能性もあると言えるでしょう。 比較的安全な資産保有手段になる 前述の通り、ステーブルコインは暴落リスクが低いという特徴があります。 そのため、従来の仮想通貨に比べ、資産の保有手段としてもより安全性が高いと言えます。 また、資産保護・運用の観点からもポートフォリオに積極的に組み込むことを考えられるでしょう。 資産の一部が暴落した場合のリスクヘッジや、資産の避難先としても活用可能です。 また、今後の発展次第では、外貨預金に代わってステーブルコインによる預金などが普及する可能性もあるかもしれません。 低コストかつスピーディーな送金が可能 ステーブルコインは法定通貨に紐付いていますが、ブロックチェーン上で送金できます。 そのため、より低コストかつスピーディーな送金が可能です。 一方、クロスボーダー取引など国境を越える法定通貨の国際送金の場合、各国の決済システムの違いなどからより多くの時間や手数料を要してしまいます。 ステーブルコインを活用することで、より安価で迅速な国際送金が可能になります。 ステーブルコインの3つのデメリット 価格の安定性が注目されがちなステーブルコインですが、理解しておかなければいけないリスクも存在します。 セキュリティや詐欺のリスクはゼロではない 法定通貨などとの紐付けによって安心・安全のイメージが先行しがちなステーブルコインですが、ブロックチェーン上の仮想通貨であるという点では他と変わりはありません。 そのため、ハッキングなどのセキュリティリスクもあります。 また、担保となる資産の存在を謳いながらも、実際にはそのようなものはないという詐欺の可能性も考えられます。 セキュリティや詐欺に対しては他の仮想通貨と同じく対策・注意が必要です。 暴落するリスクがある(実例あり) 引用:CoinMarketCap ステーブルコインは価格の安定性に定評があるとはいえ、暴落するリスクもゼロではありません。 上の画像は、2022年5月に米ドルに連動するステーブルコインであるUST(TerraUSD)の価格がディペッグ(=連動通貨との価格レートが乖離)する事態となり、結果的に暴落してしまった際のチャートです。 【ステーブルコイン崩壊】今回のUST暴落は一体何だったのか?今後を考察 ステーブルコインといえども暴落リスクはあると理解しておくことが必要であり、過信は禁物です。 各国当局による規制の可能性がある 前述の2022年5月のUST暴落などをふまえ、ステーブルコインの規制強化に関する議論が高まっています。 ステーブルコインはマネーロンダリングなどの犯罪に使用されるリスクも指摘されており、日本では2022年6月に世界に先駆けてステーブルコインを規制する法律が初めて成立しています。 2022年10月には金融安定理事会(FSB)がステーブルコインの脆弱性を指摘しつつ、規制指針の見直しを行うことを提案しました。 このように、現在世界中でステーブルコインの規制強化が進められていると言えます。 今後もし国際的に規制が強化された場合、ステーブルコインの新規上場の減少、ビジネスの撤退なども懸念されます。 もしそうなってしまえば、ステーブルコインの価値そのものが大きく下落してしまう可能性もあるでしょう。 ステーブルコインの今後 最後にステーブルコインの今後の将来性とリスクについて整理してみたいと思います。 将来性:法定通貨担保型を中心に決済手段として普及するか ステーブルコインはボラティリティ(=価格変動性)が低く、価格が安定しやすいことから、投機的な側面が強い現在の仮想通貨市場において特徴的な存在だと言えます。 また、仮想通貨の特性上、低コストかつスピーディーな送金が可能であるため、とくに日常生活における決済手段としての普及が期待されます。 ただし、無担保型はUST暴落によりその信頼性が疑問視されているため、もし普及するとすればやはり法定通貨型が中心となると考えられます。 とはいえ、ステーブルコイン全体に対する規制強化の動きがあるため、普及が期待できるとすればその法整備の先となるのではないでしょうか。 リスク:進む規制強化の波で停滞か、はたまた衰退か 普及が期待される利点がありながらも、UST暴落などによって世界中でステーブルコインに対する規制強化の波があることを説明しました。 ステーブルコインの実用化には期待したいところですが、とはいえ実用化のためには先に法整備が必須となるでしょう。 今後は各国当局の監視も強化されるとすれば、新規上場などの停滞も考えられます。 また、規制強化や法整備の結果によっては市場からのビジネスの撤退を招く可能性もあり、そうなれば市場の停滞に留まらず、衰退につながってしまう恐れもあります。 いずれにせよ、今後のステーブルコインを取り巻く規制の動向に注目する必要があるでしょう。 まとめ ステーブルコインには従来の仮想通貨の課題を克服する可能性があるものの、まだまだ発展途上のためその脆弱性が浮き彫りになることもあり、直近のUSTディペッグ騒動もそのひとつと言えます。 仮想通貨への規制が進められる中で、日本では世界に先駆けて初めての法整備が行われました。 実用化にはまだ遠いかもしれませんが、今後の国内外の法整備も含め、ステーブルコインの未来に注目していきましょう。 CT Analysis第20回レポート『ステーブルコインの概要と現状 動向調査レポート』 Daichi ステーブルコインの実用性には可能性を感じる一方、その普及のためにはやはり法整備は避けては通れない道だと感じます。