最近書いた記事
ニュース
2018/04/07【決定版】マネックス・コインチェック合同記者会見まとめ!現状と今後の動きを把握しよう
昨日4月6日、16時からマネックスグループとコインチェックによる合同記者会見が開かれました。 こちらの記事では、その記者会見の重要なポイントのまとめと、今後のコインチェックの展開についてまとめています。 これだけチェックしておけば、コインチェックとマネックスの動きについてはバッチリです。 マネックスグループがコインチェックを完全子会社化 POINT マネックスグループはコインチェックのすべての発行済株式を取得 今回の完全子会社化の背景は経営体制の強化 意思決定が早くできる・サポートが手厚いのがマネックスを選んだ理由(和田元社長) 当社親会社マネックスグループは、コインチェック社の完全子会社化を決定しました。両社には、テクノロジーを使って未来の金融をデザインし、新たな価値を提供するというビジョンがあり、お客様のために仮想通貨事業を発展させたいと考えています。https://t.co/weGUDAt2Xj — マネックス証券 (@MonexJP) 2018年4月6日 コインチェック株式会社、マネックスグループ株式会社の完全子会社化及び新経営体制のご報告https://t.co/B18mtGPauc — Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年4月6日 マネックスグループ、コインチェックの双方から公式アナウンスが出ていました。 マネックスグループがコインチェックのすべての発行済株式を取得 マネックスグループがコインチェックの株式1,775,267株を36億円で買収、完全子会社としています。 コインチェック社の株主比率は 和田 晃一良…45.2% 大塚 雄介…5.5% その他…49.3%(非公開) このようになっていました。 子会社化によって経営体制を強化する目的がある 経営管理態勢の強化が必要であると認識し、マネックスグループとの間で、当社が同社の完全子会社となることを含め、株主構成その他の経営体制を変更し、同社の全面的な支援を受けることの可能性について協議を行って参りました。 引用: コインチェックプレスリリース マネックスの証券業での知識・経験をもとに、経営態勢・セキュリティの強化に当たるとのこと。 会見でもマネックスグループの松本社長は「当社は創業以来、証券業で培った伝統的なセキュリティー技術を持っており、経験と技術で補完できる。」と語っています。 マネックスグループの買収が決定した理由は意思決定の早さとサポート 「詳細については言えないが、マネックス以外にも候補はあった。仮想通貨交換業は未成熟で、スピード感を持ってやっていきたかった。マネックスなら意思決定が早くでき、サポートをして頂けると思い決めた」 引用:日本経済新聞 コインチェックの和田社長によると、マネックス以外にも買収先の候補はあったようです。 その中から最終的にマネックスグループに決まったのはスピード感をもってサポートをしてくれるというのが決め手になったとのこと。 会見の中では、流出事件当時、マネックスグループから「何か手助けはできないか」と声をかけたこともあったということも語られていました。 【今後の流れ】完全再開は2ヶ月後、IPO実施も検討 POINT サービスの完全再開は2ヶ月後を目標 仮想通貨交換業者への登録も同様に2ヶ月後を目標 IPO(新規株式公開)も検討 仮想通貨交換業者への登録と事業の全面再開時期は2カ月後程度を目標にしている。いずれ新規株式公開(IPO)をして、強くしていきたい 引用:日本経済新聞 登録や入金・取引などのサービスの完全再開は2ヶ月後を目標にしている マネックスグループ松本社長は会見の中で、2ヶ月後を目標にサービス再開に向けて進めていくと説明しています。 一部仮想通貨の出金、売却再開のお知らせ(REP、DASH、ZEC)https://t.co/fB36eZB5Ag — Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年4月6日 順次アナウンスがあり、再開に向けて進んではいますが、まだ一部の仮想通貨は出金・売却の制限がかかっており、サービスの完全な再開には至っていません。 また、新規ユーザーの登録も停止しています。 仮想通貨交換業者への登録も2ヶ月後を目標に進めていく マネックスグループ松本社長によると、サービス再開同様、仮想通貨交換業者への登録も2ヶ月後を目標に進めていくとのことです。 コインチェックは金融庁が認可する「仮想通貨交換業者」として登録できていない「みなし業者」です。 金融庁はみなし業者の営業には期限を定める方向で動いているので、営業をきちんと再開していくためには仮想通貨交換業者への登録が必要になります。 コインチェックのIPO(新規株式公開)も検討している マネックスグループ松本社長によると、いずれIPO(新規株式公開)をして、さらに強い経営態勢を作っていきたいとのことです。 いまのところ、IPOの時期や新規発行株式の数などの詳細については明言されていません。 その他のQ&A コインチェックのサービス名は残るのか コインチェックのサービス名は残ります。 会見でマネックスグループ松本社長は「コインチェックはブランド価値を持っており社名は残す。M&Aで新しいサービスを作っていけることにエキサイトしている。」と語っていました。 和田社長・大塚取締役の進退はどうなるのか 和田社長、大塚取締役は今回の事件の責任を取る形で経営からは退くことになります。 ただし、システムなどを担当する執行役員としてコインチェックには関わっていくことになっています。 マネックスグループ松本社長によると「今後の状況によっては和田社長が社長として復帰する可能性もある」とのことです。 匿名通貨(DASH,Monero,Zcash)の取り扱いはなくなるのか これについては現時点で明確な回答はありません。 金融庁はむやみに取り扱い仮想通貨の種類を増やさないことを要請しているので、匿名通貨以外にも取り扱いがなくなる通貨があるかもしれません。 参考リンク マネックスグループ コインチェック 日本経済新聞
ニュース
2018/04/06若い世代の日本人男性のうち14%が仮想通貨に投資している
この記事の3つのポイント! 新R25総研が25歳〜30歳男性へ仮想通貨に関する意識調査を実施 回答した25歳〜30歳の14%が仮想通貨へ投資 そのうち、1/4は投資初心者なことがわかった 本記事引用元:CyberAgent Cointelegraph 若手起業のオンラインマガジン「新R25」の4月3日に発表された、日本で働いている25-30歳の男性に対する調査において、回答者の14パーセントが仮想通貨に投資していることが明らかになりました。 また、仮想通貨を所有していると答えた回答者の4分の1以上の人が、投資をするのは初めてだったことが報告されています。 コインテレグラフの寄稿者、ジョセフ・ヤング氏によると、日本のような発達した仮想通貨市場においても仮想通貨の普及率は10パーセント程度にとどまると考えられていました。 しかし調査の結果はそれを上回っており、日本での仮想通貨への関心度が伺えます。 調査の詳細 仮想通貨を保有する回答者たちに、仮想通貨を所有する理由について聞くと、「投資のため」と答えた人が92パーセント、「流行しているから」と答えた人が37.4パーセント、そして「知人やメディアが勧めるから」と答えた人が19.9パーセントでした。 また、回答者が保有する仮想通貨の金額に関しては、34.5パーセントの人が50,000円(約469ドル)以下の仮想通貨しか所有しておらず、100万円以上(約9,360ドル以上)の仮想通貨を持っている人は10.2パーセントとなりました。 回答者の24.3%の人は、2017年10月から12月にかけて仮想通貨を購入しており、15%の人は「2018年以降」の急激に価格が下落した時に購入しています。 将来の仮想通貨への投資の計画についての質問では、47.1パーセントの人が「投資したい」と回答し、35.4パーセントの人は「投資を続けるつもりはない」と回答しました。
ニュース
2018/03/30韓国の20代・30代の約40%が仮想通貨に興味あり-韓国中央銀行
この記事の3つのポイント! 若年層の仮想通貨へ対する投資意欲がとても高い しかし、実際の保有率はまだそれほど高くはない 年齢層が上の人たちも投資意欲がある! 本記事引用元:Bitcoin.com 韓国中央銀行が、仮想通貨についての全国的な調査の結果を公表しました。 これによると25.011人の調査の参加者のうち、若年層の40パーセントが仮想通貨に投資したいと考えているようです。 調査の詳細 聯合ニュースによると、この調査は去年の9月から11月まで、全国的に19歳以上の大人25.011人を対象に実施されました。 コリア・タイムズ紙は、20~30代の韓国人は、仮想通貨に精通していて、この新しいタイプのデジタルマネーの流行に投資する意欲があると報じました。 収入と仮想通貨への関心の相関 この調査では収入が高い人ほど、仮想通貨への意識が高くなっていることもわかっています。 ただし、最も仮想通貨に投資したいと考えている人は、年収が2000万ウォン(約18,600米ドル)未満の低所得者となっています。 さっちゃん 一発逆転を狙いたいと考える層もいるみたいですね 関心はあるものの、実際のホルダーは少ない この仮想通貨への意識の高さに反して、実際に仮想通貨を保有しているのは回答者のうちたったの5.2パーセントにとどまり、その中では30代、ついで20代が多く保有しています。 保有することの主な理由は、回答者のうち86.7パーセントが「投資のため」と答えています。また、30代よりも20代の方が、仮想通貨の保有をためらう傾向にあることがわかりました。 高齢者について見てみると、仮想通貨について認知していたのは、60代のたったの5.7パーセントで、70代以上の2.2パーセントでした。また、投資を検討しているのは60代では6.8パーセント、70代は8.3パーセントでした。 さっちゃん 韓国では若年層も高齢者も、仮想通貨に比較的興味関心があることがわかりますね
ニュース
2018/03/30【仮想通貨】4月の注目イベント・ファンダ情報まとめ
3月のファンダ情報に引き続き、4月の注目ファンダについてまとめました。 4月で注目したいファンダ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。 4月上旬のファンダ情報 LSK:新報酬制度開始など 予定日 内容 4月1日 新報酬制度、JS・CLIツールのリリース・LiskSDKAlphaリリース VOTEの報酬制度の更新、LSKの開発環境の新規リリースがあります。 LSKのVOTE報酬は安定的に稼げると話題になったので、これがどう変わるか注目です。 NGC:ウォレットリリース 予定日 内容 4月1日 NAGA Coinのウォレットがリリース NGCの発行元「The NAGA Group」はドイツの注目企業です。 直近で若干の高騰があり、ウォレットリリースによる価格変動にも注目。 さっちゃん 長期目線の通貨ではある気がします ADA:ロードマップアップデート 予定日 内容 4月5日 先月のロードマップアップデートでは若干価格が動いた感じはありました。 地合いが悪い中でどうなるかにも注目です。 4月中旬のファンダ情報 4月10日~4月20日までの注目ファンダ情報です。4月初旬までには仕込んでおくと乗り遅れないはずです。 VOISE:iOSアプリを公開 予定日 内容 4月14日 VOISEのiOSアプリが公開 VOICEはミュージック系プロジェクトで、スマートコントラクトを利用した楽曲購入などができる予定です。 値動き的には事実売りがあるかもしれません。 4月下旬のファンダ情報 4月20日~の注目ファンダ情報です。 XMR:XMVへのハードフォーク 予定日 内容 4月30日 1564965ブロックブロックでXMRがハードフォーク、1XMRに対して10XMVが付与 先月のハードフォークが延期になっています。 先月の延期発表前は、ハードフォークに合わせて10%ほどの高騰がありました。 4月中に起こるイベント 4月中に予告されている注目イベントです。いつきても良いように早めに仕込んでおくのがおすすめです。 ETC:モバイルウォレットβのリリース 予定日 内容 4月中 モバイルウォレットのβ版がリリース #EthereumClassic Roadmap 2018 ! by @ETCDEV - Difficulty Bomb removal - Mobile $ETC Wallet - #Dapp #Software Development Kit - Scalability with Sidechains - Increasing #Ethereum compatibility - #IPFS integration - Faster SputnikVM JIT compile#Bitcoin #Cryptocurrency #Altcoins pic.twitter.com/pnqIqHCF5U — Ethereum Classic (@EthereumCore) 2018年3月25日 さっちゃん 出先で引き出したいとき、モバイルウォレットがあるととても助かりますよ BNB:運営による買い戻し 予定日 内容 4月中 バイナンスが利益の20%でBNBを買い戻す 買い戻しがあれば購入量が増えるので価格が上がります。 4月はBNBの値動きに注目です。 ICX:ICOプラットフォームがオープン 予定日 内容 4月中 ICXで行われるICOのプラットフォームリリース NEO上でのICOの注目度が高かったように、ICX上のICOも注目度が高くなると考えられます。 その前段階、プラットフォームの公開に期待が高まります。 WPR:プラットフォームが公開 予定日 内容 4月中 プラットフォームが公開される 注目度が高かったICOがあったので、こちらも同様に注目度・期待度が高いです。 まとめ 4月のファンダ情報をまとめました。 3月に引き続き、まだまだ地合いが悪いので下手に手を出すと焼かれます。 くれぐれも、アルトコインはビットコインの様子もみながらトレードしましょう! さっちゃん 個人的には4月は注目ファンダが少なめな感じがしましたー…地合いが早く回復すると良いですね。 参考サイト一覧 https://coindar.org/ https://hype.codes/ https://coinmarketcal.com/
ニュース
2018/03/18【アメリカの調査】Square社顧客の小売業者の半数がBitcoin決済を受入可能
この記事の3つのポイント! Squareクライアントの半数以上がBTC決済の受け入れ可能 Square社決済アプリは米国の700万人が導入済み ニューヨークでもライセンス取得示唆 本記事引用元:BTCNN Squareのクライアントである米国の小売業者への調査において、回答者の半数以上がビットコイン決済を受け入れたいと答えました。 ※Squareは電子決済サービスなどを手がける会社です。 野村インスティネットのアナリスト、Dan Dolev氏は「ビットコインの不安定さの高まりの中において、この結果は驚くべきものです」と述べています。 この調査の結果は、小売業者の中で大きく期待される仮想通貨決済の普及に影響してくる可能性があります。 また、Square社としてニューヨーク州でビットコイン決済を導入するために、ライセンスを取得することを示唆しています。 調査の背景 画像:Square社の投資家向け資料より 上記の画像はある日のSquareの決済サービスでのトランザクション分布です。 すでに700万人の人々がSquareの決済アプリを使用しています。 もし今回の調査通りにSquareの加盟店がビットコイン決済を導入すれば、アメリカ全土でビットコイン決済が可能になります。 この調査では31-40歳の人々が最も高い評価を示していました。 調査の回答者は多種多様の業種から構成されており、その全てが年間10万ドル以上の利益を出しています。 さっちゃん ある程度需要があるところで仮想通貨決済が検討されていることがわかりますね。 多くのアナリストは、取引時間の遅さ・手数料の高さ・ボラティリティの大きさから、仮想通貨が正当な通貨になり得るかについて懐疑的です。 これも米国の小売業者が仮想通貨決済をためらう理由の1つでした。 また、ニューヨーク州は仮想通貨の規制が厳しく、様々な仮想通貨が規制で淘汰されてきました。 さっちゃん Square社が公式でライセンスを取ってBTC決済を導入、仮想通貨決済が広まると良いですね。
ニュース
2018/03/13ニューヨークの工業都市でマイニング禁止の提案
この記事の3つのポイント! プラッツバーグ市長がマイニング規制を提案 大量の電力使用が要因 街の10%の電力がマイニングに使われている 本記事引用元:TIME ニューヨーク州北部の小さな工業都市「プラッツバーグ」でマイニング事業の規制が検討されています。 プラッツバーグのColin Read市長は、マイニング事業の規制、対策を確立する時間を与えるために18ヶ月の猶予を与えることを提案しました。 マイニング禁止の背景は「大量のエネルギー消費」 プラッツバーグでは毎月の電力供給の約10%がマイニング事業に利用されています。 小さな町では電気が集中することで、他の地元企業の電気料金が増加する可能性があります。 これについてRead氏は、今年の初めにニューヨークタイムズ紙に以下のように述べていました。 「都市は一定の閾値を超えていない限り、長年にわたる契約に基づいて割引率でその権限を受けています。ビットコインのマイニングに膨大なエネルギー量が必要なことはよくわかっています。そして、そのエネルギーは仮想通貨の価格の上昇につれて増加、マイニング報酬を増加…というサイクルを起こすでしょう。」 マイニングにかかる電力に関する見込み アイスランドでは今年、国のすべての家庭への電力供給よりも、仮想通貨マイニングにかかる電力の方が多くなる見込みです。 仮想通貨の研究者Alex de Vries氏はビットコインの現在の価格に基づいて、ビットコインマイナーは年間54テラワットのエネルギーを使用すると推定しています。 さっちゃん イスラエルの毎年の電力利用が56テラワットなのを考えると、ビットコインのマイニングにかかる電力がどれだけ膨大なものかがわかりますね。 その他の国・地域のマイニング規制 まだそれほど多くの都市や国ではマイニング規制は行われていません。 マイニングの規制の例は以下の通りです。 ワシントン州チェラン2月にマイナーの数を集約し、住宅地域でのマイニング作業を安全性と電力の問題を理由に6か月間禁止した。 中国マイナーを国内から撤退させるため、マイニングを停止する規則を導入しました。これは、マイニング会社が利用可能な電気を減らすことによって行われていますが、この動きは電力供給を保護するというよりも、仮想通貨の広がりを抑止するという大きな目的のもとで行われています。 カナダカナダでは、最近ケベックのように電力に余裕のある地域ではマイナーを歓迎しています。 ちなみに、プラッツバーグのデヴィット・ボウマン氏は、新しいマイニング事業を禁止することは間違いであると主張しています。 さっちゃん マイニングに理解は示している街・市長でも周囲への影響を考えると、規制せざるを得ないのかもしれません。 さっちゃん 個人的には宇宙の光エネルギーや地熱でできるマイニングがあったりすると面白そうだなーと思います。
ニュース
2018/03/03【ロシア政府関係者】緩いICO規制、仮想通貨収入に対する減税を提案
この記事の3つのポイント! ロシアセ府関係者が仮想通貨の規制緩和を提案 具体的にはICO規制の緩和、仮想通貨収入に対する減税を提案 まだ提案段階で決定ではない 本記事引用元:Cointelegraph ロシア連邦政府は、2月27日にロシア連邦経済開発省の会議で「デジタル金融資産に関する法律」の草案の修正案を検討しました。 提案された主要な変更点は以下の通りです。 デジタル通貨資産の所得税の引き下げ ICO投資の限度額を約10倍に引き上げ 最初の提案では5万ルーブルまたは約900ドルだったICO投資の限度額を、およそ10倍の50万ルーブルまたは9000ドルへと引き上げる提案がありました。 またプロジェクトチームは、ロシア在住の投資家も、外国の仮想通貨の口座開設を許可すべきだという提案しています。 ロシア国外の投資家にも、ロシアのICOプロジェクトへの投資を許可すべきであると述べています。 今回の会議の詳細と背景この会議では、以前にICOプロジェクトに関する法律についての文書を発表したロシア通信省とマスメディアの代表が参加していました。 さらに、ロシア司法省、中央銀行、ロシア連邦独占禁止法(FNS)なども参加しており、参加者たちによる提案は政府委員会によってさらに検討を重ねる見込みです。 2018年1月25日に「デジタル金融資産に関する法律」草案を実際に発行した財務相はこの会議に参加していませんでした。 モスクワ仲裁裁判所としては、ロシアにおいて仮想通貨が法的に未定義であるということを理由に、債務の支払いのために押収することができる資産からデジタル通貨を除外することを決定していました。 さっちゃん ドイツの仮想通貨決済に対する不課税などのニュースもありました。各国が仮想通貨が伸びるように上手い規制をしてほしいですね。 さっちゃん 3月ファンダまとめでも紹介していますが、直近の規制に関する動きでは3月20日のG20に注意しておきましょう。
通貨
2018/03/02【仮想通貨】Verge(バージ) / XVGの特徴・将来性を徹底解説
2017年に急騰した銘柄として知られている匿名通貨Verge(バージ/XVG)。 匿名の優れている通貨ということは知っている人も多いと思います。因みに匿名と言ってもいろいろな方法があります。 世の中にはBitcoin Mixerのようなサービスのように匿名性を担保するためにミキシングを利用したものもあります。また、Z-Cashのようにゼロ知識証明やZk-Snarkなどを搭載している通貨もあったりと様々な種類の通貨が存在します。 そして、今回の記事では匿名通貨としても人気なVergeの特徴や将来性などについてまとめています。 Verge(バージ/XVG)って有能な匿名でしょ?くらいにしか思っていなかった人は、ぜひこの機会にVergeについて知っておきましょう。 Verge(バージ/XVG)の概要と時価総額 通貨名称 Verge ティッカー XVG 総発行枚数 16,555,000,000枚 システム PoW 公式サイト https://vergecurrency.com/ Verge(バージ/XVG)の特徴 2017年で大きく上昇したVerge。 注目のVergeの特徴は大きく3つあります。 匿名性が高い(匿名通貨) 匿名・非匿名の切り替えができる 送金(取引)が早い コミュニティが活発 投げ銭ができる(チップ機能) Verge(バージ/XVG)の上記5つの特徴に関して詳しく解説していきます。 匿名性が高い(匿名通貨) Verge(バージ/XVG)は匿名性が高く、プライバシー保護に適している通貨です。 匿名性が高い通貨とは 第三者からは「誰が誰に送金したかが特定できない」通貨のことを「匿名性が高い通貨」といいます。 Verge(バージ/XVG)の匿名性はTor、i2Pという2つの技術の上に成り立っています。 ビットコインなどの通常の仮想通貨の送金では、誰が誰に(どのアドレスがどのアドレスに)いくら送金したのかが完全に公開されています。 「公開することで透明性を保つ」のがブロックチェーンですが、匿名通貨では第三者がこの情報に直接的にアクセスはできません。 Tor Tor(トーア、英語: The Onion Router)とは、TCP/IPにおける接続経路の匿名化を実現するための規格、及びそのリファレンス実装であるソフトウェアの名称であり、P2P技術を利用したSOCKSプロキシとして動作する。 Torは主として接続経路を匿名化するものであり、通信内容を秘匿するものではない。Torでは経路の中間に限り一応の暗号化を行っているが、経路の末端では暗号化が行われていない。通信内容の秘匿まで行う場合は、TLSなど(HTTPSやSMTP over SSLなど)を用いて、別途暗号化を行う必要がある。 引用元: Wikipedia 送金内容はわかる 送金経路(誰が誰に送信したか)はわからない このようにして、送金元・送信先の匿名化を実行するのがTorになります。 iP2 I2P(The Invisible Internet Project: 「不可視インターネットプロジェクト」)とは、コンピュータネットワークによる通信の始点と終点を匿名化し、さらに端点間の通信内容も暗号化するという方法で匿名化されたネットワークを構成するソフトウェア、およびプロトコルの名称である。 I2Pにおける通信では端点は暗号化された識別子(公開鍵暗号の鍵ペアにもとづく)によってネットワーク上で一意に識別される。TCP/IPによる通信がホスト名(IPアドレス)とポート番号によって一意に識別される事と似ている。このI2Pの端点識別子からはIPアドレスを知る事ができないため、ネットワークの利用者、サービス提供者ともに匿名での通信が可能になっている。 引用元: Wikipedia 送金元・受取先・送金内容を完全に匿名化してしまうのがiP2です。 IPアドレスも匿名化してしまうので、秘匿性は非常に高くなります。 VergeはこのTor、iP2の2つの匿名化技術を組み合わせて、IPアドレス・送金内容・送受信者情報を保護する匿名通貨です。 匿名・非匿名の切り替えができる Vergeはコアウォレット4.0上でのレイス・プロトコルの実装で送金情報の匿名・非匿名を簡単に切り替えられるようになりました。 レイス・プロトコルは、ユーザーがVergeブロックチェーンのオープン元帳とプライベート元帳をシームレスに切り替えることを可能にするテクノロジーです。この世ではじめてユーザーは、利用したい元帳をシーンに合わせて自由に選択できるようになるのです。 引用元: VergeJapan(Medium) レイス・プロトコルで匿名機能のON・OFFを簡単に切り替えられるようになり、今後決済などに反映されてきたときに大きな武器になると考えられます。 SPVを採用した高速送金 VergeはSPVという技術を用いて送金を高速で行うことができます。 環境などにもよりますが、一般的にVergeの送金速度は数秒〜数分程度です。 「マークル木」と呼ばれるデータ構造を使用することで、ブロック内に含まれているトランザクション達の代表値を計算し、 その値のみをブロック内に書き込んでおくことでデータ量を節約しよう、というものです。 マークル根の値のみをブロックの内部に含め、実際のトランザクションのデータは別途保存するようになっており、 ブロックデータ自体は非常にコンパクトになるよう設計されています。 引用元: 【連載】暗号通貨ってなんだろう?⑦ 要するに、トランザクションをすべてを記録せずに一部だけ記録してスムーズにするということです。 活発なVerge(バージ/XVG)のコミュニティ Vergeは基本的に有志が開発・運営している仮想通貨です。 技術開発はもちろん、Verge公式キャラクター「バージリスク」も有志やファンの支援・募金で成り立っています。 既婚で子持ちバジ — バージリスク (@vergeliscus) 2017年12月17日 つらいバジ とにかく全部 つらいバジ — バージリスク (@vergeliscus) 2017年12月11日 さっちゃん Vergeのコミュニティを覗いてみたい人は公式テレグラムもチェックするバジ。 ここで紹介しているのは日本のコミュニティの例ですが、日本よりも海外のコミュニティの方が活発です。 #VergeFamも参考にしてみてください。 投げ銭ができる(チップ機能) 前にボクがtipしたvergeはこの方法で確認できるバジ〜。できればウォレットに入れておくのが安全バジ!! https://t.co/OKuANKk4Xu — バージリスク (@vergeliscus) 2017年12月10日 コミュニティが活発なことともつながりますが、VergeはTwitterなどで簡単に投げ銭ができます。 LINEでも今後実装される予定です。 投げ銭の方法(Twitter) 「@vergetips address」を含めてツイート 返信でアドレスが表示されるので、ここにXVGを入金 「@vergetips tip @送りたいアカウント 金額」をツイート 出金・残高確認の方法 「@vergetips withdraw 出金先XVGアドレス」とツイートで出金 「@vergetips balance」とツイートで残高確認 XMR・DASHとの違いは?主な匿名通貨との特徴比較 XVG XMR DASH 匿名技術 Tor i2P リング署名 ステルスアドレス プライベートセンド 匿名範囲 IP・送金履歴・送受信者 (切替可) 送金履歴 送金履歴 承認時間 30秒 2分 1.3秒 発行枚数 165.55億枚 0.184億枚 0.220億枚 有名匿名通貨Monero(モネロ)とDASH(ダッシュ)と特徴の比較です。 実際に通貨を利用する上での大きな違いは送金速度、匿名化できる範囲、そしてレイス・プロトコルです。 また、Vergeは決済での実利用を想定しているので価格が乱高下しないように発行枚数が多くなっています。 今後の価格は?Verge(バージ/XVG)の将来性 Vergeの価格が今後上昇するか、下落するかは誰にもわかりませんが期待している人は多いです。 コミュニティが活発 レイス・プロトコル実装で実需拡大 発行枚数が多いので価格変動が起こりづらい さっちゃん 個人的には実決済には良い通貨な気がします。 時価総額は2018年3月時点で30位程度、それより上位の匿名通貨にはDASH、Monero、ZCashがあります。 今後Vergeが匿名通貨としてどの程度有力になってくるかによって、時価総額の順位上昇、つまり価格の上昇は十分に考えられる範囲かもしれません。 レイス・プロトコルの実装、アトミックスワップの実装など、プロジェクトが順調に進んでいるのも良いですね。 Vergeの将来性に関する懸念点 匿名性の高い通貨ゆえ、マネーロンダリングなどに利用されることは考えられます。 また、マネーロンダリング防止の観点から今後政府などの規制にかかる可能性は否定できません。 Vergeに限らず、匿名通貨はこのようなリスクもあることは覚えておきましょう。 Verge(バージ/XVG)のチャート・価格推移 XVGBTC chart by TradingView Verge(バージ/XVG)の取り扱い取引所・購入方法 VergeはBinance、Bittrex、Cryptopiaなどの取引所に上場していますが、そのほとんどがBinanceで取引されています。 日本国内の取引では取扱はありません。 国内 海外 なし Binance、Bittrex、Cryptopia、Hitbtc、Binanceなど Verge(バージ/XVG)のウォレット Vergeのウォレットは公式サイトからダウンロードできます。 デスクトップウォレット、Electreumウォレットなどがあるので好きなものを選んでインストールしましょう。 普段使いはElectrumウォレット、レイス・プロトコルを試したいならコアウォレットがおすすめです。 ハッキングなどによるGOXがいつおこるかもわからないので、取引所に預けておくのはリスキーです。Vergeに限らず、仮想通貨はできるだけウォレットに保管しておくようにしましょう。 まとめ 匿名通貨Verge(バージ/XVG)について解説しました。 活発なコミュニティ、すでに実装されたレイス・プロトコル以外にもRSK(サイドチェーンの一種)によるスマートコントラクトの実装が控えたいたりと、これからに期待ができる通貨です。 匿名通貨共通のリスクは考えておく必要がありますが、これからも注目しておきたい通貨ですね。 【仮想通貨】Monero(モネロ/XMR)の特徴・将来性を徹底解説 【仮想通貨】DASH(ダッシュ/DASH)の特徴・将来性を徹底解説
ニュース
2018/03/01【仮想通貨】3月の注目イベント・ファンダ情報まとめ
仮想通貨はほんの少しのファンダ情報で値上がり・値下がりします。 そのため上手にトレードしてうまく利益を出すには、値動きにかかわりそうなファンダ情報を事前に頭に入れておくことが大切です。 3月で注目したいファンダ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。 3月上旬のファンダ情報 NEO:ONTエアドロップ 予定日 内容 3月1日 NEOホルダーへのONTのエアドロップ(0,2%の割合)1974823ブロックでスナップショット このエアドロップに向けてNEOの価格が上昇していくと考えられます。 だいたいはエアドロップ後は値下がりするつうかがおおいですが、NEOが有望通貨なだけにどうなるかは微妙なところです。 ETC:ハードフォークでCROが付与 予定日 内容 3月4日~3月5日 ETCが5500000ブロックでハードフォーク。CLOが1:1で付与 すでにハードフォークに向けてETCが値上がりしています。 高値掴みには注意しましょう。 GTO:ウォレットリリース 予定日 内容 3月4日~3月5日 GTOのウォレットがローンチ 期待度に応じて価格が上昇、ウォレットの出来に応じて価格が上下することが考えられます。 ADA:ロードマップリニューアル 予定日 内容 3月4日~3月5日 ロードマップがリニューアル 期待上げはあるかもしれません、 時価総額上位のコインで注目度も高いです。 SRN:リオネル・メッシを起用したコマーシャル撮影開始 予定日 内容 3月7日~3月8日 バルセロナでメッシを起用したコマーシャル撮影スタート メッシのコマーシャルをきっかけに参入してくるユーザーがいれば値上がりがあるかもしれません。 OK:OKCashが半減期を迎える 予定日 内容 3月7日~3月8日 OKの報酬が半減 OKCashのマイニング報酬が半分になります。それに伴って通貨の価値が上昇するため、値上がりが考えられます。 3月中旬のファンダ情報 3月10日~3月20日までのファンダ情報です。3月初旬までには仕込んでおくと乗り遅れないはずです。 XMR:ハードフォークでXMV付与 予定日 内容 3月14日~3月15日 1529810ブロックブロックでXMRがハードフォーク、1XMRに対して10XMVが付与 MoneroVについては、まだきちんとしたコインかわかっていない(スキャムの可能性もある)ので、そのあたりの情報もチェックしておきましょう。 G20開催:規制に関する提案 予定日 内容 3月20日 G20国際会議がアルゼンチンで開催 フランス・ドイツが仮想通貨の規制について示唆しているため、G20がきっかけで値動きがあると考えられる。 仮想通貨全体の地合いに影響する可能性が高いので注意しましょう。 3月下旬のファンダ情報 3月20日~のファンダ情報です。 TRX:メインネットローンチ 予定日 内容 3月21日~3月22日 TRXのメインネットがローンチ 注目度が高い通貨なので、それなりの値動きが期待できます。 さっちゃん 個人的に期待上げはある気がしています。そのあとは知りません。 SHIFT:ウォレットなどリリース多数 予定日 内容 3月31日 ウォレットのリリースやホワイトペーパーの更新など、多数のイベントが重なる SHIFTは時価総額200位以下の草コインです。 3月31日にイベントが集中しているのでなにかしらの動きはあるかもしれません。 3月中に起こるイベント 3月中に予告されている注目イベントです。いつきても良いように早めに仕込んでおくのがおすすめです。 NAS:メインネットローンチ 予定日 内容 3月中 メインネットがローンチ 注目度が高いアルトコイン。地合いが悪い中でも注目度は高いので、早めに仕込んでおくと良いことがあるかもしれません。 TRX:コインバーン 予定日 内容 3月中 TRXのコインバーン。枚数は未発表 TRXのバーン直後は値上がりする傾向があります。一応、TRXメインネット開始後にバーンとのアナウンスがあるようです。 COSS:フィアットペア取引開始 予定日 内容 3月中 取引所「COSS」でフィアットペアの取り扱い開始 1月中旬に高騰したCOSS。取引所でフィアットペアが追加されれば注目度もまた上がるはずです。 ICON:モバイルウォレットリリースなど 予定日 内容 3月中 モバイルウォレットローンチ、トークスワップなど モバイルウォレットのリリース後にスワップについても同時にアナウンスがあるようです。 突然告知されるので、ICONのTwitterはフォローしておくのをおすすめします。 まとめ 3月のファンダ情報をまとめました。 ただ、まだまだ地合いが悪いので下手に手を出すと焼かれます。 くれぐれも、アルトコインはビットコインの様子もみながらトレードしましょう! さっちゃん これから毎月月初に、このようにファンダ情報を更新してきます。ただ、こういうのって月初めに見ても忘れてしまうんですよね。 さっちゃん 自分でリマインドするためにもTwitterでも1週間前~くらいからツイートするので、もしこの記事を気に入っていただけたらさっちゃんTwitterもチェックしてみてくださいね(告知 参考サイト一覧 https://coindar.org/ https://hype.codes/ https://coinmarketcal.com/
ニュース
2018/03/012日間でSegWitのトランザクションが15%から30%に増加!
この記事の3つのポイント! Segwitのトランザクションの割合が2日で2倍に増加 これでSegwitのトランザクション割合は15%から30%に CoinbaseやBitcoin coreのSegwit対応の影響か 本記事引用元:Forbs 先日、CoinbaseやBitcoin coreのでSegWitに対応しました。 この影響からか、ここ2日でビットコイントランザクションに占めるSegwitの割合は15%から30%に増加しています。 Segwit txの比率が25%にアップ。(CoinbaseとBitcoin core 0.16.0効果か?) 年内に50%超えてほしいなぁ。 pic.twitter.com/PEW9fVeHKB — 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) 2018年2月28日 SegwitとBitcoinのトランザクション問題 Seiwitはブロックサイズを圧縮して送金を早くするシステムです。 このSegWItの浸透率は比較的低く、segwit.partyによると、SegWitトランザクションの採用は、ここ数ヶ月で10パーセントから15パーセントの間で停滞していました。 しかし、ここ最近のビットコインの取引の急増に伴いネットワーク上が混雑し、取引速度の低速化や取引手数料の高騰が起きていました。 ネットワーク上の混雑は最近1~2か月で落ち着きを見せていますが、前々から心配されていた問題の現実化によってSegWitの導入が急速に進んでいます。 Bitcoinトランザクションに関わる取引所、ウォレット、その他エンティティがSegWitを採用するにつれて、ネットワークの総容量は引き続き増加する見込みです。 Segwitとは? ビットコインにおけるブロックチェーンのサイズは一般のものより小さくなっています。 それによって、ビットコインの流通量の増加に伴い取引が増えると、取引速度の低速化や停止が起きることが心配されていました。 そこで提唱されたのが「取引のサイズの圧縮」を行うことで、それがSegWitです。SegWitはビットコインの取引における新たな技術的施策ということになります。 Segwitについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。 Segwitとは何か?今さら聞けない仮想通貨 - CRYPTO TIMES さっちゃん どんどんSegwit対応が増えてくれると嬉しいですね。そして頑張れBTC!