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2024/10/29注目のDEX「Hyperliquid」の特徴・使い方を解説
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、2022年に稼働を始めた分散型仮想通貨取引所(DEX)です。 取引のレスポンスが早いだけでなく、エアドロップの獲得も期待できるため多くの注目を集めています。 HyperliquidってどんなDEX? Hyperliquidは簡単に使えるの? Hyperliquidのポイントシステムについて知りたい このような疑問をお持ちの方に向けて、本記事ではHyperliquidの概要と使い方を解説しています。 最後まで読めば、Hyperliquidの魅力をしっかり理解できますよ。 Hyperliquidでトレードを始める Hyperliquidとは? 5つの特徴を解説 最初にHyperliquidの概要について解説します。 特徴的な部分を5つあげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 Hyperliquidとは? 5つの特徴を解説 仮想通貨の無期限先物のみ対応の分散型取引所 100種以上の銘柄を、最大50倍のレバレッジで取引できる オリジナルのネットワークHyperliquid L1で高速・低コスト トレードの証拠金としてUSDCを使用 トレードや流動性提供で貢献したユーザーにポイントが配布される 仮想通貨の無期限先物のみ対応の分散型取引所 Hyperliquidのスペック 名称 Hyperliquid ブロックチェーン Hyperliquid L1 運営者 Hyperliquid社 取り扱い通貨数 125種(2024年4月時点) 主な提供機能 無期限先物のオーダーブックトレード 公式ページ https://hyperliquid.xyz/ 公式X https://twitter.com/HyperliquidX 公式Discord https://discord.com/invite/hyperliquid Hyperliquidは分散型の仮想通貨取引所(DEX)です。現在提供されているのは、無期限先物のオーダーブックトレードのみに限定されています。 スマートコントラクトを利用してブロックチェーン上に構築されているため、中央集権型の取引所(CEX)と異なり、顧客管理や取引を中央でコントロールする体制がありません。 CEXと比較して、DEXは流動性やスピードの点で問題があることが一般的ですが、Hyperliquidはこの問題を克服したCEXを超えたトレード環境の構築を目標としています。 2024年4月末時点で稼働中のDEXはαバージョンです。時期は発表されていませんが、近々のβ版のローンチを目標に活動しています。 100種以上の銘柄を、最大50倍のレバレッジで取引できる Hyperliquidでトレードできる仮想通貨の種類は、2024年4月の時点で125種です。 ビットコインやイーサリアムといったメジャーな通貨だけでなく、比較的マイナーなアルトコインまでも取引できるので、幅広いユーザーにチャンスがあるDEXです。 また、トレードに適用できるレバレッジは最大50倍まで設定可能なので、国内のCEXと比較してはるかに自由度の高いトレードができます。 オリジナルのネットワークHyperliquid L1で高速・低コスト Hyperliquidは、専用のチェーンであるHyperliquid L1上に構築されています。 DeFiに最適化されたブロックチェーンで、注文や清算などの取引に関するアクションは1秒未満で完結し、1秒間で2万回の注文を処理することが可能です。 コンセンサスにはTendermintを採用しています。Proof of Stakes(PoS)型を採用したプラットフォームで、高いスループットが実現できます。 トレードの証拠金としてUSDCを使用 証拠金として利用できる仮想通貨はUSDCのみです。取引を始める前には、証拠金のUSDCをHyperliquidに預ける必要があります。 Hyperliquid L1とArbitrumの間にはネイティブなブリッジがあるため、Arbitrumのネットワーク経由で証拠金をHyperliquidに預けることが可能です。 Hyperliquidが提示するArbitrumのアドレスに証拠金を送金するか、USDCが入っているArbitrum対応のウォレットを接続すれば、取引が始められますよ。 Hyperliquidでトレードを始める Hyperliquidの独自トークン$PURRの概要 Hyperliquidは、最初の独自トークンとして$PURRを発行しています。 発行と同時にポイント保有者に対して保有量に応じた$PURRがエアドロップされたため、話題になりました。 ここではPURRトークンについて解説します。 Hyperliquidのネイティブトークン$PURRの概要 $PURRはどんなトークン? $PURRのトークン割り当て $PURRはどんなトークン? PURRトークンは、Hyperliquidが発行したトークンです。 トークンセールによる売却やユーティリティトークンとしての役割は持っていません。猫をマスコットキャラクターにした、いわゆるミームトークンに分類される存在です。 当初はテストネットでのデモトレードのみが可能でしたが、2024年4月16日よりメインネットでも取引しています。発行直後に1PURR=0.14米ドル付近の価格を付けており、配布されたポイントが実利を生んだ最初の例になりました。 $PURRのトークン割り当て PURRトークンの発行総数は10億枚です。 そのうちの50%が、Hyperliquidのポイント保有者に対して配布されました。個々人へのエアドロップの量は、保有するポイント数に応じて決定されています。 残りの50%はHyperliquid内での流動性提供のために使用されます。 発行直後のピークの価格で言えば、時価総額は約1.4億米ドルの規模です。大きなエアドロップであったことがわかりますね。 Hyperliquidでトレードを始める Hyperliquidの始め方・使い方を解説 次はHyperliquidの始め方・使い方について解説します。 残念ながら日本語対応はされていませんが、機能はシンプルで画面も見やすいので、とても使いやすいDEXとなっています。 Hyperliquidの始め方・使い方 Hyperliquidの始め方 Hyperliquidへの入金方法 トレード画面の使い方 貯まったポイントの確認方法 Hyperliquidの始め方 Hyperliquidを始めるには、まず公式サイトにアクセスします。 こちらから登録するとテイカー手数料が4%割引となります。エアドロップ獲得を狙うために取引を多くする予定の方は是非活用しましょう。 サイトにアクセスしたら「Connect」を選択しましょう。すると、接続方法の選択画面が表示されます。 接続方法には、メールアドレスを指定する方法と自分が利用しているウォレットをHyperliquidに連携する方法の2種があるので、それぞれについて手順を説明していきます。 メールアドレスでログインする場合 メールアドレスでのログインを選んだ場合は、メールアドレス入力の画面が表示されるのでアドレスを入力しましょう。 次に6桁の認証コードを入力する画面に切り替わるので、入力したメールアドレス宛に送られてきた認証コードを入力します。 利用規約などを確認して、コードの入力を確認したら登録は完了です。 ウォレットを接続してログインする場合 ウォレットでのログインを選んだ場合は、まず使用するウォレットを指定しましょう。 ウォレット側で接続の確認が行われるので、指示に従って確認を進めましょう。図はMetaMaskの場合の例を示しています。 ウォレット側での確認が完了すればHyperliquidを使い始めることができます。 ウォレットはArbitrumチェーン対応のものを選ぶ! Hyperliquidは、ArbitrumチェーンとブリッジしているHyperliquid L1ネットワーク上で稼働しています。そのため、接続するウォレットはArbitrumチェーンに対応しているものを選びましょう。 Hyperliquidへの入金方法 メールアドレス登録の場合 「Deposit」を選択する 入金用アドレスが表示される 別のウォレットからUSDCを表示されたアドレスに送る Hyperliquidにログインできるようになったら、次はトレードの証拠金となる仮想通貨の入金です。 Hyperliquidの取引で使用する通貨はUSDCです。USDCは国内の仮想通貨取引所では取り扱っていないので、海外の取引所で購入しましょう。 メールアドレスでログインしている場合には、Hyperliquidの送金先のアドレス宛にUSDCを送金すれば取引を開始できます。送金する時は必ずArbitrumのネットワークを使いましょう。 ウォレット接続の場合 「Deposit」を選択する ウォレットの認証をする 入金するUSDCを入力してDepositを選択 ウォレットを接続している場合には、ウォレットのArbitrumのアドレスにUSDCを用意しておき、そこからHyperliquidの口座にUSDCを移します。 ウォレットからHyperliquid L1にUSDCを移す際のガス代のために、若干のETHもウォレット中のArbitrumのアドレスに用意しておく必要があるので注意しましょう。 Hyperliquidのトレード画面の使い方 Hyperliquidのトレード画面は機能が絞り込まれてシンプルで使いやすいのが特徴です。 通貨ペアを選択してチャートや取引板の状況を確認し、注文機能を呼び出すという取引の標準的な流れに沿った必要十分な機能がひとつの画面に集約されています。 仮想通貨の無期限先物取引の経験がある人なら、違和感なく使いこなせるでしょう。 貯まったポイントの確認方法 自分が獲得したポイントも確認できます。 トレード画面上部の「Points」を選択すれば、現在のポイントの獲得状況を見ることが可能です。 ポイント数だけでなく、全体での自分のランクを見ることもできるので、効率的なポイント獲得の参考になります。 Hyperliquidでトレードを始める Hyperliquidについてよく出る質問 ここまでHyperliquidの始め方・使い方について説明しました。DEXは最初とっつきにくいものが多いですが、だいぶイメージが掴めてきましたよね。 最後に、Hyperliquidに関してよく出る質問にまとめて答えていきましょう。 Hyperliquidについてよく出る質問 Hyperliquidの手数料は? Hyperliquidはデモトレードができる? Hyperliquidはスマホからも使える? Hyperliquidにネイティブトークンはある? Hyperliquidのエアドロップ開始はいつ? Hyperliquidの手数料は? Hyperliquidで必要な手数料 取引 Maker:0.010%、Taker:0.035%(取引量による優遇がない場合) USDCの入金 無料。ただしArbitrumでのガス代が必要。 USDCの出金 1USDC Hyperliquidの主な手数料を表にまとめました。 取引の手数料は、特段の優遇が無い場合はMaker:0.010%、Taker:0.035%ですが、こちらから登録するとテイカー手数料が4%割引となります! また、取引量の実績により安くなるため、大きなトレードをしたほうが手数料的にはお得です。 証拠金の入金には手数料はかかりません。しかし、Arbitrumからのブリッジの際に、ガス代として若干のETHが必要にななる点は覚えておきましょう。 また出金時には1USDCを支払う必要があります。 Hyperliquidはデモトレードができる? Hyperliquidでは、トレードに慣れるためにテストネットでのデモトレードの機能が用意されています。 トレード画面上部の「More」のメニューを開いて「Testnet」を選べば、デモトレードの画面が表示されます。 モックのUSDCの発行が受けられるので、リスクなしでトレードの練習ができますよ。 Hyperliquidはスマホからも使える? Hyperliquidはスマホからも使用できます。 トレード画面のレイアウトはスマホ向けに手が入っていますが、PC版と同じ機能を利用できるので、外出先でもトレードのチャンスを見逃すことはありません。 Hyperliquidのまとめ Hyperliquidのまとめ Hyperliquidは仮想通貨の無期限先物の板取引を提供するDEX 100種以上の銘柄を、最大50倍のレバレッジで取引できる オリジナルのネットワークを使い、高速・低コスト 取引や流動性提供で貢献したユーザーにポイントが配布される ポイントに関連したエアドロップへの期待が高まっている この記事では、最近注目を集めている分散型仮想通貨取引所(DEX)のHyperliquidについて、概要と使い方を説明しました。 Hyperliquidは独自ネットワークを使って高速・低コストのトレードを可能にしています。また、トレードや流動性提供で貢献したユーザーに、週100万ポイントを配布しているのも特徴的です。 2024年4月に最初のネイティブトークン$PURRが発行され、ポイントの保有者に対してエアドロップされました。多くのユーザーがポイントに関連したエアドロップが続くことを期待しており、ポイント獲得に熱を上げています。 この記事を読んでHyperliquidに興味が出たら、登録してみてくださいね。 Hyperliquidでトレードを始める
初心者向け
2024/08/28仮想通貨は今後どうなる?将来性があるおすすめ銘柄を紹介!【初心者向け】
「ビットコインってまだ上がるの?」「仮想通貨の種類多すぎて、どれを選べばいいか分からない…」 そんな悩みをお持ちのあなたへ。仮想通貨が登場して15年以上、山あり谷ありの歴史をたどりながらも市場は成長を続けています。 しかし、玉石混同の仮想通貨市場で、どの銘柄に投資すべきか迷うのも当然です。 この記事では、仮想通貨全体の将来性を見据えつつ、初心者の方でも安心して始められる「伸びしろ抜群のおすすめ銘柄」を厳選して解説します。 仮想通貨取引には世界トップクラスの取引所「Bitget(ビットゲット)」がおすすめです! [caption id="attachment_120184" align="aligncenter" width="1003"] Bitgetの公式サイト[/caption] Bitgetでは、500種類以上の仮想通貨取引が可能となっており、日本の取引所では売買できない通貨も多く取り扱われています。興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetも登録しておきましょう! Bitgetの公式サイトはこちら 仮想通貨全体の今後の伸びに影響する5つの要因 最初に、仮想通貨全体の今後について解説します。 仮想通貨全体の伸びを左右するポイントを5つあげたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 仮想通貨全体の今後の伸びに影響する5つの要因 ビットコインが4回目の半減期を迎えた ビットコインとイーサリアムのETF承認の影響 DeFi・メタバース・NFTなどのアプリケーションの拡大 仮想通貨に対する各国の規制強化の動向 大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻による信頼性低下の可能性 ビットコインが4回目の半減期を迎えた 2024年8月28日時点で仮想通貨の数は9,000種類以上にのぼりますが、そのなかでもビットコインの影響力は格別です。 仮想通貨全体の時価総額の半分以上を占め(2024年8月時点)、仮想通貨の取引において基軸通貨の役割を担うビットコインの動向は、仮想通貨全体のトレンドを大きく左右します。 ビットコインに関する直近の大きなイベントとして、2024年の4月に実施された半減期があります。 過去の3度の半減期では、発生前後からビットコインの価格が大きく上昇し始め、それにつられるように多くの仮想通貨の価格が上がって行きました。 例えば、2020年5月の半減期では価格の上昇が1年半続き、ビットコインは2021年11月に最高値をつけました。そして、他の多くの仮想通貨の過去のピークも同じ時期に発生しています。 4回目の半減期以降、これまでと同じようなトレンドをたどるかは未知数ですが、仮想通貨全体に影響する最大のファンダメンタルがビットコインの半減期です。 ビットコインの半減期とは? マイニング報酬として支払われるビットコインの新規発行額が、半減するタイミングのことを指します。ビットコインの新規発行枚数が減少するため、価格を押し上げる要因になると言われています。 ビットコインとイーサリアムのETF承認の影響 仮想通貨市場全体に影響力のあるビットコインに関しては、2024年の1月10日に現物のETFがついにアメリカの証券取引委員会(SEC)によって承認されたというニュースがありました。 さらに、ビットコインに次ぐ時価総額を持ち、DAppsやDeFiのプラットフォームとして影響力が大きいイーサリアムの現物ETFもSECによって承認されました。 仮想通貨がETF化されることにより、仮想通貨特有の知識や面倒な資産管理が不要となり、通常の株式と同様に取引が可能になります。 これまで仮想通貨に踏み込むのをためらっていた機関投資家がETFを介して市場に参入し、多くの資金が流入することが予想されます。 ビットコインとイーサリアムの現物ETFの登場は、仮想通貨全体のこれからの盛り上がりを支える大きな要因になるでしょう。 ETFとは? ETFはExchanged Trade Fund(上場投資信託)の略です。株式・債券や金などの商品に連動した株式市場で取引可能な投資商品で、通常の株式と同様に手軽で低コストに取引できます。 現物型ビットコインETFが承認|市場への影響は数ヶ月後か DeFi・メタバース・NFTなどのアプリケーションの拡大 仮想通貨が今後大きく伸びるためには、将来性のある応用分野が多岐に広がっていることが重要です。 仮想通貨を基盤にして多くの具体的なアプリケーションが立ち上がり、成長していくことで、仮想通貨の健全な成長が見込めます。 DeFi(分散型金融)は、多くの実現例が出てきた注目の分野です。通常の中央集権的な金融機関を介さない新たな金融の形として、今後も広がっていくでしょう。 仮想空間上での新たな社会の基盤となるメタバースは、その基軸通貨として仮想通貨を採用しています。メタバースの中でのビジネスが広がるにつれて、仮想通貨の成長も加速されるでしょう。 2021年の盛り上がり以来、NFT(Non Fancible Token)に対する注目度は低下していますが、その存在意義に疑いはなく、NFTゲームやメタバースの進展に伴い、再び注目が集まることが予想されます。 これらのアプリケーションは、今後も実例を増やして徐々に大きな領域に拡大します。仮想通貨全体も、それにともなって淘汰を繰り返しながら成長していくはずです。 仮想通貨に対する各国の規制強化の動向 仮想通貨に対する主要国の規制 米国 CFTC(商品先物取引委員会)およびSEC(証券取引委員会)による監視と規制 AML(マネーロンダリング防止法)とCFT(テロ資金供与防止法)の法令順守 EU 仮想通貨関連業者に対するライセンス制度 マネーロンダリング対策のための指令強化 中国 仮想通貨取引所による取引の禁止 ICO(Initial Coin Offering)の禁止 CBDC(中央銀行デジタル通貨)の推進 日本 仮想通貨交換業者の登録制度 AML(マネーロンダリング防止法)とCFT(テロ資金供与防止法)の法令順守 ICO(初期コインオファリング)の認可制度 仮想通貨の将来性に対する大きなリスクのひとつが、各国の規制方針の変更です。 消費者保護や、詐欺・マネーロンダリングなどの犯罪行為防止の観点から、それぞれの国が独自のルールで仮想通貨そのものやその関連事業を規制しています。 仮想通貨の関連活動が盛んな国で規制に関する大きな方針転換があった場合、仮想通貨全体に影響が出る場合がよくあります。 例えば、中国政府は2017年以降仮想通貨に対して厳しい規制をかけるようになりました。これにより中国国内で活動していた多くの仮想通貨関連事業が撤退したり拠点を海外に移したりして、混乱を招いています。 また、2023年には、米国証券取引委員会(SEC)が多くの仮想通貨を未登録の証券と判断して上場廃止を求めたことにより、大手の仮想通貨取引所がそれに応じて複数の通貨ペアの上場を廃止するといった事例もありました。 規制がすべてマイナスに働くわけではありませんが、影響力が大きな国による規制方針の転換には敏感になっておく必要があります。 大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻による信頼性低下の可能性 主な仮想通貨不正流出事件や大規模破綻 名称 発生時期 被害内容 マウントゴックス事件 2014年 約85万BTC(当時の価格で約4億5,000万ドル)が流出 マウントゴックス社は破綻 ビットフィニックス事件 2016年 約12万BTC(当時の価格で約7,200万ドル)が流出 コインチェック事件 2018年 約5億ドルが流出 バイナンス事件 2019年 約7,000BTC(当時の価格で約300万ドル)が流出 FTX破綻 2022年 数兆円規模の負債を抱えて破綻 仮想通貨のこれからの成長にマイナスとなる重要なリスクに、大きな不正流出事件や大規模取引所の破綻などがあげられます。 2020年以前はまだ仮想通貨取引所のセキュリティ対策が未熟で、当局の規制も十分ではなかったため、大規模な流出事件がたびたび発生しました。 特に、最初の大規模不正流出となったマウントゴックス事件は、その後の仮想通貨価格低迷の引き金となりました。 2020年以降は大規模な不正流出事件は少なくなりましたが、FTXによる数兆円規模の破綻があり、こちらも仮想通貨に対する深刻な信用不安につながっています。 これらの事件の発生を事前に察知することは困難ですが、今後もいつ発生してもおかしくないので、日ごろから頭に入れておくことは重要です。 Bitgetの公式サイトはこちら これから伸びる銘柄を予想するための5つのポイント 今後仮想通貨全体に注目が集まり大きく伸びた場合でも、すべての銘柄が同様の傾向になるわけではありません。 仮想通貨全体が上昇する中でも、多くの仮想通貨は停滞し、淘汰されていくので、投資する具体的な銘柄は慎重に決める必要があります。 ここでは、これから伸びていく具体的な銘柄を予想するためのポイントを5つ紹介します。 これから伸びる銘柄を予想するための5つのポイント 時価総額が高く十分な流動性が期待できる 将来性が期待できるアプリケーションが具体化されている 多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームである プロジェクトを継続する十分な資金が調達できる プロジェクトのロードマップが明示されている 時価総額が高く十分な流動性が期待できる 時価総額が高い仮想通貨TOP5 順位 銘柄 時価総額 1位 ビットコイン(BTC) 約170兆円 2位 イーサリアム(ETH) 約43兆円 3位 テザー(USDT) 約17兆円 4位 ビルドアンドビルド(BNB) 約11兆円 5位 ソラナ(SOL) 約10兆円 2024年8月28日のCoinMarketCapのデータによる これから伸びる可能性の高い仮想通貨を見極めるための最初のポイントは、時価総額です。 時価総額が高ければ、それだけ広く使われており市場の認知と信頼を受けている証明になります。機関投資家の注目を集めることも多く、仮想通貨全体の動きを牽引する存在です。 また、時価総額が高い通貨は流動性が確保できているため、突発的な値動きが起こりにくく、取引所での正常な取引が維持されやすいというメリットもあります。 特に、初心者は時価総額を十分意識して仮想通貨を選びましょう。 将来性が期待できるアプリケーションが具体化されている 仮想通貨が安定的に成長するためには、その仮想通貨を使用する具体的なアプリケーションが存在し、それにしっかりとした将来性が見込めることが重要です。 イーサリアムが良い事例で、時価総額は*43兆円にまで届いています。*2024年8月時点 これに対してミームコインのように、具体的なアプリケーションが存在しない通貨も多くありますが、著名人の発言などの表面的な動きに左右される不安定な存在にとどまります。 DeFiやDEX、メタバースやNFTそしてゲームなど、仮想通貨が関わるアプリケーションは無数にあります。銘柄の選定には入念なリサーチが必須となるため自分が関心のある分野を中心に仮想通貨を選ぶのがおすすめです。 多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームである 伸びる仮想通貨を選ぶための次のポイントは、多くのプロジェクトやトークンのプラットフォームになっているかです。例えば、以下のプロジェクトのトークンです。 イーサリアム ソラナ また、最近ではビットコインでもOrdinalsやレイヤー2(サイドチェーン)なども登場しており、エコシステムの拡大が期待されています。 単一の用途を担う仮想通貨は、広がりが限定されるので成長の速度も規模も小さい割に、リスクが大きい傾向があります。 これに対してプラットフォームとなっている仮想通貨は、その上でより多くのプロジェクトが相互に連携しながら成長していくことで、大きな規模で加速度的に成長していく可能性が高いと言えます。ここ数年を見ても2020年に50~60万円代だったビットコインは2024年4月時点で1,000万円を超えており、15倍~20倍のパフォーマンスを出しています。 プロジェクトを継続する十分な資金が調達できる 仮想通貨プロジェクトの主な資金調達方法 コミュニティからの寄付などの支援 トークンセール 特定の企業・団体からの出資 特定の企業・団体とのパートナーシップ契約 仮想通貨のエコシステムからの流入(手数料など) 仮想通貨のプロジェクトが活発に活動するためには、十分な資金が集まっていることが必須です。資金調達に苦慮したプロジェクトは活動が停滞し、注目度も落ちて下落していきます。 資金調達の方法は様々です。それぞれの仮想通貨によって採用している方法が異なります。 例えば、ビットコインは、Bitcoin Coreとして知られるオープンソースソフトウェアプロジェクトが中心となり、コミュニティの支援によって成り立っています。 イーサリアムは、立ち上がりはクラウドファンディングでした。その後はイーサリアム財団が中心となり、企業・団体とのパートナーシップを進めています。 立ち上がり時はベンチャーキャピタルなどからの出資を受け、初期のトークンセールで勢いがあっても、しばらくすると資金調達に苦しんで停滞してしまうのは、よくある状況です。 資金が豊富であれば開発者や一般ユーザーを呼ぶこむための施策も打てるケースもあるため、プロジェクトがどれくらいの資金を持っているのかは常にチェックしておきましょう。 プロジェクトのロードマップが明示されている 仮想通貨のプロジェクトは、通貨が発行されたらそれで終わりではありません。さまざまな課題や市場の要求に答えて常に改善を継続していくことが必要です。 優良な仮想通貨の多くは、改善の計画を具体的なロードマップに落とし込み、それを達成する活動を継続しています。計画の進捗は頻繁にレビューされ、ロードマップは常に更新されていきます。 プロジェクトのロードマップに具体性が欠けていたり、ロードマップはあっても古いままだったりする場合は、投資するのは避けましょう。 発行当初は勢いがあった通貨でも、活動が長期間停滞していたり、休眠状態だったりすることはよくあります。 Bitgetの公式サイトはこちら 今後上がる見通しの初心者におすすめの仮想通貨 ここまでは、これから伸びる銘柄を見極めるためのポイントを説明してきました。 投資する銘柄を選ぶときに確認すべき項目が、イメージできてきましたよね。 ここからは、今後伸びる可能性の高いおすすめの銘柄を紹介していきましょう。 今後上がる見通しの初心者におすすめ仮想通貨 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ソラナ(SOL) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) ビットコイン(BTC) ビットコイン(BTC)のスペック 名称 ビットコイン テッカーシンボル BTC 発行上限 2,100万BTC 発行済 約1,956万BTC 発行日 2009年1月3日 時価総額ランキング 1位(2024年8月28日時点) 時価総額 約170兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 決済手段 価値保全手段 送金手段 仮想通貨取引の基軸通貨 一部国家の法定通貨や代替通貨 ビットコインは最初の仮想通貨で、最大の時価総額を持ち最も影響力があります。 2009年の発行開始以来、単なる決済手段としてだけでなく、重要な価値保全手段として金と比較されるまでに成長しました。 現在では多くの仮想通貨取引所での取引の基軸通貨になっており、エルサルバドルなどの一部の国ではビットコインを法定通貨にしています。 2024年1月に米国でビットコインの現物ETFが初めて認められたのは、記憶に新しいニュースです。今後、これまで仮想通貨には踏み込んでこなかった機関投資家の資金がビットコインに流入してくることが見込まれます。 2024年4月に4回目の半減期を迎え、新規のビットコインの発行量が半減します。過去の事例では、半減前後から価格が大きく上昇しているため、今回もその再現が期待されています。 Bitgetの公式サイトはこちら イーサリアム(ETH) イーサリアム(ETH)のスペック 名称 イーサリアム テッカーシンボル ETH 発行上限 限定無し 発行済 約1.2億ETH 発行日 2014年 時価総額ランキング 2位(2024年8月28日時点) 時価総額 約43兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 DAppsの開発 スマートコントラクトの開発 分散金融サービス(DeFi)の構築 分散型組織(DAO)の構築 NFTの発行・取引 NFTゲームの構築 新規トークンの発行と流通 イーサリアムは、DAppsやスマートコントラクトのプラットフォームとして開発されました。新規のトークンを発行する機能も備えており、さまざまなアプリケーションを構築する基盤になっています。 イーサリアムを使って構築されたサービスは多種多様です。 Uniswapなどの分散型取引所(DEX)、AaveなどのDeFi(分散金融)、NFTの発行や取引、数多くのNFTゲームなど、イーサリアムの上で展開されているプロジェクトは数えきれません。 トランザクションが集中するとガス手数料の高騰やパフォーマンスの低下が起こる課題(スケーラビリティの問題)を長く抱えていますが、継続的な開発により徐々に改善されつつあります。 イーサリアムの現物ETFが、2024年7月に承認されており、既存投資市場のプレイヤーからの認知も日々向上しています。 Bitgetの公式サイトはこちら ソラナ(SOL) ソラナ(SOL)のスペック 名称 ソラナ テッカーシンボル SOL 発行上限 限定無し 発行済 約5.6億SOL 発行日 2020年 時価総額ランキング 5位(2024年8月28日時点) 時価総額 約10兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 DAppsの開発 スマートコントラクトの開発 分散金融サービス(DeFi)の構築 NFTの発行・取引 NFTゲームの構築 分散型ストレージ ソラナは、イーサリアム同様にDAppsやスマートコントラクトのプラットフォームを目指して開発されています。 イーサリアムのスケーラビリティ問題を解消したいわゆるイーサリアムキラーで、高速かつ低コストで利用可能です。イーサリアムをはじめとしたさまざまなブロックチェーンとは、ブリッジ機能による相互連携を目指しています。 分散型取引所(DEX)のJupiter、NFTマーケットプレイスのMagic Eden、音楽配信のAudiusなど、ソラナ上で稼働するアプリケーションは多岐にわたっています。 2020年に発行された比較的新しい仮想通貨ですが、イーサリアムキラーの中では最も注目されている仮想通貨です。 Bitgetの公式サイトはこちら チェーンリンク(LINK) チェーンリンク(LINK)のスペック 名称 チェーンリンク テッカーシンボル LINK 発行上限 10億LINK 発行済 10億LINK 発行日 2017年 時価総額ランキング 14位(2024年8月28日時点) 時価総額 約1兆円(2024年2月6日時点) 主な用途 分散型オラクルネットワーク ブロックチェーンの最大の課題の一つに、ブロックチェーン外のデータへのアクセスができない点があります。 現実世界とブロックチェーンを連携させるには現実世界のデータを信頼できる形でブロックチェーンに取り込むことが必要です。これを可能にする仕組みがオラクルです。 チェーンリンクはこのオラクルの仕組みを分散型で提供するネットワークで、そこで使用される通貨がLINKです。同様の用途を持つものの中では最も広がっており、保険やサプライチェーンの領域で利用されています。 仮想通貨の応用領域が広がるにつれてオラクルの役割は今後一層重要になることが予想されます。仮想通貨全体の進展とともにチェーンリンクが伸びる可能性は高いと言えます。 Bitgetの公式サイトはこちら トンコイン(TON) トンコイン(TON)のスペック 名称 トンコイン テッカーシンボル TON 発行上限 - 発行済 51億TON 発行日 2021年8月 時価総額ランキング 10位(2024年8月28日時点) 時価総額 約2兆円(2024年8月28日時点) 主な用途 TONチェーン上の手数料 分散金融サービス(DeFi)の利用 NFTの発行・取引 テレグラムの広告収入 トンコイン (TON)は、月間アクティブユーザー9億人を誇る世界最大級のメッセージングアプリ「Telegram」発のブロックチェーンプロジェクトの仮想通貨です。 2018年にTelegram創業者らによって開発が始められました。当時の通貨$GRMでのICO(資金調達方法の一種)では17億ドルという史上最大規模の資金調達を成功させましたが、SECによる提訴で敗訴し、資金は返金。その後、有志メンバーによって引き継がれ現在のTONに至っています。 TONは、従来のブロックチェーンプロジェクトとは異なり、すでに数億人規模のユーザーが使用しているメッセージングアプリのTelegramと統合する形で開発が進められており、ユーザーはTelegramのアプリから仮想通貨の送金やDeFiの利用、ブロックチェーンゲームのプレイなどが行えます。 Web3領域ではユーザーのオンボーディング(自分たちの分野にユーザーを呼び込むこと)が課題として挙げられるなか、TONはこの課題をクリアする可能性を最も秘めているプロジェクトと言えます。 Bitgetの公式サイトはこちら 仮想通貨は無数に存在する ここまで紹介してきたプロジェクトは、大手のプロジェクトとなっており、時価総額が低くポテンシャルの高いプロジェクトはまだ他に多数あります。 初心者の方は、まず代表的な通貨を購入し、実際にWeb3のエコシステムを体験してみてから、さらに選択肢の幅を広げても良いかもしれません。 Crypto Timesでは、最先端のリサーチ情報を提供するCT Analysisというレポートサービスを提供しています。 「代表的なプロジェクトだけでなくもっとマニアックで優れたプロジェクトを知りたい」といった方はぜひ登録してみてください。(CT Analysisを見る) おすすめの仮想通貨取引所 様々な仮想通貨を取引できるおすすめの仮想通貨取引所はBitgetです。 Bitgetはどんな仮想通貨取引所? 取り扱い通貨の種類が多い大手海外取引所 125倍までのハイレバレッジの取引ができる ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる しっかり日本語対応された使いやすいサイト ハウストークンBGBを使えばお得に取引可能 Bitgetは2018年創設の海外の仮想通貨取引所で、取り扱い通貨数は600種を超える豊富さとなっており仮想通貨に関する現物・先物などの取引サービスだけでなく、ステーキングなど、多様なサービスがBitgetに集約されています。 Bitgetの公式サイトはこちら まとめ 仮想通貨の将来性とおすすめ銘柄のまとめ ビットコインの半減期やETF化が仮想通貨全体の追い風になる DeFi・メタバース・NFTなどの応用事例の拡大が仮想通貨全体を牽引する 各国の規制の動きや不正流通・大規模破綻などがリスク要因 銘柄を絞る際は、時価総額の大きさや将来性のある用途が明確なものを選ぶ 特定の銘柄を選ぶときは、ロードマップや開発資金についても確認する この記事では、仮想通貨全体の将来性や、今後伸びることが期待されるおすすめの銘柄について解説しました。 仮想通貨の領域全体は、これまでも様々な状況の変化にもまれながらも、応用事例を積み重ねて着実に成長しています。多少の浮き沈みがあっても、このトレンドは今後も維持されると期待してよいでしょう。 しかし、個別の銘柄がすべて同じように成長するわけではありません。あまたある仮想通貨のほとんどは停滞し、消えていく運命にあります。 仮想通貨全体のトレンドを踏まえながら、個々の銘柄の特性をしっかり見極めて、投資する仮想通貨を選びましょう。
初心者向け
2024/08/24柴犬コイン ( Shiba Inu / $SHIB ) の今後は?特徴と将来性を徹底解説
柴犬コイン($SHIB)は、"柴犬"をテーマにしたミームコインで、2024年8月時点の時価総額は約1.8兆円以上、時価総額ランキングでは16位となっています。 最も知名度の高いミームコインであるドージコイン($DOGE)の対抗馬と一部で言われることもあり、注目したいコインのひとつです。以下のような疑問をお持ちの人に向けて、この記事では柴犬コインの特徴や将来性について解説しています。 柴犬コインはどんなコイン? 柴犬コインがこれだけ注目されるようになった理由は? 柴犬コインに将来性はあるの? 柴犬コイン ($SHIB) は、仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)に上場しています。 [caption id="attachment_120184" align="aligncenter" width="1003"] Bitgetの公式サイト[/caption] 柴犬コイン(Shiba Inu Token/$SHIB)に興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetもチェックしておきましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 柴犬コイン(Shiba inu/$SHIB)とは? 最初に柴犬コイン($SHIB)がどういう仮想通貨かを見ていきましょう。 柴犬コインの特徴や注目されるようになった経緯について解説します。 柴犬コイン(Shiba inu/$SHIB)とは? 柴犬コイン($SHIB)の概要 柴犬コイン($SHIB)が注目されるまでの経緯 柴犬コインを中心としたエコシステムが成長中 柴犬コイン($SHIB)の概要 柴犬コイン($SHIB)のスペック 名称 シバイヌ(Shiba Inu) テッカーシンボル SHIB 発行者 Ryoshi 発行日 2020年7月 トークン規格 ERC-20 総発行数 1,000兆SHIB 時価総額ランキング 12位(2024年6月20日のCoinMarketCapの集計による) 時価総額 約1.7兆円(2024年6月20日のCoinMarketCapの集計による) 公式サイト https://shibatoken.com/ 公式X https://x.com/Shibtoken 公式Telegram https://t.me/ShibaInu_Dogecoinkiller 公式Discord https://discord.com/invite/shibatoken ホワイトペーパー SHIBA_INU_WOOF_WOOF.pdf 柴犬コイン($SHIB)は、Ryoshiと名乗る匿名の人物によって2020年からスタートした仮想通貨です。 イーサリアムベースのERC-20規格のもとに作成されたトークンで、イーサリアム上に構築されている各種エコシステムと互換性があり、イーサリアムに触れている方であれば他のERC-20トークン同様に簡単に取り扱うことができます。 同じ柴犬をテーマにしたドージコイン($DOGE)などと比較されることが多く、代表的なミームコインです。 ミームコインとは ユーティリティや意味をほとんど持たないものの、コミュニティからの熱い支持や何らかのイベントから注目されることもある仮想通貨。何らかのジョークやパロディがテーマになっているケースが多い。 ミームコインとして始まった柴犬コインですが、熱狂的なコミュニティに支えられて発展してきました。コミュニティはShib Armyと呼ばれ、DEX・NFT・ゲーム・メタバースなど、さまざまなプロジェクトを展開して独自のエコシステムを構築しようとしています。 その結果、2024年8月時点で柴犬コインの時価総額ランキング16位、時価総額は約1.8兆円(CoinMarketCapのデータによる)にまで成長しました。 Bitgetの公式サイトはこちら 柴犬コイン($SHIB)が注目されるまでの経緯 柴犬コイン($SHIB)はいくつかのイベントや背景を経て、代表的なミームコインのひとつとなりました。 柴犬コインの発行は2020年7月です。当時すでにミームコインとして一定の支持を受けていたドージコイン($DOGE)にインスパイアされて、ドージコインと同様に柴犬をモチーフとして発行されました。 発行枚数は1,000兆枚で、そのうちの50%はイーサリアム創業者のヴィタリック・ブテリン氏に送られています。 しかし、柴犬コインの発行後しばらくは大きな注目を集めることはなく、価格も低迷を続けていました。 2021年に入ると状況は大きく変わります。 複数の要因がありますが、最も大きいのは2021年のイーロン・マスク氏によるドージコインに関する一連の発言です。 マスク氏の発信は、ドージコインをはじめとする類似のミームコインに対する注目を大きく集めることに繋がり、柴犬コインもその影響を強く受けることになりました。 また同じ時期に、ヴィタリック・ブテリン氏が所有する$SHIBの90%をバーンし、10%をインドにおける新型コロナウイルス関連の基金に寄付したニュースも伝えられました。 これらの発言やニュースによって柴犬コイン($SHIB)は大きな注目を集めることになりました。 柴犬コインを中心としたエコシステムが成長中 柴犬コイン($SHIB)はミームコインとして始まりましたが、サポートする強固なコミュニティ(Shiba Army)によってさまざまなプロジェクトが発生しています。 $SHIBの取引を中心とした分散型仮想通貨取引所(DEX)ShibaSwap 柴犬をモチーフとしたNFTプロジェクトのSHIBOSHIS 現在開発中のWeb3ゲームやメタバース 基盤となるL2ネットワークのShibarium これらのプロジェクトは相互に連携しながら成長を続けており、柴犬コインを中心としたエコシステムができてきています。 当初はミームコインとして生まれた柴犬コインですが、コミュニティの力によって本質的な価値を持つ存在へと変わりつつあるようです。 柴犬コイン($SHIB)の関連プロジェクト 柴犬コイン($SHIB)はミームコインとして始まりましたが、サポートするコミュニティShiba Armyによってさまざまな関連プロジェクトが展開中です。これらのプロジェクトの成否は、今後の柴犬コインの成長に大きく影響してきます。 ここでは、柴犬コインの主要な関連プロジェクトを紹介します。 柴犬コイン($SHIB)の関連プロジェクト エコシステムを支えるL2チェーン:Shibarium(シバリウム) 柴犬NFT:SHIBOSHIS(シボシ) 柴犬コミュニティ主導のDEX:ShibaSwap(シバスワップ) P2Eゲームを目指して開発中:Shiba Eternity(シバエタニティ) 柴犬コインのメタバースプロジェクト:Shib the METAVERSE エコシステムを支えるL2チェーン:Shibarium(シバリウム) 柴犬コインの公式ホームページより引用 Shibarium(シバリウム)はイーサリアムのL2ブロックチェーンです。柴犬コインを中心としたエコシステムを支えるチェーンとして柴犬コインコミュニティによって開発され、段階的なテストを経て2023年8月に正式にスタートしました。 ローンチ当初、ネットワークの混雑でメインネットが停止するといったトラブルもありましたが、ほどなく解消され稼働を続けています。 2024年6月の時点では180万以上のウォレットアドレスを持つまでに成長しています。柴犬コイン関連の様々なプロジェクトもShibariumを基盤として活動を展開しはじめました。 ShibariumはEVMと互換のネットワークで、処理性能の大幅な向上やガス代低下などが期待できます。 ガバナンストークンとして$BONEが発行されており、投票によって方針が決まるDoggy DAOがコントロールしています。 Shibariumで発生した基本手数料の70%はSHIBトークンのバーンに割り当てるため、$SHIBの価値維持の役割も担っています。 柴犬NFT:SHIBOSHIS(シボシ) 柴犬コインの公式ホームページより引用 SHIBOSHIS(シボシ)は柴犬コイン公式のNFTです。発行当初から注目を集め、イーサリアムネットワーク上で10,000点がローンチされるとわずか30分前後で完売しました。 現在(2024年6月)でもOpenSeaなどでSHIBOSHISのNFTを売買することが可能です。低価格なものでも0.15ETH以上で取引されています。 SHIBOSHISのNFTは、今後リリースされる柴犬コイン関連ゲームShiba Eternityで利用できるなど、柴犬コインのエコシステムの中での活用が見込まれています。 柴犬コミュニティ主導のDEX:ShibaSwap(シバスワップ) ShibaSwapの公式ホームページより引用 ShibaSwapは、柴犬コミュニティが2021年に立ち上げた分散型仮想通貨取引所(DEX)です。 $SHIB/$BONEといった柴犬コイン関連の通貨だけでなく、イーサリアムやERC-20規格のトークンのスワップが可能です。また、保有する通貨をShibaSwapに預け入れて流動性を付与して収益を得ることもできます。 当初はイーサリアムチェーンのみで稼働していましたが、2024年5月にShibariumにも対応を開始しました。 2024年6月の時点では1日の取引額が100万米ドル程度にとどまっています(CoinMarketCapのデータによる)が、柴犬コインのエコシステム全体の活性化と共に成長が期待されるDEXです。 P2Eゲームを目指して開発中:Shiba Eternity(シバエタニティ) Shiba Eternityの公式ホームページより引用 柴犬コインコミュニティが開発したゲームがShiba Eternity(シバエタニティ)です。 柴犬のキャラクターを用いたカードでデッキを組んでバトルするカードバトルゲームで、2022年の10月にリリースされました。 App StoreとGoogle Playからダウンロード可能で、App Storeで4.8、Google Playで4.7の高い評価を受けています(2024年6月時点)。 Shiba Eternityは今後Shibariumと統合し、Play2Earnが可能なブロックチェーンゲームとしてのリニューアルが予定されています。柴犬コミュニティの公式ブログでは、クローズドβ版が2024年のQ3にリリース予定と明らかにされました。 開発が順調にすすめば、柴犬コインのエコシステムの盛り上がりに大きく貢献しそうですね。 柴犬コインのメタバースプロジェクト:Shib the METAVERSE Shib the METAVERSEの公式ホームページより引用 Shib the METAVERSEは、ブロックチェーンShibarium上に構築されるメタバースプロジェクトです。 公式サイトも開設されていますが、詳細は明らかにされておらずリリース日も未定です。 開発中の画面が公開されておりプロジェクトは継続中のようなので、今後の新情報に期待しましょう。 Can't wait for the next sneak peek ☺️. #ShibTheMetaverse has huge plans, and @treatsforShib are a big part of it. ♥️ @mvshib IYKYK. pic.twitter.com/8FgWwik0kp — | SHIB.IO (@LucieSHIB) March 17, 2024 柴犬コイン($SHIB)と他の犬系ミームコインの比較 犬系ミームコインの比較 名称 柴犬コイン ドージコイン FLOKI Bonk テッカーシンボル SHIB DOGE FLOKI BONK 発行開始日 2020年7月 2013年12月 2021年6月 2023年1月 時価総額ランク 12位 8位 52位 59位 時価総額 約1.7兆円 約2.8兆円 約2,500億円 約2,100億円 対応チェーン イーサリアム Shibarium 独自チェーン イーサリアム BSC ソラナ 時価総額ランクと時価総額は2024年6月21日時点のCoinMarkerCapのデータによる 柴犬コイン($SHIB)およびそのきっかけとなったドージコイン($DOGE)以外にも、犬をモチーフにした犬系ミームコインは多数あります。比較的メジャーなものでは、イーロン・マスク氏の愛犬の名前にちなんだFLOKI($FLOKI)、ソラナ上のミームコインとして注目されているBonk($BONK)が挙げられます。 ドージコインは比較的古くからあり、最も時価総額の大きいミームコインの代表格です。柴犬コイン(SHIB)とドージコイン(DOGE)はどちらも日本の柴犬をテーマにしており、イーロン・マスク氏の柴犬に関する発言に共に反応するなど類似点が多い通貨です。 しかし、柴犬コインがERC-20トークンとしてイーサリアム上に作られたのに対し、ドージコインがライトコインのコードをベースにした独自チェーンで作られているのは、大きな違いです。 単なるミームを超えて、様々な関連プロジェクトを展開・連携しエコシステムを広げるには、イーサリアムに作られた柴犬コインのほうが有利だと言えます。 イーサリアム上につくられたFLOKIやソラナ上のBonkは、柴犬コインと同様の有利さがありますが、規模や知名度の面で不十分です。例えば、柴犬コインを扱っている国内の仮想通貨取引所は8件、ドージコインが9件あるのに対して、FLOKIやBonkを扱っているところはありません。 Bitgetの公式サイトはこちら 今後の動きは? 柴犬コイン($SHIB)の将来性 ここまで柴犬コイン($SHIB)の特徴や関連プロジェクトについて説明してきました。 次は、$SHIBの今後の値動きや将来性について解説します。 今後の動きは? 柴犬コイン($SHIB)の将来性 柴犬コイン($SHIB)のこれまでの価格動向 柴犬コイン($SHIB)の将来性を左右するポイント 柴犬コイン($SHIB)のこれまでの価格動向 2020年7月31日に発行されて以来、しばらくの間$SHIBは注目を浴びることなく低迷を続けます。 大きな伸びを見せたのは、仮想通貨市場全体が活況を呈した2021年です。 2021年5月には、イーロン・マスク氏がDOGEコインに触れた発言をしたことと、$SHIB発行時に大量の$SHIBを受け取っていたビタリック・ブテリン氏が保有する$SHIBのバーンと寄付を明言したことで注目を浴びました。 イーロン・マスク氏がさらなる発言をした2021年10月には$SHIBはもう一段の伸びを見せ、最高値の約0.008円をつけています。 その後、仮想通貨全体の下降に伴い価格は低迷を続けますが、2024年に入り仮想通貨市場全体が盛り上がってくると再度の伸びを見せ、現在に至っています。 著名人の発言によって大きく揺れるミームコインらしい動きが目立つ印象です。今後も同様の突発的な上昇があり得る通貨であることを認識しておきましょう。 柴犬コイン($SHIB)の将来性を左右するポイント 2024年8月の時点での$SHIBの価格は約0.002円です。2023年までの低迷を脱した価格帯を推移しています。 今後も順調に伸びていくかは確定的なことは言えませんが、将来性を左右する重要なポイントについて考察していきましょう。 仮想通貨市場全体の活性化 柴犬コイン関連プロジェクトの盛り上がり 著名な人物の発言やミームコインブーム 仮想通貨市場全体の活性化 他の多くの仮想通貨と同様に、$SHIBも仮想通貨市場全体の勢いに影響されています。 2024年に入り、ビットコインの半減期や、ビットコイン・イーサリアムのETF承認などで、仮想通貨市場は2023年までの低迷から抜け出しました。 2024年6月の現時点では一時の盛り上がりは沈静してきましたが、過去の仮想通貨市場の動きを見ると、2024年の後半から2025年にかけて伸びを見せる可能性は否定できません。その時は$SHIBの価値がどのように変動するのか見ものです。 ミームコインは影響を受けやすい 特にミームコインであるゆえに、他の通貨よりも大きな影響を受ける可能性もあります。 柴犬コイン関連プロジェクトの盛り上がり 柴犬コインが他のミームコインと異なるのは、コミュニティによって構築されたエコシステムが成長しつつある点です。 独自のL2チェーンとDEX、MetaverseやWeb3ゲームと、単なるミームコインに終わらない価値が形になりつつあります。 これらのプロジェクトが成功し、さらに新しいプロジェクトが広がっていけば、独自の価値をもった通貨として安定したポジションを勝ち取ることができるでしょう。 著名な人物の発言やミームコインブーム 現時点では、著名な人物の発言やミームコインブームの到来といった点が、柴犬コインの価格や需要に大きな影響を与えています。 2021年のイーロン・マスク氏のドージコインに関連した発言があった際には、当のドージコインだけでなく、柴犬つながりで柴犬コインも大きく伸びました。 2024年1月のビットコイン現物ETF承認前後からの仮想通貨相場全体の高騰の際には、ミームコイン全体が活況を呈してブームと呼べる状態となり、その中で2024年2月〜3月のSHIBの価格上昇率は200%を上回りました。 ミームコインの付き合い方 著名な人物の発言やブームの発生を事前にキャッチすることはできませんが、こういった傾向があるということを頭に入れておき、急な動きに一喜一憂することなく適切な対処をとるのがミームコインとの付き合い方です。 Bitgetの公式サイトはこちら 柴犬コイン($SHIB)の購入でおすすめの仮想通貨取引所 柴犬コイン($SHIB)は、海外の仮想通貨取引所の多くで購入できます。また、最近では国内の取引所でも扱うところが増えてきました。 ここでは、$SHIBの購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。 柴犬コイン($SHIB)の購入でおすすめの仮想通貨取引所 Bitget OKCoin Japan Bitget Bitgetのスペック 名称 Bitget 運営会社 Bitget Global Inc. 提供サービス 現物取引、先物取引、コピートレード、ステーキング 公式サイト https://www.bitget.com/ 取り扱い通貨数 800種以上 柴犬コイン($SHIB)の購入でおすすめな海外の仮想通貨取引所がBitgetです。 2024年6月の時点で800種以上の仮想通貨の売買が可能で、もちろん$SHIBの売買もできます。現物取引だけでなく、最大125倍のレバレッジが可能な無期限先物取引ができるので、自由度の高いトレードが可能です。 取引量が2,000億円を超える規模の大手仮想通貨取引所のため流動性は十分担保されており、自分の思い通りの取引が実行できます。 PCからBitgetのウェブサイト経由で利用できるウォレットとスマホアプリが用意されており、どちらも丁寧に日本語対応されています。豊富な機能が簡単に利用できるので、使い勝手のよい取引所ですね。 Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 Bitgetの公式サイトはこちら OKCoin Japan OKCoin Japanのスペック 名称 OKCoin Japan 運営会社 オーケーコイン・ジャパン株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、ステーキング 公式サイト https://www.okcoin.jp/ 取り扱い通貨数 34種 OKCoin Japanは海外の大手取引所OKCoinの日本法人です。取引できる通貨が40種(2024年6月時点)で、国内の取引所の中では豊富なのが特徴です。 柴犬コイン($SHIB)に関しては2023年の2月から取り扱いを始めており、販売所・取引所での売買ができます。 顧客の資産は100%コールドウォレットで管理しており、ハッキングによる資産流出の危険性を排除しています。2段階認証による不正アクセス対策も万全で、安心して使える取引所です。 OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! OKCoin Japanの公式サイトはこちら 柴犬コイン($SHIB)のまとめ 柴犬コイン($SHIB)のまとめ 柴犬コイン($SHIB)はドージコインにインスパイアされたミームコイン 著名人の発言などで注目を浴び、大きく伸びた 柴犬コインコミュニティによる関連プロジェクトの活動が盛ん 柴犬コインエコシステムを支えるL2チェーンShibariumをローンチ $SHIBを購入するならBitgetやOKCoin Japanがおすすめ この記事では、ミームコインの代表格である柴犬コイン($SHIB)について解説しました。 2020年の発行当初はあまり目立たない存在でしたが、イーロン・マスク氏の発言などで大きく注目され、時価総額12位(2024年6月時点)のメジャー通貨になりました。 柴犬コインをサポートするコミュニティによる各種プロジェクト活動が活発なのが特徴で、独自L2チェーンのShibariumを基盤に新たなエコシステムを構築し、単純なミームコインから脱皮しつつあります。 柴犬コインはBitgetやOKCoin Japanで購入できます。この記事を読んで柴犬コインに興味が湧いたら、購入を検討してみましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/07/16仮想通貨ポリゴン($MATIC)の特徴や将来性を完全解説!
イーサリアムは、トランザクションの集中時に処理の遅延やガス手数料の高騰が発生する、いわゆるスケーラビリティ問題を抱えてきました。 ポリゴン (Polygon)は、この問題の解決を狙ったレイヤー2のチェーンです。ローンチ以来比較的順調に利用が進み、数多くのDAppsやDeFiサービスによって採用されています。 Polygonはどんなチェーン? Polygonで利用されている$MATICに将来性はあるの? $MATICを購入するならどの取引所がおすすめ? こんな疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではPolygonチェーンとネイティブトークン$MATICの特徴と将来性を解説しました。加えて、$MATICを取引するのにおすすめの取引所も紹介しています。 最後まで読めば、Polygon($MATIC)の魅力をしっかり把握できますよ。 仮想通貨Polygon($MATIC)とは? 5つの特徴を解説! 最初にPolygonチェーンとそこで使用される仮想通貨$MATICの概要について解説します。 Polygon($MATIC)の特徴を5つあげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 仮想通貨Polygon($MATIC)の5つの特徴を解説! Polygonは高速・低コストのL2チェーン L2チェーンの中ではトップクラスの規模を誇る 数多くのDeFiやDAppsがPolygon上で稼働 MATICはPolygonチェーンのネイティブトークン Polygon2.0に向けた開発を実施中 Polygonは高速・低コストのL2チェーン Polygon($MATIC)のスペック 名称 Polygon(ポリゴン) 提供者 Polygon Labs コンセンサスアルゴリズム PoS ネイティブトークン MATIC トークン発行日 2019年 時価総額ランキング 21位(2024年7月5日のCoinMarketCapのデータによる) 時価総額 約7,000億円(2024年7月5日のCoinMarketCapのデータによる) 公式ページ https://polygon.technology/ 公式X https://x.com/0xPolygon 公式Telegram https://t.me/polygonofficial 公式Discord https://discord.com/invite/0xPolygon ホワイトペーパー Matic network whitepaper イーサリアムは、スケーリング問題と呼ばれる課題を長らく抱えています。トランザクションが集中すると、パフォーマンス低下とガス手数料の高騰が発生するものです。 Polygon(ポリゴン)は、このスケーリング問題を解決するために開発されたチェーンです。最初にローンチした時点ではMatic Networkという名称でしたが、2021年にPolygonに名称を変更しました。 Polygonのホワイトペーパーより引用 Polygonは、イーサリアム(レイヤー1)と協調しながら動くチェーン(レイヤー2)です。 トランザクションの処理をレイヤー1の代わりに行い、詳細な処理内容を集約したハッシュのみレイヤー1に送り返すことで、セキュリティレベルを落とすことなく、ネットワーク全体のパフォーマンスを向上させます。 この技術により、Polygonで処理できる1秒間あたりのトランザクション数は7,000回にのぼります。イーサリアムが15~20回であるのと比較すると、その効果は顕著です (CoinWireの比較による)。 また、トランザクションあたりのガス手数料は$0.015を下回っており、イーサリアムの1万分の1以下におさえられます(Polygon公式ページより)。 L2チェーンの中ではトップクラスの規模を誇る Polygonチェーンは稼働開始以来順調に成長し、2024年7月現在ではL2チェーンではトップクラス、すべてのチェーンの中でも有数の規模に至っています。 DappRadarの2024年7月4日のデータによれば、Polygonのアクティブウォレット数はすべてのチェーンの中で3位を占めており、多くのユーザーによって支持されていることがわかります。 またチェーン内で稼働しているスマートコントラクト数では、イーサリアムについで2位の規模です。L2チェーンに限れば、Arbitrum(同4位)・Blast(同6位)・Base(同8位)といった競合をおさえてトップです。 数多くのDeFiやDAppsがPolygon上で稼働 DeFiLlamaより引用 Polygonチェーン上ではすでに数多くのDeFiサービスが稼働しています。DeFiLlamaで確認すると、AaveやUniswapなどのメジャーなDeFiサービスを含む500件近い数のDeFiがPolygon上で稼働していることがわかります。 その結果、Polygon上のDeFiサービスのTVLは、全チェーンのTVLの0.91%のシェアです(2024年7月5日時点)。 また、アクティブなDAppsの数は数万個を超えると言われており、DAppRaderのデータでも稼働しているDAppsの数ではBNBチェーン、イーサリアムチェーンに次ぐ3位にランクされています。L2チェーンの中ではもちろんトップです。 TVL(Total Value Locked)とは? 日本語訳は「預かり資産」です。DeFiサービスの規模を表す指標のひとつで、そのDeFiに預けられてロックされている金額を指します。ブロックチェーンのTVLは、そのチェーン上で稼働しているDeFiのTVLの総和を意味しています。 $MATICはPolygonチェーンのネイティブトークン Polygonの公式ページより引用 Polygonチェーンでの$MATICの役割 ガス手数料の支払い Proof of Stakeによるコンセンサス形成 Polygonチェーンの意思決定に参加する際の投票権 Polygonチェーンでメインで使用されるトークンが$MATICです。ネットワークの名称はMatic NetworkからPolygonに変更されましたが、トークンの名称は$MATICのまま残っています。 $MATICはPolygonのエコシステムを支えるための基本的な役割を担っています。 PolygonチェーンのコンセンサスアルゴリズムはProof of Stakeです。ブロックを作成してチェーンにつなぐバリデーターは、ステーキングされた$MATICの量によって決められます。 バリデーターへの報酬も$MATICです。Polygonチェーンのガス手数料として徴収された$MATICがバリデータに分配されます。 $MATICはPolygonチェーンのガバナンストークンでもあります。Polygonチェーンに関する意思決定は、$MATICの保有者による投票で行われます。 Polygon2.0に向けた開発を実施中 Polygonの公式ページより引用 Polygon2.0の主な開発項目 アーキテクチャのゼロ知識証明ベース(zkEVM)への改変 ガバナンスをプロトコル・スマートコントラクト・資金の3つに整理 ネイティブトークンのアップグレード:$MATIC→$POL Polygonの提供者であるPolygon Labsは、Polygon全体のアップグレードを計画しています。 この開発プロジェクトはPolygon 2.0の名称でPolygonのコミュニティと協力しながら進められており、現在のレイヤー2の限界を超えた無制限の拡張性と統合された流動性の実現を目標としています。 開発項目の中には、ゼロ知識証明技術を適用したコンセンサスアルゴリズムへの統合とプロトコルアーキテクチャの改変、ガバナンスの仕組みの改善などが含まれています。 ネイティブトークン$MATICのアップグレードもPolygon 2.0の構想に含まれており、ネイティブトークンは$POLに変わる予定です。 zkEVM(Zero-Knowledge Ethereum Virtual Machine)とは? イーサリアム互換のスマートコントラクト実行機構の一種で、ゼロ知識証明(知識の内容を公開せず知識を保有していることのみを証明する技術)を応用したものを指します。レイヤー2側での処理の内容を、ゼロ知識証明の技術を使って検証可能な状態を維持しつつ大幅に圧縮して、全体のパフォーマンスを向上させます。 Polygonを採用している主要なプロジェクト Polygonチェーン上では数万を超えるDAppsやDeFiサービスが活動しており、すでに大きなエコシステムが構成されています。 ここでは、Polygon上で稼働している主要なプロジェクトをピックアップします。 Polygonを採用している主要なプロジェクト メジャーDeFiプロジェクト:Aave、UniSwap 大手NFTマーケットプレイス:OpenSea、MagicEden メタバースプロジェクト:Decentraland、The Sandbox メジャーDeFiプロジェクト:Aave、UniSwap Aaveの公式ページより引用 Polygonを採用しているDeFiプロジェクトは数多くあります。特に複数のチェーンに対応したメジャーなDeFiプロジェクトが、Polygonをサポートしています。 Polygonチェーンに対応しているDeFiの中で最大のTVLを持つのは、Aaveです。レンディングを主要なサービスとしており、Polygonチェーン全体のTVL額の50%近くがAaveです(2024年7月時点)。 UniSwapやQuickSwapなどの、有名なDEXもPolygonチェーンに対応しており、メジャーなイールドアグリゲイターのBeefyやYearn FinanceもPolygonで活動しています。 その結果、DeFiによるPolygonチェーンでのTVL(Total Value Locked)額は8.64億米ドルにおよびました。この額は、仮想通貨市場全体のTVLの0.9%以上を占めています(2024年7月時点)。 大手NFTマーケットプレイス:OpenSea、MagicEden OpenSeaの公式ページより引用 Polygon上でのNFTの発行や取引は活発です。そのため、大手のNFTマーケットプレイスの多くがPolygonチェーンに対応しています。 Polygonチェーン上で最も利用されているNFTマーケットプレイスはOpenSeaです。OpenSeaは多くのチェーンに対応していますが、取引額の半分以上がPolygonチェーンでの取引です。 他にもMagic EdenやRaribleといった大手のマーケットプレイスがPolygonチェーンで活動しており、NFTの領域でもPolygonチェーンが重要視されていることがよくわかります。 メタバースプロジェクト:Decentraland、The Sandbox Decentralandの公式ページ、The Sandboxの公式ページより引用 メタバースの領域でも、Polygonチェーンは活発に利用されています。 Coincheckが「OASIS KYOTO」を運営しているメタバースプラットフォームDecentralandはイーサリアムネットワークのみに対応していましたが、2021年の4月よりPolygonチェーンにも対応しました。主な理由はガス代の高騰です。 また、The Sandboxも2022年にメインネットをPolygonチェーンに移行しています。従来はイーサリアム上のNFTであったThe Sandbox中の仮想的な土地であるLANDも、Polygon上のNFTへ移行しました。 このようにエンターテインメントの領域でもPolygonの採用は進んでいます。 Polygon($MATIC)の今後の動きは?将来性を考察 ここまでPolygon($MATIC)の特徴や、Polygon上で稼働する主要なプロジェクトについて解説しました。すでに実績のある重要なネットワークであることがよくわかりましたね。 ここからは、Polygon($MATIC)の将来性について検討していきましょう。 Polygon($MATIC)の将来性 $MATICのこれまでの価格動向 Polygon($MATIC)の将来性を左右するポイント $MATICのこれまでの価格動向 CoinMarketCapより引用 $MATICのこれまでの値動きをチャートを見ながら追っていきましょう。 2019年の$MATIC発行以来しばらくの間は大きな注目を浴びることなく、低価格のまま安定した状態が続きました。 しかし、2021年に入ると状況は大きく変わります。 仮想通貨市場全体が活性化し、多くのアルトコインの価格が上昇するのに合わせて$MATIC価格は上がって行きます。 多くのDeFiサービスでPolygonが採用されたことや、イーサリアムのレイヤー2ネットワークへの注目などが重なって、1円に満たなかった価格が最高値の300円以上にまで跳ね上がりました。 2022年以降の仮想通貨市場の沈静化に伴い、$MATICの価格も落ちていきますが、Polygonは落ちきることなく50~200円の間を上下します。 これは、仮想通貨への注目が落ち着いた中でもPolygonへの注目が一定程度継続しており、現在でも有力なレイヤー2ネットワークのオプションのひとつとして認識されていることを示しています。 Polygon($MATIC)の将来性を左右するポイント $MATICが今後大きな伸びを見せるのかについて確定的なことは言えません。しかしPolygonは重要なL2チェーンであり、条件がそろえば躍進する可能性は十分にあります。 ここからは、Polygon($MATIC)の将来性を左右する重要なポイントについて考察していきましょう。 イーサリアムを中心としたエコシステムの活性化 これまでの$MATICの値動きを見ると、仮想通貨市場全体の値動きに大きく影響されていることがわかります。 2021年の$MATICの高騰は仮想通貨市場全体の盛り上がりと同じタイミングですし、2023年10月から2024年の1Qにかけての上昇も、ビットコインの現物ETF承認による影響を反映したものです。 特にPolygonチェーンはイーサリアムのレイヤー2ソリューションという位置づけが強いのが特徴です。イーサリアムを中心とした広範なエコシステムの重要なピースだと認識されています。 したがって$MATICが上昇するためには、イーサリアムを中心とした広範なエコシステムが活性化し、大きく注目を浴びることが前提条件になります。 Polygon 2.0への順調なアップグレード Polygonの公式ページより引用 イーサリアムのレイヤー2チェーンであるPolygonには、Arbitrum、Base、Blastなどの多くの競合チェーンがあります。 Polygon($MATIC)の価値が大きく伸びるためには、競合チェーンに対する技術的な差別化が必要です。Polygon 2.0へのアップグレードは、この意味で重要なアクティビティになっています。 Polygon 2.0への移行は技術的に大きな改変です。 多数のステークホルダーを抱える大規模なエコシステムを持つPolygonで大きな混乱が起きると、多くのプロジェクトやユーザーの支持を失うことになるため、丁寧かつスピーディな2.0への移行が期待されます。 注目度の高いプロジェクトによるPolygonの採用 多くのDeFiやDAppsがすでにPolygon上で稼働しており、その数はすでに数万を超えています。$MATICの価値が順調に上昇するためには、今後も多くのプロジェクトがPolygonに対応することが必要です。 特に、知名度の高い企業とのタイアップや、メジャーなコンテンツの取り込みなど、注目度の高いプロジェクトとの連携は、Polygonへの支持を集めるよい方法です。過去にもディズニーとの提携が発表され、話題を呼んでいます。 最近のPolygonにはこういったニュースが少なく、競合のL2チェーンの動きに埋もれ気味な印象がありますが、今後大きなプロジェクトとのタイアップが公表されれば、$MATICの価値によい影響を与える可能性があります。 ディズニーのデジタルコレクティブル | Polygonが開発中 Polygon($MATIC)の取引でおすすめの仮想通貨取引所3選 $MATICは、海外の仮想通貨取引所の多くでトレードできます。また、国内にも売買できる取引所が12件あり、取引しやすいトークンです。 ここでは、$MATICのトレードにおすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。 $MATICの購入でおすすめの仮想通貨取引所 Bitget OKCoin Japan Coincheck Bitget Bitgetのスペック 名称 Bitget 運営会社 Bitget Global Inc. 提供サービス 現物取引、先物取引、コピートレード、ステーキング 公式サイト https://www.bitget.com/ 取り扱い通貨数 800種以上 海外の仮想通貨取引所の中では、Bitgetが$MATICのトレードにおすすめです。 1日の取引量が2,500億円以上の規模を持つ大手取引所で、国内の取引所と比較して大きな流動性が維持されています。 また、扱っている仮想通貨の種類は800種以上(2024年7月時点)で、マイナーなアルトコインにも強い取引所です。 現物取引だけでなくハイレバレッジの先物取引も可能で、$MATICの場合は50倍までのレバレッジが利用できます。 PCからウェブサイト経由で利用できるウォレットとスマホアプリがあり、どちらも丁寧に日本語対応されています。海外の取引所ならではの高度な機能を違和感なく使えますよ。 Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 Bitgetの公式サイトはこちら OKCoin Japan OKCoin Japanのスペック 名称 OKCoin Japan 運営会社 オーケーコイン・ジャパン株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、ステーキング 公式サイト https://www.okcoin.jp/ 取り扱い通貨数 40種 OKCoin Japanは海外の大手取引所OKCoinの日本法人で、取り扱い通貨の種類を増やすことに積極的です。 2024年7月時点で取引できる通貨は40種あります。$MATICのトレードも可能で、販売所取引だけでなく板取引での売買も利用できます。 顧客の資産は100%コールドウォレットで管理しており、ハッキングによる資産の不正流出を防いでいるので、セキュリティ面でも安心です。 取引数量に応じて取引手数料が安くなるボリュームディスカウント方式をとっているので、使い込むほどお得に使える取引所ですよ。 OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! OKCoin Japanの公式サイトはこちら Coincheck Coincheckのスペック 名称 Coincheck 運営会社 コインチェック株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、NFTマーケットプレイス 公式サイト https://coincheck.com/ 取り扱い通貨数 31種 Coincheckは国内の仮想通貨取引所の中では比較的古くから開業しており、実績のある取引所です。仮想通貨のトレードだけでなくIEO(Initial Exchange Offering)やNFTマーケットプレイスなども手掛けています。 $MATICの取り扱いは2023年8月から開始しています。Coincheckでは$MATICをPolygonチェーンで入出金できるため、Polygonチェーン上で利用する$MATICを入手するには便利な取引所です。 また、NFTマーケットプレイスではPolygonのNFTを売買しており、CoincheckがPolygon($MATIC)に力を入れていることがよくわかります。 【Coincheck(コインチェック)の登録方法・使い方】入出金・仮想通貨売買まで徹底解説 Coincheckの公式サイトはこちら Polygon($MATIC)のまとめ Polygon($MATIC)のまとめ Polygonは高速・低コストの実績あるL2チェーン 数多くのDAppsやDeFiサービスがPolygon上で稼働中 $MATICはPolygonのPoSやガバナンスに不可欠なネイティブトークン 仮想通貨全体の活性化や高注目プロジェクトとの提携で伸びる可能性あり $MATICのトレードならBitget・OKCoin Japan・Coincheckがおすすめ この記事では、イーサリアムのL2チェーンの中でもメジャーなPolygonとそのネイティブトークンの$MATICについて、特徴と将来性を解説しました。 Polygonは、ローンチ以来比較的順調に利用が進みL2チェーンに注目が集まったことも幸いして、数多くのDAppsやDeFiサービスによって採用されています。 2023年以降は競合するチェーンも多く出てくる中、若干の停滞感がありますが、Polygon 2.0という新しいコンセプトを掲げて開発を続け、次の飛躍へ向けて準備している状態です。 今後、仮想通貨市場全体の活性化や、著名なプロジェクトとの提携などのニュースが入れば、一気に伸びる可能性もあるので、その動きをしっかり注視しておきましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/05/21イーサリアムのSepolia/Holeskyテストネットfaucet完全ガイド|概要や請求方法を解説
イーサリアムには、アップグレードやDAppsの開発用に使用するテストネットがあります。 2024年5月現在稼働しているテストネットはSepoliaとHoleskyの2種です。 それぞれのテストネットで使用するETHトークン(Sepolia ETH/Holesky ETH)が発行されており、トークンを無償で供給(faucet)するサイトから配布を受けることができます。 イーサリアムにはどんなテストネットがあるの? イーサリアムのテストネット用トークンは簡単に入手できる? Sepolia/Holesky ETHのfaucetのやり方を知りたい こんな疑問や要望をお持ちの人に向けて、この記事ではイーサリアムのテストネットの概要と、faucetの具体的なやり方を解説しています。 イーサリアムのテストネットに興味がある人は、早速Sepolia/Holeskyネットにアクセスして、トークンをfaucetしてみましょう。 イーサリアムテストネットSepolia/Holeskyのfaucetとは? イーサリアムにはメインネット以外に2つのテストネットが稼働しており、メインネットのアップグレードのテストやDAppsの開発に利用されています。 ここではSepolia/Holeskyの2つのテストネットと、そこで使用するトークンのfaucetについて概説します。 イーサリアムテストネットSepolia/Holeskyのfaucetとは? Sepolia/Holeskyはイーサリアムの2大テストネット faucetでテストネット用のETHが無料で獲得できる テストネットへの参加でエアドロップされるプロジェクトもある Sepolia/Holeskyはイーサリアムの2大テストネット GoerliテストネットのGitHubより引用 イーサリアムのテストネットはイーサリアム財団によって運営されています。歴史的に複数のテストネットが並列に動いており、2024年5月の時点ではSepoliaとHoleskyの2つのネットワークが稼働中です。 イーサリアムメインネットのアップグレードのテストはもちろん、イーサリアム上での展開を狙う多くのプロジェクトがSepolia/Holeskyを利用しています。 Sepoliaは2021年から運用されているテストネットで、DAppsやスマートコントラクトのテストで使用されています。バリデーターとしてSepoliaネットに参加することが難しいため、ステーキングのテストなどはできません。 Holeskyはバリデーターとしての参加ができるので、Sepoliaよりも広範な使い方が可能です。 以前はGoerliというテストネットが稼働していましたが、2024年3月のDencunアップグレードの完了とともにサポート終了になり、その後をHoleskyが引き継いでいます。 faucetでテストネット用のETHが無料で獲得できる Sepolia ETH/Holesky ETHの主なfaucetサイト サイト名 URL faucet量 QuickNode https://faucet.quicknode.com/drip Sepolia:0.05 Sepolia ETH Holesky :0.05 Holesky ETH Tatum https://tatum.io/faucets Sepolia:0.002 Sepolia ETH Holesky :0.002 Holesky ETH faucetできるのは24時間に1回 Beware Labs https://bwarelabs.com/faucets Sepolia:0.025 Sepolia ETH Holesky :0.025 Holesky ETH faucetできるのは24時間に1回 テストネットで使用されるトークンはETHですが、使用はテストネット内に限定されています。SepoliaネットのETHはSepolia ETH、HoleskyネットのETHはHolesky ETHと呼ばれます。 テストネットを利用してガス代を支払うためには、Sepolia/Holesky ETHトークンを入手しておくことが必須です。 Sepolia ETHやHolesky ETHは、特定のサイトから無償で受け取ることができます。これをfaucet(蛇口)と呼びます。 テスト用のトークンをfaucetしてくれるサイトは複数あり、そこにアクセスして自分のウォレットにSepolia ETHやHolesky ETHを送ってもらえば、テスト環境で使えるトークンが入手できます。 1回あたりのfaucet量は少量で、24時間に1回のみfaucet可能などの制限を設けているサイトが多いのですが、いずれのサイトでも無償でトークンが配布されます。 テストネットへの参加でエアドロップされるプロジェクトもある Sepolia ETHやHolesky ETHはテスト環境のみで使えるものです。基本的には金銭的な価値はないので、Sepolia ETHやHolesky ETHを毎日faucetして換金する、という戦略は成り立ちません。 しかしプロジェクトによっては、テストネット上でDEXやDAppsを使用してくれたユーザーに対してエアドロップを行う場合もあります。 テストネットでの操作にはコストがかからないため、リスクゼロでエアドロップが受けられる方法として注目されています。 Sepolia ETHやHolesky ETHは、イーサリアムをターゲットにしたプロジェクトのテスト版を試してみる際に必須になるので、事前にfaucetして準備しておくことは重要です。 ただし、テストネット上での試用に対してエアドロップがあることを事前に明言するプロジェクトはほとんど無い上に、エアドロップが無いままテストが終わってしまう場合も多いので、確実性がいまひとつであることは否めません。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetの方法 ここからは、Sepolia ETH/Holesky ETHトークンのfaucetのやり方を解説します。 自己のウォレットに対してfaucetサイトからトークンを送金するだけなので、手順はシンプルですよ。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetの方法 ウォレットをSepolia/Holeskyテストネットに接続する 手動でのネットワーク追加によるテストネット接続 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucet手順(QuickNodeの場合) ウォレットをSepolia/Holeskyテストネットに接続する 最初に、faucetしたトークンを管理するウォレットを、SepoliaあるいはHoleskyのテストネットに接続します。こちらでは、最もメジャーなMetaMaskを例にしてテストネットの接続方法を解説します。 ブラウザの拡張機能からMetaMaskを起動してログインし、MetaMaskの画面の左上にある「ネットワークを選択」のメニューを開きましょう。MetaMaskと接続可能なネットワークが一覧されます。 「テストネットワークを表示」がOFFになっている場合は、ONに変えれば接続可能なテストネットが表示されます。 2024年5月の時点でSepolia ETHのテストネットはすでにリストにあるので、ここでSepoliaを選択すればSepolia ETHのネットワークへの接続は完了です。 手動でのネットワーク追加によるテストネット接続 Holesky ETHネットワークの設定情報 ネットワーク名 Ethereum Holesky 新しいRPC URL https://rpc.holesky.ethpandaops.io チェーンID 17000 通貨記号 ETH ブロックエクスプローラーのURL https://holesky.beaconcha.in 2024年5月の時点ではHolesky ETHは接続可能なネットのリストに入っていません。その場合は、ネットワークに関する設定情報を手動でウォレットに登録します。 接続するテストネットの設定情報を登録するには、「ネットワークを選択」の画面下部にある「ネットワークを追加」のボタンをクリックしましょう。「ネットワークの追加」のページがブラウザで開くので、下部の「ネットワークを手動で追加」を選びます。 接続するネットワークの設定情報を入力する画面が表示されるので、情報を入力して保存を選択すれば、以後はネットワーク選択のリストに表示されるようになります。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucet手順(QuickNodeの場合) Sepolia ETH/Holesky ETHのトークンのfaucetの手順を、QuickNodeからのfaucetを例に説明しましょう。QuickNodeは、さまざまなネットワークのトークンをもっとも簡単にfaucetできるサイトのひとつです。 まず、QuickNodeのfaucetのページを開きます。 「Select your chain …」で「Ethereum」、「Select your network …」でSepoliaあるいはHoleskyを選び、トークンの送金先のアドレスを入力して「Continue」をクリックしましょう。 QuickNodeのアカウント作成などでより多くfaucetできる勧誘などが表示されますが、興味が無ければ「No thanks …」を選択します。 しばらく待つとfaucetが完了するので、ウォレットでトークンの増減を確認しましょう。 faucetするにはメインネットに0.001ETH以上が必要! QuickNodeとTatumでは、Sepolia ETH/Holesky ETHをfaucetするためには、イーサリアムのメインネットに0.001ETH以上を保有している必要があります。利用者確認の一環で保有額のみチェックしており、faucetによりメインネットのETHが減ることはありません。 Sepolia/Holeskyテストネットとfaucetに関するよくある質問 ここまでSepolia/Holeskyテストネットの特徴と、トークンのfaucetの手順について解説しました。faucetがどんなものかしっかりイメージできましたよね。 最後に、Sepolia/Holeskyテストネットとトークンのfaucetに関してよく出る質問にまとめて答えていきましょう。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetの方法 faucetされたSepolia/Holesky ETHはトレードできる? faucetされたSepolia/Holesky ETHはメインネットで使える? Sepolia/Holeskyテストネットはいつまでサポートされる? faucetされたSepolia/Holesky ETHはトレードできる? faucetで得たSepolia/Holesky ETHトークンはそれぞれのテストネット内でのみ利用できます。 売買はできず、テスト環境以外で有効な他のトークンへの交換はできないため、Sepolia/Holesky ETHトークンをトレードして金銭的利益を得ることは基本的にはできません。 faucetされたSepolia/Holesky ETHはメインネットで使える? faucetで得たSepolia/Holesky ETHトークンをメインネットにブリッジする方法はありません。 そのため、イーサリアムのメインネットでSepolia/Holesky ETHトークンは使用できません。 Sepolia/Holeskyテストネットはいつまでサポートされる? HoleskyテストネットのGitHubより引用 テストネットはメインネットと異なり、永続するものではありません。使用される技術の変化やテストされる機能の変遷に伴い、スクラップ&ビルドが繰り返されるのが一般的です。 Sepolia/Holeskyの2つのテストネットも同様で、Sepoliaが2026年、Holeskyが2028年のサポート終了が想定されています。 ただし、テストネットの利用状況や後継ネットの準備の進捗などにより、サポート終了の時期が変わる可能性は十分にありますよ。 まとめ イーサリアムのSepolia/Holeskyテストネットfaucetのまとめ イーサリアムはSepolia/Holeskyの2つのテストネットが稼働中 faucetにより無償でSepolia/Holesky ETHトークンを入手できる テストネット上で開発中のプロジェクトを試用することが可能 この記事では、イーサリアムの2つのテストネット(Sepolia/Holesky)の概要と、faucetの具体的なやり方を解説しました。 faucetで入手できるSepolia/Holesky ETHトークンは基本的には価値がありません。しかし、テストネット上で開発中のプロジェクトを試してみるには必須です。 成長しそうなプロジェクトを探している人、推しているプロジェクトに早期から貢献したい人は、Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetを利用してテストネットに参加しましょう。
初心者向け
2024/04/25仮想通貨のエアドロップとは?最新注目プロジェクトも紹介【2024年4月版】
仮想通貨のエアドロップとは「指定のタスク達成や条件を満たした場合に無料でトークンを受け取れるイベント」です。 条件を満たすだけで、仮想通貨やNFTを受け取ることができるので、仮想通貨運用をするのであれば、エアドロップの情報収集は非常に重要です。 しかし、エアドロップに関する知識を正しく身に着けないと、逆にエアドロップに振り回されて損をしてしまう可能性もあります。 そこで、本記事ではエアドロップの特徴や、注目のエアドロップ最新情報をまとめました。ぜひ参考にしましょう。 【2024年4月時点】最新のエアドロップ情報まとめ 現在行われているエアドロップの中でも、比較的多くの仮想通貨ユーザーが取り組みやすいトレード系の情報をまとめました。(2024年4月時点) 以下で紹介するものは、何十万円もの仮想通貨を半年以上預けたりする必要もなく、普段仮想通貨取引所でトレードをする方であれば、プラットフォームを移すだけでエアドロップ獲得のチャンスが得られます。 最新の内容をチェックして、仮想通貨を手に入れましょう。 最新のエアドロップ情報まとめ Hyperliquid Logx Satori Finance IntentX Hyperliquid 実施元 Hyperliquid 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 2023年11月~2024年4月の利用量に置応じてポイント付与 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://hyperliquid.xyz/(こちらから登録でテイカー手数料が4%割引) Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、仮想通貨の無期限先物の板取引を行うDEXです。 オリジナルネットワークのHyperliquid L1で稼働しているので、注文や清算などの処理速度が高速で、快適に利用できます。 Hyperliquidは2023年11月から半年間にわたりエアドロップに繋がるポイントプログラムを開始しており、トレードや流動性提供をするとポイントが付与されます。 ポイントの売買ができるプレマーケットサイト「Whales」では、Hyperliquidのポイントが一時7ドル以上で取引された経緯もあり期待値の高さがわかります。 ネイティブトークンのローンチ後にはステーキングも予定していて、エアドロップによるトークンの活用法にも注目です。 【Hyperliquidの特徴・使い方】ポイント獲得でエアドロップの可能性!? Logx 実施元 LogX 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 毎週金曜日に2,000,000トークンプールから付与 配布トークン LOGX 公式サイト https://www.logx.trade/ (こちらから登録で取引手数料が5%還元) Log X(ログエックス)は、シームレスで効率的なレバレッジ取引を提供するDEXで、すでに総取引高は50億ドルを超え、11万人以上のユーザーが利用しています。 USDTまたはUSDCを担保としてトレードでき、USDC・USDTの流動性提供の引き換えに、LLPトークンを獲得して報酬を得ることも可能です。 エアドロップに関して、毎週金曜日に2,000,000トークンプールから$LOGXが付与されます。獲得した$LOGXはトークンのローンチタイミングで請求可能となり、このプログラムはトークン販売まで継続されます。 また、LogX (pro) を利用すると、Orderly Networkという別の注目プロジェクトのエアドロップも狙えるのもおすすめのポイントです。 LogXは、これまでSEQUOIAやCoinbace Venturesなどの有名VCから合計610万ドルの資金調達を実施しており、期待値の高さをが窺えます。 DEX「LogX」の使い方を解説|特徴やエアドロップについても紹介! Satori Finance 実施元 Satori Finance 獲得方法 DEXでのトレード、TVL入金額、取引完了額に応じてポイントを貯める 期間 シーズン1が2024年4月1日スタート 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://satori.finance/ Satori Finance(サトリ ファイナンス)は、L2チェーンに対応する無期限先物のDEXです。 取引処理をオフチェーンで行うPolygon zkEVMやzkSync Eraなどの5つのL2チェーンに接続して取引可能です。 オフチェーン集約とオンチェーン決済によって、両方の良いとこ取りをしてユーザーの選択肢を広げます。 独自のポイントプログラムは2023年3月からスタートしていて、取引や流動性提供によってポイントが貯まり、後のエアドロップに繋がると予想されています。 プロジェクトはシードラウンドで1,000万ドルの資金調達を実施しており、Polychain Capitalなどの有名VCが価値を見込んでいることもあり、エアドロップへの期待値も高いです。 DEX「Satori Finance」の使い方|無期限先物取引が可能 IntentX 実施元 Intent X 獲得方法 Base、Blastで取引する 配布トークン $xINTX 公式サイト https://intentx.io/(こちらから登録でエアドロポイントを獲得) IntentX(インテントエックス)は、最大60倍のレバレッジで250種類以上の通貨を取引できる無期限先物取引を提供するDEXです。 価格決定をAMMやオラクルに依存せず、CEXの流動性を取り込むことで低コストと流動性の高い取引を実現しています。これをインテントベースの取引と呼び、競合がなく快適に利用できるのがメリットです。 ガバナンストークンである$INTXをステーキングすると得られるのが$xINTXです。エアドロップでは、この$xINTXがポイントの獲得量に応じて配布されます。 ポイントはIntentXでの取引量に応じて配られるので、取引ボリュームを稼いでエアドロップ獲得の流れです。 シードラウンドと資金調達ラウンドで合計4,300,000ドルを実施していて、Magnus Capitalなどの有名VCなどから注目されていることもあり、エアドロップの期待値も高いですね。 DEX「IntentX」の特徴・使い方!xINTXを貯めてエアドロップを獲得しよう 仮想通貨のエアドロップとは?特徴を解説 仮想通貨のエアドロップには以下のような特徴、注意点があります。 ただ単に「無料で仮想通貨がもらえる」とだけ考えてしまうと思わぬ後悔をしかねません。 正しい知識を身に着けて、上手に運用できるようにしておきましょう。 エアドロップの特徴 条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえる 多額の仮想通貨の獲得も狙える 必ずしも得をするとは限らない 詐欺の可能性もある 条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえる エアドロップを一言で表すなら「条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえるキャンペーン・イベント」です。 そのため、仮想通貨の発行元、開発者は知名度を上げて多くの人に知ってもらうために、エアドロップを行います。また、仮想通貨/ブロックチェーンの特徴としてアドレス上の過去のアクティビティや保有するトークンやNFTは可視化されているため、エアドロップを実施するプロジェクト側が望む顧客を囲うことも出来ます。 利用者としてはエアドロップによって無料で仮想通貨がもらえればお得ですし、発行元・開発者としてはユーザー数の増加により、市場の流動性が増えたり宣伝になったりするというメリットがあります。 条件を満たせば無料で仮想通貨やNFTがもらえますが、条件を満たすために仮想通貨を新たに保有する必要はあるので、ある程度の資金は必要となるケースが多いです。 多額の仮想通貨の獲得も狙える プロジェクトによってはエアドロップの実施を先に明言し、トークンの設計としてエアドロップの割合を多くしておくことで、プロダクト公開初期時から多くのユーザーを惹きつける戦略が採用されています。 そのため、エアドロップを実施するプロジェクトが市場で評価され、トークンの値段があがれば多く割り当てられていたエアドロップの価値もその分上昇します。 例えば、DEX「Aevo」では、トレードを行ったユーザーなどに対して総供給量の3%にあたる3,000万枚の$AEVOトークンのエアドロップを配布するエコノミクス設計となっており、すでに実施された初期のエアドロップでは、数十万円〜数千万円のエアドロップを獲得したユーザーがいます。 注意点 エアドロップで得た仮想通貨でも確実に価値が高くなるとは限りません。すぐに売られてしまい逆に価値が下がってしまうこともあることは留意しておきましょう。 必ずしも得をするとは限らない エアドロップに参加するには、提示されている条件を満たす必要があります。条件としては特定のNFTの保有やプロダクトの利用歴、ポイントプログラムのポイント数など様々です。 エアドロップを狙ってNFTや仮想通貨を購入しても、エアドロップの対象外となってしまったり、エアドロップは獲得したものの用意したNFTや仮想通貨が暴落するケース、手数料を支払ってポイントを集めたにも関わらずエアドロップの価値が手数料を下回る事例なども発生します。 将来性や価値も確認する エアドロップで得られた仮想通貨自体の価値が少なく、実質的にほとんど利益が得られないケースがあります。エアドロップのためだけに特定のNFTや仮想通貨を大量に購入する方法などはなるべく避け、購入する仮想通貨自体の将来性、エアドロップによって得られる仮想通貨の価値なども考えるようにしましょう。 詐欺の可能性もある エアドロップの名を冠して、詐欺行為が行われることがあるので注意しましょう。 エアドロップは「無料で仮想通貨をもらえる」という響きから、仮想通貨運用の初心者が興味を引きやすく、ここに付け込んでざまざまな手を使って詐欺行為が行われやすいです。 エアドロップを関した詐欺で起こり得ること 「エアドロップで仮想通貨を送るため」といってシードフレーズを聞き出そうとしてくる エアドロップの条件が「指定の口座に振り込みをする」という内容で現金を振込させる 偽サイトへ誘導されウイルス感染し情報が抜き取られる 少しでも不安に感じた場合は、利用は避けるようにしましょう。 特にエアドロップをアナウンスする公式アカウントが乗っ取られた場合に、偽サイトへの誘導を避けるのは非常に難しいです。 そのため、普段からSNSで情報収集して、危機回避をできるようにしておくことが大事です。 過去の注目エアドロップまとめ これまで配布された大型エアドロップをいくつか紹介します。 各プロジェクトによって参加条件は異なりますが、数万円が数百万円に化けるという期待値の高さは同じです。 今後、大型エアドロップの波に乗れるように目を通してみてください。 過去の注目エアドロップ Ribbon finance dydx Optimism Jito Flare Network Starknet Ribbon finance 実施元 Ribbon finance 対象者 Ribbon製品の既存ユーザー、イーサリアム上の既存のオプションプロトコル:Hegic、Opin、Charm、Primitiveのユーザーなど 配布トークン RBN 配布量 30,000,000RBN RibbonFinanceはリブランドしていて現在の名称は「Aevo」です。 AevoはDEX上のデリバティブ取引所であり、OPStackを利用した独自のブロックチェーンです。 2021年に高額のエアドロップを配布したことで話題になりました。 たとえば、Ribbonのオプションプロトコルのユーザーでは各アドレス5772RBN配布され、エアドロップ時のRBN価格は4ドル程度であると考えると、日本円で300万円を超える配布量です。また、リブランドされたAevoでも、ユーザーに対して多額のエアドロップが実施されました。 dydx 実施元 dydxFoundation 対象者 dYdXプロトコルの過去の全てのユーザー スナップショット 2021年7月26日 配布トークン dydx 配布量 総供給の7.5%(7,500,000dydx) dYdXは、DeFiトークンのデリバティブ商品を扱う分散型取引所です。 イーサリアム上のスマートコントラクトですべての取引が実行されています。 dYdXは2021年に高額のエアドロップを配布していて、数ドルデポジットしていたユーザーに対して310DYDX(341,000円)、1ドル以上トレード実績があるユーザーは1,163DYDX(1,279,300円)が配布されました。 当時のDYDX価格1,100円程度で計算していますがかなりの金額です。 1億円以上取引していたユーザには9529DYDXだったので10,000,000円を超えます。それほど高額のエアドロップでした。 Optimism 実施元 Optimism 対象者 「Optimism Collective」のDAO投票に参加 スナップショット 2023年1月20日から7月20日 配布トークン OP 配布量 19,411,313 OP Optimismは、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンであり、手数料低減や処理速度向上を目的として人気のプロジェクトです。 これまでOptimismは何度もエアドロップを配布していて、2023年9月には3回目のエアドロップが開始されました。 最小180OPを100日以上委任していれば配布対象であり、アドレスごとに600OP程度が配られています。 当時のOPは200円程度だったので120,000円相当になります。 Jito 実施元 Jito Labs 対象者 長期的なJitoSOLホルダー、JitoSOLと関わっているユーザー、Jito-Solana MEVクライアントを運用しているSolanaバリデータなど スナップショット 2023年1月1日~11月25日 配布トークン JTO 配布量 1,000,000,000JTO SolanaのリキッドステーキングプロダクトであるJitoは、2023年11月、ガバナンストークンJTOの発表と同時にエアドロップも発表しました。 10億JTOの内訳は、JitoSOLユーザーは8,000万JTO、JitoSolanaのバリデーターは1,500万JTO、JitoMEVサーチャーズは500万JTOが割り当てられました。 たとえば、JitoSOLホルダーの対象者のうち4,930人は4,941JTOを受け取っています。JTOが450円だとして220万円を超えます。 数万円程度の取引で数百万円に上るエアドロップがもらえる高配当です。 Starknet 実施元 Starknet 参加条件 「The Crown of Stark」の保有者 配布トークン STRK 配布量 40,000STRK レイヤー2ソリューションの1つである「Starknet」は、STRKトークンのエアドロップを2024年3月に実施しました。 Starknet Questで発行したThe Crown of Starkの保有者へ合計40,000STRKトークンを配布し、96,522のウォレットが受け取っています。 1STRKが330円程度だったので、配布数によってはそこそこのエアドロップを獲得できたイベントです。 仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問 続いて、仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問に答えていきます。 最後まで確認していただき、疑問を解消したうえでエアドロップに参加しましょう。 仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問 ギブアウェイ(Giveaway)とは何が違う? エアドロップを受け取ると税金は発生する? 日本の取引所でエアドロップはある? ギブアウェイ(Giveaway)とは何が違う? 基本的にギブアウェイもエアドロップも同じと考えて問題ありませんが、以下のような使い分けがされています。 エアドロップとギブアウェイの違い エアドロップ...一定のタイミングで指定の仮想通貨を保有することで報酬を得られる ギブアウェイ...イベントやキャンペーンに参加することで報酬を得られる どちらにしても、無料で仮想通貨やNFTといったトークンが報酬として得られる点に違いはありません。 エアドロップもギブアウェイも上手に活用して、お得に仮想通貨の運用をしましょう。 エアドロップを受け取ると税金は発生する? エアドロップを受け取った時点で、通貨が上場しており価格が付いているか否かで判断基準が変化するとされています。 例えば、すでに上場している仮想通貨Aをエアドロップで100万円分獲得したとすると、それは所得して計上されます。対して、どの取引所にも見上場でトークンの価格が付く前にエアドロップを受け取った場合、それらは他の通貨に変換、または日本円等に利確した瞬間に利益として認定されます。 エアドロップについて明確な言及はなされていないため、気になる方は税務署や税理士などの専門家に相談しましょう。 まとめ 仮想通貨のエアドロップを活用すれば、無料で仮想通貨を受け取れて場合によっては一攫千金を狙うことができます。 ただし、仮想通貨のエアドロップ情報は常に収集していないと、条件を満たすことができず乗り遅れてしまうことも少なくありません。 また、エアドロップを冠した詐欺がある点にも注意しなければいけません。 常にSNSなどで情報収集をして、スマートにエアドロップを活用しましょう。
DeFi
2024/04/23DEX「LogX」の使い方を解説|特徴やエアドロップについても紹介!
LogX(ログエックス)は、無期限先物取引(Perpetual)を提供する分散型取引所(DEX)です。 2023年に稼働を始めた新しいプロジェクトですが、複数のチェーンを対象にしたレスポンスのよいスムーズな取引で注目されています。 また、アクティブなユーザーへのエアドロップを継続している点でも、話題を集めています。 LogXってどんなプロジェクト? LogXは簡単に使えるの? LogXのエアドロップについて知りたい このような疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではLogXの概要と使い方を解説しています。エアドロップの内容についても説明しました。 最後まで読めば、LogXの面白さがしっかり理解できますよ。 LogXの公式サイトへ LogXとは? 概要を解説 LogXの特徴 LogX は無期限先物取引(Perpetual)を扱う分散型取引所(DEX) AMM方式のLogX OGと板取引のLogX Proの2種が利用可能 個人情報の登録が不要で、ウォレットを接続するだけで使える LogX OGは8つのチェーン、LogX Proは2つのチェーンに対応 アクティブなユーザーに対してLOGXトークンをエアドロップ中 LogX(ログエックス)は2種の無期限先物取引(Perpetual)を提供しています。自動マーケットメーカー(AMM)方式のLogX OGと、板取引のLogX Proです。 マルチチェーンで使用できるDEXで、LogX OGは8種、LogX Proは2種が選べます。 種類 対応チェーン LogX OG Telos、Fuse、Manta、Krome、Mantle、Mode、Linea、Blast LogX Pro Arbitrum、Optimism 個人情報の登録は不要で、ウォレットを接続するだけで使い始めることが可能です。 MetaMask、Rabby Wallet、Coinbase Walletなどメジャーなウォレットが利用可能で、本人確認などの手順も不要なため、すぐに取引を始められるのが特徴です。 アクティブなユーザー向けに手厚いエアドロップを行っているのも、注目を集めている重要なポイントです。 2024年4月現在、トレードや流動性を提供したユーザーに対して毎週200万枚のLOGXトークンを配布し続けています。 LogXのエアドロップを解説 LogX(ログエックス)は、ユーザーの利用状況に応じてLOGXトークンを配布するプログラムを実施しています。 ここからは、LogXによるエアドロップの詳細を説明します。 LogXのエアドロップを解説 LogXユーザーに毎週200万LOGXを配布中 LogXでの取引や流動性の提供などでLOGXトークンを獲得できる 有名VCから資金調達していて期待値が高い Orderly Networkのポイントも獲得できる LogXユーザーに毎週200万LOGXを配布中 LogXのエアドロップは、LogXの利用者に対して毎週金曜日にLOGXトークンを配布するプログラムです。 エアドロップの量は毎週200万LOGXです。LOGXの総発行枚数が10億枚なので、毎週0.2%をエアドロップしている計算になります。 プログラムの終了時期は明らかにされていませんが、TGE(Token Generation Event)による資金調達のタイミングまで続くと公表されています。 以前はLogXの利用によってポイントを配布していましたが、2024年3月5日にプログラムが更新され、LOGXトークンが配布される方式に変わりました。 プログラムの更新以前に配布されたポイントはLOGXトークンに交換されるため、すでに獲得したポイントの価値がなくなることはありません。 LogXでの取引や流動性の提供などでLOGXトークンを獲得できる LOGXトークンの配布を受ける主な方法 LogX OGでのトレード(毎週50万LOGXを配布) LogX OGに対して流動性を提供(毎週30万LOGXを配布) LogX Proでトレード(毎週50万LOGXを配布) LOGXトークンの配布を受ける方法は複数用意されています。 LogX OGあるいはLogX Proでのトレードは、最も多くLOGXトークンの配布を受ける方法です。毎回の配布総量はLogX OG・LogX Proとも50万LOGXで、全取引量中の自己の取引量の比率によって配布量が決まります。 トレードだけでなく、LogX OGに対する流動性提供でもLOGXトークンを獲得可能です。 有名VCから資金調達していて期待値が高い LOGXトークンはまだTGE前なので、どの程度の価値が出るかはわかっていませんが、期待が高いことが予想されます。 LogXは、既にシードラウンドの資金調達に成功しています。調達額は610万米ドルで、シードラウンドにしては大きな額です。 投資した企業にはSEQUOIA、Pantera Capital、Coinbase Venturesなど、仮想通貨の領域でメジャーなVCが名を連ねており、注目されているプロジェクトであることがわかります。 [caption id="attachment_111747" align="aligncenter" width="1043"] ChainBrokerより[/caption] また、暗号資産領域のプロジェクトの情報提供サイトであるCHAIN BROKERによれば、2024年4月の時点で1カ月間のアクティブなウォレットの増加率が700%近くにのぼっており、個人のトレーダーからも期待を集めている様子がうかがえます。 Orderly Networkのポイントも獲得できる LogX(Pro)では、パーミッションレスな分散型交換プロトコル、モジュール式エコシステムを提供するOrderly Networkの仕組みを採用しています。 LogXを利用することでOrderlyが現在実施中のエアドロップイベント「The Road to The Order」にて、トークン配布の基準となるMeritsポイントが獲得できます。 The Journey Begins: “The Road to The Order" A gamified campaign where traders earn "Merits" and compete for a share of our token. A significant portion of the token airdrop will be distributed to the participants in “The Road to The Order” based on their standing. (1/7) Read… pic.twitter.com/j38pFOEu73 — Orderly Network (🟣,🟣) (@OrderlyNetwork) March 25, 2024 OrderlyはSequoia China、Pantera Capitalなど著名VCにも支援される有力プロジェクト。LogXを利用すると、LogXに加えてOrderlyのエアドロップ獲得も狙うことができます。 LogXの始め方・使い方を解説 次はLogX(ログエックス)の使い方の基本的な部分を解説します。 登録手順は不要で、ウォレットをLogXに接続して使用するネットワークを選択すれば使い始められるので、個人情報の入力や本人確認手続きはありませんよ。 LogXの始め方・使い方を解説 LogXの始め方 LogXでのトレード画面の使い方 エアドロップの確認方法 LogXの始め方 LogXを始めるには、LogXのサイトを開いて「Launch Orderbook」「Launch LogX」のどちらかを選びましょう。「Launch Orderbook」はLogX Pro、「Launch LogX」はLogX OGを呼び出します。(こちらから登録すると、取引手数料が5%還元されます) 取引画面が開くので、右上の「Connect Wallet」をクリックします。 ウォレット選択のダイアログが開くので、使用するウォレットを選択するとウォレット側での接続確認が始まります。 接続確認の後、使用するネットワークを選択すれば取引を開始できますよ。 LogXでのトレード画面の使い方 LogXのトレード画面は、機能が絞り込まれてシンプルで使いやすいのが特徴です。 LogX OGとLogX Proの2つのトレード機能がありますが、取引板の部分を除けばほぼ同じ画面構成になっており、取引の標準的な流れに沿った必要十分な機能が画面に集約されています。 チャート表示にはTradingViewを使っています。多くのユーザーにとって見慣れたUIなので、違和感なく使いこなせるはずです。 エアドロップの確認方法 自分がエアドロップで獲得したLOGXトークンの量も、LogXのサイトで確認できます。 トレード画面上部の「$LOGX AirDrop」を選びましょう。これまでのエアドロップの獲得状況を見ることができますよ。 LogXのまとめ LogXのまとめ LogX は無期限先物取引を扱うマルチチェーン対応のDEX 個人情報の登録不要で、ウォレット接続だけで始められる アクティブユーザーに毎週200万LOGXをエアドロップ中 この記事では、最近利用者が増えている分散型仮想通貨取引所(DEX)のLogX(ログエックス)について、概要と使い方・始め方について説明しました。注目を集めているLogXのエアドロップについても解説しています。 LogXは個人情報の登録や本人認証が不要で、ウォレットを接続するだけで取引ができます。複数のネットワークに対応しており、シームレスで低コストの無期限先物取引が可能です。 毎週200万LOGXを配布する大規模なエアドロップを継続しており、多くのトレーダーがLOGXトークン狙いで、LogXを使い始めています。 この記事を読んでLogXに興味が出たら、まずはLogXのサイトを覗いてみましょう。 LogXの公式サイトへ
DeFi
2024/04/22DEX「IntentX」の特徴・使い方!xINTXを貯めてエアドロップを獲得しよう
IntentXは、Blast、Mantle、Baseチェーンに対応した分散型取引所(DEX)です。 取引によってポイントが貯まり、これによって将来のエアドロップが予定されていることから注目を集めています。 IntentXってどんなDEX? IntentXは簡単に使えるの? IntentXでエアドロップをもらうには? このような疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではIntentXの概要と使い方を解説しています。 IntentXで積極的にトレードをしてエアドロップを狙いましょう! IntentXでトレードを始める 無期限先物DEX「IntentX」とは? IntentXは分散型の仮想通貨取引所(DEX)です。 250以上の通貨の無期限先物取引ができるマルチチェーン対応のDEXで、2024年4月現在はBaseとBlast、Mantleの3つのチェーンに対応しています。 インテントベースの価格決定で高い流動性と低コストの取引 IntentXの重要な特徴のひとつは、価格決定がインテント方式によることです。 多くのDEXの価格決定方式は、オーダーブックかAMM(自動マーケットメイカー)によるものです。 これに対してIntentXは、トレーダーの取引意図(インテント)に対してソルバーが取引を仲介します。ソルバーは中央集権型取引所(CEX)の流動性を取り込みながら、最適なオファーをトレーダーに提供します。 この方式によりIntentXは、CEXレベルの流動性と狭スプレッド・低手数料をDEXで実現できています。 シードラウンドとその後の資金調達で4.3M米ドルを獲得 IntentXは、2023年の11月にシードラウンドの資金調達を成功させています。 調達規模は2.5M米ドルで、多くのDeFiプロジェクトへの投資実績があるMagnus Capitalを中心とした7社が参加しています。 2024年2月には1.8M米ドルの戦略的資金調達ラウンドも完了しており、トータルで4.3M米ドルの資金がIntentXに流入しています。 連続した資金調達成功のニュースを見ると、IntentXに対するインベスターの注目度の高さがわかりますね。 IntentXの利用で$xINTXのエアドロップ獲得のポイントがもらえる IntentXでは、ユーザーへのインセンティブとしてxINTXトークンのエアドロップが受けられるプログラムを行っています。 $xINTXは、IntentXのガバナンストークンである$INTXをステーキングして得られるトークンです。IntentXの収益の85%はxINTXトークンの保有者に分配されます。 $xINTX のエアドロップは、IntentXのフルローンチ時に行われます。オープンベータフェーズの現在(2024年4月)は、取引をしたユーザーに対して取引量に応じたポイントを配布しており、このポイントで後日のエアドロップの量が決まります。 エアドロップに対する期待は高まっており、OCT取引のメジャーサイトであるWhales Marketでは、2024年4月17日の時点で1ポイント=約3.6米ドルの値が付いています。 IntentXでトレードを始める 【IntentXの使い方】エアドロップが期待できるポイントの貯め方 今回はMantleチェーンでのやり方を解説していきます。 BASE、Blastにも対応しているので、好みのチェーンを選択して進めてくださいね。 MantleチェーンにネイティブトークンMNTとUSDeを用意する MantleチェーンでIntentXを使うにはMNTが必要です。 取引所でMNTを購入して自分のウォレットに送金するか、EthereumチェーンからMantle Bridgeを使ってブリッジしておきましょう。 また、MantleチェーンのIntentXでは入金(Deposit)できるのがUSDeのみになるため、こちらもEthereum上で用意した上でStargate Bridgeなどでブリッジしておいてくださいね。 アカウントを作成する まずはIntentXのアカウントを作るところから始めましょう。 IntentXのページにアクセスし、右上のウォレットコネクトをクリックし、接続するウォレットを開きます。 初めてウォレットに接続した際には、アカウントを新たに作成する必要があるため「Create Account」に進みます。 ユーザーネームを指定して、「Approve T&C」で利用規約に同意することになります。 アカウント作成には少額のネイティブトークンが必要です。ウォレットでトランザクションの承認が求められるため、ウォレット画面から操作しましょう。 アカウントの作成が完了すると、画面上部が先ほど決定したアカウント名になります。 入金(Deposit)する 右下の「Deposit now」のボタンから、入金の手続きに進みます。 Mantleチェーンの場合はUSDeが必要になるのであらかじめ準備しておきましょう。 入金した金額のロック期間 注意書きにあるように、Depositした資産を出金(withdraw)する際には12時間のロックがかかります。 取引する IntentXの取引画面は上記のような構成になっています。 IntentXではBTC/USDTをはじめ、ETHやSOLなど様々なペアの取引をすることができるため、まずは取引したいペアを選んで表示させましょう。 取引は画面左側の「注文画面」から行います。Long(買い)/Short(売り)、Limit(指値)/Market(成行)を選んで取引します。 実際にLong /Market(成行買い)で注文をしてみました。 黄色の枠に注文情報が表示されていますね。黄色枠からTP/SL(利確ポイント/損切りポイント)の設定やポジションのクローズができます。 TP/SLの設定にはApproveが必要 TP/SLを設定するには、初回のみApproveが必要な設計となっています。そのため、若干のガス代の支払いが必要です。 ポジションクローズ時の画面がこちらです。 全てのポジションを閉じることもできますし、部分利確のような形で一部のみをクローズすることもできます。 どの程度のポジションをクローズするかを選択し、ウォレットからトランザクションを承認することでポジションのクローズが完了します。 注文が通るまでの時差に注意 ポジションのオープン/クローズともに、注文の発注にはトランザクションが必要になります。注文が通るまで5秒程度のラグが発生するので、特にボラティリティが激しい場面での取引には留意が必要です。 獲得したポイントを確認する トレード履歴はハンバーガーメニューの「AccountView」から確認できます。 この1回のトレードで獲得できたポイントは下記の通りです。 少額のトレードだったということもありますが、貯まるポイントの絶対値としては小さめですね。 とはいえ、ランキング上位も記事執筆の4月末時点では数万ポイント台なので、上位を目指せないこともなさそうですね。 上位を狙えそうかも?と思って方は、ぜひ早い段階から始めてコツコツポイントを貯めていきましょう! IntentXでトレードを始める IntentXまとめ エアドロップのポイントが貯まると話題の分散型デリバティブ取引所(PerpDEX)のIntentXについて、概要と使い方を説明しました。 Blast、Mantle、Baseと対応しているチェーンが限られていますが、その分、参入の手間があり、ポイント獲得数で上位になるチャンスがあるといえるかもしれません。 リーダーボードはポイントの総獲得数ランキングがつくので、始めるのが早ければ早いほどより多くのエアドロップを獲得ができるチャンスを獲得できることになります。 できるだけ早くトレードを初めて少しでも上位を目指し、少しでも多くのエアドロップを獲得しましょう!
DeFi
2024/04/21DEX「Satori Finance」の使い方|無期限先物取引が可能
Satori Finance(サトリ・ファイナンス)は、デリバティブの取り扱いに特化した分散型仮想通貨取引所(DEX)です。 取引によってポイントが貯まり、これによって独自トークンのエアドロップが期待されることから注目を集めています。 Satori FinanceってどんなDEX? Satori Financeは簡単に使えるの? Satori Financeでエアドロップをもらうには? このような疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではSatori Financeの概要と使い方を解説しています。 Satori Financeで積極的にトレードをしてエアドロップを狙いましょう! Satori Financeはこちら 無期限先物DEXプラットフォーム「Satori Finance」とは? Satori Financeはpolygon zkEVM、zkSync Era、LineaなどのL2チェーンに対応している無期限先物の分散型取引所(DEX)プラットフォームです。 オフチェーン処理とオンチェーン決済を組み合わせることにより、DEXのセキュリティ・透明性とCEXのUX・処理速度を両立させることを目指しています。 Satori Financeとは ・POLYCHAIN CAPITALなどから10Mドルを調達 ・エアドロップの可能性がある「ポイント」が貯まる POLYCHAIN CAPITALなどから10Mドルを調達 画像引用元:https://satori.finance/ Satori Financeはシードラウンドにて、10Mドル(1,000万ドル)を調達しています。 このラウンドでは、POLYCHAIN CAPITALをリードとして、Jump Crypto、Coinbase Ventures、Portal、その他エンジェル投資家などからの調達をしました。 有名VCが投資に踏み込んでいることからも、Satori Financeへの期待度が高いことがわかりますね。 エアドロップの可能性がある「ポイント」が貯まる Satori Financeでは、2023年3月から独自のポイントプログラムを開始しています。 このポイントを貯めることによって、将来的にSatori Financeの独自トークンのエアドロップ対象となることが期待されています。 現時点では公式にエアドロップ確定のアナウンスがあるわけではありませんが、それをほのめかすようなXのPostも。 Satorians look up! Is it a bird, or is it a plane? 👀 What could it be dropping into the world of L2s? 🪂 pic.twitter.com/zzBRMDGp0b — Satori (@SatoriFinance) January 24, 2024 公式ドキュメントによると、Deposit、取引数、取引高、取引時間、提供した流動性の量によってポイントが付与されます。 基本的には取引を重ねることによってポイントが貯まる仕組みです。先物取引をするときは、Satori Financeを使ってトレードの収益機会とエアドロップによる収益機会の両取りをしていきたいですね。 【Satori Financeの使い方】エアドロップが期待できるポイントの貯め方 Satori Financeの基本的な使い方について画像付きで解説していきます。 CEXのような使いやすさを目指していることもあり、普段先物取引をされるような方にとっては直感的に使いやすいUI/UXになっています。 普段は先物取引をしない方でも使いこなせるように解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 Satori Financeの使い方 1.チェーン選択|取引対象のチェーンを選択 2.Deposit|Satori Financeの口座に入金する 3.Trade|Satori Financeでトレードする 4.Leadrebord|ポイントを確認する 1. チェーン選択|取引対象のチェーンを選択 まずはSatori Financeのページから、取引をしたいチェーンを選択します。おすすめは最もユーザーが多いzkSyncです。 すでに資産を入れているチェーンがあれば、そのチェーンを選択するのが手っ取り早いですね。 チェーン選択をすると、早速取引画面に遷移します。もしチェーンを変更したい場合は、右上のチェーン選択から変更可能です。 右上のWallet Connectをクリックすると、ウォレット接続のボタンが立ち上がります。今回はZksync Eraで取引を進めていきます。 取引処理はオフチェーンに集約 Satori Financeへの入金(Deposit)はオンチェーンになりますが、取引の処理自体はオフチェーンで行われています。そのため、各チェーンによる流動性の違いはありません。 2. Deposit|Satori Financeの口座に入金する ウォレットを接続できたら、画面上部の「Portfolio」タブを開きます。画面中央に「Deposit(入金)」ボタンがあるので、こちらをクリックします。 DepositできるトークンはUSDCのみです。事前に各チェーンでUSDCを用意しておきましょう。 Deposit数量を入力し、Confirm、ウォレット側での承認と進めていきます。なお、初回の入金ではApproveのトランザクションも必要です。 入金が完了すると、画像で示したように残高が反映されます。 3. Trade|Satori Financeでトレードする ここまで完了したら、すでにCEXで先物取引をしたことがある方であれば、何の問題もなく取引ができるくらい直感的に操作ができるUIになっています。 メイン画面では、チャート、オーダーブック、注文画面、注文状況の4つが表示されています。 いくつかカスタマイズが可能となっているので、必要に応じていつもの環境に合わせるようにカスタマイズしてみてくださいね。 主な画面カスタマイズ チャート切り替え:Price/Depth/時間 チャート編集:画面左端の描画ツール オーダーブック/取引履歴の切替 オーダーブック/取引履歴:表示/非表示(右上のSatori Proボタン) 実際に注文を行うには、取引画面を操作します。 Satori Financeでは、Limit order(指値注文)、Market order(成行注文)での取引が可能です。 取引画面上部の「Limit(指値)」「Market(成行)」「Long(買い)」「Short(売り)」から、注文したい発注方式を選択します。 注文したい価格や数量を入力してPlace Orderをクリックした後、ウォレット側の捜査でトランザクションを承認すると注文が発注されます。 実際に注文のトランザクションを出してから、注文が出るまでは2~3秒かかるため、値動きが急なタイミングでの取引には注意が必要です。 実際にポジションを持った際の画面表示です。注文状況を表示する画面下部にポジション情報が表示されます。 ここからポジションの精算価格や維持率の確認、TP/SLの設定、ポジションをクローズする操作などが可能です。 右端には維持率が示されているので、レバレッジが高すぎないかの目安として参考にしましょう。 TP/SLの設定や一括でのポジションクローズなども画面下部のボタンから操作可能です。 4. Leadrebord|ポイントを確認する トレードで獲得したポイントは画面上部の「Leaderboard」から確認できます。今回のトレードで獲得したポイントは3,027ポイントでした。 今回のトレードはこちらの通りです。ポイントの計算方法は厳密には公開されていませんが、一つの目安として参考にしてみてくださいね。 ポイント反映までの時間 ポイントの反映には1日程度時間がかかります。トレード後すぐに更新されるわけではないので注意してくださいね。 Satori Financeはこちら まとめ 最近注目を集めている分散型仮想通貨取引所(DEX)のSatori Financeについて、概要と使い方を説明しました。 CEXとDEXの長所の両取りを目指しており、使いやすいながらも分散性を担保した構造となっています。 有名VCが投資しており、エアドロップの期待も高いプロジェクトです。 ポイントは総獲得数でランキングが付くので、始めるのが早ければ早いほど有利になります。 できるだけ早くトレードを初めて少しでも上位を目指し、少しでも多くのエアドロップを獲得しましょう!
プロジェクト
2024/04/06イオス($EOS)はどんな仮想通貨?特徴と将来性を完全解説!
イオスはDAppsのプラットフォームとして開発されたネットワークです。イオスネットワーク上で使われる仮想通貨も、同じ名前のイオス($EOS)です。 高負荷に弱いイーサリアムの課題を解決した高速・低コストのネットワークとして、立ち上がり当初は大いに注目を集めました。 しかし、その後大きな伸びはなく低迷し、現在ではソラナやカルダノといったイーサリアムキラーに大きく水をあけられた状態になっています。 それでも2022年になって運営主体が変わったことで、前向きな開発投資が行われるようになり、コミュニティのサポートもあって状況は変わりつつあります。 イオスってどんなプロジェクト? EOSは今後伸びる可能性はあるの? EOSが取引できる仮想通貨取引所は国内にあるの? そんな疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではイオスの特徴と将来性を解説しました。EOSを取引するのにおすすめの取引所も紹介しています。 最後まで読めば、イオスに関する必須な知識をしっかり獲得できますよ。 仮想通貨イオス($EOS)とは? 5つの特徴を解説 最初にイオスがどんなプロジェクトかを解説します。 イオスネットワークと仮想通貨イオス($EOS)の特徴を5つ紹介したので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 仮想通貨イオス($EOS)とは? 5つの特徴を解説 イオスネットワークはDAppsのプラットフォーム 2022年に運営主体がEOSネットワーク財団に交代 コンセンサスアルゴリズムがDPoSで高速・低コスト トランザクションの承認手数料が無料 21のブロックプロデューサーによるガバナンスで運営 イオスネットワークはDAppsのプラットフォーム イオス($EOS)のスペック 名称 イオス ティッカーシンボル EOS 運営者 EOSネットワーク財団(ENF) 発行日 2018年6月 時価総額ランキング 86位(2024年3月12日のCoinMarketCapの集計による) 時価総額 約1960億円(2024年3月12日のCoinMarketCapの集計による) コンセンサスアルゴリズム Delegated Proof of Stake(DPoS) 公式サイト https://eosnetwork.com/ 公式X https://twitter.com/EOSNetworkFDN 公式Discord https://discord.com/invite/eos-network 公式Telegram https://t.me/EOSNetworkFoundation イオスは2018年6月に稼働を開始したネットワークです。 イーサリアムが持つスケーラビリティ問題を解決し、高速で低コストのDAppsのプラットフォームを実現することを目的としたプロジェクトで、そこで使われる仮想通貨がイオス($EOS)です。 2018年の立ち上がり時はBlock.one社によって運営されており、技術的な評価は高く、イーサリアムキラーの最右翼として注目を集めていました。 Block.one社はEOSのICOによって40億ドル以上の資金調達に成功し、時価総額ランキングで5位に入るほどの勢いがありました。 スケーラビリティ問題とは? ネットワークが大規模になりトランザクションが混みあうと、処理の遅延やガス手数料の高騰が発生するリスクを指します。ビットコインやイーサリアムといった比較的古くからあるネットワークで課題となっています。 2022年に運営主体がEOSネットワーク財団に交代 イオスはローンチ直後の2018年には勢いがありましたが、それ以降は低迷していきます。 Block.one社はイオスネットワークの開発に十分な資金を投入せず、イオスへの世間の関心は徐々に薄れていき、EOSの価値も低迷を続けます。 この状況から脱却するために、イオスにかかわるコミュニティが立ち上げたEOSネットワーク財団(ENF)が、2022年からイオスの運営主体となりました。 現在ではイオスネットワークに対するBlock.one社の影響力は、基本的には排除されています。私企業からコミュニティ主導の非営利団体に運営主体が移った数少ない例として、今後の動向が注目されています。 コンセンサスアルゴリズムがDPoSで高速・低コスト イオスネットワークのコンセンサスアルゴリズムは、Delegated Proof of Stake(DPoS)です。 ブロックの生成はブロックプロデューサー(BP)によって行われます。BPの数は21ノードに限定されており、少数でブロックの生成を行うことで、高速で低コストのネットワークを実現しています。 BPはEOSの保有者による投票によって決まります。投票は126秒ごとに行われ、そのたびにブロックプロデューサーとそのリザーブであるスタンバイノードが選ばれます。 投票権の大きさはEOSの保有量によって決まるため、イオスネットワーク全体への影響力を分散してセキュリティを高めることに成功しています。 トランザクションの承認手数料が無料 イオスネットワークの重要な特徴が、トランザクションの承認手数料が無料な点があります。 ビットコインやイーサリアムなどの多くのネットワークでは、トランザクションの承認に手数料がかかります。この手数料はブロックの生成者への報酬の一部になっているため、ゼロにすることはできません。 これに対してEOSでは、ブロックを生成するBPへの報酬はすべてEOSの新規発行でカバーされます。トランザクションの手数料は報酬に含まれません。 その結果イオスのトランザクション承認には手数料がかかることが無いため、低コストで利用できるネットワークになっています。 21のブロックプロデューサーによるガバナンスで運営 ブロックプロデューサーの主な役割 ブロックの生成 イオスネットワークの管理・監視 イオスネットワークのセキュリティ維持 イオスネットワークの改修などの議論・決定 イオスのBPはトランザクションを承認し、新たなブロックを生成するだけの存在ではありません。イオスネットワークが正常に機能するよう、協力してガバナンスを発揮します。 BPは、ネットワークが正常に動作し他のノードと正しく同期がとれているかの確認や、ハッキングからの防御などのセキュリティ維持を継続的に行っています。 また、ネットワークの改修などイオスの方向性を左右する議論を行い決定を下すのもBPの役割です。 運営主体がBlock.one社からENFに変わる際も、BPの合意が大きな力となりました。 現在までのイオス($EOS)の価格動向 次はEOSのこれまでの価格動向を確認しておきましょう。 EOSの価格のピークはICO直後の2018年です。立ち上がり時に多くの注目を集めていたため、この時期には時価総額5位にランクされていました。 その後はBlock.one社の動きの悪さが影響したためか、価格が下がります。価値を上げる大きなニュースも少なく、下降線をたどっていきます。 仮想通貨全体に勢いが出ていた2021年に若干盛り返しましたが、それ以降も基本的には低迷のトレンドを抜けることができていません。最近の2年間は80~200円の範囲を上下しています。 最新のEOSのチャートは以下で確認してください。 イオス($EOS)の今後は? 将来性を左右する3つのポイント 2024年3月の時点でのEOSの価格は170~180円です。2024年に入ってから、仮想通貨全体の伸びに呼応して上昇傾向にあります。 イオスがこれまでの低迷を脱することができるかは確定的なことは言えませんが、将来性を左右する重要なポイントについて考察していきましょう。 イオス($EOS)の将来性を左右する3つのポイント 仮想通貨市場全体の活性化 EOSネットワーク財団による健全なリーダーシップ EOS EVMによるイーサリアムとのブリッジの成功 仮想通貨市場全体の活性化 EOSの値動きは、仮想通貨全体の価格の推移に影響されている部分は否定できません。 過去の動きを見ても、上昇している時期は仮想通貨市場全体が勢いのあった時期と一致しています。 2024年に入り、米国でのビットコインの現物ETF承認や半減期への期待から、仮想通貨市場全体は盛り上がりを見せ始めています。 今後仮想通貨全体がさらに伸びていけば、EOSの価格にも影響を与えるかもしれません。 EOSネットワーク財団による健全なリーダーシップ スタート時には脚光を浴びていたイオスが低迷した原因の一つは、当初開発・運営を担っていたBlock.one社がイオスに十分な投資をせず、開発やプロモーションが停滞していたことにあります。 この点については現在はBlock.oneの手を離れ、EOSネットワーク財団(ENF)が引き継いでいます。 ENFはイオスの運営や開発を支えるコミュニティから構成されており、企業による利益追求とは別の価値観での運営が可能です。ENFによるイオスネットワークへの安定した投資と運営は、EOSの今後を左右する重要なポイントになります。 EOS EVMによるイーサリアムとのブリッジの成功 既存のチェーン、特にDAppsのメジャーなネットワークであるイーサリアムにどう対峙するのかは、イオスにとって重要な選択です。 ENFは、イオスとイーサリアムの間での相互運用を実現するために、イーサリアム互換の仮想マシンであるEOS EVM(Ethereum Virtual Machine)を開発しています。2024年3月の時点ではβ版がすでに稼働中です。 これにより、イーサリアムネットワーク上で構築されたプロジェクトを イオスネットワーク上に展開できるようになります。 EOS EVMが定着し、イーサリアムとイオスの相互運用が進めば、高速・低コストのイオスネットワークを採用するプロジェクトが増えることが予想されます。 イオス($EOS)でおすすめの仮想通貨取引所 EOSを取引できるおすすめの仮想通貨取引所はBitgetです。 Bitgetはどんな仮想通貨取引所? 取り扱い通貨の種類が多い大手海外取引所 125倍までのハイレバレッジの取引ができる ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる しっかり日本語対応された使いやすいサイト ハウストークンBGBを使えばお得に取引可能 Bitgetは2018年創設の海外の仮想通貨取引所で、取り扱い通貨数は600種を超える豊富さとなっており仮想通貨に関する現物・先物などの取引サービスだけでなく、ステーキングなど、多様なサービスがBitgetに集約されています。 Bitgetの公式サイトはこちら イオス($EOS)に関するよくある質問 ここまでイオスネットワークの特徴や仮想通貨EOSの将来性について、解説しました。イオスのイメージがだいぶ明確になってきましたよね。 最後にイオスに関してよく出る質問にまとめて答えていきましょう。 イオス($EOS)に関するよくある質問 EOSを管理できるウォレットはありますか? イオスのロードマップは公開されていますか? イオスのブロックチェーンの状態を確認するには? EOSを管理できるウォレットはありますか? 仮想通貨を取引所に預けることなく自分の手元で管理する場合は、PCやスマホで使えるウオレットアプリが必要ですよね。 EOSを保管できるウオレットアプリは複数あります。 特におすすめなのはTrust WalletとMetaMaskです。PCでもスマホからでも利用でき、ユーザーが多く実績があります。 使い方に関する情報もネットで多く見つかるので、戸惑うことなく利用できますよ。 仮想通貨ウォレットを種類別に解説!おすすめ10選も紹介 イオスのロードマップは公開されていますか? EOSネットワーク財団は、イオスの開発に関するロードマップを公開しており、定期的に更新しています。2024年2月に更新されたロードマップを見てみましょう。 イオスのメインネットワークの開発では、現バージョンの100倍のパフォーマンスのコンセンサスアルゴリズムへの変更を含んだLeap 6への移行が佳境です。ハードフォークは2024年の7月31日に予定されています。 Mark your calendars for instant finality on #EOS! 🗓️⚡ 162 days until the hard fork to Leap 6 ⏰ https://t.co/qQRxfgZ821 pic.twitter.com/eQyF0gvzEq — Yves La Rose (@BigBeardSamurai) February 20, 2024 イオスのメインネットと並行してEOS EVMの開発も精力的に行われています。EOS EVMは現在βバージョンですが、2024年のQ2にはv1.0.0がリリースされる予定です。 またイオスとビットコインのネットワークとの連携に関する検討も始まっています。 EOSの開発チームの中には、ビットコイン用の EVM 互換ソリューションを構築するためのBTC L2 ワーキンググループが設置されており、ホワイトペーパーの作成も進んでいます。 The WP draft also goes into detail about how $RAM will play a role in the #EOS $BTC L2. exSat 🤔 https://t.co/ymsgvzQn3T pic.twitter.com/U0HsAZaQ7e — Yves La Rose (@BigBeardSamurai) February 27, 2024 イオスのブロックチェーンの状態を確認するには? イオスネットワークの状態や個別のトランザクションのステータスを確認するには、イオスのブロックエクスプローラーを活用しましょう。 おすすめなのはBlocks.ioとEOS Authorityの2つです。 どちらもイオスネットワークの状態やブロックプロデューサーの投票結果などを、リアルタイムで確認できます。 仮想通貨イオス($EOS)のまとめ 仮想通貨イオス($EOS)のまとめ DAppsのプラットフォームとしてローンチ当初は注目を浴びた コンセンサスアルゴリズにDPoSを採用し、高速・低コストを実現 低迷していたが、運営主体がEOSネットワーク財団に変わり巻き返し中 仮想通貨市場の活性化やイーサリアムとの相互運用の成功が今後のカギ 国内でEOSを取引できるのはBitTradeとBinance Japanの2社のみ この記事では、DAppsのプラットフォームであるイオスの特徴と将来性を解説しました。加えて、EOSを取引できる国内の仮想通貨取引所も紹介しています。 イオスは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決できるネットワークの最右翼として、ローンチ当初は注目を集めましたが、その後低迷を続けてきました。 2022年になって、プロジェクトを主導する運営主体が私企業からコミュニティ主導の非営利団体に変わり、前向きな投資やパートナーシップが目立つようになっており、今後に期待が持てます。 この記事を読んで興味が出たら、これからのイオスの動きにしっかりアンテナを張っておきましょう。
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